ザ!鉄腕!DASH!! 2014.08.17

DASH島
急がれる水路の完成
しかしその作業は中断を余儀なくされていた
というのも
余った床板で組み始めた木の樋木樋
(松岡)これ?
(山口)あっいいよ。
井戸から舟屋まで450mに及ぶ水の道を作り始めたのだが
(城島)うん?まさか。
あぁ〜そっか。
森の中の井戸から…
材料にしていた床板の余りが底を突いていた
そこで達也は1人ある山あいの町へと向かった
あの辺そうかな?あれかな?たぶんあの辺だと思うけどね。
というのも赤松は樹脂つまり油が多く水中で腐りにくい木材
山口県の錦帯橋など常に水につかる橋の基礎にも使われ江戸時代のものが腐らずに残っていたことも
そこで達也は赤松の産地…
結構やってるね作業は。
両サイドに木が置いてある。
赤松を原木から加工しているこちらで譲っていただけるとのことだが
どれが赤松なんだろう?これが全部赤松なんですよ。
あぁこれ!この辺の材って何になるんですか?
岩手県は日本一の赤松産地
中でも久慈市は…
厳しい寒さと風や雪に耐え密度が高まった赤松は南部赤松と呼ばれる高級建材に
さらにこんな所にも
あっ。
えっホームベース?
(澤口さん)ホームベース。
土の中に入りますねこれ全部。
これ埋め込まれてて…。
(澤口さん)見えてるのはゴムだけなんですよ。
水をまくことが多い野球場
その湿ったグラウンドにホームベースを固定する土台にも赤松が20年以上前から使われている
これやっぱ土の中にいても水分があっても腐りづらい?へぇ〜。
(澤口さん)あの群馬の…。
群馬草津温泉のシンボル湯畑はDASH島の水路よりひと回り大きな木樋をつなげたもの
湧き出す源泉は木樋の緩い傾斜を流れる間に冷めて適温に
4年前樹齢170年直径1mほどの久慈の赤松を使い改築
その材料を準備した職人…
そこで
(澤口さん)はいそうですそれであれば…。
しかしあんなに苦しむことになろうとは
DASH島TOKIOは無人島を開拓できるか?
赤松。
赤松は…。
建物の材料だけでなく良質な炭にもなる
さらに
あっ聞いたことある。
あるでしょ。
この辺も採れるんですよマツタケが。
えっそんなに採れるんですか?
(澤口さん)仕事に来る前に。
マジで?
(澤口さん)1kgはハハハ。
あと数か月もすれば赤松の木の根元に秋の味覚の王様とも呼ばれるマツタケが
樹齢30年以上の木にしか生えないというがその理由は分かっていない
(澤口さん)そこにあるんですよ。
あぁ〜何かに使ってたやつかな?ふ〜ん。
6年前に解体された民家の材料50本ほどに雨よけのトタン板は掛けてあるが
この辺のカットの仕方とかどこに使ってたんだろう?うわ〜。
雪の多い地域に見られる急勾配のかやぶき屋根…
その名の由来手を合わせるように屋根を支える合掌という材木に見えるが
独特のカットですよね。
こういうカットの仕方しないもんね。
うわ〜。
カッコいいな〜。
とはいえ家を解体したもの
何ですか?これ。
あっ家の中の電気通してたんだ。
うわ〜。
こんな電線やクギなど古材にはかつての生活の跡が残っている
20cmぐらいで取れればいいですよね。
全部1枚最後。
これめっちゃいいよこの辺とか。
(澤口さん)サイズはいいんだけど。
中どうだろう?
生きてさえいればかなりの板が取れるはず
…と!
(鈍い音)
(鈍い音)うわ〜全然鳴りが。
(高い音)ほら。
(高い音)
(高い音)
木が生きていれば…
全然鳴りが。
(高い音)
硬く高い音が
(高い音)
腐っていれば重く鈍い音が
(鈍い音)
このひと山からどれほどの板が取れるのか
さらにこんな古材置き場がもう1か所あるという
これ何ですか?この畑。
デントコーンっていって牛に食わせるやつですね。
デッカいやつですよね。
デッカいやつです。
えっ!大丈夫ですか?大丈夫ですいません。
何かあったらガッて行きますから。
イメージトレーニングしとかないと。
ガッと来てガッて!だぁ〜!って投げる。
…とその先に
あった。
これも廃材なんですね。
(澤口さん)そうですね。
同じくかやぶき屋根の家を解体したもの
細く短い材が多いがその中に
うわこれも立派な木が。
太さ24cm長さおよそ4mの赤松の梁
雨ざらしだが生きているのか?
