今日の『ボクらの時代』は仕事に育児に忙しいママたち3人
(木佐)絶対香ちゃんよりは下に見えるでしょ私。
(高嶋)貫禄はあるけど。
(木佐)474543。
(高嶋)何?それ。
何?それ。
(岸谷)いい立場だね今日。
6歳からバイオリンを始めた高嶋さんは年間100本近くのコンサートに出演するなどクラシックを身近なものにするために活動してきました
また親しみやすい名曲や映画音楽のカバーからオリジナル作品まで多彩なジャンルを取り入れたアルバムを数多く発表
新たなクラシックファンを増やし続けています
私生活では…
(木佐)「こんばんは」
少女時代の7年間をアメリカで過ごした木佐さんはフジテレビのアナウンサーとして活躍
ニュースからバラエティーまで数々の番組で人気を集めました
「アンビリーバ防災頭巾」
私生活では…
(岸谷)・「ダイアモンドだね」
19歳のときにプリンセスプリンセスのボーカルとしてデビュー
『Diamonds』をはじめ数多くの曲が大ヒットを記録
ガールズバンドのパイオニアとして圧倒的な支持を集めました
そしてことしソロ活動を本格的に再開
現在13歳の息子と11歳の娘を持つママとして仕事に育児に多忙な日々を送っています
実は…
初めまして。
よろしくお願いします。
第一印象は?私はもうだってプリプリの大ファンだったから。
えっ意外。
クラシックの人なんてみんな嫌いなのかなって。
超好きで。
すごい覚えてるのが先生のレッスンのお宅に行く車の中で普通の人は自分がこれから演奏する曲を聴くんですよ。
私『M』歌ってたから。
(岸谷・木佐)えぇー!そしたらこんなバイオリニストになっちゃった。
いやいや。
それでよかったと思ってます。
飲まないんでしょ?高嶋さん。
そうなんです。
よくこの人と友達だよね。
確かにね。
ご飯は行くんだけど私は飲んで。
一人で飲むの?そう。
…でまただらだらでれでれが嫌いだからちいちゃんとご飯行くと2時間後ぐらいには帰っちゃうの。
お茶でもだらだらしないよね。
無理無理。
お茶は1時間食事は2時間って決めてるの。
ホントに?はい。
言わなかったっけ?前おうちお茶しにおいでって呼ばれて1時間ぐらいしたらお代わりのコーヒー入れてくれないわ何かもうそわそわしちゃって。
でも彩子ちゃんとはねすごいよね。
4〜5時間?できないでしょ。
嘘でしょ。
ハワイ着いちゃうよ。
マジで?ハハハハ!
今日は働くママ3人が子供への愛情から夫への不満まで語り合います
べったりだったよ。
もうべったりで。
例えば合格とかさ不合格とかあるけど。
「自分のことと思わない」って。
「これは私のことじゃない」「息子のことだ」って思うんだけどそう思えば思うほどもうショックだし。
ケンカすんのって労力いらない?じゃあ腹立つときとか言わない?旦那さんを大型犬と思うとすごい夫婦ってうまくいくんだって。
けどよくさ飼い犬に手かまれるっていうじゃん。
仕事が楽しいんですねじゃあ。
楽しくないの?全然。
子供ができて変わったかな。
何で子供が関係あるんですか?一番大事なのは子供だ。
音楽はその日のベストであればいい。
それじゃ趣味じゃないですか。
うん。
だってお金取ってるんだから…。
でも何か合うと思うんだよね。
…って前から言ってて。
言ってるでしょ。
お互いに言ってるよね。
だけど飲まないっていうのを聞いてショッキングだったの。
えぇー!じゃあどうやって仲良くなったらいいんだろう?みたいな。
飲まないと仲良くなれないんですか?分かんないけど。
好きだね。
ここ好きだね。
だからびっくりしちゃって。
飲まないで友達ってどうやって友達になったんだろう?ここはねロサンゼルス時代に。
旦那の転勤で同時期だったんです。
こちらはドジャースですけど。
うちは一般サラリーマンですけど。
じゃあ現地で知り合ったの?そうだね。
初めましてだったんだよ。
でもぜひ今度じゃあ。
ぜひぜひご飯。
楽しいんでしょ?飲まなくても。
楽しいですよ2時間は。
その後じゃあ私たちは「帰っちゃったね」って言いながら。
でもいいよね。
気持ちいいあの帰り方。
でもオバンデレラだったらちょうどいいんじゃない?何?それ。
