こんばんは。
6時になりました。
ニュースをお伝えします。
前線の影響で、西日本と東日本を中心に、大気の状態が不安定になり、東海や近畿では、局地的に激しい雨が降っています。
東海、北陸と近畿では、これまでの雨で地盤が緩んでいる所があり、気象庁は土砂災害などに警戒を呼びかけています。
気象庁によりますと、本州付近に延びる前線に湿った空気が流れ込んでいるため、西日本と東日本を中心に、大気の状態が不安定になっています。
国土交通省が、岐阜県関市に設置した雨量計では、午後5時までの1時間に、54ミリの非常に激しい雨を観測しました。
また午後5時までの1時間には、滋賀県高島市今津で、33ミリの激しい雨を観測しました。
岐阜県高山市ではきょう昼過ぎまでの48時間に降った雨の量が300ミリを超え、統計を始めてから最も多く、平年の8月1か月分の2倍近くに相当する雨量となっています。
きょう未明から明け方にかけては近畿で一時、猛烈な雨が降り、京都府福知山市では、けさまでの24時間の雨量が300ミリを超えて、気象庁が統計を取り始めてから最も多くなっています。
岐阜県と京都府、石川県、それに富山県では、土砂災害の危険性が非常に高くなっている地域があります。
西日本と東日本を中心に、今夜遅くにかけて、大気の不安定な状態が続き、局地的には1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するとともに、落雷や竜巻などの突風にも十分注意するよう呼びかけています。
各地で被害が出ています。
国土交通省の雨量計で、けさ6時までの24時間に、400ミリを超える雨を観測した兵庫県丹波市では、裏山が崩れて住宅が押し潰されました。
この家に住んでいた70代の夫婦が下敷きになり、妻は助け出されましたが、夫は死亡しました。
また丹波市では、JR福知山線の線路の土台となる土が流され、線路が宙に浮いた状態になりました。
福知山線は一部の区間で運転ができなくなっていて、復旧には数日かかる見通しです。
京都府福知山市では、中心市街地の広い範囲で道路が冠水しました。
腰の高さまで水につかった所もあり、100棟以上の住宅で、床上や床下の浸水被害が出ました。
近畿地方では、福知山市や兵庫県丹波市の合わせて9万3000人余りに避難勧告が出ています。
石川県でも被害が出ています。
羽咋市では午後0時20分ごろ、大雨で住宅の裏山が崩れて、1人暮らしをしていた74歳の女性が土砂に埋もれているのが見つかり、死亡が確認されました。
羽咋市では午前5時50分までの24時間の雨量が216.5ミリと、観測史上最大になっていました。
さらに岐阜県高山市では、2つの川の水があふれ、消防によりますと、住宅1棟の床上が水につかったほか、住宅9棟の床下が水につかったということです。
また別の川では、2つの橋が流されたということです。
岐阜県内では高山市と岐阜市、それに飛騨市と下呂市の合わせておよそ1万世帯2万7000人余りに避難勧告が出ています。
岐阜県高山市の北アルプスで、雨で増水した沢に流され、行方が分からなくなっている、登山者3人のうちの2人と見られる人が、沢の下流で見つかりましたが、大雨の影響で救助活動の打ち切りを余儀なくされました。
あす朝から救助や捜索を再開することにしています。
岐阜県高山市の北アルプスでは、広島県から訪れた60代の男性2人と、福井県から訪れた50代の女性の合わせて3人が、きのう、槍ヶ岳から下山中に、雨で増水した沢を渡ろうとして流されたということです。
警察はけさから捜索を行い、沢の下流で3人のうち2人と見られる人を見つけましたが、呼びかけには応えないということです。
沢の水が減ったところで救助活動を行うことにしていましたが、現場付近は大雨になっていて、警察は午後3時に、救助や捜索を打ち切り、あす朝から再開することにしています。
一方、富山県にある、北アルプスの赤木沢に登ったまま、おとといから行方が分からなくなっていた、京都市の60代の2人は、沢の周辺で見つかり、救助されました。
警察によりますと、2人ともけがはないということで、近くの山小屋に搬送され、あす、自力で下山するということです。
アメリカ中西部ミズーリ州で、黒人の少年が警察官に射殺されてから1週間になるのに合わせて、16日、住民たちが追悼集会を開きました。
18歳の黒人の少年が射殺された現場で開かれた追悼集会。
住民らおよそ300人のほか、アメリカを代表する牧師で、人権活動家としても知られる、ジェシー・ジャクソン師も参加しました。
今回の事件に対しては、無抵抗の少年が射殺され、黒人に対する人種差別だなどと、抗議の声が上がっています。
一方、現地では警察への抗議デモに乗じて、一部の住民が商店に押し入り、商品を略奪したため、ミズーリ州の知事は非常事態を宣言。
午前0時から午前5時まで外出を禁止する措置が取られていますが、17日にはこれに従わなかったとして、7人が拘束されたほか、何者かが銃を発砲し、1人が大けがをするなど、緊迫した場面もあり、少年の射殺を巡る反発と混乱は、依然として続いています。
20世紀を代表する哲学者の一人、ハイデガーの研究で知られる哲学者で、中央大学名誉教授の木田元さんが、肺炎のため千葉県内の病院で亡くなりました。
85歳でした。
木田元さんは昭和3年に新潟市で生まれ、終戦後、山形県の農林専門学校に在籍中、ドストエフスキーの小説などに触れて、哲学を志しました。
東北大学で哲学を学んだあと、中央大学の教授を長く務めました。
20世紀を代表する哲学者の一人、ドイツのハイデガーの日本における研究の第一人者として知られ、ハイデガーの難解な著作を読み解き、独自の理論を展開するなど、日本の哲学研究に大きな影響を与えました。
木田さんは去年12月ごろから体調を崩し、自宅で療養していましたが、先月、症状が悪化して千葉県内の病院に入院し、きのう、肺炎のため亡くなったということです。
夏の全国高校野球、第2試合は終盤、エースのバッティングが逆転のきっかけとなりました。
武修館は4回、1アウト3塁で3番早坂。
マウンドはエースの中川。
バットに当てればなんとかなると信じて振りました。
エラーで出たランナーが犠牲フライでかえり、ノーヒットで先制します。
追う八戸学院光星は1点を追う8回、先頭のエース、中川。
なんとか追いつきたいと、変化球を狙いました。
このヒットが反撃のきっかけとなります。
このあと満塁で、3番の森山。
必ず決めてやるという当たりが、逆転の2点タイムリー。
八戸学院光星が3回戦進出です。
2014/08/17(日) 18:00〜18:10
NHK総合1・神戸
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ニュース/報道 – 定時・総合
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