(高い音)あっ!
(高い音)締まってますいい感じだ。
あぁ重てぇ!
(澤口さん)重いですよ。
うわそんな取れないですね。
(澤口さん)取れないですね。
さらに見つけた
あっ何これ!面白い。
(高い音)あっこれもしっかりしてる。
(高い音)
S字形に曲がった材木
状態は悪くなさそうだが
恐らく使われていた向きはこう
カッコいい!これ何ですか?こういう使い方してるんですねおしゃれですね。
50〜60年前は曲がった木をよく使っていた
切り方というよりもこういう曲がった木だったんですね。
(澤口さん)探してこういうふうに。
この曲がりがうまく利用できたらいいなだとしたら。
しかし
今のところだってこれ…。
行かないですね。
全く足りてないですね。
そこで
お家新しいですね。
あぁ〜あれか。
結構な量ですね。
(澤口さん)こんにちは。
こんにちは。
(澤口さん)材料見せて。
よろしいですか?ちょっと見せていただいても。
解体した苅間沢さん宅は築52年
改築の際にたくさんの赤松の古材が出た
ビニールシートを掛けて保管していたものを譲っていただけるとのことなのだが
あっ立派。
立派ですね。
さらに
あっこれやったやつ。
(澤口さん)そう。
これ継いでパコってはめて動かなくする。
これも舟屋の梁に使った技術
材木を強度を落とさず継ぎ足す方法
複雑な加工がかみ合い斜めの面が合わされば上下にも左右にも動かない強い継ぎ手
達也が身に付けた技術が岩手・久慈でも
えっ!手作業だもんほらこの辺のちょっと肌がささくれ立ってるのがさ。
木の目があるからこういうふうになる。
ここにこうやってはめるとさ絶対動かない。
これ全部赤松ですか?
(澤口さん)赤松ですね。
うわすげぇな。
(高い音)全然何の問題もない。
(高い音)ほら。
いやしっかりしてるわ。
(澤口さん)これは使えます。
これ使えますね。
さらに
これも本当赤松って感じするねこの辺の肌の色が。
家の土台に使われていたようだが
(高い音)あっ!
(高い音)これ最高ですねほら。
(高い音)この木の締まり方最高だね。
…と!
(澤口さん)分かります?それ。
これ何に使ってたの?これ何ですか?これ何に使ってたの?あっ!これ分かった。
囲炉裏とかですか?あったんですか?囲炉裏が。
(苅間沢さん)昔は全部の部屋に。
それぞれあって。
いいですね。
囲炉裏は古くから暖を取り煮炊きをするだけでなく人々のだんらんの場となって来た
はいじゃあいただきます。
(一同)いただきます。
そのぬくもりは福島DASH村でも
今は夏だからあれだけど…。
つまり舟屋の2階にみんなが集まる場所を
すると
(苅間沢さん)囲炉裏は…。
えっえっちょっと見てもいいですか?どうぞどうぞ。
うわ〜これが道具部屋?この辺とかもすごいね。
うわ〜これも全部手作業でしょねぇ。
年間を通して室温の変化が少ない蔵の中には
これもカッコいいっすね収納棚。
こうやってね梅漬けたりとかして。
咳に効くという…
胃腸にいいといわれる…
薬代わりの…
蔵なら食料の保存も利く
道具のフックもさ木をうまく使ってんのよ。
…で土壁。
練り込んであるのワラですか?