私たちもう上が中学でしょ。
だから6年生のときとか塾行ったりとか家庭教師付けて勉強するでしょやっぱりね。
そんで3時間とか家庭教師の間ちょっとじゃあこの3時間だけ行っちゃう?みたいな感じで。
ほんで家庭教師の終わる時間に何食わぬ顔で家に戻ってるっていうのを。
おばさんとシンデレラを掛けたの。
オバンデレラ。
どう?それはやってるの?ここの間でね。
そう。
それほんのり帰ってもいいわけ?それはいいの全然。
心が元気になってるから子供はうれしいのよ。
そっか!ちょっと罪悪感もあるから普段怒るところがちょっと減るんだよね。
だからみんな幸せ。
ちいちゃんどうしてるの?怒りたいとき。
怒ってるよ。
胸ぐらつかんでるよ。
てめえこの野郎だよ。
そうでしょ。
男の子?男の子です2人。
大変だよ。
もうちょっとしたらもう思春期じゃん。
まだカワイイですか?まぁこっちは…。
カワイイよね。
まだカワイイ。
でもねちょっと始まったの。
ここもうちょっと一歩先行ってる。
いや。
2〜3歩リードだよ。
だって体も私よりもおっきいし。
5年生ぐらいから来たよね。
うん。
ちょっと来て。
「何だようざいな」とかって?そこまでね言葉では言わないけど何にも言わなくなってきた。
そっち系か。
「ねぇ今日どうなの?」「うん?分かんない」「分かんない」とか「知らない」とか言うの。
何聞いても。
うちはねホントに何聞いてもホントに分かんないみたいなの。
ハハハ!いやいやいやいやいや。
どっち?上。
もう心配なの。
何年生?2年生なんですけど。
昨日もダンゴムシを50匹だよ捕ってきて家のじゅうたんにばらまいてるんだよ。
嫌ー!下はさえてるんですよ。
そっくり。
下はね目つきの…。
ちょっと…ちょっと悪い顔してるでしょ。
この悪い感じがちょっと入ってる。
そっくりだよね。
そっくり。
目がね鋭い。
母の日に「地獄に落ちろ」って言われたんです。
(笑い声)何で?何で?ホントに思ってるんだと思うよ。
ちょっとねウケ狙いなんだよね。
そういうの見て泣いたりしないの?ショックで。
全然。
私泣いちゃうかも。
「地獄に落ちろ」なんて言われたら。
うちで悪者だから。
だからこの前会ったときに子供2人がパパにぺたってくっついてママが「おいで」っつったら「嫌」って言われてた。
えぇーホント?寝言で「ママがヤダ」っつってた。
(笑い声)そうそうそう。
そんなのしょっちゅうで。
全然OKですけどね。
えっべったりですか?べったりだったよ。
もうべったりで。
だから私10年間仕事してなかったんだよ。
入ってた入ってた家にね。
もうすっかり専業主婦で。
もう子供が外で泣いたりとか騒いだりしたときにどうしていいか分かんないから外食とか外出もホント小さいころなんかしたことなかった。
だから離れたいんだろうねもう。
もう十分だぜって思われてるんだとは思うんだけど。
全然べったりじゃないよね。
私ねべったりかな?最初旦那の連れ子かと思ったもん。
何?いいかげんにしなさいよ。
産んだ産んだ。
でもどっかで個と思ってるかな。
自分の分身とは思ってないかな。
アメリカってわりとそうじゃなかった?日本人もアメリカ人も同じように子供を愛してると思うんだけどもうちょっと別の個人格。
小さいときから別に寝るとかいうしね。
だから愛情は一緒だけど日本のお母さんって一生懸命だよね。
全てを犠牲にしてさ子供のためにじゃない。
まぁ犠牲と思っちゃうとねちょっとどうかなと思うけど。
何かね聞いたのは自分がバカだって分かったときよりも子供がバカだって分かったときの方がショックだって言われた。
あっそうだよ。
だからその逆でさほら子供が褒められると自分が褒められるよりもうれしかったりもするしさ。
そりゃそうだよね。
例えば合格とかさ不合格とかあるけど。
不合格のときはさ自分が落ちたときなんか大して。
あーあって思ったけど。
子供のとき「わーん」だし合格したらもうこんな…。
「私死ぬ瞬間絶対これ思い出すまた」と思うぐらいやっぱりうれしかったもん。
それ日本人のママなんだよ。
やっぱり一緒にやってるから。
