物語はこの河口から始まった。
いいですよ。
おっいいよ!テンが5個あるじゃねえかよ!テンは4…。
しゃべりかけるからですよ!全国の少年少女真似しちゃダメだからな。
よし僕はチームとしてちゃんとフォローしますよ。
おおやってくれ!お願いします!ビックリマーク!いいですね!さぁ今回の目的地目指せ石狩川源流点でございます!これまで…。
今回目指すのは…。
石狩川っていうのは日本で第3位の長河でございます。
え〜!その大河の一滴は北海道のど真ん中大雪山系石狩岳の中にあります。
地元の人でもほとんど見たことがないという幻の源流点。
それはそれは深い山の奥にあります。
川上りに使うのは海上自衛隊や海上保安庁の海猿たちが実際に使っている強力なボート。
準備はOK!行きますか!行ってきます!速い!晴天にも恵まれた一級船舶免許を持っている照英をリーダーに前回苦楽をともにした…。
そして元アイドリングの…。
何しろ挑む相手は北海道を代表する一級河川石狩川。
行く先々には数々の困難が待ち受けていた。
行け行け行け…。
行く手を阻む浅瀬との戦い。
やばい。
急がなきゃ。
今日宿行けるかな…。
旅先で出会う北海道の美味に舌鼓。
やばい照英さん…。
今まで食べたビーフシチューの中で疲れた体をじっくりと癒やしてくれる名湯天然温泉。
うわぁ〜!これぞ夏の北海道を満喫。
更に今回奥へ奥へと進むほどに迫ってくる手つかずの大自然。
これ絶対近くにいる絶対近くにいる。
そして彼らにいったい何が?ほんと僕の源流点ですよ…。
俺たちだってこれテレビやって…。
子供たちにさ…。
こういうもんなんだよ。
石狩川源流点への道中は最高にドラマチックだった。
(一同)わぁ〜!7月初旬札幌のすぐそば。
日本海に注ぐ石狩川の河口からスタート。
何か外国みたいだね。
何かほんとブラジルの…。
アマゾンだよね。
アマゾンの景色に似てる。
何しろ石狩川の流域面積は利根川についで日本第2位の広さですからね。
うわほんとに広いなこりゃ。
ほんとだ。
あれフィッシャーマン発見だよ。
ちょっと行ってみる?行ってみましょうか。
何釣ってるんだろう?このへんは汽水域だから海の潮も入ってきてるわけ。
満潮干潮…潮流を感じる場所だから。
海の魚はきてるよ…。
お父さんおはようございます。
手振ってくれてる。
カレイ?ここで釣れるんですか?カレイ。
カワガレイ?何か釣れてないですか?今あたってた。
きてる?きてる?ほんとに?あっきたきた!ほらほら釣れてる!なんか釣れてる!ああ結構でかいね。
食べられるんですか?それ。
食べられるよ。
食べられなかったら釣らない。
ここってカレイの他に釣れる魚…。
今のハゼこれだけ秋になればこうなる。
そんな大きくなるんですか?20センチくらい。
海の魚を釣ってる感覚なんですか?川の魚?汽水ですよねでも。
ここね層になってる重さが違うから。
いい勉強になるね。
おもしろいですね。
石狩川は河口から25キロ付近までは海水と真水が混じり合う汽水域。
だからいろんな魚がとれます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
いい人。
優しいいい人に出会ったね。
あったかいですね。
こういうすてきな出会いも船の旅ならではなんだよね。
景色もいいし。
ほんとだ長い。
河口から5キロ地点にかかる最初の橋…。
涼しい日かげ。
気持いい!最高!気持いい!視力抜群の野生児照英がその先に何かを見つけた。
あります?あっ茶色い屋根あった!あそこ!あそこですね。
書いてある書いてある。
えっ読めましたか?読めます?ウソでしょ!北海道で青い文字でアルファベットが書いてあるの。
みんな空港とかでもよく買っていく…。
シャンパン味?そう!ROYCE’って書いてあるの!ウソでしょ。
ウソだ見えない見えない。
この距離は見えないって。
ほんとこれウソじゃないから行ってみよう。
ウソ!ロイズすごい好きなんだよ。
ほんとにロイズだったら照英さんすごい人ですよ…。
え〜?ほらロイズって書いてあるじゃん。
ウソだよ。
ウソだろお前たち!どこを見てんだよ!見えない!やった〜!見えないです。
僕まだわかんないです。
読めないですもん。
ちょっとあのへんどう?行けます?あの砂利みたいになってるとこわかる?あのへんからちょっと上がろうか。
ボートを慎重に岸に寄せて…。
あ〜気をつけてよ。
ちょっとおぉ…。
危ないちょっと見たいとこだったけど…。
バチャンっていうのもね。
ありがとうございます。
目指すのはロイズの札幌本社。
ほんとですか?ほんと。
いやほんとよく見えましたよ。
すごい。
え?え?これ入れないでしょ。
これいいんですか?行けます?あっ。
カカオいた!カカオのオブジェ。
うわ〜。
どっか入れないのかな。
絶対さわって帰ろう。
あっ照英さん!見て見て見て。
「ロイズあいの里公園店」。
お店あった。
お店だ。
チョコチョコ。
やった。
ほんとだ!あったじゃん。
よかったもしかしたら北海道限定なんてのがあるかもしれません。
石狩川源流を目指す3人が立ち寄ったのは…。
ほんとだ!あったじゃん。
ほんとだ。
やった!あったよ。
ロイズだロイズ。
お〜イェーイ。
ふっふ〜。
イェーイ。
お〜チョコレート。
あっちょっと照英さん。
「おいしい焼きたてのパンとチョコレート」って書いてある。
食べようよ。
やった〜。
ROYCE’北海道といえばお土産でも大人気のお店です。
取材NGだったときとかもあるんですか?そうそれだよね。
あるある。
一筋縄ではいかないんですよこの旅は…。
よしエリリン行くんだ。
大人気。
大盛況。
ほんとすごいお客さん。
うわ〜。
ほんとですか?ちょっと嗅いでみな。
香りはタダだから。
あ〜ハハハッいい!おいしい香り。
やった〜。
