第96回全国高校野球選手権大会[SS] 第7日 第1試合 第2試合 2014.08.17

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甲子園上空は青空です。
大会7日目、第1試合昨日の雨からは一転、非常にいいこれから第1試合が始まります。
沖縄尚学対作新学院です。
関西学院高等部監督広岡正信さんのお話でお送りしていきます。
まずは注目の山城大智がマウンドに上がりました。
この足を高く上げる投げ方、琉球のライアンとも呼ばれています。
この夏もこの甲子園に戻ってきました。
沖縄尚学は4季連続の甲子園です。
今日はいい天気の中でゲームが始まってよかったなという印象ですね。
いいコンディションですね。
上空は晴れています。
こちらが山城投手の沖縄大会での投球内容になっています。
決勝は糸満高校相手に完投しました。
この甲子園近辺も昨日の夜遅くまでは非常に雨が降っていたんですが、それが感じられない。
本当によく整備されていますね。
大会7日目、第1試合です。
山城大智、3年生夏の1球目。
添田がバッターボックスに入りました。
朝の取材が6時半からだったんですが、絶好調ですという言葉を残してくれました、山城投手。
ショートストップ、砂川です。
ごらんのフォームです。
特徴的ですよね。
躍動感あふれるいいピッチングですね。
2番バッターは2年生吉沢優真。
足を上げて、やっぱりしっかり体重を乗せる、勢いをつけるためにと考えていたら、自然に足が上がるようになったと話しています。
経験は十分です。
春のセンバツはベスト8。
去年も背番号12をつけてマウンドに上がっています。
作新学院は4年連続の夏の甲子園。
激戦栃木を制して、また、今年もやってきました。
141キロ、今日の最速が出ています。
躍動感あふれるフォームです。
真っすぐを軸に、そして外のスライダーには自信がありますと話しています山城大智です。
3年生。
立ち上がりの印象はいかがですか。
最初にボールが2つ続きましたけど、いいコースに決まっていると思います。
なれているとは言え、最後の夏の初戦です。
ボール。
コントロール気持ちのコントロール、ボールです。
変化球では、このボールに自信があると本人が言っていましたね。
175センチ、75キロ。
作新学院のほうも4年連続の甲子園です。
去年のメンバーも複数残っています。
バッター吉沢は現在2年生。
去年も1年生としてベンチ入り。
外、外でずっといってましたが。
高さがいいですね。
ここからずっと沈み込んで、キャッチャーミットをにらみつけて、しなやかに投げていきます。
3番バッター朝山です。
作新は1番から3番まで2年生。
朝山広憲。
入った。
ホームラン。
山城のボールを捉えました。
作新学院3番バッター、朝山広憲。
朝の空気の甲子園。
一気にボルテージが上がった。
一発をバックスクリーンの右へたたき込んでいきました。
ストレートでしたね、全く力負けしませんでしたね。
本当に深いところに振りこみましたね。
作新学院がホームランで先制。
この朝山選手は、リリーフピッチャーとしてマウンドにも上がるんですが、本当に朝の目覚めの一発というところなんですけれども、物すごい打球でしたね。
風の影響は、全然関係ありませんでしたね。
甲子園、右から左に風は吹いています。
お父さんはPL優勝のときの5番ショート、息子さんは甲子園でホームラン。
山城がいい立ち上がりだと思ったんですが。
びっくりしたと思いますね。
4番の田中を迎えています。
カウントをとりに来るボールをしっかりと振ったんですね。
今度はレフトです、4年連続の甲子園です。
小針監督は、31歳にして、春夏10勝を上げています。
古豪を見事に復活させたというこの小針監督。
4年連続というのはすばらしいですよね。
特に積極的な野球がすばらしいですね。
小針監督としては、2009年は作新学院としては31年ぶりだったんですね。
藤沼がマウンドに上がりました。
1点を追う展開です。
赤嶺謙から、始まりました。
お兄さんです。
センター、キャプテン中村がとりました。
1ボールからの2球目でした。
サウスポーの藤沼。
カーブ、チェンジアップ、スライダー、一番自信があるのはチェンジアップと話しています。
2番、背番号13番です。
中村。
新チームになって、去年の秋は、明治神宮大会で優勝しました。
春のセンバツはベスト8です。
レフトの朝山のホームラン、この朝山はリリーフピッチャーでもあります。
1点は取られてはいますが、沖縄尚学も打力は自信があるでしょうから。
総合力が高いですからね。
クリーンナップです。
3番バッター西平大樹です。
秋の神宮大会では日本文理に対して、負けていたんですが、そこから9点得点を上げて勝利しました。
1塁側アルプスは満員です。
入った。
3番バッターが打ち返した。
西平もホームラン、追いついた沖縄尚学。
3番バッターのホームランの応酬。
西平。
ライナー性でポール際へ。
やはり沖縄尚学もバットのスイングは速い。
そして伸びる。
ライナーですから、風は全く関係ありません。
ナイスバッティングです。
低い弾道でそのまま行きました。
4番バッター安里です。
2アウトランナーなしからの3番の一発というのがね。
ホームランを打った朝山。
何か期待どおりのおもしろいゲームになりそうです。
単純な真っすぐだけでは通用しませんね。
追いついた沖縄尚学です。
同点に追いついて2回のマウンドに上がりました山城です。
この回は5番センター、キャプテンの中村幸一郎から。
スライダーで空振りをとりました。
春と比べて精神的な成長を自分で感じていますと語っていました。
外真っすぐ、三振。
ホームランを打たれた山城投手ですが、しかしいいボールがありますね。
球種といい、コントロールといい、いいですね。
ずばっと来ました。
ストレート。
作新学院は、9人中5人が左バッターです。
赤木、ここまでの25球のおよそ6割がストレート、3割がスライダー、1割がツーシーム。
バランスのとれた球種の使い方をしてますね。
すうっとそこに沈んでいくようなボールでした。
左バッターからすると、外に逃げていく感じがあります。
効果的ですね。
山城、伊良部のバッテリー。
これも同じようなボールです。
空振り三振、142。
連続三振。
2アウトから出塁しました。
7番の佐藤、ショートのエラーが記録されています。
作新学院が、かなり機動力というのも持っているチームです。
栃木大会は23盗塁。
バッターは8番横尾。
当然足を上げる山城投手ですが、もちろんランナーがいるときは足を上げません。
小針監督が言っていましたが、クイックも速いということです。
この辺もさすがというマウンドさばきですね。
上手ですね。
ランナーを出してからの勝負であろうということを、山城は言っていました。
ここは速いタイミング。
リードは大きめ。
1塁ランナーは佐藤。
じっくりランナーを見て、セットに入ります。
バッターはキャッチャーの横尾です。
1ボール1ストライク。
細かいことを山城投手がやってますね。
間合いが違いますね。
それでいてきっちりとストライクをほうると。
レベルが高いピッチャーですね。
追い込んでいます。
いいコース。
なかなかおもしろい駆け引きですね。
2アウトですから、盗塁というのはセオリーなんですけれども、これだけ警戒されますと、今後の作戦に影響しますから、昨日はかなり雨の中でコンディションが心配されましたが、改めて今日の晴れたグラウンドはいかがですか。
両投手の立ち上がり、無難に1番2番抑えましたけども、3番の好打者にお互いに見事なバッティングで、互角の戦いですね。
すばらしいゲームですね。
大会7日目です。
今日で49代表が全て出そろう形なんですが。
今日のこの両チームも待ちわびた初戦です。
甲子園に入ってからかなり時間はたっています。
沖縄尚学の攻撃です。
5番バッターの久保。
沖縄尚学は春優勝2回、その最初の優勝のときのピッチャーです。
比嘉監督。
1999年の春、優勝投手です。
監督としても2008年のセンバツで優勝。
比嘉監督33歳、小針監督31歳という青年監督の戦いです。
先頭の久保を打ちとりました。
藤沼も技巧派ですね。
自分のことをよく分かっているいいピッチングをしています。
チェンジアップをよく使っています。
藤沼投手の特徴としては、自分で左バッターに対してもチェンジアップを使うということを言っていました。