自分の子供イコール自分みたいなことになっちゃってるでしょ?自分以上だよね。
だから「自分のことと思わない」って毎日言い聞かせてたけど。
「これは私のことじゃない」「息子のことだ」って思うんだけどそう思えば思うほどもうショックだしうれしい。
だからたまに産んだけどちょっと他人って思うと楽なときがある。
他人っていうかホント別の人生歩んでる。
私でもすごい下手だと思うそういうの。
正面からどっぷりやっちゃって逃げられるみたいな。
うまくできないなー。
難しいよ。
けど今の子すごい勉強するよね。
うん。
だってさ私たちの時代より全然受験勉強が長いもんね今。
うちの息子中学受験したけど早い子は3年生から受験勉強してるもん。
小学校の半分じゃん3年生からとかさ。
10時とかまで塾行ってるんだよ。
そんな10時ぐらいまで毎日なの?毎日だよ!えっ!すごかったよね。
じゃあいつ遊ぶんですか?土日?土日ももう塾。
だからかわいそうだなと思った。
自分たちはどうだった?だって楽器と歌があって才能の分野とお勉強の分野をどういうふうにコントロールして…。
私はねご想像どおりなんだけどすごい勉強ができなかったの。
私はねご想像どおりなんだけどすごい勉強ができなかったの。
想像しないよね全然。
やっぱおかしかったんだろうね今思えば。
算数とかすごい得意そう。
すごいできなかったの。
もうね割り算でつまずいちゃって。
例えばリンゴが7個あります。
お兄ちゃんと妹で分けたら何個余りますか?っていう問題もお兄ちゃんが3つで私が4つだから1個も余らない。
自分…。
それいいじゃん欲望だから。
いや。
けどホントにそれを正気で書いちゃうの。
それで親もこれはおかしいと思ってそれでもやっぱり女の子でも手に職つけて食べてく何か道がなきゃいけないと思って音楽やらせたの。
すごいねママ。
すごいお母さんだね。
うち障害持ってるお姉ちゃんがいてそのお姉ちゃんをうちの親が亡くなった後私かうちの兄が面倒見なきゃいけないからそのときにお嫁にいって自分の立場が悪くならないように金もうけできるような奥さんにしとかなきゃいけないと思った。
ちいちゃんをね。
すごいねお母さま。
もう親の敷いたレールだよ私は完璧に。
そっか。
私全然逆さまだな。
何か私は小学校から受験して付属の学校にいたのね。
だから親が熱心だったんだよね。
そのおかげで音楽室とかが充実しててそれで楽器があったわけ音楽室に。
ドラムセットはもちろんあるし。
子供なんて何か適当にやりたがるから。
オーディションとかあって『オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ』に合わせて8ビートをたたける子だけ合格した子だけ触っていいとか言われたらもう1番に行って給食も食べずに練習していって1番に受けてみたいな感じでやりたがったんだよね。
カッコイイ。
そんでバンド始めちゃったんだよね。
すごい。
じゃあ学校のおかげ。
そうだと思う。
環境だね。
環境だね。
だからもう当然私も子供も小学校からそういう所に行くんだろうなっていうか。
だから受験とかも普通にやったけど。
そういう何か選択肢がたくさんあるような私が音楽室を満喫できたような学校生活送ってほしいなとは思ってるけどね。
心配になっちゃう。
今何かのらくらやってるの見ると。
何か特別に好きなこととかないの?とか思って。
ないよ。
私なかったもん。
普通の子はそんなないと思うよ。
私けど毎日言ってる。
上の子が小学校1年上がったときだったんだけど小学校1年上がる前に「小学生になったら好きなことを決めなきゃいけないんだよ」「ママはバイオリンって決めたから決めて」って言ったら最初は「シャチ」って言ったの。
うちシャチが好きなのシャチが。
ホント好きだよね。
シャチ博士なんです。
将来はシャチ博士になりたいって言って。
1年生のときは「いいよじゃあシャチ博士ね」って言ってたけどまぁそれもねって。
でもいいじゃない。
好きなものがあるっていうのがいいなと思う。
朝から晩までシャチの絵描いてたからね。
1歳のときから。
それ今も描いてる。