果たして結果は?どうだった?でも今ちょうどお昼時で混んでるので迷惑にならないようだったらっておっしゃってくれました。
あほんとに?えっ何この…。
あっこんにちは。
すみませんおじゃまいたします。
これこれよ俺が言ったの。
あっ生チョコですか?うちの女房これの大ファンシャンパン大人の味なの。
これうちの子供も食べるから…。
え〜!シャンパン味食べたことない。
シャンパン味すっごいおいしい。
こちらのお店ではロイズには珍しくパンも販売。
北海道でもここを含めて3店舗しかないそうです。
いやいやどれもうまそうだ!見て見て見てこれ。
どれどれ?ほら。
チョコ好きにはたまりません…。
まるまる1枚…。
店内には買ったパンを食べられるスペースもあります。
3人はここでブレイクタイム。
コーヒーがタダってなかなかないですよね。
この辺りの主婦の方はたまらないですね。
たまんないよ。
たまらない。
うわっ北海道の空に浮くような…。
真ん中ちょっと割ってみようかじゃあ。
どんな感じか。
(3人)う〜わ。
中にたっぷりチョコ…。
チョコ!お〜いいじゃないですか。
うんうわっ!これまわりパリッで生地の中がもうやわらかいでしょ。
すっごい。
そして板チョコをまるごと挟んだパン。
カクッて…。
あっうまい!徐々に溶けてくそれがわかる。
パンと混ざり合ってくんです徐々に…。
そっか36℃から37℃の…。
そうですよ。
重みがハンパないですね。
照英のおかげで見つけられた北の美味に感動。
さあ15キロ地点から再びスタート。
さあ更に行きましょう。
は〜い。
天気も良好。
まだまだ先は長いが…。
ちょっと頑張って上まで行こうか。
さわやかな風を受けてボートは順調に進む。
イェ〜イ!楽しい。
この辺りちょっと変じゃない?あれ?照英さん…。
あれちょっと待ってこれエリリン今どこ?すみません今調べます。
だいぶ来たでしょこれ。
これはこのへんじゃないですか。
本流はほんとはここ石狩川ここなんだけど…。
実はですね情報が入りましてここから先というのがちょっと工事みたいのを…。
それでここから今この地図見て。
これ大人の事情でバッテンがついててこれ以上はちょっと今上ってはダメですよってことが…。
ダメですよマークだったんですねこれ。
なんでもここから先20キロほどは河川工事のために船で上ることができない。
ということはこのままもう上にあがれない。
ならば…。
しかたなくボートを岸にあげ工事箇所を回避することに。
(一同)せ〜の。
そりゃもうみんなでですから。
そして今回は…。
あっ!ウソ!いいんですか?今までにはないパターンだけども…。
免許取って2年くらいなんですけどいいね。
最近いつ運転したの?でも最初の頃はしてました。
そう北海道はあまりにも広いので途中進めないところはすべて車で移動します。
これ四駆ってやつなんですよね?何かちょっとさ車高も高いから見やすいね。
ハイテク。
私の車まだここカセットです。
クラシックカーだ。
ふぅ〜動いた!気をつけてね。
いや〜これこれ。
北海道って感じだね。
この直線も10キロくらい続いてんじゃないか?すごいな。
楽しい。
石狩川沿いを行くことおよそ30分。
おっファーム?あれ牧場ですか?これちょっと行ってみない?行きますか?うん寄りたい。
照英さん。
ちっちゃいヤギがいる。
触れんの?ユキちゃんだ。
ユキちゃん?ユキちゃん「ハイジ」に出てくる。
トンデンファームは焼き肉レストランや牧場など地元でも人気のスポット。
こりゃいいとこ見つけたね。
うんうわっやわらかい。
石狩川源流へ向かう途中で江別市のトンデンファームに立ち寄った照英たち。
よいしょ。
最高だ。
お〜楽しそう。
これはいいなすごい…。
うわっヤギいいじゃないですか。
ヤギ。
えっ。
食べちゃダメですよ。
ダメですよ。
かわいい。
こんななっちゃってどうしたの。
あら。
おとなしい。
うわぁ。
慣れてる。
触りたい。
何でこんな触れんの。
ひつじ?ごめんなさい。
園内ではいろんな動物たちと触れ合えます。
(一同)おお〜!あっあっすっごい大きいね!これ怒ってるんですか?ちょっと威嚇してますね。
え食べようよこれ60分全然いけるだろ。
お腹空きました。
お腹空いた空いた。
とりあえず焼き肉レストランで腹ごしらえ。
どこ座りましょうか?すみません3人大丈夫ですか?いいですか?やった〜。
えっ焼き肉が60分食べ放題で1,318円安いよな!お願いします。
もっといきます?他にも牛肉豚肉鶏肉食べ放題!おっきてるね!おいしそう。
う〜わえっこれもう焼けてるもう焼けてる。
きてますよきてますよ。
やった〜。
うん!おいしい?おいしいです。
うわ〜ちょっといっちゃいますよ僕も。
うん!やわらかい?うん。
脂が甘いですよね。
俺もうこれ船のほんとですか?スタミナつきました?食べた瞬間まだ先は長いからな。
河川工事中の場所を避けて次にボートを下ろせる場所まで移動する3人。
うわ〜なんかジャングルになった。
もうちょっと右寄って木木…。
大丈夫ですか?うん。
ジャングルみたい。
教官ありがとうございます。
ちょっとねいいよ。
あっ!あっ出た出た。
お〜!この辺りはほらもう深い森です。
午後3時早く進まないと日が暮れちゃう。
真ん中くらいまで。
深さ大丈夫ですか?進め進め!…とまぁ順調に進み出したものの一抹の不安が金子君の中に。
照英さん僕ちょっとこの先見てください。
危険だよね。
今日ここで走りながら寝ることになるか?怖い怖いやだ!飛ばしましょう飛ばしましょう。
本当だなんにもない。
どうしよう。
もうあとね1時間で入るね。
日が暮れたら一巻の終わり。
身動きがとれなくなる。
午後6時をまわった。
でも一向に船を上げる場所が見つからない。
すると!うわ不安だな。
あれ何だ?建物があります。
堰だ!え?無理なんですか?あれだってせき止めてるから…。