外、タイミングが外れています。
同じようなボールで行った。
空振り三振です。
スライダー。
右バッターにチェンジアップという外に沈むボールを使う左バッターに対してもチェンジアップを使って、カーブで捉えるという事を話していました。
藤沼投手が言ってましたけれども、江川さんという先輩方がつくってきたように先輩に続きたいと話していました。
作新学院の攻撃が始まります。
決勝ではセンバツ優勝高校の佐野日大を破ってきました。
非常に全国的にも栃木はレベルの高い戦いだったんですが、夏の甲子園を勝ち取っています。
伝統校、古豪作新学院の現代の黄金期といってもいいかもしれませんね。
バランスがとれてきてると思います。
4年連続の甲子園です。
小針崇宏監督、2009年、監督で初出場。
大学を卒業した2006年には早々と母校の監督に就任しています。
3回表、9番ピッチャーの藤沼。
ストレートの速いボールはいかがでしょうか。
ホームランを打たれたボールだけが若干甘かった、あとは工夫して投げていますね。
添田を警戒したいという話をキャッチャーもピッチャーも監督も言っていました。
思い切りのよさが自分の魅力だと語った山城大智です。
警戒したいと言っていた添田を打ちとりました。
2アウト、ランナーなし。
2番バッターの吉沢。
今日の最速142キロ。
作新学院としては2アウトですが、ホームランを打っている朝山に回るかどうか。
なかなかストレートが捉えられませんね。
ボールが手元で伸びていますね。
それとあんまり甘いコースに来ませんね。
スライダーで見逃し三振。
沖縄尚学高校、この夏の戦いです。
山城が完封、2対2で延長に入って、10点を取った準決勝です。
去年秋の神宮大会決勝は、6回まで8対0と負けていたんですが、結果的には9対1の逆転勝利。
8番バッター山城。
エース同士の対決です。
チェンジアップ。
空振り三振。
今の攻め方ですが。
強振してくるバッターは怖いんですけど、見事ですね。
沖縄尚学比嘉公也監督は、キーマンは山城と。
攻める姿勢でいきたいと話しています。
それにしても藤沼投手、投球術といいましょうか、うまいですね、巧ですね。
持ち球はスライダー、カーブ、そしてチェンジアップ。
右バッターにも左バッターにも使えるチェンジアップが自信のあるボールです。
緩いボールでも球種が複数あるのが強いですね。
緩急といっても、2種類だけでは苦しいですからね。
伊良部に対しても入っていくようなスライダー、カーブ、そして外に逃げていくチェンジアップ。
それでいて、真っすぐでコントロールよく放ってくれば、効果的ですね。
低めに来いという横尾。
そのとおり低めに行った。
判定はスイング。
これも投球術ですね。
ワンバウンドぎみですけどね。
自信を持って、腕を振って、投げてますよね。
チェンジアップの使い方は、ジャイアンツの杉内投手の使い方を参考にしてるん朝山のホームランで先制をしました、もう一度見てみましょう。
本当にいいスイングをしてますね。
高めにボールは浮いてません。
簡単なボールではありませんね。
去年も甲子園で2安打。
お父さんが1983年甲子園出場のPL学園の5番ショート。
注目の第2打席です。
1回からごらんのように風はライトからですから、風は関係ありませんでした。
先頭バッターを迎えています。
打たれている山城投手がどんなピッチングをするのか。
スライダーでストライクをとりました。
バッテリーは工夫してますよね。
同じストレートを投げるのでも、コーナー、やや右とか。
この対戦も見ごたえありますね。
第2打席は山城が打ちとりました。
今の配球はいかがですか。
最後はきちっとアウトコースに投げましたからね、バッターもきちんと対応したんですけど、コースがよかったです。
キャッチャー伊良部が全く動きませんでした。
4番バッターの田中。
今日の最速は142キロです。
3塁側は作新学院。
スイングをとっています。
手元で伸びるようなストレート。
今日最速143キロでした。
いいボールですね。
6個目の三振なんですが、もう本当に切れのいいボールが来てますね。
2アウト、ランナーがありません。
キャッチャーの伊良部は、とるのが気持ちよさそうですね。
リードしていても、おもしろいでしょうね。
両投手が打たれたヒットというのは、ホームランの1本だけなんですね。
5番キャプテン中村に対して、ストレートで追い込みました。
沈んだ低め、ツーシームでとった、7個目の三振。
青空の甲子園です。
非常に締まったゲームです。
1対1。
両チーム、ホームランで1点ずつそれ以降は両投手がヒットを許さない展開です。
沖縄尚学は2番から。
藤沼投手相手に打線としてはどんな事で対処していけばいいんでしょうか。
藤沼君が投球術がいいと言いましても、何とかしないといけませんからね。
左右への変化のボールを持っています。
詰まらされてるわけですよね。
カウントをとりに来るボール、それにしっかりとタイミングを合わせてとりたいです。
打たれたボールと同じようなボールをさらに厳しいコース。
沖縄尚学の比嘉監督が言うには、右バッターに関しては、藤沼投手に対して、逃げる球を追いかけずに、内側に入ってくる球ををねらいたいんだと言っていました。
比嘉公也監督です。
ここも低めにバウンドのボールを見送ります。
ボールの見きわめができていますね。
こうなると、技巧派は苦しいですね。
今はチェンジアップ。
サインは早めに決まりました。
よく見ました、低めの変化球を見送りました。
3ボール2ストライクから、よく選球しましたね。
こういう攻めをすると、ヒットがでなくても攻略しやすいですね。
つなぐ沖縄尚学、技巧派ですから、どうしても外野が浅いんですね。
こういう攻め、沖縄尚学はいい攻めをしてると思いますよ。
作新学院の伝令が、控えの外野手水田です。
ホームランを立ち上がりに打たれて以降、初めて迎えているピンチです。
1塁アルプスの盛り上がる大声援の中、久保がバッターボックスに入ります。
内野は前進はしません。
初球は外から入ってきます、変化球です。
この守備位置はどう見ればいいですか。
打球に応じてセカンドでダブルプレー、少し揺さぶるような外へのボールです。
比嘉監督が一つ一つブロックサインを力強く送りました。
足に当たったか。
これは認めませんね。
何とか出塁しようという。
厳しいコースを突きます。
今久保が当たったところにスプレーをかけます。
沖縄大会ではずっと2番、春のセンバツでも2番を打っていました。
調子が上がらず、本人いわく5番に落とされたと自分は捉えていますと語っています、それでもクリーンナップです。
久保。
沖縄尚学、1点勝ち越し。
1点を取りました、2対1です。
判断はよかったですね。
ショートが持ちかえができませんでしたね、ひっかかってしまって。
セカンドの動きはよかったですよ。
佐藤崚夢の守備はよかったんですが。
じっとランナーを見て。
ランナーの久保は、沖縄大会、盗塁は一つ。
沖縄尚学は5試合で6盗塁という、沖縄大会それほど数は多くありません。
送球速い。
ぜひアクセスしてみてください。
見ごたえのあるレベルの高いゲームになっています。
関西学院高等部監督広岡正信さんをお迎えしてお送りしています。
沖縄尚学が1アウト3塁1塁、内野ゴロで1点を勝ち越しました。
山城投手に対して、この回は赤木から始まります。
作新学院は1点を追う展開になりました。
山城投手に対しては、どんな攻略法が考えられますか。
力任せに投げてきてませんから、非常に難しいと思います。
しかしそうは言っても、ストレートに負けてはいけませんからね、速さ負けしないで、逆方向にしぶといバッティングが決め手になると思いますね。
小針監督はカウントをとりに来るボールに勝負をかけると言っていました。
見事ですね、1回にホームランを打たれた後で細心のコントロール、気を遣ってますね。
コースもそうですが、高さも本当に低めに来てます。
ボールの伸びもいいですからね。
佐藤です。
作新学院も機動力を使う展開にしたいんですけどもね。
ストレート、今のファウルの仕方なんかを見ると、伸びてるんですかね。
堂々たるマウンドさばきです。
打たされていますね。
2アウト。
ここまでホームランを1本打たれ、味方のエラーでヒットを1本許していますが、ランナーを置いた状況というのは、2回2アウトから味方のエラーで許しただけ。
セットの形を変えまして、牽制もうまかったですよね。
今日セットポジションで投げたのは、この試合、まだ1回だけということです。
