(佐藤正宏)
『遠くへ行きたい』
今回は「青春18きっぷ」の旅
絶景とうまいもの満載の瀬戸内を巡ります
うまいな。
うわっすごいね。
小説や映画の舞台になった尾道の風景に感動
大変ですね。
伝統の祭りに絶品ご当地グルメ
「18きっぷ」で宮島にだって行けちゃうんです
はっ!「18きっぷ」だ!さようならいってらっしゃい。
岩国では憧れの…
ホント空に向かってこう…。
江戸時代の職人業が光ります
すごいなここの景色。
下関の景色にうっとり
途中下車の旅は最高です!
よいさほいさこんにちは佐藤正宏です。
私は今岡山県の倉敷に来ておりますいいとこだね。
でも今回は倉敷の旅ではございません。
この「青春18きっぷ」を使って倉敷から旅を始めます。
いってきます。
前回の旅は倉敷で打ち止め
今回は倉敷駅から山陽本線でさらに西へ向かいます
ちょうど通学の時間帯
地元の人と一緒になるのも普通列車の旅ならでは
春もこの切符で旅をしました
京都から出発して…。
で明石でたこ焼き食べたりとか。
あとあそう!カキカキ日生のカキ。
カキお好み焼き。
それからね岡山名物のデミカツ丼。
あちこち行っていろいろ食べましたけども今回はね…もちろん食べますよもちろん食べる。
どこまで行こうかな〜。
それは…自分で決めますわう〜ん。
「青春」と名前が付いてますが年齢制限はありません!
さぁ夏休みを満喫するぞ〜
(車内アナウンス)ご乗車ありがとうございました。
間もなく笠岡笠岡です。
ちょっと気になるからここで降りてみますわ。
気になったら途中下車できるところが「青春18きっぷ」のいいところ
「笠岡」。
笠岡は江戸時代から瀬戸内海の物流の拠点として栄え広い土地は干潟を埋め立てて出来たそうです
何だ?これは?
駅前で不思議な物体を発見!
おっ!「ようこそカブトガニの街へ」。
そうかこれは…。
君はカブトガニか。
ハハハハ…。
もし生カブトガニが見れたらいいな〜。
行ってみよう。
おはようございますここってカブトガニの街なの?
(男性)笠岡市の…。
ん?教えてやって。
カブトガニってどっかで見れたりする?いる?生きてるの?へぇ〜。
入り組んだ湾のほとりにカブトガニ博物館がありました
もしかしてこの形はカブトガニとかっていうことなのかな?おっ!これが…。
(惣路さん)ええカブトガニですよ。
カブトガニってのはどのぐらい前から…。
今のと同じような形になったのは約2億年前です。
はいその通りです。
おっ!はいこれがそうです。
大体…。
はぁ〜。
どうぞ。
え触っていいんですか?いいですよ。
うわ〜!お〜!お〜!すんげぇカッコいいお前!お〜かわいいなカッコいい!
かつては笠岡の干潟にたくさんいたカブトガニですが干拓や海水の汚染によって一度は絶滅の危機に陥ったそうです
博物館では貴重なカブトガニを育て海に返す活動をしています
そのかいあって年々数が増えて来ているそうです
こういうことでしょうねカブトでいうとアハハハ…。
古代生物カブトガニ
カブトガニ。
貴重なものを見ることができました
笠岡港の近くで何やら行列のできている食堂を発見
ここでしか食べられない人気の料理があるというのですが…
からりと揚げて一体何の卵とじ?
おいしそうな丼
先ほどの揚げ物の正体は笠岡名産の生きのいいシャコなんです
はいお待たせしました。
ほ〜う!おっと。
笠岡のご当地グルメ熱々のシャコ丼です
うん。
うまいうまい。
ほらほらほら。
初めてだなシャコの丼も…。
こちらはシャコの天ぷら
定食に使うシャコはなんと15匹
これを食べるために途中下車する人もいるそうです
涼しい。
この日の気温は36度暑い!
次の目的地はたくさんの映画の舞台になっているあの場所です!
さて…初めて降りました。
初めて来たぞ「尾道」。
尾道さ〜てどんな出あいがあるかな〜?
「青春18きっぷ」仲間を発見!
さようならいってらっしゃい!おほっ!やっぱり尾道ドラマチックだよ!