え?ウソ!?ちょっと待ってよ。
これは無理だ…至る所に川ってあるんだけど…。
やっぱここらへんで上がろう。
はい。
河口から55キロ地点の堰…。
上陸できる場所はあるのか?全然ほら…。
ダメだ。
ちょっとさあの前の岩越えるまで押そうか。
足首にも満たないほどの浅瀬。
堰まではまだかなりある。
水に足をとられるうえに流れに逆らって引っ張るボートは数人がかりでも驚くほど重い。
ああやっちまった!靴!これ幸せなことだけど…。
やばい!急がなきゃ!よいしょ!ものすごいももに乳酸たまってきました。
なんとか浅瀬は越えた。
あとは堰のそばで上陸できる場所を探す。
あそこ?よかった日が暮れる前に一応上がれて…。
出た出たよかった。
あ〜よかったラッキー!助かったぞ!なんとかボートは引き上げた。
幸いにも川沿いに道があったので車にも乗り込むことができた。
よかった。
7時あのまま上陸地点が見つからなかったらマジにボートで野宿だったかもね。
石狩川河口から55キロ地点の美唄市。
あっほんとだ。
どっちですかこのあと…。
まっすぐだね。
美唄駅で周辺の宿を聞いてみることに。
タクシーの運転手さんがいるじゃん。
運転手さんに聞いてみます?聞いてみよう。
あっ停まった。
すみませんこんばんは。
この辺りでゆ〜りん館ってお宿ですか?はい。
え〜!温泉もありますか。
ええ。
駅から10分ほどのところによい温泉宿があるらしい。
辺りはもう真っ暗。
いいじゃないですか。
あっ温泉の格好して…お風呂入ってきた人たちだ。
いいな。
空いてるかな?お部屋いっぱいとかないですか?これはもう…。
本日もし可能だったら3人泊まれる余裕とかってあったりしますかね?それでも全然いいです。
カメラが数台あるんですけど…。
果たして…。
泊まれる!3名一緒の部屋ですけどももうそれでもいいですよ。
今日はもうだって休まないと…。
そうですね。
明日冒険あるから。
楽しみだな。
はい。
ずいぶん大きなお宿ですね。
お〜!おお。
わあ。
やった!照英さんうわかわいい。
やった!イェーイ!イェーイ!よいしょ。
気持ちいい。
最高。
こちらの人気は青の洞窟温泉。
イタリア・カプリ島の青の洞窟をイメージした露天風呂は青くライトアップされ美しい夜景とともに幻想的です。
でも照英たちは仲よく家族風呂へ。
うわ〜!うわっ。
広いね。
広い。
すごいじゃん。
なかなか…。
あっアツアツ!え?あ〜。
あ〜。
アチチチ…。
旅の疲れも吹き飛びますな。
何かトロッとしてません?してる。
おおほんとだ。
俺の大胸筋なんか大喜びだもん。
もう俺の谷間が…。
え?大丈夫なんですよね?だってこれ旅番組じゃないから。
源流点だから。
いや初めて聞きましたそれ…。
ひとっ風呂浴びたら晩飯だ!おお!あ〜おいしい。
おいしい。
目の前には地元の食材を使った料理がずらり。
蒸し加減もいい感じですよ。
贅沢だいただきます。
おいしいおぉ〜。
(笑い声)
(笑い声)こちらは美唄の旬の味
(笑い声)あれ1本いっちゃった。
いっちゃった。
え?パラ汁?そして虹鱒の姿造りや地元米と地鶏を炊き込んだ鶏釜飯。
地産地消とはまさにこのこと。
今日いろんなことあったじゃないですか。
よろしくお願いします。
いやいやもちろんついてきてもらわなきゃ。
大丈夫ですよね?全然大丈夫。
268キロ源流点っていうのを目指してねできるかぎり頑張っていこう。
何があるかわからないからね。
はい。
よろしくお願いします。
助け合っていきましょう。
頑張っていこう。
頑張っていきましょう。
寝るだけですから…。
石狩川源流点への旅初日は河口から55キロ地点までなんとか到達。
でも残り200キロ以上ある。
そして次の日3人を待っていたのは…。
うわ何!?浅い浅い。
びっくりした。
いったい何が起きた?石狩川の源流を目指す旅2日目。
今日も天気は快晴。
昨日の堰を越えてボートを降ろせる地点を探す照英金子恵里香の3人。
あっ見えてきた川。
あったあった。
とりあえず堰を越えたところに絶好の場所があるとよいが。
これいいんじゃないですか?いいね。
降ろせるね。
降ろしましょう。
あれ?えっ!これダメだ。
しかもちょっとね水かさが少ない。
場所は申し分ないが立ち入り禁止残念。
はい。
そうしましょう。
ボートを降ろせる場所を探して更に川上に向かうことにした。
ほんとだ。
すごい上がってきたから。
あのへんも出れそうな感じもするけど車がね…。
入れないとダメだからね。
いたずらに時間だけが過ぎていく。
あっ岩場というか砂場。
降ろせそうな場所を発見。
だが問題はボートを積んだクレーン車が近づけるかどうかだ。
ほらあそこ階段下まで出てるもん。
あっほんとだ!やった!よっしゃ!うわ〜!出れる出れる。
やっと番組になるよ。
よっしゃ〜!朝から探し続けて3時間。
ようやく見つけた再スタート地点。
ここが見つかったならば…。
やった〜!いいんですか?お腹空いたもん。
そうですね。
ここから食べられないですもんねしばらく。
ここからしばらくもうやっぱりこの流れにのって上っていかないと。
あっこっちだ。
お腹空いてる。
照英さんもお腹空いてる。
お腹空いてんだよ。
音鳴っちゃうよ。
そうこの先川に出たらいつ食事がとれるかわからない。
とはいえ結構時間をロスしてるのも事実。
何かサクっと食べられるものがいいですよね。
そうですね。
いいね。
どんなもの想像する?ラーメン!味噌ラーメンね。
あ〜いいですね。
海鮮ラーメンとかいいね。
わ〜おいしそう。
そんなのあったら寄ろっか。
(2人)はい。
最寄りのラーメン店を探して砂川市内へ。
ラーメンってやっぱり札幌とか旭川のイメージですもんね。
うん味噌ラーメン有名だもんね。
目指すは源流点だが今はラーメンだ。
あっ!このへんあるんじゃない?のれん!ウソやった〜!