山城はセンバツの後は走りこみを非常にたくさんやってきたそうです。
自分の間合いで甲子園のマウンドを自分のものにして、この夏の初戦投げています。
横尾は先ほどは鋭い2塁への送球がありました。
少しスライダーが抜けました。
ここは珍しくボールが先行しています。
ボール3です。
四死球はまだ1つもありません山城。
沖縄大会でも計30イニングを投げて、デッドボールは2つ、四死球合計3つ。
山城も大丈夫そうですね。
作新学院がここでピッチャーを代えます。
レフトの朝山がリリーフのマウンドに上がって、藤沼に代わってレフトに高橋が入るという交代です。
2対1と勝ち越しを許しましたが、その中での継投です。
思い切ってかえてきましたね。
やはり先ほどの回、小針崇宏監督31歳の早い決断です。
非常に捉えられていた藤沼、5回からは2年生、背番号7。
朝山に託します。
レフトには3年生高橋和輝が入りました、背番号11。
立ち上がり、3ボールです。
ストレートが力強いピッチャー。
朝山も去年の夏、背番号10番、甲子園を経験しています。
先頭バッター、フォアボールです。
去年1年生だったんですが、3試合に登板しました。
いずれもリリーフで、4イニング、そして5回と3分の1と、非常に長いイニングを投げています。
甲子園のマウンド経験は十分あります。
バントの構えです。
先頭バッターの出塁は初めて、沖縄尚学。
ピッチャーが代わって先頭バッターがフォアボール。
ランナースタートを切る、エンドランです。
ともかくリードしてますから、思い切ってできますね。
選手としても監督としてもセンバツ優勝経験があります、比嘉公也監督33歳。
追い込まれて1ボール2ストライク、スタートは切らない。
作戦の動きがあるかどうか。
よく見ています。
1ボール2ストライクからボールをしっかりと選んだ。
見送りました。
フォアボールで2塁1塁。
完全に今モーションを盗みましたね。
砂川も選球眼がいいですね。
ノーアウト2塁1塁。
いずれもフォアボールのランナーです。
山城、バントの構え。
ファーストが前進。
キャッチャーの横尾も肩には自信があります。
両チームともに非常に緻密な野球をしてきます。
攻め、送球がすばらしい。
2年生キャッチャー横尾宜甫。
すばらしい動きですね、送球も乱れませんでした、見事です。
そしてマウンドに行って、同じ2年生の朝山に手をかけながら、声をかけます。
さすが名門で2年生、マスクをかぶっているだけはあります。
チーム1の努力家、伊良部渉太。
ちょっとでもランナーにすきがあれば刺してやろう、そんな気持ちがキャッチャーの横尾の動きから見られます。
伊良部は沖縄大会4つの犠打。
ファーストは少し前進。
作新も守りが攻めている。
今のタイミングも際どいですけどもね。
ぎりぎりですよね。
ピッチャーも本当にどうなのかというようなタイミングでしたね。
普通はあのタイミングでは怖くてなげられないんじゃないかと思うんですが。
キャプテンの赤嶺謙。
ノーアウト2塁1塁から二つ送りバントがされました。
この回からマウンドに上がりました朝山です。
1塁側は沖縄尚学高校サイドのアルプスです。
春には2度の全国制覇があるんですが、不思議と夏は2勝以上したことがないという沖縄尚学。
ピッチャーを代え、ピンチがあっても守り、作新学院、熱戦の甲子園です。
3塁側、ヒロド歩美アナウンサーです。
今この場所に立てることを誇りに感じているそう語ってくれたのは、選手先制を務めた中村君です。
ご家族に来ていただきました。
お姉さん、決まったときには、声をかけましたか。
人前で話をするのが苦手な子なので、やっちゃったなと言いました。
お母さんは、どういうふうに思われましたか。
一回りも二回りも大きく感じました。
中村君自身は選手宣誓のときに、甲子園、その存在が私たちを大きく成長させてくれます、このように語ってくれましたが、お父さん、どうでしたか。
子供は結構成長したと思います、もう少し頑張ってほしいと思います。
そしてその選手先制が終わってから何か声をかけましたか。
別に何も。
ありがとうございます。
勝ち進んでくれることを信じています。
今日はありがとうございました。
チームに聞きますと、このキャプテンは無言実行という多くを語らずに引っ張っていく選手だと言っていました。
1塁側草薙和輝アナウンサーです。
沖縄尚学アルプススタンドから、指笛の音が聞こえているでしょうか。
ほとんどの方もふけるそうなんです。
ほとんどの方もふけるそうなんです。
沖縄ではほとんどの方がふけるそうなんです。
皆さんの大きな音で指笛を吹いてくれました、こつは何ですか。
雰囲気です。
僕もやってみます。
できてないんですけど、僕も一緒に応援しても大丈夫ですか。
ハイサー、ハイサー。
選手たちにも届いていることでしょう。
こつは雰囲気だそうですから、草薙君はまだ雰囲気がないですね。
難しいですよね。
指笛は。
難しいです。
しかし効果的な迫力のある音が聞こえてきますよね。
音が通るんです。
8つの三振を奪っています。
セーフティーバント。
こういう作戦もあると思いますけれども。
途中守備に入っています高橋和輝の甲子園初打席です。
山城が本当に堂々たるピッチング。
外、三振、このツーシームもきいてます。
ちょっと挟んでるような感じがしますが、そんな投げ方なんですね。
いいコースに決まりますよね。
そしてインサイドを突きます。
一番バッター添田の出塁が、作新にとっては鍵になるんですが、今日はゴロ2つ。
打点のキーマン1番添田、作新学院、今日2本目のヒット。
1アウトから出塁しました。
スライダーをうまくためてセンターへ打ちましたね。
添田君、いいバッターですよね。
機動力を使いたい作新学院、1アウト1塁です。
2番吉沢は三振2つ。
2アウトからバントの構えです。
小針監督はここは山城を相手に1アウト1塁、この後ホームランを打っている朝山、どうでしょうか。
1アウトからバントします。
常識的には送りバントを使いましても、2塁へランナーを送りたいですね。
吉沢、地方大会では犠打4つ、これはチームトップです。
長く持ちます。
山城、まだ投げない。
セットで投げるというのは、今日これが6回にしてまだニ回目なんですが。
ランナーとの駆け引きがあります。
作新学院としては動くかなというカウントではありますが。
山城もセット。
間合いはどうか、早めの牽制。
ここはかたくバントが一番確率が高いと思います。
スリーバントでくるか。
2ボール2ストライク。
バスターで来た。
何とか吉沢がしっかりと転がします。
役目は果たしましたね。
さあここですよ。
2番手としてマウンドに上がっています。
ここは沖縄尚学サイドも冷静に一度伊良部がマウンドに行きました。
バッテリー、確認ですね、ここは。
1点差ですから、勝負する気は十分あると思いますよ。
山城対朝山。
第3打席。
長打のある朝山ということを考えると、この守備位置は浅いと言っていいでしょうか。
極端に浅いですね。
見ごたえありますね、1球目インコース、2球目は、バッターはそれに乗っていかない。
意味のあるボール2。
こうなりますと、甘いところは投げたくないですね。
しかしそうなりますと、外野の守備が気になりますね。
かなり浅めですからね。
同点を許さない、そんな守備位置です。
外いっぱい、次のボールですね。
バットは出ません、スライダー、ストライク。
ねらい球が違いましたかね。
違いましたね。
3ボール1ストライクですから、自分の待っていたボールが違うボールが来たということですね。
今の1球でどちらに傾いたのか、両軍強気と強気のぶつかり合いですね。
沖縄尚学もここは本当に外野を前にやって勝負ですよね。
そして山城も1球1球コントロールしています。
7球目の勝負です。
三振です。
山城と朝山、7球の勝負でしたが、最後の1球です。
朝山も、しっかりボール球に手を出さない選手ですから、どちらをとってもいいようなボールでしたね。
先ほどのスリーベースのアウトセーフ、本当にぎりぎりのところで戦っていますね、いい勝負です。
リードしている沖縄尚学。
チーム1足の速いという、50メートルは5秒8。
見ています。
5回からマウンドに上がっています。
先頭が出ました。
足が速い中村が出塁です。
見事なバッティングですね、速さに負けてませんよね。
165センチ、中村将己。
沖縄尚学の攻め、足が速い中村が出て、ホームランを打っている西平がバッター。
