6チョイス@病気になったとき「不眠症」 2014.08.16

「チョイス」。
それは選択肢。
人生にはさまざまな分かれ道があります。
就職結婚住まい。
私たちは節目節目で選択をしています。
これは人生の一大事病気になったときも同じです。
実は病気を予防したり悪化を止める更には改善もできるお勧めのすてきな選択肢があるんです。
それこそが「チョイス」。
夜ぐっすり眠りたいのになかなか眠れない。
こんな悩みありますよね?
眠れない事があります。
多分ストレスも関係あるかもしれない…。
この悩みがひどいと不眠症という立派な病気なんです。
日本人の10人に1人が不眠症といわれています。
睡眠薬をのめば不眠症が治ると思ったら大間違い!こちらの男性医師に診てもらって睡眠薬をのんだのに不眠症が治りませんでした
ちゃんと薬をのんでいたのに…
でもご安心を!あるチョイスをしたところ不眠症の解消に見事成功!
もう一生のまないと寝れないかなと思っていましたから。
今日は不眠症解消のチョイスをばっちり紹介しま〜す!
さあ今日の「チョイス」は「不眠症」。
はい。
寝れてる?はまじは。
私はぐっすり寝れる派ですけどでも海外ロケが多いので時差がある時にやっぱり眠れなくて困る時はあります。
神経が高ぶったり?そうそうそう。
俺はね結構睡眠に重きを置いてないというか不眠症…無眠症というか別に寝なくても全然平気なタイプ。
うそ!そんな人いないよ。
いや…眠たくなったら寝るよ。
じゃあ一日の平均睡眠時間ってどれくらいなの?いやそれでもまあ3時間は絶対寝てる。
少ない!うそ!3時間?私8時間。
それで元気だからすごいですよね日中。
日中は元気。
でも小山さんなんてほら朝の番組やってるから…。
そうやね。
どうですか?寝れてるんですかふだん。
早く出なきゃいけない時はなるべくちゃんと寝た方が自分の気持ちが楽なので逆算してこれぐらいでのもうといって睡眠薬のんでますよ。
いいんですか?それ。
睡眠薬に頼って。
ちょっと先にこれ言っちゃいましょう。
そんなに?そんなにやっぱり睡眠障害っていうかなかなか寝れない方がいらっしゃる?悩んでる方も多いのでちょっと今日見ていこうと思います。
じゃあ不眠症っていうのはどういうものなのか。
自分はどうなのかっていう事を一応これでチェックして下さい。
まずどんなに寝る時間を確保しても布団に入っても眠れない。
…でつらい。
それが1か月以上続いてしまう。
1か月以上か〜。
更にだから昼間今度は眠くなって仕事ができなかったりとかぼ〜っとして眠くなっちゃうと。
やっぱり夜寝れないしわ寄せが昼間に来るんだ。
そうなんです。
…で生活に支障が出ちゃう。
また昼間なんかね運転中とかそういう時危ないですし。
お仕事によってはね〜。
今日もチョイスブロックで更に詳しく不眠症を見ていきましょう。
今日は縦軸が眠れる眠れないという事で上ほどよく眠れる。
下に行くほど眠れなくなってきてこの赤い線が不眠症のライン。
これより下だと不眠症…。
まあその時に薬をのむという選択をする人たちが多くいる訳ですね。
睡眠薬ですね。
今回のまず最初に見る患者さんのケース。
眠れないから薬をのんだんです。
ところがよい方向に向かわずに…。
あらら。
眠れなくなっちゃう。
これはもうおかしいやん!睡眠薬自体が仕事してるのに。
確かに。
そうですよね。
睡眠薬が何かお仕事できない事が起きてるのかもしれない。
とにかく薬をのんでも眠れなくなってしまうというこの不眠症の患者さんの悩みからです。
長年不眠症に悩まされている…
なんとか眠りたい。
西島さんは9年前近くの内科を受診しました。
すると医師からは睡眠薬をのむようにと言われました
薬をのみ始めると西島さんの寝つきは改善。
久しぶりにぐっすり眠れました。
睡眠薬はどう効いたのでしょうか?