(3人)やった〜!さつき家…。
交渉して聞いてみないとあれだもんな。
わっおいしそうこがし醤油!えっトマトもある。
うわ〜!ここだな絶対。
行きましょう決めましょう。
はやる気持をこらえてまずは撮影交渉。
ごめんください。
はい。
失礼します。
どうも。
こんにちは。
今テレビ東京で…。
やったね。
やりました。
こがし醤油ラーメン食べられますよ。
交渉成立ありがとうございます!最近で言うと…。
あとは辛い方には…。
辛みそも食べてみたいな。
辛みそラーメンの大辛…。
大辛。
俺ユッケジャンスープとか大好きなの。
あ〜いいっすね。
僕こがし醤油野菜ラーメンで。
こがし醤油の野菜。
私トマトラーメンで。
はいトマトで。
以上でよろしいですか?
(3人)お願いします。
こちらのお店では更にたっぷり野菜に8時間かけてじっくりと煮込んだスープを合わせて出来上がり。
店主ご自慢のさぁ金子君ご賞味あれ。
うわ〜!これは僕がうわ〜!うん!うわうまいプルップル。
麺がしっかりして口の中で踊りますよ。
あ〜うまい。
こちらは恵里香ちゃんが注文した新鮮な砂川産のトマトがスープの中に。
パルメザンチーズをかけていただきます。
うわ〜!おしゃれイタリアン。
お〜おいしい。
でしょうね。
そのままですよ。
スープもトロトロ。
たぶんこれを麺と一緒に食べると…。
おぉいいね。
おいしい!イタリアンでもないしラーメンだ。
新しい?おいしい。
そして照英が選んだのは…。
韓国産の唐辛子をたっぷり使ってます。
いただきます。
大丈夫ですか?あれ?目にきました?なんかきた。
開かなくなっちゃった。
目にねカプサイシン…。
そんなにですか?ええきてますねかなりね。
これは胃袋に落ちるの遅くなってほしい感じですね。
どういうことですか?これ照英が…あれ?え?もうですか?早いっすね。
やっぱすごい。
この辛みが麺と絡みあったらまろやかだ甘い。
いただきましょう。
いや来てよかったな。
いただきます。
うんこれめっちゃうまい。
このあと照英たちに思わぬアクシデントが。
やばいやばいやばい!急げ!キャー!最悪の事態が待ち受けていた。
いったいどうなる?石狩川の源流を目指し河口から94km地点で再スタートした照英金子谷澤の3人。
久しぶりに浮いたね。
懐かしい。
あこんな感じだったね。
出発してから10分。
中流域にさしかかったところで川の様子が少しずつ変わってきた。
お〜。
うわ〜!うわ〜何?危ない!何?ダメだ。
突然浅瀬に乗り上げた。
この先の川底は誰も予測できない。
それ持ってガリガリっていったらかいて。
わかりました。
もう1回いってみるから。
ちょっと1回…。
よし。
よしいけいけ。
いけ!いけいけ。
いけ!よ〜し。
おお。
よ〜し。
いいんじゃないですか?だいぶ。
OKOKいったいった危なかった。
イェーイえぇ!?ウソだウソ。
キャー!やばい!やばい。
よし漕ぐ漕ぐ…。
よしよし。
いけ!探り探りとにかく前に進む。
すっごい浅い。
いや〜。
いやもうほんと…。
一見穏やかな水面の下に潜む危険な浅瀬。
でもこういう表情が変わる川っていうのはいいね。
北を代表する一級河川。
そうやすやすと先に進めさせてくれない。
見えない川底に阻まれ3時間かけて6kmしか進めてない。
大丈夫ですか?これ。
お〜。
頑張れプロペラ。
1回中州の向こう側…。
着けますか?ちょっと中州着けてみます。
ともかく体勢を立て直すためいったん中州に避難。
ボートの状態も気になる。
こうなっちゃうんだよ。
この白い部分…ここが割れちゃったんだよ。
うわ〜。
え大丈夫なんですか?ダメなんだね…。
え…。
しようがない…。
マジかよ。
2日目。
順調にスタートした照英金子谷澤の3人の前に突如立ちはだかった浅瀬の連続。
大丈夫ですか?これ。
そしてボートに異変が…。
頑張れプロペラ。
ちょっと中州着けてみます。
すると!こうなっちゃうんだよ。
この白い部分…ここが割れちゃったんだよ。
大事なプロペラが欠けてしまっては前に進めない。
そこでリーダーが苦渋の決断を下した。
え…。
しようがない。
聞きたくないですよ聞きたくないですよ。
今日の
(2人)え〜!ウソ〜!ボートをあげられる場所があればいいけどそこに車が入って来れなければこれ積めないからトラックに。
…って考えるといちばん手っ取り早いのはさっきラーメン食べ終わって行くぞってスタートしたあそこにうわぁ〜。
っていうのは行きたいんだけどこれじゃ行けないもう。
午後6時。
今日出発した場所へ戻ってきた。
色変わってるんですけど。
こりゃちょっと…でもそうですね。
今までありました?スタート地点に戻るって…。
(2人)ない。
必ずどっか行ってたもん。
初めて268キロまで行かなきゃいけないのに。
そうですね。
100キロ行けなかったです。
今日は河口から100kmを超えたものの浅瀬に阻まれプロペラを破損。
今朝スタートした地点に戻ってしまった。
石狩川源流の旅3日目。
3人は昨日到達した100キロ地点へ。
今日も快晴だ。
ありがたいことにこの天気がね。
はい。
あっダメなんだ。
更に上に上がっていけば浅くなる。
運転は谷澤。
晴れて川の水が少ないとまた浅瀬が不安だ。
ともかくボートをおろせる場所を探さなくては。
あっ出られるんじゃない?うわっいけそうだ。
いけますよね。
いってみて。
これ以上行かないほうが…。
そうですよね。
あっいけるいける。
ほんとだよかった。
これ下りられます?結構地盤がやわらかいからこういうのどうなんだろう。
ほんとだふかふかしてる。
うわぁ。
どんな状態ですかここ降ろせる感じですか?えっほんとですか?ここはもうみんな人力で頑張って。
ここさえ越えちゃえば平らなんで…。
プロペラを交換し107km地点からスタート。
行きましょう!よし行くぞ。
行け行け。
進め。
太陽がまぶしい。
今日は炎天下になりそうだ。
うわ〜。
ほんとだ。
うん。
浅そうだな。
すごい。
危ない!危ない!うわ〜危ない危ない!木気をつけてよ木危ないよ。
木木木!危ない!OK!浅いです浅いです!切っちゃいますか。
急流越えれば今度は浅瀬。
体力がどんどん消耗していく。
あ〜。
ふ〜。
あ〜。
船にはこだわりたいがこの浅瀬では…。
うんこれは困った。
結局この先は進めないと判断。
なんとかボートを引き上げる場所を見つけ陸から川上まで移動することに。
車で移動中。
ここ深川市ですよ。