ここはランナーの動きも気になるところですが。
バントの気配は全くありませんから、ランアンドヒットですね。
沖縄尚学はリードしてますから、積極的にできますからね。
ピッチャー朝山、首を振りました。
変化球です。
ランナーを置いて、ほとんどがストレートです。
力がありますね。
このカウント、ランナーの動きはありませんでした。
球足が速いですね。
ボールはこぼれています。
横尾の送球がわずかにそれました。
やはり中村の足が速い。
これもぎりぎりなんですけどね。
落球しましたね。
ノーアウト2塁です。
1アウト3塁です。
鋭い当たりでした。
ランナーが進んだ形になりましたね。
中村君、俊足ですね。
悠々サードでした。
追加点のチャンス。
伝令が出ました。
作新学院背番号13水田晃暉です。
守る作新学院です。
4番バッター安里を迎えました。
中村の足で1点。
3点目が入りました、3対1。
ショートもよく投げましたが。
際どいタイミング、足が速いだけじゃなくて、お見事です。
3対1。
ヒット、盗塁、内野ゴロでホームへ。
次の1点が沖縄尚学に入りました。
指笛が響きます。
いいボールです、三振。
決して打ち込まれているわけではありませんからね、ピッチャーも。
この回は足で取られた1点ですね。
6番バッターですが、沖縄大会の決勝では、4番を打っていました上原。
力強いフォームです。
投げ終わった後は、右足をポーンと1塁方向に振り上げます。
2年生朝山広憲。
今日2つめ盗塁を阻止しました。
セカンドを守っています中村の走塁です。
速い、うまいですね。
相手が前進守備ですけども、最初から決めているようですね。
3対1になりました。
2点を追う作新学院、4番の田中。
山城、ここまで93球です。
スライダーで2ストライク目をとりました。
春のセンバツでは、報徳学園戦では完封勝利、足利高校戦も勝利したんですが、準々決勝では2回でマウンドをおりました。
そこからは走り込みをふやしたそうです。
自信がついていると語りました。
142キロです。
次が100球目。
三振、12。
表情を変えません。
乗ってきましたね。
真っすぐスライダー、ドンドン投げてきますね。
前の回から3者連続です。
6番バッター赤木。
春のセンバツでは悔しい思いがあって、それを見返したい、違う自分をこの甲子園で見せたいと話していました。
わずか2安打、三振が12。
神宮大会で優勝はしたけれども、決勝は大量点を取られて、最後までマウンドにはいなかった、そしてセンバツも準々決勝、負けて終わってしまった。
夏は最後まで投げたいと語っていました。
4者連続、13個目、7回は3人のバッター、全て三振をとりました。
100球超えても大したもんですね、やはり走り込みの成果ですかね。
ごらんのように今日の三振です。
7回裏、沖縄尚学、6番の上原康汰から。
沖縄尚学もわずかに3安打、作新学院は2安打。
それだけ両方のピッチャー陣が、非常にいいピッチングをしています。
これもアウトローへ力のあるストレート。
レフトは高橋です。
朝山投手も非常にゲームをつくっていると思うんですけども。
力のあるボールを投げていますね、ただ相手の山城大智君が見事な投球をしてますのでね。
それぞれの投手が持ち味を出したいいピッチングですね。
藤沼投手も見事でした。
どのピッチャーも今、朝山がマウンドに上がっていますけれども、朝山は春に肩のけががあったそうです。
3月から5月というのは投げられなかったそうで、その間は柔軟性をつけるためのトレーニングをした結果、今までよりも投げるときの歩幅が広くなって、ピッチングがよくなったと言っていました。
栃木大会、優勝のマウンドも、この朝山でした。
去年の夏の甲子園は1年生として背番号10でした。
今年は2年生背番号7。
低めで際どいところ。
ストレート、そして変化球も時おりしっかりまぜてきますね。
基本的に大きく乱れませんね。
インコース、ずばっときましたね。
これも低めにコントロールされています。
バッターは山城。
これも膝元です。
すばらしいストレート。
力、そしてコントロール、少し雲が覆っている甲子園ですが、その合間から、時折晴れ間というのもあります。
山城大智のピッチングです。
ここまで13個の三振を奪っています。
6回ピンチの場面からは4者連続です。
100球越えて終盤に入っていますけれども、印象はどうですか。
真っすぐ投げこんでいますね、よく投げてます。
作新学院としてもストレートを何とか打っていこうという姿勢ではあると思うんですが。
三振をねらってとってるという感じではないんです。
見事だと思いますね。
この回はこれで3球で2アウト。
作新学院としては、姿勢としてはいいですか。
今のはいいですね、正面でしたからね。
とにかく打っていく。
それしかありませんよね。
途中守備から入っている高橋和輝。
追い込まれると厳しいですね。
ツーシームもありますしね。
カウントを悪くすることは、たまにあるんですが、今日はここからもしっかり抑えてきています。
高橋がヒット。
2アウト1塁です。
作新学院3本目。
栃木大会わずか1試合の出場だったんですが、ヒットを山城から打ちました。
キャッチャーの伊良部がマウンドに行きました。
2アウトからのランナー、生かしたいですね。
一番期待される添田、好選手ですから、つなぎたいですね。
できる事なら、朝山君まで回したいというところですか。
チーム3本のうちヒット1本が添田。
警戒したいと言っていたのが、この添田。
今年は2年生の1番バッター。
平均球速138。
序盤から球速に変化はありません。
このランナーとの駆け引きというところでも山城が一枚上手、そんな今日のゲーム。
また牽制。
アウト。
マウンドさばき、ランナーとの駆け引き、ピッチャーとしての総合力が光ります。
関西学院高等部監督広岡正信さんのお話でお送りしています。
山城の牽制はいかがでしょうか。
うまいですね。
作新学院としては、2点を追っていましたけどね。
バッターに打たせてやりたかったですね、しかしこの回抑えて、最終回。
反撃というところなんでしょうね。
1番の添田からということになりますからね。
8回裏、9番の伊良部からです。
両チームの投手陣が光るこのゲームです。
9番の伊良部が出塁しました。
これも大きな1本です。
力のあるボールですけどね、振り負けていませんね。
沖縄尚学、4本目のヒット。
これは2点差でいくのか、3点以上に差が開くのか、大きなポイント。
赤嶺謙、バントの構えです。
比嘉監督、次の1点を取りに行きます。
1塁ランナーは伊良部。
追い込まれました。
どうしますかね。
これはどちらでもいいですね。
ランナーを走らす手もありますし、ヒッティングもあります。
ヒッティングの構えに変わりました。
見る側からすると、この攻防、このカウント、おもしろいところです。
フルカウントです。
これでランナーは、ほぼ走りますね。
ランナースタート、見ました。
ノーアウト2塁1塁です。
朝山がマウンドに上がった後、こういったシーンがあったんですけど、その後、作新学院が送りバント2本連続で阻止したそういった守備もありました。
ノーアウト2塁1塁で、中村です。
この後ホームランを打っている西平。
ここはじっくりと攻撃面での伝令を伝えました。
走塁が光った中村、先ほどは朝山の力のあるボールを逆方向にヒットがありました。
ランナー飛び出した、タッチ、アウト。
横尾。
作新学院、守ります。
送球が正確です。
ここしかないというところに行きますね。
基本的にバッターは、際どいところはバントをすると。
セカンドランナーが見えますので、どうしても1つリードが大きくなるんですね、非常にレベルの高い攻防ですね。
作新学院、その鍛え上げられた守備。
さすが4年連続出場の栃木代表です。
キャプテンの赤嶺謙、盗みましたね。
1アウト2塁です。
作新学院の外野は前進という印象はありません。
もう少し前でもいいかと、今前に来ましたね。
横尾が前に来いとやっていましたね。
先ほどこの2番の中村は、ショートの頭を越えるヒットを打っています。
そしてこの後、ホームランを打っている西平です。
作新学院バッテリーは何としてもここは打ちとりたい。
ランナー赤嶺がかえれば、3点差。
変化球、見ました。
今小針監督が伝令を送りそうです。
守り方を含めて、指示を送るか。
エースの藤沼を送りますね。
4回まで持ち味を発揮して好投した3年生エースの藤沼卓巳です。
マウンドで踏ん張る2年生にメッセージを伝えます。
