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こんばんは。
「熱闘甲子園」、今夜はスペシャルゲストにお越しいただきました。
ソチオリンピック銀メダリスト、スキージャンプの葛西紀明さんです!ようこそ「熱闘甲子園」へ。
今日はよろしくお願いします。
早速なんですが、葛西さんと甲子園というのはピンとこないところもあるんですけど、どんなご縁なんでしょうか。
僕の母校が東海大四なので、みんな頑張ってくれてますし、1回戦も勝ちましたので。
21年ぶりに東海大四が甲子園に来て、ごらんになりましたか?はい、ニュースで見ました。
携帯でもずっと気にしながら。
西嶋投手の超スローボールとかもごらんになられたんですか?見ました。
すごいですね。
勇気と根性。
すばらしいと思います。
そして今日は葛西さん、甲子園を観戦されて、今日4試合が行われました。
その第2試合、同じ北海道の武修館高校の試合がありました。
甲子園を見るのは初めてです。
どうですか。
プロ野球と違う熱い、応援も熱かったなと思いました。
甲子園ってすごく大きく見えるじゃないですか、後ろからだと。
でかいなという感じはありましたか。
札幌ドームやいろんな球場を見ましたが、甲子園も広いなと感じました。
今日は北海道の武修館も登場しましたし、何といっても「琉球のライアン」沖縄尚学の山城投手も活躍しました。
それではいきますか。
まずは沖縄尚学対作新学院の試合と、葛西さんもごらんになった八戸学院光星と武修館の試合、どうぞ。
この場所にこのフォームで帰ってきた。
沖縄尚学エース、山城大智。
メジャーリーグの奪三振王ノーラン・ライアンになぞらえ、ついたのは「琉球のライアン」。
しかし、ときに賛否を巻き起こすことも。
優勝候補として臨むセンバツ。
準々決勝で山城は先発するも、2回5失点でノックアウト。
フォームをかえたほうがいい、批判の声。
それでも…。
あれから毎晩たった1人重ねたシャドーピッチング。
人から何を言われようと、自分だけを信じた。
信念を貫き、たどり着いた夏初戦。
1回、作新学院3番、2年生の朝山。
入った、ホームラン!立ち上がり、一発を浴びる。
その裏、沖縄尚学3番、西平。
入った!追いついた沖縄尚学!2本のホームランが号砲となった。
1回にストレートを運ばれた山城。
それでも直球勝負で立ち向かう。
5回までわずか1安打。
8奪三振。
1点を勝ち越した沖縄尚学は、6回、2アウト2塁のピンチ。
打席には一発を浴びた、3番朝山。
カウントは3ボールノーストライク。
1塁はあいている。
今の1球でどちらに傾いたのか。
フルカウント。
ストライク!やられたからにはやり返す。
ほえた。
その裏、1アウト3塁と、作新学院朝山を攻め、4番安里。
前進守備、正面のゴロでもセーフになる、中村の走塁技術。
沖縄尚学のハイレベルな野球が甲子園を魅了する。
ここから山城の奪三振ショーが始まる。
スライダー、11個目。
三振、12!ストライク!4者連続、13個目。
4年連続の甲子園、作新学院打線を寄せつけない。
3対1のまま、9回2アウト。
朝山との4度目の対決。
首を振って選んだ127球目。
ストレート。
アウト!見事14奪三振、完投勝利です。
山城大智、夏の頂へと駆け上がる。
暑い甲子園から北へ1700キロ。
北海道、釧路。
ここは北北海道代表武修館高校高校の選手が生活する下宿です。
きりもりするのは、宮岡俊江さん、65歳。
宮岡さんには宝物があります。
それは下宿している野球部員からもらった感謝の手紙。
甲子園に旅立った直後に受け取りました。
ふだんは大勢でにぎやかな下宿。
でも、野球部が甲子園に行っている間は寂しい日々。
365日一緒に生活していた選手たちと離れて2週間。
宮岡さんは毎日選手との電話を欠かしません。
北の大地からやってきたナインにとっても、そしておばさんにとっても初めての甲子園。
1回、強豪八戸学院光星を相手に下宿生の榎森がファインプレー。
甲子園が沸く。
さらに…。
とりました、ファインプレー!攻撃では4回、盗塁とエラーを絡め、1アウト3塁。
ノーヒットで先制のチャンス。
バッターは3番、早坂。
武修館高校、ノーヒットで4回1点を先制。
躍動する子供たちの姿に、大喜び。
勝利まであと2イニング。
しかし徐々に試合の流れは八戸学院光星へ。
3塁セーフ!このプレーでノーアウト満塁のピンチへ。
心配そうに見守る視線の先には、下宿生でエースの徳橋。
逆転のホームイン!2対1!願いむなしく、この回4失点。
厚かった甲子園の壁。
それでもおばさんが支えてくれたからここに来ることができた。
だから、最後まで恩返しの全力プレー。
初めての甲子園、武修館の夏はすがすがしく終わりを告げた。
本当にありがとう。
よくやってくれた、ありがとう。
すごいうれしい。
実際に見て、どういうふうに見ていましたか?僕も寮生活が長かったんです。
寮のおばちゃんが料理をつくってくれたり、感謝してますし、それ以来ずっと会ってなくて、今でも会いたいなと思っているんです。
思い出す料理とかありますか。
厚焼き玉子、伝授してもらったんですよ。
今でもうまいですよ。
海外とかに行っても、玉子はありますよね。
つくって食べたりも。
やります。
後輩たちに食べさせて。
あとは試合、ごらんになって、いかがでしたか。
惜しかったですね。