ウソ!?はい。
おぉ!えっ!?どこで挙げたの?ほんとああいう山の丘の上にあって草原の中にあるんですよ。
おしゃれ!あるかもしれないですよ。
そうと聞いたら立ち寄らなくちゃ。
え〜どれ?ここじゃないかな。
もうちょっと先か…。
もうちょっと先。
あっここだ。
着いた!来た!着いた!きれいなとこだね。
ほら教会これ。
すご〜い!思い出の教会であれ?金子君どうしちゃったの?石狩川源流の旅の途中たまたま通りかかった場所が金子君の思い出の地だった。
きれいなとこだね。
ほら教会。
すごい!ここなんだ。
到着!来たなぁ。
その時の季節もこの感じだもんね。
ほんとにまさに7月ですから。
深川市郊外丘の上にある教会。
金子君が結婚式を挙げたとこなんですって。
北海道から草原の中にある教会を探しこの景色が気に入ってすぐに決めたらしい。
普通に泣いてる。
男泣きですよ。
うわぁダメだ!ここで両家家族が集まって集合写真撮ったんですよここで。
当時の思い出がよみがえってくるんでしょうね。
うわぁ変わってない。
大切だよな。
ほんとだねよかったね。
嬉しいなぁ。
すばらしいよ。
すばらしい。
いいことだよ。
いやぁまいったなこれ!撮影の許可をいただき中へ入ることに。
またまた思い出しちゃうね。
ドキドキするね。
うわぁ!変わってないなぁ!感無量だね。
厳粛な佇まい。
ステンドグラスがまた見事。
6年前に美保さんと感極まっちゃったね金子君。
ちょうどお昼どきでもあり教会に隣接したレストランで食事をとることに。
うわぁ!うわぁ〜!見てくださいほら!きれい。
いやぁ眺めがいいですね。
こういう場所があるんだ。
ええ。
うわぁきた!わぁ〜おいしそう!失礼します。
大きい!ボリュームがある。
さてランチのオススメは深川牛をじっくり煮込んだいやぁうまそう。
いいですか?ちょっとお箸で。
うわ…え〜やわらかい!ほろほろ…うわ何だ?これ。
いただきます。
見てくださいこのプルプルプル…。
うわぁ!泣いちゃう?うわぁ!また泣いちゃう。
やばい!照英さん!熱い…。
香りがいい。
トロトロ。
うわぁこんなおいしいんだビーフシチューって。
世界一うまいですよ。
ほんとにさトゥルトゥルしてるね。
うん。
味も風景にも大満足。
食事のあと教会から思わぬプレゼントが。
ん?何だろう?
(一同)うわぁ〜!!イエ〜イ!すご〜い!わぁ〜!ちょっと表出ません?出よう出よう!草原でこれ…。
うわっすっげえ!
(一同)うわぁ〜!おめでとう!ありがとうございます!きれいきれい。
わ〜い!フゥ!すごいすごい。
ありがとう北海道!え?まだあるのかな?え〜!わあすごい。
すごい。
わあありがとうございます。
いいですか?いいですよ。
じゃあこれからもせえの!つかの間の心の休息で元気を取り戻した3人は再び石狩川へ。
空が抜けてきた川かなこれ。
あります?OKOKOK。
これか。
どっか降りられないですか。
これ!右行けますよ。
右行けますね。
来てない来てない。
人人人人。
はい。
結構水あるんじゃないですか?車降りられますよね。
降りられるるるるる。
いけるよ。
る〜るるるずっとハマってる。
あ!どうですか?おお!あのへんから降りられれば。
これただねちょっと心配なのは今までず〜っとさ川見てきてわかるけど…。
これは結構急だね。
危ない…危ない!これダメだ危ないぞ。
すみませんいっぱいあるいっぱいある。
危ない危ない。
ありがとうございます。
冷た。
あっ浅い!全然ヒザ届かないです。
スネまでいかないよ。
全然無理ですね。
ここの状態でこれですもん。
上流に上がっていこうとした場合?そっか。
河口から150キロ地点。
この先は延々と浅瀬が続くようだ。
はい。
もうちょっと上のほう見てみて。
どういう状況…もし道がなくなってくれば筋肉使うしかないから。
歩くしかない。
歩きですか。
そうですね。
はい。
頑張って源流点行ければいいな。
ここでボートでの移動を諦めることに。
歩いてですね歩みを進めてボートチームとはお別れ。
時間もないですし行けるところまで行ったほうがいいですね。
うん。
たぶん明日トライできるとしたら歩きですよね。
オンリーですか?山登りは朝早くから登らないと下山のことも考えると危ないんで。
先生。
なるべく明日朝いちからアタックできるポイントまでは行かないと。
どの辺りがいいですか?このふもと辺りでなんか泊まれそうな。
あっなんて書いてある?温泉って書いてある。
何温泉ですか?これ。
そううんきょう?
(2人)温泉。
近いは近いと思います。
この辺り。
やむなく3人は源流点まで残り43kmの層雲峡まで陸路で移動。
あっ!きたきたきた。
層雲峡温泉。
きた〜。
着いた着いた。
ここから宿探しを。
そうだよね。
宿をどうするかな。
うわぁ。
迷う。
この辺りで決めよう。
はい。
大雪山のふもとにある層雲峡。
切り立った断崖の谷間にある温泉地としても知られるところです。
ここで今夜の宿探し。
ホテル大雪さんいってみる?交渉はい。
あれ大人気だよ。
いっぱいだ。
でも警備員さんがおいでって。
行ってみよう。
ちゃんと案内していただけるんだ。
ありがとうございます。
交渉はうまくいくかな?満室じゃないのか?すみません。
今テレビ番組で旅してるんですけど。
撮影っていうのは可能でしょうか?どうやらなんとかなったようです。
ただし条件が。
よろしいんですか?すご〜い!客室露天風呂ですよ。
見てください。
うわ〜!これ!すごい!うわほんとだ!ほぼ満室のなか空いていたのは露天風呂つきのゴージャスなスイートルーム。
照英たちにはラッキー!石狩川を眼下に見下ろす眺望。
お値段がちょっと張るだけあって部屋の中もゴージャス!じゃあちょっとゆっくりお風呂入って。
お風呂ってそこでしょ?このふすま閉めておけば見えないから順番に。
そうします?まあでも家族風呂も入ってることですし。
全然。
テレビで見てる人たちは俺たちよりもやっぱりやっさんのほうが見たいよね。
ということで露天風呂はレディーファースト。
恵里香ちゃんあら。
どう?やっさん。
えっなんですか?気持いい?めちゃくちゃ気持いいです。
いいね〜。
ちょうどいいお湯加減ですよ。
今不思議な光景だけどどう?ちょっと恥ずかしかったりとかしない?ありがとうございます。
あっちが何言ってるのか。
全然こっち見てなかった今。
さぁ夕食です。
明日こそ源流点目指して頑張っていきましょう!