ホームランの後はフォアボールとライトフライ。
ただ、ライトフライは鋭いライナーでした。
緩いカーブから入ってきました。
ここは見ごたえのある勝負になりました。
力と力の勝負ですね。
カーブで入って2球目は真っすぐ。
思い切ってインコースですね。
よく突きましたよ。
このピッチャー、朝山に対して西平は、ストレートが速いが打ち負けずにいきたい、こう語っていた試合前。
あのボールしかないと思いますね。
どちらかというと真ん中から外は厳しいと思いますよ。
3球続けます。
2点差のまま、その後、作新学院が1番からの攻撃につなげるか、沖縄尚学が突き放すか。
フルカウント。
ベースカバー、入っていない。
ランナーそれぞれ進塁です。
ショート、セカンド、タイミングが合いませんでした。
攻める、攻める、朝山のボールです。
よく突きましたね、最後。
結果的には、あのボールを続けたんですが、この1球前がちょっとよくなかったですもんね。
ここも私は内中心でいいと思いますよ。
今日は夏の日差しの甲子園です。
白熱の第一試合。
1球、外を使います。
今のはボール球ですよね、いいと思います。
内で勝負ですね。
吹奏楽の大音量と指笛の響き。
この音をバッターは正面に受け、ピッチャー朝山は、背中に受けています。
構えはやはりインコース。
3アウト。
追加点を与えなかった2年生朝山広憲の力いっぱいの4年連続の甲子園。
3年前ベスト4、2年前はベスト8、名門作新学院の9回の攻撃が始まります。
1番添田から。
立ちはだかるのは山城大智です。
よく抑えましたからね、8回裏。
朝山にも回ります。
添田が出塁するかどうかというのが、本当に大きな鍵になっています。
1番2番3番と2年生が並んでいます作新学院。
外いっぱいです、山城のコントロール。
非常にいいですね。
山城も十分分かっている、このバッターは出してはいけない。
ナイスプレー。
18歳の誕生日を甲子園で迎えた砂川。
このバッターは出してはいけない、みんなが分かっています。
よくアウトをとりました。
9回1アウトで代打が出ます。
2番吉沢に代わって、背番号18番、大橋一稀。
ここは左バッターを送ってきましたね。
細心の注意を払ってツーシームから入りましたよ。
これも低めです。
ランナーなしで朝山を迎えるか。
ここに来て、今日最速143キロ。
三振14個目はツーシーム。
先制ホームランと2番手ピッチャーとしての力投。
9回2アウト、朝山広憲のバッターボックスです。
足を高く上げて。
2球目、ツーシーム空振り。
山城大智が追い込んだ。
9回2アウト2ストライク。
落ちついた表情で左足を上げます。
難しいボールですけどね、よくつなぎましたね。
アウト。
沖縄尚学のエース、山城大智、帰ってきた最後の夏の甲子園、見事14奪三振、完投勝利です。
試合終了は10時11分でした。
最後ファーストの上原がどこか痛めたか、大丈夫か、整列に入りました。
すばらしいゲームでした。
3対1、沖縄尚学高校初戦突破。
春のセンバツの悔しさを胸に、鍛えて鍛えて戻ってきた甲子園です。
強い沖縄尚学、強いエース山城大智です。
春は優勝2回、今年のこのチームは春のセンバツはベスト8。
夏はまだ学校の歴史として、2勝目をあげたことがありません。
この夏の1勝目は本当に強い試合運びでした。
指笛がこだまする甲子園。
大歓声です。
4年連続の夏、作新学院、負けてなお、何か強さを残した甲子園でした。
ホームランを打ち、2番手として投げ切った朝山君は、まだ2年生です。
強いですね、ピッチャーのタイプが違う左と右、キャッチャーの横尾君ですか、ピンチのときでも冷静にですね。
そして本当に見事なチームだと思いますよ。
横尾も2年生なんですね、強いバッティングでしたね。
黄金時代を迎えているというような作新学院です。
初戦で当たるのは本当にもったいないほどの両校の野球でしたね。
本当に見どころいっぱいでしたね、ヒットの数は少なかったですけれども、攻防が見られましたね。
山城は14奪三振の完投勝利だったんですが。
山城は本当にすばらしいピッチャーと分かっていたんですが、ホームランを打たれたんですが、工夫していきましたね。
簡単にストレートを投げないで、スライダーとか、駆使して、負けないピッチングをしてましたね。
それと、ランナーが出てから、セットポジションに味がありましたね。
1球1球、変えて、牽制の形も3種類ぐらいありましたね。
先発した藤沼も本当に持ち味を発揮しました。
球速はないんですけどね、本当にうまく緩いボールを使って、2種類ありましたね。
沖縄尚学を手玉にとりましたね。
江川さんや八木沢さんのような、そんな先輩たちに続きたいと話していました。
本当にうまかったですね、たくみでしたね。
作新学院は18人のメンバーのうち2年生が7人。
そして1年生も一人ベンチ入りしてます。
今年の3年生たちも2年生たちも去年の夏を経験して、この夏に帰ってきました。
来年は5年連続の夏の戦いということになります。
堂々と胸を張っています。
初戦で姿を消すことになりますが、作新学院が初戦で敗れたというのは、2009年以来、ここ3度の出場は必ず2勝以上していたという、全国でも屈指の強豪です。
まずは沖縄尚学、甲子園をあとにします。
作新学院のほうは、中村幸一郎キャプテンが選手宣誓をしまして、今ここに立つ事を誇りにという、その誇りを胸に戦い抜いた夏の甲子園です。
余り涙はないですね、本当に立派な戦いでした。
最後まで立派です。
間もなく活躍したエースの山城投手の声というのもお聞きいただけます。
勝ったのは沖縄尚学でしたが、本当に試合として本当にレベルの高い、すばらしい一戦でした。
放送席、勝ちました山城大智投手です。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
すばらしいピッチングでしたね。
初回ホームランを打たれてしまったんですけど、1点だったら何とかなると思ったんで、粘って投げました。
ホームランを打たれた後、何か工夫しましたか。
朝山選手はいいバッターだなと思ったので、少しでも甘く入ったらいかれてしまうと感じたので、そこは修正して、低め低めを意識して投げてました。
6回、朝山選手を打ちとりましたね。
相手が2年生ということで、ここは負けてられないなというふうな話をバッテリーでしたので、そこは押せ押せで投げていきました。
14個の三振、今日はどんなところがよかったですか。
真っすぐとツーシーム、それがよくて、よかったと思います。
そこが自分の強みだと思ったんで、意識してやっていました。
本当に成長した姿を見せるために、ここまで来たので、春とは違う自分をもっと出していけたらと思います。
次はどんなピッチングを見せますか。
次はどんなピッチングを見せますか。
高い目標を持っているので、そこに到達するために全力で楽しんで戦っていきたいです。
次も頑張ってください。
はい。
マウンドと一緒ですね、落ちついてますね。
関西学院高等部監督広岡正信さんのお話でお送りしてきました。
すばらしかったですね。
ランナーとの駆け引き、お話がありましたが、本当にそういった大人の姿といいますか、それが自分の持ち味だと分かっていましたね。
沖縄尚学が初戦を突破しています。
甲子園球場は大会7日目を迎えました。
沖縄尚学対作新学院の試合が終わったところです。
ABCアナウンサーの斎藤真美です。
第1試合のねったまアルプスの2人にもきてもらいました。
テレビ朝日新人アナウンサーの草薙です。
ヒロド歩美です。
1回表の作新学院は3番朝山君、沖縄尚学エース山城君からセンターへの一発、1点を先制します。
その裏、沖縄尚学は3番西平君。
レフトへ大会16号のホームラン、すぐさま同点に追いつきます。
4回裏の沖縄尚学は1アウト1塁3塁で5番久保君。
内野ゴロの間に3塁ランナーがホームイン。
2対1と勝ち越します。
6回にも1点を失った作新学院。
9回の攻撃も2アウト、今日の3番朝山君。
3対1、沖縄尚学、山城君完投で3回戦進出です。
勝ちました沖縄尚学は大会10日目、第2試合で二松学舎付属と戦います。
1塁側のリポートしてくれました草薙君。
大半の人が指笛を吹けるというお話でしたね。
はい、ほとんど。
小学生ぐらいから指笛を吹けるとおっしゃっていました。
意識的に練習するわけではなく、お兄さんやお父さんがやっているものを見よう見まねでまねているうちに、できるようになると。