シャチでもうちの息子が1歳のときからずっと絵を描いてて本当にって言ってたらこんな躍起になって中学受験ってしなかったのかもと思うぐらい。
何かないんだもん。
まだ何も。
だからね勉強は保険だよねたぶん。
そうよね。
何かやりたいときの土台っていうことだよね。
そしたら自分の知らない例えばお医者さんとか勉強しなきゃいけない将来の仕事に興味を持ったときにまだ間に合うぐらいの…。
確かに土台があればね。
どんな家を建てたいか分かんないからやっぱ土台は絶対大事だよね。
どんな家を建てるにも。
土地がないとね。
でもねそれを子供に言ってもねいまいち響かないのよ。
土台がとか。
男の子は分かんないよ。
ぴんときてない。
でも子供を音楽家にしたい?下はするんです。
マジ!?バイオリン?チェロです。
結構何?スパルタ系?スパルタっていうかまだ幼稚園生だからと思って最初は褒めようとかいい音だねとかすごいねって褒めてたんだけどそれじゃ飽き足らないみたいでもっと課題をあげてみたのね。
「もっと弓が吸い付くように弦の上で弾いてごらん」とかって。
ものすごい高度!だけどね意外と分かるんですよ。
「こっちの手はたたくように音を取ってってごらん」っつったら「こんな感じ?」とか言って。
できるんだ。
それ才能あるのかもね。
いやいや。
好きなんだと思います。
でもそのね今ほら褒めるよりもって言ったでしょ。
すごい悩まない?今日本って褒める教育を推進してるじゃない。
いろんな専門家の人とか聞くとさやっぱり褒めましょうって言うけど。
何か私はちょっと抵抗があるんだよね。
私も恥ずかしくってっていうか。
褒められて育った?まったく褒められてないの。
やっぱここそうでしょ?まったく褒められてない。
ここそうだよ。
褒められた感じしないもん。
親に褒められた記憶なんてほとんどない。
親に聞いても褒めた記憶ないって言うから。
生まれたときからバカだったって言われて育ったから。
ホントに。
私でもだから褒め方が分かんないんだよね。
そういう世代だったのかな?どう思う?どう思う?それはけどさ使いようじゃない?アメとムチで。
褒められたことないのに褒め方分かるの?あのね旦那を調教してるうちに男は褒めた方が成長するって分かったんですよ。
旦那はどっち?旦那は今まではそれまではすごい「あれも駄目これも駄目」って言ってたんだけど一回食器を洗ったときにすごい奇麗だったんですよ。
うちの旦那がね。
そのときに「食洗機より奇麗に洗うね」ってホントに思ったから言ったらその日から毎日ですよ。
アライグマみたいに洗ってるから。
やめなさいもう。
怒ってるよ。
だからそれで男は褒めた方が伸びるんだと思ったんですよ。
でもこれ見てたらさ「俺適当に操られて褒められてんな適当に」と思っちゃうよね。
もっと器が広いから大丈夫です。
ホント?でもほらパパもさ同じような職業じゃない。
あぁまぁそうかもね。
芸能界とか。
何かそこで話し合ったりとか。
えっ!「今日のあれああだったね」みたいな。
駄目出し合い?同じ舞台で何かをする人だから。
お客さん目線で何かコメントとかあるんですか?いや見に行ったらそりゃ何か言うのが礼儀だなと思うから。
礼儀って。
ねぇそうじゃない。
そうだね。
だからもちろん感想は言うけどあんまり込み入ったことは言わないし。
うちもまったくかな。
でも見に行ったりすごい…。
現役時代っていうの?ピッチャーやってるときはさ一緒に飲んでても…。
すごい気にするよね。
「一が登板だから」とか言って。
香ちゃん見てないじゃんこうやって。
これじゃまるで見てない。
普通正座して見る人とかもいるから。
えぇーそうなの?そうだよ。
たぶん8割方。
「香ちゃんと飲んでるといつも勝つんだよね。
ワハハ!」とか言って。
それで「おごり」とかね。
だから私の中ではうちの中では投げる前の日の方がすごい大事で。
まぁそこで私はちょっとお役御免で。
投げる日になったら朝ご飯食べさせてちゃんとした時間に家を出せばもうそっからは…。
まぁ頑張るのはね。
彼しだいなのよ。
そこで私がテレビで正座しててもって…。
してる人もいっぱいいるからあれなんだけど私はそういうタイプではまったくなかったわけ。