(2人)はい!
(2人)お疲れ様でした!あ〜!あ〜!頑張りました今日は。
疲れたよね。
押しましたよ〜きつかった〜。
用意されたのはホテル自慢のメーンディッシュは選べるそうでこちらはお〜プリってるね。
かなりオイリーな感じで。
いただきます!いや〜やわらか〜い。
あ〜やっぱりこの香ばしい香りが宝物だな。
わっおいしいねこれ。
出た?出た。
ブワーッ!そして選べるメーンディッシュのもうひと品は鮭時鮭の塩糀焼き。
肉厚で脂ものってます。
ほぉ〜!うわ〜!どう?おいしい!やっぱりお肉もだけど魚なのかなやっぱり北海道は。
そうですね。
疲労困ぱい度合いがもう普通の番組とは別格だからね。
他にも上川産の豚を黒酢で煮込んだスープ鍋や焼き玉葱のビーフシチューグラタンなどなど3人は大満足。
うん。
うわ〜。
ほんとおいしいよこれ。
石狩川源流の旅3日目は…。
最終日。
目指す源流点があるのは石狩岳の山あい層雲峡から43kmの場所にある。
3人は層雲峡にある標高の高い場所から源流点の方向を確認してみようということに。
ロープウェイで山の上へ向かう。
景色いいでしょうね。
源流点探そう。
(2人)はい。
わ〜ほんとだ大きい。
おはようございます。
おはようございます。
おはようございます。
およそ10分の空中散歩。
うわ〜。
うわ〜!山の上。
ある?雪。
めちゃくちゃ残ってますよ。
えっこの時期に雪あるの?中継地点の黒岳駅に到着。
ここから少し歩いてリフトに乗り換え上を目指す。
癒やされる。
しかも涼しいし最高です。
何を思ったのかリフトに乗った金子君が恵里香ちゃんに語り始めた。
僕からのアドバイスとしては…。
あ〜。
いざっていうときにね。
ってなことを言ってる間に到着。
わぁあっという間。
ここじゃない?うわぁ。
あすごいすごい。
そこから…。
うわぁ。
う〜わ高い。
目の前には雄大な大雪山系の山々。
源流点はどっちだ?源流点があるとすれば…。
(谷澤/金子)はい。
おそらくそっちの方向にあんじゃない?この山の裏側のへんに。
あ〜そうですね。
あっち?今日早く行かないと…。
体元気つけていこうか。
はい。
そうしましょう。
もうこのために来てるから。
いやそれはやめましょう。
時間ないんで。
スタッフさんもやな顔しないで。
源流点はこの山のどこかに。
今回は万全を期して山のプロフェッショナルをお願いした。
お願いします。
ガイドの佐久間さんでいらっしゃいますか?石狩岳を熟知したガイドさん。
ガイドさんは登山の前に3人にぜひ見せたいものがあるらしい。
なんだろう?
(3人)うわ〜!え?出たヒグマだ。
石狩川源流点への出発前。
ガイドの佐久間さんが3人を連れていったのは…。
(3人)うわ〜!えぇ?えぇこれ…。
これヒグマなんですか?これヒグマですね。
うわぁ。
え?まあねだいたい私が180ちょっとなんで。
えぇ?はい。
実は照英たちが向かう源流点への道中は巨大でどう猛なヒグマの生息地。
こんな爪でやられたらひとたまりもない。
想像以上の迫力だ。
かっこうのエサだね。
あ結構ここがこうこっから。
いい子だねよりもガツってくるかもね。
え?やっさんの倍あるよ。
ちょっとでも…。
前途多難だけど。
いやでも行くしかないですからね。
ただ行くしかない。
今だいたいこのぐらいの時間かかるかなって。
結構山入りますね。
そういうところをいろいろガイドしていただきながら絶対に源流点行かなければいけない。
そうですね。
そういう気持で佐久間さんに本日はお世話になりたいと思います。
どうぞご指導ください。
よろしくお願いします。
お願いします。
お願いします。
源流点に通じる林道まで車で移動。
あれ?あれなんか。
変わりましたね。
砂利道…なんか山の中入っていきましたね。
いやもう鹿も熊もいるでしょここはもう。
いるね。
うわぁ…。
うわぁ。
うわ〜。
うわぁきれい!うわ〜。
こんにちは。
いいですね。
近づいてる気しますね。
およそ30分。
林道の入り口に到着。
あれ?本流…。
本流林道。
え〜行き止まり?え〜ここまで来て?この先はちょっと…。
一応森林管理所のほうに入りますっていうふうに報告してから入るような場所になってますので…。
これから行く登山ルートっていうのは難易度というか…。
うわ〜怖いよ。
でも逆に言えばそれが自分たちの目で見られるわけだから。
実は今年の7月から4年ぶりに許可をもらえば一般人でも林道に入れるようになった。
逆に勝手に一般の人が入っていったら危ないってことですよね。
そうですね。
まあちょっと…なんていうのかな。
管理したい感じなんでしょうね。
慎重に行きましょう。
いやすごいな。
ガイドの佐久間さんですら4年ぶりに入るという。
ということはこの先は4年間手付かずな未知の世界。
これは貴重だ。
更に走ること30分。
車が止まった。
ここから先は車では行けないのでいよいよ歩いて登る。
ここで皆さんにもう沢を歩く足袋を履いてもらって。
ここから水に入るまで1時間くらいあるんですけれども。
石狩川の沢登りに備えて準備する。
そしてヒグマよけに欠かせないのがこれ。
うわ〜怖い。
気をつけていただきたいと…。
そして万一のために持っていただきます。
いざというときに熊に吹きかける強力な撃退スプレー。
相手はヒグマ。
入念な準備が必要だ。
見えない不安と緊張が高まる。
よし行こう。
よしOK。
完璧だ。
よし。
熊よけもつけましたし。
うん。
完璧。
やっぱりちょっと緊張感出てきますね。
もうくぐっちゃっていいですよ。
いよいよ源流点への登山が始まった。
ただ4年間誰も入ったことのない道なき道を行く。