家から学校に行く途中で友達を呼ぶときに指笛で呼ぶと。
体になんじんでいるんでしょうね。
ヒロド歩美さんは3塁側、中村キャプテンのご家族に話を聞いてくれましたね。
選手先制を終えた後にお母さんにありがとうございましたとメールを送ったそうなんです。
しっかりしていて、いい子なんですね。
お姉さんが2人いらっしゃって、家族も大切にしている子なんですね。
ここからはそんなアルプスの物語です。
連日白球を追う球児たちを大声援で後押しする、大応援団、そこではたくさんの女神たちがいます。
「キラキラ輝く、キミの夏」。
ライン際、踏みこんでとっている。
好プレー、近江ブルーのユニホームが甲子園球場を駆けめぐります。
この試合初めてリードを奪いました。
ボールはスタンドに入りました。
声援を送る彼女たちにも、ドラマがありました。
さてABCかうも。
では、熱闘甲子園、待望のDVDが発売中です。
試合開始が近づいてきました、1塁側は青森学院光星は、選球眼を磨き、粘りの打線をつくり上げてきました。
目指すは日本一です。
一方の北北海道代表武修館、キーマンは1番バッター。
勝負強いバッティングで幾度となくチームを救ってきた、リードオフマン、当番組は同時入力のため、誤字脱字が発生する場合があります。
また、内容により字幕放送を中断させていただく場合があります。
続々と3回戦進出チームが決まっています。
沖縄尚学高校が3回戦進出を決めています。
これからお送りしますのは、八戸学院光星と武修館の一戦です。
放送席は、履正社監督・岡田龍生さんです。
本当にことしは引き締まった好ゲームが多いですね。
雨の影響も受ける試合も多いんですが、今日はあんまりよくなかったんですが、ここまでは雨の影響なく進めています。
湿度は若干高い気がします。
1塁側です。
加田晶子アナウンサーです。
光星高校ですが、イニングの前に取り入れているかけ声があるんです。
どういったかけ声ですか。
伝統的な応援です。
どんな意味があるんですか。
チームに勢いを出してくれるんです。
今日も縁起のいいかけ声で勝利を呼び込みましょう。
1塁側のアルプスからでした。
対するは、初の甲子園。
武修館サイド、五十幡裕介アナウンサーです。
武修館高校、アイスホッケー部の皆さんです。
野球部も全国の舞台に立つだけじゃ満足いってないですよね。
私たちもこれからインターハイを目指して頑張りますし、野球部も優勝を目指して頑張ると思うので、頑張ります。
地元の大きな期待も背負い、青森代表の八戸学院光星、北北海道代表の武修館高校です。
守備につきましたのは武修館高校です。
3年生が多くいます。
3年生は15人ですが、14人がユニホームを来ています。
夏の大会では、3年生がいかに頑張ってくれるかですね。
試合に出てもベンチにいても、3年生が盛り上げてくれるチームは非常に強いチームになりますね。
小林正人監督が指揮を取ります。
バッターは1番の北條です。
先発の立花。
甲子園初戦のマウンドは3年生です。
榎森のファインプレーです。
いいスタートだったですねえ。
ここで先頭バッターを打ちとるか、ヒットにするかで本当に大きいですからね、初回は。
光星、2番はショートの足立です。
2アウト。
かたくなってもおかしくないと思うんですが。
今の動きなんかも非常にいいですよね。
ゲーム前のシートノックを見ていますと、外野に浅めのフライを打ちまして、みんな飛び込んでとっていたというシーンもありました。
3番は森山です。
4割4分4厘を打った3年生です。
2年生が中心で勝ち上がってきた北北海道大会だったんですが、あえて3年生をマウンドに送り込んでいます。
とりました!ファインプレー。
チームカラーと同様、1回裏、武修館高校の攻撃に入ります。
光星の先発は中川が上がっています。
光星の先発は中川が上がっています。
光星のライト2人はいとこです。
率いますのは仲井監督です。
3季連続の甲子園。
武修館、1番バッターの柴崎が初球を打って1アウトです。
履正社監督・岡田龍生さんのお話でお送りしています。
2年生の中川がピッチャーの軸でした。
青森大会では5試合を投げています。
バッターは2番の榎森です。
光星は、2年生ピッチャーが3人います。
1番中川、10番八木、11番呉屋。
継投で勝ち上がってきます。
甲子園では非常に経験を持ってますので、非常に落ちついて投げていますよね。
なれた場所に戻ってきたという感じですね。
チーム全体の落ちつきが、中川にも影響を与えているんでしょうかね。
ピッチャーは本格的に初めて1年とちょっとでこの甲子園のマウンドに立っています。
変化球を7種類投げます。
1人のバッターには同じボールを投げずにいきたいですと話していました。
七色の変化球を使います中川です。
変化球はツーシーム、カットボール、カーブ、チェンジアップ、スライダーが縦横に曲がる2種類。
ストレートの速さを磨こうとしたけれども、結果が出ず、変化球を磨いてきましたと話していました。
速いストレートは、高校生は負けずに打ちますのでね。
バッターは3番の早坂です。
速いストレートは、もちろん武器ですけれどもね。
ライバルは同学年にいっぱいいるけれども、コントロールは自分が一番ですと話していました。
コントロールがいいと、ゲームがつくれますからね。
ブルペンで練習するときにも、同じボールを続けて投げるということはないそうですね。
常に違うボールを投げる練習をしてきたと話していました。
盗塁失敗です。
ゲーム前に、相手の足は警戒ですと話していた馬場ですが、落ちついていいボールを送っています。
いいボールを投げましたね。
肩が強いにこしたことはないんですが、セカンドにいかにコントロールよく投げるかですね。
今のボールが少しでも外れていますと、センターフライになりますからね。
3アウトになりました。
今年の夏は、何回、この八戸学院光星の校歌が甲子園で流れるんでしょうか。
光星を率いる仲井監督は、調整できたベストコンディションだと話していました。
自信ありげなふうに見えるんですが、どうでしょうか。
コンディションをいかにつくってやるかが監督さんの仕事ですからね。
バッターは4番、セカンドの深江です。
ましてや今年は雨が多くて、日程もずれましたからね。
浅からぬ縁があるということなんですね。
桜宮高校で監督をしているときの生徒だったんですね。
どんな選手だったんですか。
なかなか元気な、リーダーシップを出してやっていましたね。
大阪大会の決勝で敗れたんですがね。
バッターは、5番ライトの新井勝徳です。
非常にテンポのいいマウンド上の立花。
三振です。
立花はいかがですか。
いいボールですねえ。
縦のカーブが非常に有効だと思います。
身長もあるものですから、ボールが上から落ちてくるような感じで、打者としては非常に打ちづらいと思います。
6番レフトの中崎を迎えています。
縦のカーブは点で打たないといけないものですから、なかなか打てないんですね。
呼び込んで打つのが難しいんですか。
そうですね。
2年生2人で戦ってきたのに、なぜ立花なんですかと聞くと、3年生、その集大成を見せてほしいからですと監督は話していました。
ストレートとカーブにはスピードの格差がありますので、非常に緩急がついてるんじゃないでしょうか。
バッターボックスに7番センターの新井勝貴が入ります。
立花に対して、左バッターは4人います。
2番、3番、5番、そして7番が左です。
非常に速いテンポで投げていた立花。
ランナーを背負ってどうかということですね。
セットポジションになってどうかですね。
3アウトになっています。
0対0です。
北海道の東、釧路からやってきました北北海道代表の武修館。
地元の期待も背負って、春夏通じて初の甲子園です。
武修館高校を率いますのは、小林監督、26歳です。
今年の4月に就任されたんですね。
今年の4月に就任されたんですね。
長い年数をしてもなかなか来られない人も多いと思うんですけれどもね。
いろいろな役割がありますので、縁の下の力持ちでやってくれていた生徒もいますのでね。
マネジャーとしてやり始めた当初は、女性が多かったので、正直、恥ずかしかったですと話していました。
武修館は、部員全員でも38人なんですね。
今大会で一番少ない部員数です。
一方、光星は131人います。
北北海道大会では4割2分1厘と当たっていました。
パワーがありそうですねえ。
中村は、170センチ、69キロなんですが、もっと体重がありそうですね。
そんな感じですね。