(苅間沢さん)そうです。
ねぇこれつなぎとしてさしっかり砂が締まるわけよ。
いや〜。
いや昔の人は本当骨が折れるね。
…と
今すげぇ魅力的なものが。
すげぇもの発見したぞ俺。
これ俺が前言ってたやつだよ。
これ。
ほら。
ハンドルを動かせば圧力で水を吸い上げる…
大正時代に作られ昭和40年代…
苅間沢さんも50年ほど使った年季もの
すごいねこれクイズみたいになってる。
何これ。
木製で両側にフックらしきものが付いているが
「ごくらくくびき…」。
…と来れば
こうやって。
これ何か運ぶでしょこれ絶対。
ではなく牛車などを引くため牛の首の上に
DASH島に牛はいないが
これで分散するからね力が。
あと体に寄せて引っ張って行くから。
なるほど。
力がほとんど…。
あっこれ楽かも。
誰に引かせよう。
そういえばDASH島で水を運ぶあの男が
う〜んいいね。
すごいぞヤバい!ヤバいの出て来た!これヤバくない?これ何?これ…。
これは…。
うわ!
重さ5kg刃渡り60cmにもなるノコギリのようだが
はい。
昭和30年代機械ができるまで製材はこの前挽大鋸で
さらに
これ何?うわ何これすげぇカッケェ。
これも丸太の表面を削り角材にするのに使った…
さらに
何だろうこれ。
絶対こうやるやつだよね。
こうやってその都度掛ける場所を替えるんだよね。
…とひらめいた
こういうことじゃん。
そうです。
あぁ〜村のやつは竹でやってたな。
これは福島DASH村でも作った囲炉裏に欠かせない…
鍋や鉄瓶を掛け高さを変えることで火加減を調節できた
これ舟屋すげぇカッコよくなるよ。
生活感というか人が住んでますよっていう空気になるのはこういう道具があることだよ。
こうして頂いた使われなくなった9つの道具
無人島の開拓に役立てねば
そして3か所で頂いた赤松の古材70本も役立てねば
再び製材所へ
ここで材木を板材に加工して行く
はいありがとうございます。
(澤口さん)はいよ。
(澤口さん)OK。
おっし!挽く前にクギとかこういうカネが入ってる金物があるからぶん抜かなきゃならないんです。
なるほど。
中のやつも抜く。
こういうので。
めっちゃいいやつじゃないですか。
わずか260g液晶ディスプレー付きの最新式
一方
俺今日持って来たんですよね。
何?知ってたの?これ。
あら。
7万円するんですよ。
本当?それハハハ!
これを達也に託してくれたのは愛知の木の師匠
その愛情から教えてくれた
これ分かる?この難しさ。
これ分かるかな。
(加藤さん)あのね皆さん…。
ハハハハ!これを味わってほしい木の素晴らしさを。
社長木目について飲みながらひと晩行きましょうよひと晩。
師匠は仕事もちゃんと教えてくれた
切った時にパ〜ンってなったりするんですよね。
そうそうそうこれ高いんですよ7万円ですよ。
ハハハハ!
…とわざわざ書いた愛用品
落下などの衝撃に強いアルミ合金製だが
あれ?見た目がだいぶ違いますね。
えぇ〜?
違うのは見た目だけじゃない
じゃあ行くよ。
(ブザー)おぉ発見発見これ。
(ブザー)
一方
これはこのままでこう。
近くなるとオレンジになって赤になってブザーが鳴るんです。
あっ色で?色と音で?うん。
ハイテクだな。
めっちゃいいやつじゃないですか。
(ブザー)安いですよこれ。
いくらぐらいですか?はぁ〜!7万円だよこれ。
社長どういうことですかこれ。
社長!これ借りて来たのに。
しかし達也は使い慣れた7万円で
(ブザー)あぁこれ入ってるなここ。
(ブザー)いっぱい入ってるんですよね。
こういうのどう取ったらいいんですかね。
すると
ちょっと手前から。
おぉ〜。
これいましたね。
力技だ。
あっ取れたう〜わカッコいいそういうとこですよね。
(笑い)
電線を支える陶器の絶縁体碍子はネジで留めてある
50年ものの赤松生きているのか?
はい…は〜い。
あっもうここでやっちゃうんだ。
この帯ノコ式製材機で縦割りすればDASH島の水路と同じ厚さ3cmの板に
では
削れてる部分もあるからなこういう所が。
この分ね。
切り出す幅を設定し材木をセット
すると
おぉすげぇなあのギザギザのやつ。
ローラーで横から強く押さえ付けながら切れば板の厚さは寸分たがわず均一に
はい行きます。
ワ〜オ。
ワオワオ行った行った!おぉ〜。
うわうわ〜!