野生のエゾシカが顔をのぞかす。
ここはまさしく山深い源流域。
熊は出会いがしらが最も危険だ。
常に音を鳴らして人がいることを知らせる。
(鈴の音)あ〜なるほど。
暑い日は…。
だからそしたら会いますよね?今から行きますよね?はい。
怖い。
そんなことを言いながら歩くこと5分。
熊だ。
これ熊のふんですね。
ここ来てるよ。
やだ〜。
ここやっぱ来てるんだ。
もう熊…。
早くないですか?見つけるの。
どこかに潜んでいるかもしれないヒグマの恐怖。
すると…。
え〜。
さっきのよりは新しいかな。
いたるところにヒグマの痕跡。
にわかに緊張が高まる。
でも出るよ。
熊笹だもんこれ。
なんか100mおきに落ちてる気がして怖い…。
太いフキみたいな。
上から見てるんじゃないかな。
(手拍子)ここ。
えっ何?同じ道歩いてません?こう行ってるんですか。
ちょっとそれはわかんないですよね。
基本はここにいるってことはそこの沢に行こうとしてる…。
沢とあとここを通り道にしてるのかもしれないし。
ほんとに日本にもあるんだよほんとにこういうところが。
音は聞いてるどっかで。
耳はいいんですよね。
耳鼻。
ほんとにいるこれ。
これ普通にいます。
これほんと危ないから。
(手拍子)みんな怖くなってるから。
ほんとチーム源流点みんなで命を守りあって。
何かがあったら怖いからね。
ほんとに危ない。
ほ〜い。
いるよ〜。
(かけ声)ほ〜っ。
ほっ。
更に奥へ進むと…。
アマゾンみたい。
これ熊が通ったんじゃないですか。
ほんとだ熊だ。
どうしよう?ほんとかよ?気持はわかる。
お〜い。
よっ。
叫びながら進むこと1時間。
ここも来てるね。
あ〜ほんとだ。
はい。
うわ〜!すごい。
発見。
初めて見る石狩川源流域。
清流だ。
うわ〜。
あの大河から想像してみなよスタートのとこの。
そうですよね。
この細さだよ石狩川。
きれい。
水が驚くほど澄み切っている。
ん?キタキツネ。
源流点まであと3km。
まったく道はない。
まるでジャングル。
うわぁすごいな。
いやすごいぞこれ。
呼吸もできないこれ。
石狩川源流点までだって整備されてる登山道じゃないですから。
そこだよね。
はい大丈夫です。
番組っていうのは考えなくて…。
よし行こう。
お願いします。
行くぞ源流点。
さあ行こう!やっさんは何かあったら佐久間さんに助けてもらうように。
はい。
道なき道を進むために沢を横切りながら進んでいく。
こっちに一回入るんですか?お〜い!お〜い!
(かけ声)沢がどんどん細くなっていく一方で森はどんどん険しくなっていく。
うわっ。
お〜い!うわぁ気をつけてください。
ここ危ない。
ちょっと段差になってますからね。
段差ありです。
はい。
渡りますよ。
はい。
やっさんゆっくりね。
はい。
ここ渡りますからね。
はい。
よいしょよいしょ。
お〜きた。
よいしょ。
え〜!そこはちょっと越えるの大変だから。
うわ〜!うわ〜!これフキですよ。
こんなでかいの見たことない。
うえ〜!虫が…。
うわっ!お〜い!一歩一歩ね一歩一歩。
はい。
うわ何じゃこの虫。
うわっ。
うわっ熊笹がすごい。
お〜い。
熊の生活を感じてますね。
熊ですよ俺たちは。
うわ〜もっと濃くなってきた。
ここどこですか?行けども行けども先が見えない。
ヒグマとの遭遇の恐怖も高まる。
すごいぞこれ。
呼吸もできないこれ。
こんな状態で来たらスプレーまけないな。
うわぁちょっと開けましたね。
お〜いお〜い!お〜い。
お〜い。
歩き続けていると…。
そんな上まで…。
うわっ。
これは大きいね。
とんでもない大きいふんが。
うわ…。
しかもまだ湯気は出てないけどね。
絶対左か右にいますよこれ。
お〜い!お〜い!ほっ!自然界で…ちょっとだけ生意気になったり大丈夫かなと思ったときには必ず罰当たるから。
俺いろんな危険な目いっぱいあってるから。
いやそりゃそうですよ。
いやほんとに。
極度の緊張と足場の悪さで疲労度はハンパじゃない。
お〜険しいねここ。
お〜大丈夫か。
はい。
はい。
ここから沢を直接登っていく。
沢の音は周囲の音をかき消す。
それは熊にとっても同じこと。
突然遭遇する危険がある。
そこで更なる対策をとる。
(サイレン)行きましょう行きましょう。
あれ絶対必要なんですよね。
うるさく聞こえるけど声が出なくなったときに大切…。
そうですね。
(サイレン)源流点まであとわずか。
しかし先が見えない不安が3人を襲う。
(サイレン)うわっ。
(笛の音)あるね。
照英さん僕も言っていいですか?僕は谷川岳とかのバリエーションルート…。
行ってるよね。
行ってますけど。
辛いな。
はい。
やっぱりランダムだからだろうね。
ええ。
道ないし。
登るなら登る平坦なら平坦。
でもぐちゃぐちゃだから。
頑張ってください。
2人とも。
はい。
怒られちゃった。
照英さん…。
はい行きます。
いやこれほんとにきついね。
ここに来て体力も根性もある恵里香ちゃん見上げたもんです。
うわっ!OK一歩一歩。
その恵里香ちゃんに異変が。
どうした?ハハハハ!フンッてかみな。
ウソでしょすっげえほじってんだけど。
流れました。
鼻クソ取れたって。
だんだん傾斜がきつくなっていくにつれ沢の流れも激しくなってくる。
うわ〜これ。
これなだらかなように見えるけど結構登ってるよね山。
いやほんとにもう階段みたいになってますから。
体力もいよいよ限界に。
はあしんどいな。
そうですね。
ただ者じゃないよ。
よしっ行きましょう。
はい!頑張れ!いてっ。
うわぁ〜。
かなり冷たいですね。