野球センスにすぐれているという、チームの中の評価です。
チームの中の評価です。
今日は浜風が右から左にやや強く吹いています。
先ほどはライトでこのプレー。
今大会は、1回から大量失点というシーンも目にするんですが、武修館高校、かたい守りです。
少しボールが先行していますね。
本当はコントロールのいいピッチャーだと思うんですけれども。
わずかに外れています。
投球練習のボールが入ったようです。
今日はピッチングのテーマとして、低めに集めたい、先頭バッターをアウトにしたいと、そんな話をしていました中川です。
見送ればボールでしたかね。
そうですね。
少し反応してしまいましたね。
フォアボールです。
2アウトからランナーが出ました。
中川が、1回、2回とフォアボールを与えています。
仲井監督も、予想外かもしれませんね。
どんどんストライクでしとめてくれるというような感じを持っていると思いますけど。
千葉も1回、いいプレーを見せました。
これも大きく外れています。
コントロールには自信があると話していた中川です。
今日先発だということは、3日前に告げられたそうです。
気持ちが引き締まったと話していました。
これは、監督は迷いますか。
いろいろな要素はあると思うんですけれども、センバツでも経験がありますしね。
もっと前から思ってたんじゃないでしょうかね。
盗塁失敗です。
仕掛けてくるんですが、じっとしているだけで汗がにじみ出てくるような、そんな蒸し暑い甲子園。
大会7日目、第2試合を迎えています。
履正社監督・岡田龍生さんのお話でお送りしています。
釧路ですが、平均気温が18度だそうです。
暑いでしょうね、大阪に来たら。
18度って、関西で生活していると、うらやましく聞こえますけどね。
でも、その分、冬は大変でしょうね。
そうですね。
今日も湿気がありますからね。
でも、気持ちが集中していますからね。
今日が大会7日目、体になれというのは生まれやすいですかね。
暑さになれるというのも大事ですが、私たちが高校生のころから比べたら、かなり暑くなっていると思いますね。
8番キャッチャー、2年生の馬場です。
先頭バッターにフォアボール。
先頭バッターにフォアボール。
ピッチャーは3人で、3イニングスずつの継投をイメージしていると、監督は話していました。
ブルペンでは、もう肩をつくり始めています。
ラストバッター中川です。
ここまでは、いい守備も光っている武修館です。
ブルペンでは、2年生サウスポーの山崎が肩をつくっています。
ここはフォアボールでもらったチャンスですから、確実に送って打力のある北條君に回したいですね。
光星は、出れば上位に食い込んでくるというチームです。
フライになりました。
今のはわざと強めに行ったんでしょうか。
バント守備をとっていたわけでもないですからね。
そういう感じのバントではないと思うんですけれども。
1アウト1塁で北條です。
ここは送りたかったですね。
ごらんのように、青森大会では5割2分です。
送りバント失敗だったんですが、チャンスをもらった形になりました。
記録はパスボールです。
これで形は整いました。
お兄さんは、現在、阪神タイガースで甲子園で違う形で汗を流しています。
お兄さんからは、何の連絡もなかったそうです。
自分のプレーで精いっぱいなのかもしれませんね。
岡田さん注目のこのカーブですね。
このカーブは本当に打ちづらいと思いますよ。
2アウトになっています。
2アウトになっています。
きょう、実は試合前に、武修館のキャッチャー志賀が、イメージはフライアウトなんですと言っていました。
刺し込まれていますからね。
それも縦のカーブがあるからじゃないでしょうか。
バッターは2番の足立です。
イメージどおりですね。
それか、もうこのカーブを打つかですね。
どうですか、カーブを狙っていかないですかね。
カーブで来ましたが、バッターは手を出しませんでした。
ここで見逃してしまうと次、投げやすいんですよね。
バッターがカーブに意識のある中、3ボール1ストライク。
2アウト、ランナー1塁2塁。
バッターボックスに3番の森山が入ります。
強打の光星打線の中にあって、打球の飛距離はナンバーワンという評価です。
3回、乗り切りました。
大会7日目、第2試合は、履正社監督・岡田龍生さんのお話でお送りしています。
3回裏、北北海道代表の武修館、キャプテンの千葉、仕切り直しのバッターボックスです。
好きな言葉は、「捲土重来」というキャプテン。
全力疾走、全員野球、最後までプレーしたいと話していました。
武修館は、釧路から甲子園へということで、随分地元の期待もあったようですね。
そういう思いでやってきたら、釧路対決になりまして、どちらが勝っても釧路から甲子園ということになったんですが、武修館が下しまして、35年から釧路からやってきました。
武修館としては初めての甲子園です。
3回無失点の立花を代えるんですね。
3回で代えると監督さんが決められているんですね。
投げる順番まで決められているようでしたが。
段々とタイミング合ってきたなというところで代えるということもあれば、イニングできっちり代えるということもありますし。
岡田さんはどちらですか。
その時のピッチングですね。
レベルに応じて、いろいろ考えてますけどね。
選手を見て、どう起用するかというのは監督の…。
先発に向く生徒、抑えに向く生徒、序盤、3年生が0点で守ったマウンド。
山崎がマウンドに立っています。
背番号1番の徳橋、そして11番の山崎、2年生サウスポーの4人が地方大会では活躍しました。
立花君は十分な力を出せたんじゃないでしょうか。
バッター4番の深江、さすが4番という当たりでした。
何とか3イニングスという思いだったと思うんですが、0点に抑えました。
そして、タイプの違う小柄なピッチャーがマウンドに立っています。
このピッチャーもカーブを投げるんですね。
この緩いカーブ、なかなかてこずるんですよね。
相手は打線強力というイメージがある中、カーブ多投のピッチング。
これも緩いボールです。
カーブ、スライダー、ツーシーム、シュートと操る山崎。
先頭バッター、深江を打ちとっています。
どうしても緩いボールがあるものですから、インコースが詰まってしまうんですね。
バッターは新井勝徳です。
ボールの出どころも変わるでしょうね。
今度は右と左になりますので、入ってくる角度も違うんですね。
アウトコースの真っすぐも非常に遠く見えていると思います。
非常に遠く見えていると思います。
ちなみに、この後、マウンドに上がることが予想される徳橋は、サウスポーです。
この山崎より少し背が高いというピッチャーが控えています。
武修館高校のブルペンを見ると、右ピッチャーですね。
18番の田中ですね。
この田中は右ピッチャーです。
あるいは、右を一度挟んでというリレーも小林監督の頭の中にはあるんでしょうか。
状況に応じて右で行くか、左で行くか、選択しようと考えているのかもしれませんね。
今年の4月に初めて監督に就任したという監督です。
2アウトになっています。
2アウトになっています。
今のはセンターボールでしたね。
この甲子園というのはなかなか声が聞こえにくいんですよね。
ボールはセンター方向に行くわけですね。
センターボールだと思いますね。
春夏通じて初めての甲子園とは思えない、武修館の落ちついた守りです。
事前準備だと思いますね。
風とか、いろいろと考えておかないといけないですね。
中崎はゆっくりと2塁へ進んでいます。
2アウト、ランナー2塁と、先制のチャンスをつくっています。
ぎりぎりです。
思い切って引っ張りましたね。
ここで左の山崎が、左バッターの新井勝貴を迎えます。
カーブには手を出してきませんね。
2アウト、ランナー1塁3塁。
2アウト、ランナーなしから連打が生まれました光星です。
今のはカーブを狙っていた感じでしたね。
2アウト1塁3塁で、バッターは8番の馬場です。
2年生ながらレギュラーで、青森大会ではホームランも打っているバッターです。
最初の準優勝のときにはいいキャッチャーがいました。
すばらしい選手でしたね。
あの選手も下級生からレギュラーでした。
今のところに決まっているとなかなかヒットにはしにくいですね。
青森大会では、勝負強さも光った2年生です。
ファウルです。
うまくバットに当てましたね。
あそこのボールは非常に難しいんですよねえ。
ちょっと右の足に当たったんですかね。
八戸学院光星、2アウトから連打で先制のチャンスです。