尾道の風情ある町並み
映画のロケ地として有名ですよね
山の斜面にしがみつくように民家が立っています
ここをずっと上って行くんだ。
千光寺山の頂に絶景を望める場所があるそうです
ん?こんにちは!こんにちは!あ〜いいね。
一緒に乗っていい?うん。
ありがとう。
…など数々の名作が生まれた舞台
(ガイド)尾道の象徴ともいわれております千光寺でございます。
うわすごいね!うわ〜うわうわすごい。
(ガイド)間もなく山頂駅へ到着いたします。
この上が絶景らしいです
おわ〜すごいね!すごいな。
尾道水道に対岸の向島瀬戸内の島々まで見渡せます
いい景色だな〜
あっこのひもを持って…。
どういうふうに持てばいいですか?合掌でこうやって押さえる?うわ〜ありがたい!ありがたいですね。
ありがとうございます!うわ〜。
千光寺は開運厄よけのご利益があるお寺
この先もいい出あいがありますように
あ〜配達ご苦労さんです!上?配達行くんですか?はい。
大変ですね!暑いのに!ご苦労さまです!きっとみんなここ歩いてる人は「大変ですね大変ですね」って声掛けるから「いや〜」って言いながら…。
ねぇ。
こうしてのんびり坂道を歩くのも楽しい
猫猫。
お〜い。
どうもこんにちは。
路地もいいな〜
ここは何屋さんですか?「チャイダー」。
こんにちは!
(村上さん)こんにちは。
チャイダーっていうのは何者ですか?
チャイダーって一体何?
チャイダーっていうのは何者ですか?お茶とサイダーをブレンドして作ってるものでお茶のサイダーですチャイダー。
でチャイダー。
何ともユニークな組み合わせですが昔から尾道のお茶屋さんが自宅で楽しんでいた飲み方です
茶葉は緑茶と抹茶をブレンドしたもの
あとはこの尾道の向島のほうで作られてるサイダーですね混ぜて…。
地サイダー?
(村上さん)はい地サイダーを。
へぇ〜ここで出来てる尾道のサイダーですか?はいそうです。
暑い日にピッタリ!早く飲みたい!
はいお待たせしました。
これが…。
はいこれがチャイダーですね。
新名物?はい!グラスを持った時にお茶の香りがまず鼻から入ってそれがまたいいっすね。
うまいっすね!ハハハ!
甘さ控えめのチャイダー
尾道散歩の後にいかがですか?
次はどこへ行こうかな〜?
広島で外せない場所がありました!
ほら〜宮島口ですよ!
世界遺産安芸の宮島への玄関口です
いい匂いがするぞいい匂いがするぞ。
あっここに「あなごめし」。
あなごめし。
こんにちは!
(上野さん)いらっしゃいませ。
下見ると持ち帰りの弁当もあるんですか?味が染みて?そういうことですね。
うわ〜楽しみ…じゃあその弁当を1つお願いいたします。
はいご準備します。
この店は明治34年創業の老舗
宮島口の駅前で広島名産のアナゴを使った駅弁「あなごめし」を売り出したのだそうです
香ばしく焼けて身もふっくら
お店で食べるならこちら
うまそうですね
でも通はこの弁当を買って行くんです
これを携えて行って…いただきます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
うわ〜うれしいな〜。
おっ!「JR宮島行のりば」。
JRなんだ船が。
フェリーはこの「18きっぷ」で乗れるんですか?大丈夫ですOKですよ。
OKですか?
宮島へ渡るフェリーも「青春18きっぷ」が使えます
ラッキー!
乗船時間は10分ほど
見えて来たよあそこ神社。
厳島神社の大鳥居が見えて来ました
海の上に建物が立っててね。
うわ〜人結構やっぱり…。
あちこちから来てるもんだね。
お暑うございます鹿さん。
お暑うございますフフフ…。
この日はちょうど祭りの日
地元の男達が宝珠を取り合い今年の福男を決める玉取祭です
なんと戦国時代から続いているんですって
グループで足場を組んで一番上の人が玉を狙います
おっおっあっあ〜!落ちたなかなか幸せはすぐにはつかめんな〜。
さぁ次はどうかな?
よっしゃよっしゃ行け行け…!登った登った登った!
(拍手)あ〜。
乗った乗った乗った…!お〜すごいすごい!お〜カッコいいカッコいい。
カッコいい。
せ〜の…。
投げた取った…。
さぁここからが祭りのクライマックス
落とした宝珠を奪い合い先に岸に着いた人が福男です
いや〜。
う〜わ〜!
(拍手)お仕事は?消防?消防さんそりゃ体力あるわ。
やっぱりこれ手にするとうれしいですか?