中の状態は?
ワ〜オ!
50年ものの赤松生きているのか?
ワオワオ行った行った!ほら来た〜。
ワ〜オ!奇麗奇麗。
(澤口さん)いいじゃん使えるよ。
大丈夫。
これでもこういう向きで使えばここまで水の高さ来ないからこれこういう向きで使えるよこの向きで。
あぁいいじゃん素晴らしい。
同じように3cmの厚さに切り出して行くと…
4枚の板が取れた
しかし
あぁゆがんで…こういう感じでゆがんでる。
分かるかな?本当微妙なんだけど。
この側面の曲がり水路に使うと水漏れの恐れが
こうなってますよね。
つまり切り落とす部分は最小限に
職人の腕が試される
目がマジだもんね。
担当は名は鉄也だが木にもこだわる中下さん
木材を見る目が違うよ真剣な表情。
刃の入れ方ひとつで木をどれだけ生かせるか全てが決まる
目がマジ。
(澤口さん)どう?おぉ〜真っすぐ。
おぉ〜いいね。
これ結構長いね。
5m50cm。
5m50cmあぁ十分十分。
板は1枚でも多く欲しい
野ざらしだった赤松の古材も生きているのか?
開けるよ。
ほっ。
(澤口さん)うわ〜。
相当水が…あぁここも腐ってるね。
しかも
もう根っこが進入できるぐらい軟らかくなってるから。
これはもうダメだね。
ならば
(高い音)締まってます。
築60年の古民家を解体したこっちはどうか?
うわ〜これほら手作業完全手作業。
(澤口さん)うわ〜微妙だね。
どうですか?だいぶ水吸ってますね。
場所さえ選べば確かに
とはいえ頂いた古材はこれだけの量
製材は一日がかりに
それを乗り切るため…
休憩所。
汚い所ですが。
いいっすね〜。
山の男達が英気を養うここで腹ごしらえを
いいじゃないですか何か雰囲気。
こんにちは〜何だ?えぇ〜?えっえっ何ですか?
まめぶ汁は久慈地方の伝統料理
冠婚葬祭には欠かせない
(笑い)
豆は入っていないが片栗粉でとろみをつけた具だくさん
あの朝ドラに登場し一気に全国区に
じゃあいただきます。
(澤口さん)どうぞ。
いただきます。
う〜まい。
あっ甘いんですねほんのりね。
その玉っころ何ですか?
(女性)これがまめぶっていうんです。
へぇ〜。
(女性)小麦粉で…。
あっいわゆる団子みたいな?
(女性)そうそうそう。
へぇ〜そうなんだ。
うんこりこりしてる。
う〜んクルミの食感最高。
外側がもちもちしててクルミがほくほくしてる。
うまい!
久慈の味で力蓄え残る古材を水路の板によみがえらせる
行くよ〜。
野ざらしにされて来た赤松一本一本癖を見ながら
古材は全部で70本
そして作業開始から3時間
ありがとうございます。
結構な量ですね!これだけあれば…。
結構行けると思いますよ。
はいありがたい。
長さ形はばらばらだが使える場所を選んだ板210枚
これで何mぐらいつなげるんだろうな。
そしてその数日後
しかしひと筋縄では行かなかった
真夏の森の中での作業生い茂る木々で風も全く通らず
しかも
おぉ〜。
あっ。
当たったな。
あぁこの木は。
さらに
かなり低ぅなったねこれえっ。
完全ぶつかるでこれ。
しかし
続いては
あぁ〜。
(麺をすする音)う〜ん!何ですか?これ。
旨味とこれコクと…。
ほのかな甘味と酸味もあって。
(石山さん)そうですねはい。
こんなに違うんですか?
(石山さん)違うんですよ。
それは今や…
日本が世界に誇る…
…をスープに
TOKIOがこの…
日本各地のうまいものをぎゅっと詰めたら世界一のラーメンができるはず
(石山さん)お待ちどおさまです醤油らあめんです。
醤油らあめんありがとうございます。
うわ〜おいしそううわうわうわうわうわ。
チャーシューとメンマとネギとノリと。
(麺をすする音)うん!これむちゃくちゃうまい。
ヤバい。
(石山さん)ありがとうございます。
これおいしい。
ありがとうございます。
うん!