だってそれをやったらさ一緒にずっと戦ってるみたいでさ笑ってらんないよ。
調子が悪いときとかさ分からないじゃん。
本人の理由なんてさ見てる人には誰にも分からないいろんなことがあるだろうにさ。
そういう意味ではたぶん強いんじゃない?自分の仕事は自分で完結しますっていうタイプだから。
まったく勝っても負けても。
でもご機嫌だよねいつもねおうちで。
ご機嫌だねそうだね。
そうそうあんな感じあんな感じ。
ケンカしますか?ケンカ?もう…。
すごいね。
何年も何十年もしてないんじゃない?ケンカすんのって労力いらない?そう。
ねぇ。
えっじゃあ腹立つときとかこうしてほしいのにとかいうときはもう言わない?うーん。
あんまないよね。
期待してないの?じゃあ。
アハハ!そう。
悪くいったらそんなに求めてないかも最初から。
でもそうかも。
当てにはしてない何事も。
やってくれたらラッキーぐらいに思ってるかも。
みんなそう言うね奥さんって。
そうした方が楽だから自分が。
分かるよね分かる分かるうん。
すごい求めて怒ってるんでしょ?珍しくね素直に今…。
分かる。
当てにしちゃいけないの。
私どっかで当てにしてるんだよ。
誰かが言ってたんだけど旦那さんを大型犬と思うとすごい夫婦ってうまくいくんだって。
私は息子って思ってたんだけど今まで。
大型犬って感じだよねご主人。
大型犬と思うと…すごいほら人間って優しくなれるでしょペットとかに。
けどよくさ飼い犬に手かまれるっていうじゃん。
(笑い声)それはあるよねそういうことは。
それあるんだよそういうこと。
それもあるよってことですよね。
たまにかまれるのも含めてかもね。
お母さんが子供を怒る声量って幼稚園のときからどんどん増えていくんだってね。
エスカレートするんだって。
内容が?あぁ内容ね。
内容とあとボリュームも。
あぁ分かるな。
大きな声で怒るとかいうのってもうしなくなるよ中学生とか。
もう大人だもん対応が。
だから「ちょっと来なさい」みたいな逆にもう静かに。
「あのさ」みたいな感じで話さないと聞いてくれないもんね。
けどしょせん男の子はね。
そうよ。
だからねうち旦那に「今の自分に自信ある?」って。
これがよくないとか悪かったなとか自分が生まれ育った環境でここがよかったここが悪かったがあったら教えてほしいって言ったの。
男の子は分かんないじゃん。
そしたら男の子にとっては家にお金があるっていうことが一番マイナスだと思うって言われたの。
どうして?だからスネ夫みたいなもんです。
うち金あるしみたいなね。
そうすると勉強しなくなる。
そういうタイプじゃないじゃん。
でもさお金がなかったらチェロ買ってあげられないじゃん。
だけどうちの母親の口癖は「お金ないお金ない」だったからね。
「うちはお金残さないけど教育を残す」って言ってたから。
さすが。
でもさバイオリニストのさ…。
娘をバイオリニストにするっていうのはさお金がないおうちではできないよ。
だからお金なかったんだと思うんですよ。
けどやっぱりそれでもね習い事ってお金掛かってるんだっていう感覚を子供には教えなきゃいけないと思うんですよ。
まぁねそうだよね。
それはそうだよね。
好きなだけ好きな習い事をさせてもらってるっていうのはすごいいい環境なんだよっていうのは言うけどねうちも。
野球選手とかってほらまた何か出ちゃうでしょ数字が。
お給料とか。
そうだよね。
そっか。
子供の友達とかも知ってたりするんだもんね年俸とかね。
そう。
何か怖い職業だね。
そう。
自分がそういうふうに育ててなくてもまぁやっぱり少しさ周りから入ってきたりとかさ。
「ことしはすごいじゃん」とか言われたり。
「減っちゃったね」みたいなさ。
ホント?友達同士であるかもね。
まぁでもねそれも含めてね。
しょうがないよね。
そこの家に生まれるってことだよね。
でもだからほらチェロができるわけだしさ野球やろうと思えばできるわけだしさ。
それがよかった方に向けばいいんだよね将来的に。
そうですね。
自信ないよホント。
そうかもね。
でも私の言い訳なんだけどこのたびことしぐらいからまた本格的に音楽始めようかなと思ってそのときに…。