私たちの脳には体を目覚めさせる覚醒の中枢と眠りに導く睡眠の中枢があります。
起きている時は覚醒の中枢が働き睡眠の中枢はあまり働いていません。
睡眠の中枢が働き始めると覚醒の中枢の働きが落ち眠りに入るのです
不眠症の場合はストレスや不安緊張によって覚醒の中枢の働きが落ちにくくなっているのです。
そこで西島さんは覚醒の中枢の働きを抑える睡眠薬をのむ事になりました。
すると睡眠の中枢がきちんと働き眠りにつけるようになったのです。
不眠症がよくなったと喜んでいた西島さん。
1か月もたたないうちに異変に襲われました
新たな症状が!
別の医師に診てもらったり新しい睡眠薬をのんだりしたものの症状は一向に改善しませんでした
それから6年後去年夫婦で海外旅行に出かけたらとんでもない事になったのです
家に帰ってきて…
西島さんの頼みの綱睡眠薬が効かなくなってしまったのです。
西島さんに何が起こったのでしょうか?
「睡眠薬です!」って本人が名乗ってるやつが何も仕事してくれないんでしょ?そうなんですよね。
それはもう不安でしゃあない。
何か別に原因があるのかなって思っちゃいますね。
不安になっちゃって。
一体これ何が起きているのかという事をスペシャルチョイスアドバイザーに今日も聞いていきます。
不眠症の治療に詳しい国立精神・神経医療研究センター部長の三島和夫さんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
先生これ一体何が起きたのですか?リバウンド。
ダイエットの時のリバウンドみたいなもの。
え〜!睡眠リバウンドっていうか不眠リバウンドっていうか…。
そうですね。
はあ〜。
揺り返しが来る訳ですか。
そうですね。
まず睡眠薬って不眠症の治療の時には必ずと言ってもいいくらい使うものでとても役に立つものではあるんですね。
でも今の方にあるようにですねのんでるうちに例えば効果がだんだんなくなったりとかそれから何かの拍子にやめた時にリバウンドが起こったりとかそういうようなある種トラブルが起きてしまう事があるので正しく使って頂きたいという事なんです。
使い方なんだ。
薬をのむ前よりも悪い状態になってしまう事がある。
今の西島さんの例もそうだったんですけれどもこれね睡眠薬の離脱症状っていうんですってね。
そうですね。
これがいろいろありまして更に眠れなくなっちゃうまあ強い不眠ですね。
不安イライラ動悸…もうドキドキしてしまうと。
これ発汗汗こういうのも昼間も出てきたりという事あるんですか?はい。
ダイエットだったら体重が増えるというまあリバウンドですけども…。
この睡眠薬は眠れなくなるというリバウンドだけじゃなくてこういうような昼間にも続くようないろんな症状が出る時があるので急にやめたりとかいうのは注意しないといけないんです。
たち悪い。
何かね神経的なというか精神的なとこにまでいくから。
そうなんですよね。
何か神経が高ぶっているというイメージですよね。
これだけ見ると。
そうですね。
ですから先ほどの方は飛行機の中でのまなかった。
そのあとにず〜っとあと効かなくなったっていうのはこのリバウンドのために不安とかイライラとか緊張がどんどん強まったから以前だったら少しは効いてたものも全く効かなくなると。
これじゃあひどかったらあの人性格変わったなぐらいまでいく感じですか?周りから見るとかなりイライラ感が強くて大変な状態になります。
それはそれで怖いですね!人間関係までね〜。
睡眠薬をのんでた人って大体の人が今のような症状出てしまうんですか?いやそんな事はないです。
のんでる方が皆さん心配する必要はないんですけどもやっぱり多めにのんで長い事のんでる方は慎重に減らす必要があります。
長い事のんでいるという方たちにも特にですね見て頂きたい事がありまして。
これ睡眠薬にはいくつか種類があるんです。
まずですねこの今VTRにも出てきました覚醒中枢っていう体を活発化させる方ですね。
それを抑えるという薬が薬