城島は静岡県沼津
行列のできる人気店…
その最大の特徴は…
あぁ〜やさしい味やけど深い醤油のこのスープ。
ダシ何やこれ。
(麺をすする音)うん?でも上品ですね基本…。
はい。
不思議何でこんな味になんの?ベースとなってる味は…。
これ…。
これ何節になるんですか?
城島これまで鰹節は自らの手で作り何度も最高の味を体験して来た
おいしいこれ。
でも…
普通鰹節って何かこう香りがふわ〜っという感じですけど何かパンチもあるし味もすっごいおいしいし。
うわおいしい。
(石山さん)ありがとうございます。
何やこれえっ。
鰹節で西伊豆の手火山。
(石山さん)はい。
その言葉には覚えがあった
それは5年前ソーラーカー日本一周で西伊豆を訪れた時お邪魔した明治時代から続く鰹節店
一般的に鰹をいぶす方法は…
大きな建物全体をいぶし窯にする方法だが…
鰹節のすぐ真下に火
旨味が凝縮されるが大量生産できないために今では…
最もおいしい節の作り方といわれ通常の鰹節より高値が付くことが多い
そしてこの手火山式の鰹節は
うん!
(石山さん)うれしいですね。
来ました『春よ恋』こんなおいしいんですか?
それは
(長瀬)いや〜楽しみだこれどうなるか。
TOKIOが福島の大地に種をまき今もすくすくと育ち続ける日本が世界に誇る…
そんな最高の小麦で作った麺と手火山式の鰹節の相性に…
僕…。
(石山さん)本当ですか。
ありがとうございます。
むちゃくちゃうまいですね。
めちゃくちゃうれしいですね。
僕個人的に好きなお店あったけどうわこれ1位や。
(石山さん)いやうれしいですね。
城島に人生1位と言わしめた1杯
ご主人石山さんは…
…を繰り返して来たという
(石山さん)これに替えて。
見せてもらってもよろしいですかこれがまずそうですか。
こんなに違うんですか。
(石山さん)違うんですよ。
ひと目見れば分かる
その違いは色
さらに同じ時間同じ量で煮出して分かるその違い
本当に色違いますね。
(石山さん)はい。
これだけ差があるんですよ。
うん?うん上品な鰹のおダシの。
いただきます。
うんおいしい。
和食のおダシにも最高なすっごい品のある。
こっちは手火山。
うん?香りが全然違います。
(石山さん)全然違いますね。
えっ突き抜けるぐらい香りが強いですね。
おぉ〜!旨味とこれコクと…何だ?これ。
ほのかな甘味と酸味もあって。
(石山さん)そうですねはい。
複雑な味ですね。
何ですか?これ。
こんなに違うんですか?違うんですよ。
これはおいしいな。
そのパンチ力が城島人生1位の味を作っていた
ならばこれを通常使われる…
ダブルで行くとちょっとどうかなって一瞬…。
それは興味ありますね僕も。
あります?
(石山さん)はい。
ソウダガツオはホンガツオの5分の1ほどの大きさ
…といわれるほどインパクトのある強い旨味が特徴
実は城島…
おぉ〜おぉソウダガツオ。
やった釣れた釣れた。
最高のソウダガツオに出会っていた
ならばソウダガツオで手火山式の節を作ったらより旨味と香りの詰まった究極のダシができるのでは
来たよ〜うん。
5年ぶりの西伊豆
ご主人に…
そうですよね。
そのパンチの強さでラーメンのスープには適しているが和食に使うにはコクが強過ぎるソウダガツオ
ホンガツオの節に比べて需要が少なく生産中止となっていた
だが城島の願いに
はいお願いします。
(芹沢さん)ここを切って…。
ホンガツオより小さいソウダガツオ
さばき方にも違いが
これあの向こうは…。
これ開かなくていいんですか?