これ冷凍庫で冷やした水くらいありますね。
結構冷たいよ。
冷たい。
源流点が近い証拠だ。
すると。
俺たちだってテレビやって。
どうした?子供たちにさこういうもんなんだよ。
源流点まであとわずか。
しかし流れの速い沢と奥深い森が照英たちの行く手を阻む。
疲れはピークに達した。
今まで源流点の旅やってていちばんきついかもしれないですね長い。
ただこういう環境がそうさせてんのかなって。
熊とかブッシュとか自分がより大きくなれてるような感じするもんね。
やっぱり経験と知ろうとすることと目的に向かうその気持ですよね。
こういうの子供たちに感じてもらいたいね。
ひと目源流点を見たい。
その一心でここまでやってきた。
ここで折れるわけにはいかない。
いてっ。
お〜!お〜い!お〜い!もはや残すは気力のみ。
源流点は近い。
夏これいいね子供!うわ〜。
熊さえいなきゃ。
もうこんな浅くなってきたね。
きれい。
近いかな。
近くなってる。
いやもう結構来ましたよ。
結構来てるね。
よしよしよし!もう来てるぞ。
お〜い!お〜!なってきたね。
もうすぐだ。
ガイドの佐久間さんが何かを発見した。
え?雪。
照英たちの行く手になんと雪の塊が。
いったいどうなる?信じられない。
雪ですね。
雪すごい!この場所でこれだけ雪残ってますよね。
それでこの谷の地形を見ていただくと谷っていうのは雪が吹きだまりやすい場所ですよね。
えっ!?えっとですね今ちょうどこう曲がってるから1kmくらいですね。
え〜!絶対とは言えないんですけども今ここまで歩いてきたペースとかあと皆さんもそんなに沢に慣れてるわけじゃないですよね。
なので安全性を考えたらやっぱりここでちょっと踏みとどまって確かにあそことかも解けて下空洞になってますもんね。
あれがもっとひどいってわけですよね。
4日間くらい頑張ってきてるからね。
人が努力するとかね何か目的に向かって突き進む力ってすごいあるんですよ。
ただ…。
こんなに頑張ってきたのに。
初めてだったんだよだってやっさんだって。
みんなこんな頑張ってきてんのにさ。
ちょっと悔しいなぁここまで…。
安全第一決めたことだからね。
自然はやっぱり難しいな。
いつか登りたいね。
なんだってそうだろ?だって。
一生懸命頑張ってさ結果出さなきゃ。
人間なんだから。
一生懸命頑張って誰かに認めてもらえるためにみんな頑張ってんだよ。
俺たちだってこれテレビやって子供たちにさこういうもんなんだよ図鑑には載ってないんだぞってとこ見せてあげなきゃ。
そのために頑張ってきてんだから。
石狩川の河口から4日間かけて川と格闘し267キロをたどってきた照英たち。
4日目の今日はヒグマの恐怖と戦いながら石狩岳の道なき険しい道を4時間半かけて登ってきた。
しかし源流点まであと残り1キロのところで想定外の雪に阻まれて断念。
この先には源流点の小さな滝がある。
これを目前に諦めざるをえないとはいやぁ本当に残念。
やっぱスゴイな。
やっぱり。
すげえな。
ありがとうございます。
頑張ったよ。
ねぇでも…でもなんか。
負けてないよ!負けてない。
負けてない負けてない。
負けてない。
だって生きてる以上さまたトライできるじゃないですか。
そうだね。
次勝てたらそれは勝ったことになるわけですから。
まだありますよ。
悔しいけどな。
源流点ではないけど源流点領域に入ってきたのでここでゴールにしましょう。
はい。
石狩川の幻の源流点が見たいその思いで始まった今回の旅。
石狩岳に始まる全長268キロ。
日本有数の石狩川は北の大地の母なる川。
その名にふさわしく私たちにさまざまな表情を見せてくれた。
優しく時に厳しくそして凛々しく。
かけがえのない命と自然をいつまでも包み込むかのように。
2014/08/16(土) 19:00〜20:54
テレビ大阪1
土曜スペシャル「源流点シリーズ第4弾 涼を求めて268キロ!北海道 石狩川の旅」[字]
川の源流点を目指す旅の第4弾!北海道・石狩川の源流に挑み、ボートで川を遡上!そこには手つかずの自然が溢れ、美味なる食材が…。過酷なガチンコ旅はゴールなるか?
詳細情報
番組内容
今回、照英、金子貴俊、谷澤恵里香の3人が目指すのは信濃川、利根川に次ぐ全国3位の長さを誇る全長268kmの石狩川の源流!
スタート地点は石狩市親船町。のぼりをボートに立て源流点を目指す!川が魅せる様々な表情。雄大な流れ、滔々とした流れ、急流…そして川沿いに住む人々の暮らしと生き物たち。3人は北海道を潤す大河・石狩川の源流を目指し、川から見たひと味もふた味も違う風景と北の大地を体感する!
つづき1
そこには手つかずの自然が溢れ、美味なる食材が…。札幌では人気の生チョコクロワッサン、江別市のトンデンファームでジンギスカンを堪能!さらに温泉で疲れた体を癒す。そしてボートで川を遡上するという過酷で貴重な時間を共有する出演者たち。
3人一丸となって石狩川の源流に挑み、最後は大雪山沢登りへ…。果たして3人は源流点を見る事が出来るのか…!?
出演者
照英、金子貴俊、谷澤恵里香
番組概要
全国各地の名所や絶景スポット、さらに名湯・秘湯、旬の味覚&人気の宿まで…毎週様々な企画で送る旅バラエティ番組です!
関連情報
【番組で紹介した情報はこちらから!!】
www.tv-osaka.co.jp/
ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
情報/ワイドショー – グルメ・料理
趣味/教育 – 旅・釣り・アウトドア
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