次のボールですね。
次のボールが勝負球になりますよね。
カーブよりはやや球速があって、曲がり幅はカーブから抑えめのボールです。
膝元に投げていますけどね。
スライダーは外れています。
ファーストはあいてますから、簡単にストライクをとりに行かないほうがいいですね。
この後はラストバッター、ピッチャーの中川です。
勝負は真っすぐでした!ボール球を振らせました2年生。
いきなりのピンチでしたが、緊迫の序盤から中盤にかけての甲子園です。
今お送りしているのが第2試合。
第1試合は、沖縄尚学が作新学院を下しました。
今日は、第4試合にも注目のカードが組まれています。
履正社監督・岡田龍生さんのお話でお送りしています。
武修館は、1番の柴崎から始まります。
柴崎が塁に出ればチームの雰囲気が変わるんですと話す打のキーマンです。
50メートル、5秒8だそうです。
速いですねえ。
本当に武器ですから、足が速いというのもね。
足の速さというのはどうですか。
そんなには速くはならないですね。
もって生まれた素質があるんじゃないですか。
部員38人、全員野球が武修館のキーワードです。
サード、こぼした!柴崎、出ました。
ノーアウト、ランナー1塁。
出てほしい選手が出ました。
記録はエラーです。
足がない選手なら、待ってとってもいいボール。
今のは出ないとだめですよね。
改めて、足は武器ですね。
柴崎、出ました。
ノーアウト、ランナー1塁。
バッターは榎森です。
ここでどういう作戦をとるかですね。
武修館に、まだヒットは生まれていません。
北北海道大会では犠打成功率64%という状況です。
これもファーストランナー、俊足ですからね。
転がせば確実にセカンドに送ることができますね。
ピッチャーは、かなり執拗に牽制を繰り返します。
26歳、今大会最年少監督の小林監督、ここはどんな作戦で来るんでしょうか。
サインはバントですか。
バントじゃないでしょうか。
セカンドに送ってということじゃないでしょうか。
もらったチャンスですから、生かしたいですよね。
もらったチャンスですから、生かしたいですよね。
昨年からピッチャーに変更したという中側。
慎重に投げています。
エンドランで来ました!柴崎は、やはりキーマンです。
ノーアウト、ランナー3塁。
チャンスメークに成功しました北北海道代表武修館。
彼が出てから光星のバッテリーの警戒度が変わったように見えました。
ランナーに何%かの気持ちが、向いていたので、打者に100%集中できなかった部分はありますね。
エンドランですね。
バッターは空振りだったんですが、足がまさったということですね。
ノーアウト、ランナー3塁です。
内野は前進です。
空振り三振。
ここは抑えました中川です。
1アウト3塁で、これからクリーンナップです。
中川自慢の変化球。
低めにしっかりと沈めています。
このタイミングで、光星は守備のタイムをとりました。
背番号2番の千葉諒が、監督の指示を伝えに行きました。
この千葉はキャプテンなんですね。
仲井監督も、1点は仕方がないというアドバイスなのか、カウントを不利にしないようにということなのか。
まだ前半ですから、1点は仕方ないにしても、2点、3点をやらないように考えるのが一番かもしれませんね。
バッターは早坂です。
スクイズの可能性はどうでしょうか。
どうでしょうか、打率も3割を越えてますからね。
しかも、内野は前に来ていますので、ヒットゾーン自体は広がっています。
ヒットゾーン自体は広がっています。
北北海道代表の武修館、ノーヒットで4回、1点を先制!先制のホームを踏んだのはキーマンの柴崎でした。
相手は甲子園の常連校・八戸学院光星、その光星から1点を取りました。
最後まで足が生きました。
足が速いというのは武器ですね。
それでなければ3塁に行けなかったかもしれませんからね。
なかなかそこにエラーが絡んでいますから、こういう点の積み重ねはすごく大事だと思います。
野球というのは難しいですから、ヒットが続いても点が入らない場合もありますしね。
ノーヒットで1点を奪っています。
北北海道代表、釧路から甲子園にやってくるのも35年ぶり、地元の期待を背負っている武修館。
1点を先制しました。
チームのキーマン、柴崎が出て、盗塁。
相手のミスが絡んで3塁へ。
犠牲フライで1点を先制しました。
ここから中盤5回、岡田さん、どんな展開を予想されますか。
1点入ったことによってこれからゲームは動くと思います。
エラーとフォアボール、これがどう絡んでいくか、出さずにしていくほうが自分たちのペースでプレーできると思います。
自分たちのペースでプレーできると思います。
中川がバッターボックスに入っています。
1点が入った後の先頭バッターに3ボール。
ここもフォアボールは絶対に出したくない場面なんですけれどもね。
先頭バッター、フォアボール。
光星が5回表、追う立場になってすぐノーアウト、ランナー1塁と、チャンスをつくります。
これがどう出るかですね。
ここで北條君をどうするかですね。
今日はフライアウトに倒れている北條です。
ここは打たせていくような感じですね。
ここで武修館の内野守備なんですが、結構、前寄りに見えますね。
前進守備に近いですね。
ゲッツー体形よりも前に来ている武修館です。
ここのフォアボールは絶対にだめですよ。
内野は前寄りですが、外野は深いポジションの武修館です。
どんな意図があるんでしょうか。
先ほどからずっとそうなんですよね。
バッターの足を考えてというわけでもないかもしれませんね。
ボールが先行します。
ごらんのように長打警戒。
外野は深めのポジションです。
この北條に対して、まだカーブは投げていませんね。
ここからですね。
どの球を選択するのか。
ファーストランナーはどうしますかね。
中川君ですから、なかなかスタートは切り出しにくいと思いますけど。
なかなかスタートは切り出しにくいと思いますけど。
ダブルプレー、2アウト!武修館高校、まさにかかった光星。
岡田さん、狙いどおりのダブルプレーです。
今のポジショニングだったら、ダブルプレーがとれましたね。
普通だったらファーストはセーフだったかもしれません。
武修館、自分たちの野球が甲子園でも伸び伸びとできているような戦いです。
そういうチームの守備体形なのかもませんね。
3アウトです。
先頭バッターフォアボール。
嫌な流れを切ったすばらしいポジション、4回裏、ノーヒットで先制。
そして、そのすぐ後、前寄りのリスクがあると言ってもいい、ゲッツーシフトですよね。
そこにしっかりとはめた武修館高校。
1点リードしています。
履正社監督・岡田龍生さんをお迎えしてお送りしています。
バッターは6番ライトの岡本です。
改めて、中川のピッチングはいかがでしょうか。
少し戻ってきていると思います。
ストライクが先行していますので、このペースでいいと思います。
中川は、入学当初はサードのポジションを守っていたそうです。
6月から代わって、2年生の夏、エースナンバーをつけて全国を代表する2014/08/17(日) 08:00〜11:45
ABCテレビ1
第96回全国高校野球選手権大会[デ][SS][字] 第7日 第1試合 第2試合

【第1試合 08:00〜】
沖縄尚学(沖縄)×作新学院(栃木)
【第2試合 10:30〜】
八戸学院光星(青森)×武修館(北北海道)

詳細情報
◇番組内容
第96回の熱い夏 3917校の頂点に立つのは?舞台は今年90周年の甲子園球場!高校球児のひたむきなプレーをあますことなくお伝えします!
◇ゲスト
【第1試合】
広岡正信(関西学院 監督)

【第2試合】
岡田龍生(履正社 監督)
◇データ放送1
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是非、ご参加ください。
◇データ放送2
テレビにインターネットを接続すると登録選手情報・本大会の戦績・地方大会の戦績・過去の大会情報など、より詳しい高校野球の情報をご覧いただけます。

ジャンル :
スポーツ – 野球

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映像
音声 : 3/2+LFEモード(3/2.1モード)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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