(芹沢さん)そうですね。
(芹沢さん)丸のままで大丈夫ですこっちは大っきいんで煮込む時にすごい時間がかかる。
あぁ〜なるほど。
続いては煮込み
お邪魔して。
三枚におろされたホンガツオの脇に骨も入った丸のままのソウダガツオを50年以上使われて来た…
お湯の温度は80℃〜90℃
そこにフタを。
崩れないようにここでちょっと軽くフタをして。
ゆでること1時間
どうかな〜ええ香りしてるわもうすでに。
(芹沢さん)よいしょ。
あぁ〜。
(芹沢さん)これがソウダガツオです。
こういう形で。
はい。
ゆでるとかなり小さくなりますけど。
何かちょっと小ぶりになった感じするな。
(芹沢さん)そうですねゆでるとやっぱり小さくなります。
あぁいい香りする。
あぁ〜もうこのまま行けそうな感じする。
普通においしそう。
ソウダガツオの場合はこうして1度煮た後に骨を取り出す
(芹沢さん)奇麗に割れると思います。
あぁ割れたはい。
肉ぼこって取れたらアウトやな。
慎重に。
はい取れました。
さらに
小さいですね。
(芹沢さん)骨を探すのも大変かもしれないでしょうね。
この…。
普通の鰹だとこんな細くないですもんね。
(芹沢さん)これが大体鰹の骨ですよねこんな…。
こんな大きさですからね。
全然違いますもん。
だが小さくともいぶす時に骨があると身が変形して均一に乾燥できなくなることも
細心の注意を払う
そしていよいよ手火山式でのいぶし
火をおこす
使う木は地元伊豆のクヌギやナラ
そしてサクラ
抜群の火力はもちろん香り付けの効果も
熱っ熱い熱い熱い。
うわ〜まともに熱気が昇って来るから。
熱い熱い熱い熱い。
噴き上げる熱気は90℃以上
だがこの熱さが鰹の旨味を凝縮してくれる
そして
じゃあこれここに置いてはい。
乾かせるということですね焙乾。
よいしょうわ。
火からの距離およそ2m
そして…
TOKIOが鹿児島・枕崎で学んだ鰹節作りでは密閉された建物の中煙が充満していた
一方手火山式は…
…が!
その代わり…。
さらにこんな手間も
入れ替えて行くんですかはぁ〜。
火が近いため鰹節が燃えてしまわないよう…
入れ替えついに。
つきっきりです。
しかも熱風が吹き付ける過酷な作業
しかしそれは全て…
よいしょ。
もう少し。
あぁ…。
そしていぶすこと4時間
あぁちょっと変わりました。
色が変わったら…
こうすることで乾燥がより進むという
よいしょ。
そして職人芹沢さんにご協力いただきこの作業を繰り返すこと2週間
この日城島はマラソン練習前
お疲れさまです。
できました?これですか。
うわうわうわうわ…。
あっ小っちゃなった。
うわ〜。
ええ香り。
これが西伊豆でおよそ40年ぶりに作られた…
だがまだこれで完成ではない
仕上げは…
枕崎では専用の削る機械を使った城島だが手作業で
丁寧に表面にこびりついた油成分タールを落とす
こんなもんか。
よいしょ。
よし。
こんな感じかな。
手火山式のソウダ節
一方
(麺をすする音)
(国分)うまい!うんめぇ!・そうですね・
(国分)おいしいこれ。
太一日本が…
出会う!
うま〜い!うまい!本当だ。
次週
(長瀬)すいません急にお邪魔して。
一方
ゴミゼロですか!?2014/08/17(日) 19:00〜19:58
読売テレビ1
ザ!鉄腕!DASH!![字][デ]

世界一うまいラーメンつくれるか〜高知県で手に入れたソウダガツオを使い、城島が鰹節作りに挑む▽DASH島〜水路に適した水に強い材木を求めて、達也が岩手県久慈市へ

詳細情報
番組内容
世界一うまいラーメンつくれるか〜高知県で手に入れたソウダガツオを使って、今や幻と言われる古の技術を駆使し、城島が鰹節作りに挑む!向かったのは、静岡県西伊豆。創業1882年の鰹節作りのプロの元へ!▽DASH島〜水路に適した水に強い材木を求めて、達也が岩手県久慈市へ。あの“草津温泉の湯畑”の木樋を加工・納品したという木樋のプロの元を訪れる。果たして、DASH島の水路に適した材木は見つかるのか!?
出演者
TOKIO(城島茂、山口達也、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也)

ジャンル :
バラエティ – その他
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
バラエティ – 旅バラエティ

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ステレオ
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