子供はだって部活とかで夢中になるじゃない。
大人も何かに夢中になって情熱を傾けてやってる姿っていうのをお母さんだって見せるのも悪くないかなとか思って。
お母さんってほら罪悪感じゃない。
自分が楽しむことが。
楽しむことが。
仕事が楽しいんですねじゃあ。
楽しくないの?全然。
えぇー!ショッキング私もう。
はっ?楽しいでしょ。
「楽しい」の限度超えてますよ。
つら過ぎて。
どういうのが楽しくないの?えっ?12時間以上レコーディングで弾いてるとか。
最後は笑えないですよねもう。
笑い一生忘れちゃうんじゃないかみたいな。
自分に厳しいんでしょ。
行き詰まっちゃうんですよ。
「こんなんじゃないこんなんじゃない」あぁー分かる。
でも私も昔そうだったんだけど子供ができて変わったかなって。
もうこんなもんかなみたいな。
はっ?何で子供が関係あるんですか?一番大事なのはまぁ子供だ。
音楽は楽しいとか自分がその日のベストであればいい。
それじゃ趣味じゃないですか。
うん。
だってお金取ってるんだから…。
だから…だけど…。
うんそうねお金取ってるんだけどそのレベルはいってるかな。
あぁー素晴らしい。
素晴らしいですよ。
そのレベルいってないんですよ私の場合。
きっとねいってるんだよ。
いってるんだけど自分の中の合格点が高過ぎるんだよ。
たぶんねちゃんとこうもうきちっといってるから確固たる自信があるから後はもう楽しいだけなんだよ。
そんなことない。
自分に厳しいタイプかもね。
性格だねもうね。
そうだよ。
泉谷さんに「向いてない」って言われたもん。
えっ何が?ミュージシャン?そう。
こんなに年間100回もコンサートやっててまだ緊張するのはお前向いてねえや!って言われたの。
おっしゃるとおりです。
緊張はみんなするんじゃない?けど舞台に出てったときこれどっちの手で持つんだっけ?えっこっち?アハハ!逆さまに…。
ホントにそれぐらい緊張するの。
今でも?全然。
でも失敗したらやり直したりしたらいいのに。
どういうこと?最初から?私あるよ。
笑えないのある?私笑えないのないかな。
意外としっかりしてるよねそういうとこ。
だって勉強とかしてるもんね意外と。
飲んでても「私帰って今日選挙の何とかだから勉強しなきゃ」とか言って。
はぁー。
上っ面だけ。
違うよ!ひどいね。
そう。
こうやってね落としてほらうれしそうな顔するでしょ。
今日一番うれしそうな顔したでしょ。
ツッコミがいがある感じあるもんね。
ちいちゃんとのテレビは1年に1回ぐらいでいい。
ホントにもう…もうね。
大丈夫私今日初対面だから。
次の仕事はもうしないようにする。
それでは今日も素晴らしい一日を
2014/08/17(日) 07:00〜07:30
関西テレビ1
ボクらの時代[字]
岸谷香×高嶋ちさ子×木佐彩子
詳細情報
番組内容
これは、毎回、様々なジャンルで活躍する3人が集い、多彩な話題や事象を取り上げていくトーク番組です。出演していただくのは、学者、デザイナー、ビジネスマン、アーティスト、政治家、教師、映画監督、タレント…。一つのジャンルにとらわれることなく、今、旬で話題の人はもちろん、海外で評価を得ている人、大きな発見・発明を成し遂げた人、日本に感動を与えた人…、と多彩な顔ぶれ。
番組内容2
「日本のトップランナー」であり「先駆者」であり「成功者」でもある彼らが、何を語り、何を想うのかが番組の見どころです。また、この番組では司会者をおかず、あくまでゲスト達の、気負わないトークのみで番組を構成します。ある種、原点回帰とも言うべきシンプルな構成で、ゲストの顔ぶれと興味深いトーク内容を楽しむ番組。
日曜朝のリラックスした時間にフィットする、上質の番組をお届けします!
出演者
岸谷香
高嶋ちさ子
木佐彩子
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
バラエティ – トークバラエティ
趣味/教育 – その他
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