(北瀬さん)うれしいですねはい。
なるほどね今年は幸せが来ますね。
はいありがとうございます!ありがとうございました。
ありがとうございました。
いいね後ろ姿が。
珍しい祭りに出あえてよかった
おっ!これは…何だ?しゃもじ?これが昔から代々伝わってる…。
揚げもみじ…。
こんにちは。
いらっしゃいませ。
何?何?駄目だよ紙も…駄目駄目。
駄目!だから…だから頼むよ!これは…。
どこ行くかな…こっち行くか。
あ〜。
潮が引くと子供遊び場になるんだもんな。
子供いいよね。
うわっ近くに来ると大っきいわ。
鳥居うわっ!つないではいるけどももともとはこれ自然の木1本ですよ。
丸太というか。
うわ〜デカイな。
一度もこの鳥居は倒れたことがないそうです。
神秘的な宮島堪能しました
列車に揺られてうとうと
気持ちいいんだなこれが
危ない危ない!寝過ごすところでした
続いての駅はここ
着きました。
「岩国」。
ここは一回行ってみたかったんですよ。
錦帯橋。
岩国は城下町の雰囲気が残る町
錦帯橋も江戸時代に架けられたそうですよ
うわ〜。
何て景色になじんでいるんだろう。
すごいすごい。
この美しいアーチが連なる景観は国指定の名勝に選ばれています
あそこに…あれが岩国のお城。
お城に行く時にこの橋を渡って行ったということなのか。
あ〜すごいすごい。
山越えると急に景色が変わって来るんだ。
ほら向こうから次の橋の山が見えて来たりして。
景色がコロコロコロコロ変わって行く。
職人達の手で何度も架け替えられその技術が伝統として伝わっています
下から見ると意外とこう細く感じるな。
すごいな。
ホント空に向かってこう橋が架かってる。
城下町でレトロな店を見つけました
のぞいてみるか。
お〜。
いろんなお菓子がいっぱい。
ガラスケースの中に懐かしいお菓子がぎっしり
なんと…
もうこの店自体何年ぐらいなんですか?創業っていうと。
えっ!108年か9年?みんなこれ値段書いてある?ちゃんと…。
分かってる?あっ…20円とか10円とか書いてあるね。
今日は幾らお小遣い使う予定?200円あなたは幾ら?今日…。
150円使う予定君は?100円そうかそうかそうか。
このみるくぼうろを100g。
旅のお供に僕も買っちゃおう!
「金平糖」。
(浅尾さん)金平糖入れちゃいますか?金平糖もください。
あ〜かわいい!お買い上げで…ありがとうございます。
ありがとうございます。
もうかった。
じゃあねバイバイさようなら。
さようなら。
夏休みの子供達元気でな!
子供達の見送りだ。
いや〜。
岩国駅から山陽本線は海沿いの絶景を走ります
岩国で買ったみるくぼうろ。
うまいな。
さぁ次はどこで降りようか
お〜着きました下関。
ここが本州の一番西の端でもう次の駅は門司はもう九州ねっ。
下関は関門海峡に面した港町
潮の流れが速いため身の締まったおいしい魚がたくさん捕れます
下関といえばやっぱりフグ
あそこあそこほら。
「ぶちうまい!!」。
「ぶち」っていうのは多分「すごく」でしょ。
フグを使った丼引かれますねぇ!
(望月さん)フグのぶっかけ丼です。
はい。
ほ〜。
これはもう…。
豪快に…。
豪快にガブガブ行ったほうがいいんですよね?この辺で捕れるフグなんですよね。
あっこの辺で捕れる?はい。
身がコリコリしておいしいと思います。
これフグ何切れぐらい入ってるんですか?これは…。
へぇ〜。
フグをぜいたくに使った丼がなんと880円!
お得!
「火の山ロープウェイ」。
関門海峡が一望できる絶景ポイントがあるそうです
今回2度目のロープウェイ
バイバ〜イ。
(ガイド)は〜いありがとうございます。
展望台に突入!どど〜ん!
さてさてどんな景色が見られるか
お〜!ここはすごい展望台だな〜。
この大パノラマ
対岸の九州はもちろん遠くの島々までくっきり
なんと日本海まで見渡せます
次はどこへ行こうかな
本州の西の端まで来ましたからね。
日本海側を回るっていうてもあるしまた渡って九州のほうに行くっていうてもあるしまた向こうの瀬戸内海を越えて四国を旅するっていうてもあるし。
う〜んぜいたくに悩ましいな。
お〜!
「青春18きっぷ」で岡山県の倉敷から山口県の下関まで瀬戸内を巡る普通列車の旅
楽しいですよ〜!
2014/08/17(日) 07:00〜07:30
読売テレビ1
遠くへ行きたい 旅人:佐藤正宏「青春18きっぷの旅!」岡山県倉敷市〜山口県下関市
「知らない街を歩いてみたい♪」の主題歌で有名な、歴史ある旅番組。旅人を通じて、『人・景色・食』など、訪れた土地の魅力を紹介する。
詳細情報
出演者
【旅人】
佐藤正宏
番組内容
俳優の佐藤正宏が、5日間、快速・各駅電車が乗り放題なお得な切符『青春18きっぷ』で倉敷から下関まで途中下車の旅を楽しむ。
岡山県笠岡では、生きた化石と呼ばれる『カブトガニ』の博物館を見学。
尾道では、爽快な新感覚ドリンク『チャイダー』を味わう。
宮島では、ふんどし姿の男性が木の玉を奪いあう珍しいお祭り『玉取祭』の迫力に圧倒される。
下関では、夏でも食べられる絶品のフグの丼ぶりを堪能する。
番組ホームページ
http://www.to−ku.com
取材地
岡山・広島・山口
ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
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