途中までいい試合をしていて、負けたという悔しさもありますし、ここまで頑張ってきたという、みんなとの、仲間のきずなというのが、涙をそそったり、にこにこ笑っている野球の選手もいましたけどね。
プレー一つ一つを見ても、はつらつとして、すがすがしいなという感じを受けたんですが、いかがでしょうか。
釧路の高校ですけれども、非常に釧路って寒いところなんですね。
そんな寒い中で、暑さ対策とかもしていたと思うんですけど、すごい努力して頑張ってきて、負けましたけど、いい勝負をしたと思います。
実際に選手、見られたんですよね?勝ったチームと負けたチームと入ってくるところを見て、いい涙だなと思ってみてました。
葛西さんもスキージャンプって、団体競技で、メダルをとられたんですが、似ているところはありますか。
オリンピックも4年に1度しかなくて、その時その瞬間しかないんですけど、高校野球もそんな感じ。
野球の中のオリンピックみたいな感じで、照らし合わせて見ちゃいました。
非常に勝つのは難しいなと感じました。
葛西さんもいろんな苦労をされていると思うんですけど、負けた球児たちに贈る言葉があったらお願いします。
僕もほぼ負けて、負け試合のほうが多いんですが、負けたことによって、頑張るぞということや、忍耐力もつきましたし、社会人になって、それをバネにして生かしていくという事をやってきたので、そういう言葉を贈りたいなと思います。
ありがとうございます。
敗れた球児たちもこの言葉を支えにしてもらいたいですね。
この後も葛西さんにお話を伺います。
猛打を見せつけた打線に注目です。
強力敦賀気比打線が猛威を振るう。
1回、2アウト3塁で4番岡田。
入りました。
主砲の一発がその口火を切る。
続く2回には…。
8番、山本がセーフティーバント。
小技でも相手を揺さぶる。
さらに春日部共栄のミスをきっかけに、2回で既に6得点。
打線がとまらない。
大量リードに支えられた2年生エースの平沼。
抜群のコントロールで寄せつけない。
初戦で3安打完封勝利を飾った2年生エースが甲子園で躍動する。
三振!低めの変化球です。
6点リードの8回、3番浅井のタイムリーで追加点を奪うと、満塁で5番峯。
2試合連続の二桁得点。
敦賀気比の猛威はまだまだ続く。
富山商業、笑顔のエース森田駿哉。
切れ味鋭いスライダーを操り、甲子園1回戦、8奪三振の完封劇。
特に圧巻なのは、対左。
13人に対してノーヒット。
完璧に抑え込んだ。
強打が売りの関西打線は左バッターが7人。
その神通力は通じるか。
1回、1アウト2塁。
富山商業、バッターは3番、坂本。
49代表最後の出場校となった関西。
緊張からか、守備が乱れる。
富山商業がまず先制。
1点をもらった森田。
回を追うごとにスライダーの切れが増す。
勢いはとまらない。
左打者に対しての徹底したスライダー勝負。
8回を終えて、わずか2安打。
2試合連続完封勝利が見えてきた。
打席は2番の高橋。
土壇場、意地を見せる関西。
さらに…。
その時、笑顔が消えた。
代打、奥村に対して、その初球。
2塁ランナー、ホームへかえってきました!ついに甲子園で初失点を喫した森田。
9回2アウト、ランナー1塁。
あとアウト1つが重くのしかかる。
6番、平野。
つかんだ!ゲームセット!すばらしいプレーでゲームを締めくくりました。
まさに紙一重のプレー。
最後は仲間に助けられ、安堵の笑みがこぼれた。
葛西さん、今日はありがとうございました。
母校の東海大四が決勝に行ったときには、ぜひ戻ってきてくださいね。
2014/08/17(日) 23:25〜23:55
ABCテレビ1
熱闘甲子園[デ][字] 感動の夏
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詳細情報
対戦カード
大会第7日
第1試合 沖縄尚学(沖縄)VS作新学院(栃木)
第2試合 八戸学院光星(青森)VS武修館(北北海道)
第3試合 関西(岡山)VS富山商(富山)
第4試合 春日部共栄(埼玉)VS敦賀気比(福井)
今日の熱闘
メジャーリーグの名投手、ノーランライアンそっくりのフォームで投げる沖縄尚学のエース・山城大智投手。「琉球のライアン」と呼ばれる彼は甲子園出場が決まっても、喜びを露わにしませんでした。「全国制覇が目標なんで」とクールに話す山城は作新学院と対戦します!
熱闘甲子園とは
夏の甲子園は「熱闘」で!興奮の試合は、より熱く!
高校球児と支える人々のドラマに思わず涙が・・・。
ふだん野球をご覧にならない方にも、高校野球のすばらしい感動を伝える番組です。
出演者
【キャスター】
工藤公康
三上大樹(元高校球児、テレビ朝日アナウンサー)
山本雪乃(兄二人は球児、テレビ朝日アナウンサー)
【ナレーター】藤崎健一郎(朝日放送アナウンサー)
音楽
番組テーマソング「オモイダマ」
番組HP・制作
【番組HP】
http://asahi.co.jp/netto/
【制作】
朝日放送・テレビ朝日
おことわり
※この番組は放送休止および、放送内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
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スポーツ – 野球
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