函館100万ドルの夜景。
蔵王一面に広がる樹氷。
日本の名所にロープウエイあり。
美しい景色を楽しむためにそして険しい山を楽々と進む足代わりとして欠かせない乗り物だ。
しかしもしゴンドラが強風などのトラブルに遭い私たちを乗せたまま止まってしまったら?
こわ。
お〜っ。
さまざまな訓練の現場に潜入するこの番組。
今回は宙づりになったロープウエイの救助訓練だ
あなたの知らない危機管理の世界
今回の「くんれん」はロープウエイの救助訓練です。
(一同)よろしくお願いします。
山田さん日本はロープウエイ実はたくさんあるんですよね。
実はロープウエイ大国なんですよね。
ロープウエイ世界で一番多いのは意外な事にフランスなんですよ。
えっ!
(山田)2位がオーストリア3位が日本なんですね。
2,400基ぐらい。
(川島奥仲)そんなあるんですか。
(山田)年間3億人乗ってるっていうんですよね。
日本で。
ええっ!すごい。
今日の解説御在所ロープウエイ伊藤吉和さんです。
よろしくお願いします。
今回の訓練の舞台は…
全長2.2km。
鈴鹿山脈の一つ御在所岳の麓から山上まで12分で進む
春夏は花の名所ですし秋は紅葉冬はスキーという大変いい所。
(川島奥仲)巨石?ものすごく大きな変わった形の石が鈴鹿山脈全体に多いんですよ。
御在所だとオバレ石という2つの石がおんぶしたみたいな石とか地蔵石という2つ立ったやつの真ん中に首みたいにコロンときれいに石が挟まってる。
ロープウエイの救助訓練は激しい突風でロープが外れ緊急停止したという想定で行われる。
作戦はゴンドラに取り残された乗客を救い出すために地上と空中に分かれて遂行する。
目標タイムは2時間40分
訓練には…
さあ現場には片山アナウンサーが行っています
こちら上り線ホームにいる片山千恵子です。
今から乗客役としてこのゴンドラに乗り込みます。
いってきます。
お願いしま〜す。
(片山)さあいよいよ出発。
片山アナウンサー全くの観光気分です
ゴンドラは10人乗りです。
今回は片山アナウンサー撮影スタッフ乗客役訓練の指導役の計6人が乗車しました。
うぉ〜すごい!
(山田)わぁいいなぁ。
最大38両が同時に走る御在所ロープウエイ。
ゴンドラは2本の鋼鉄のロープでつながっている。
実はゴンドラは自力では進めず下のロープに引っ張られて進む。
一方上のロープは車輪が転がるレールの役割を果たしゴンドラの重さを支えている
ゴンドラが動くんじゃなくてロープにつかまってるだけなんてのは全く知らなかったです。
ロープを操作しゴンドラを動かしているのは山の上の運転室。
ロープウエイの心臓部だ
彼らは常に風と向き合っているんです。
そりゃあそうですよね。
天敵ですもん。
風がやっぱ一番怖い。
さあゴンドラ訓練現場近くにさしかかってきました。
赤いボタンが停止ボタン。
運転係がブレーキをかけます。
(運転係)1m…さあゴンドラ所定の位置に止まりました。
あっ止まった。
うわ〜怖い。
怖いなあ。
またえらい所に止まったね。
さあロープウエイの救助訓練いよいよスタートです。
(山田)いいねえ。
標高800mの高さで展開される乗客の救助訓練。
求められるのは安全かつ迅速なミッション遂行だ
すごい映像ですねこれ。
(奥仲)すごい。
ここにオバレ岩があります。
これオバレ岩オバレ岩。
岩番組じゃありません。
ロープウエイの救助訓練です。
伊藤さんまで岩紹介してどうするんですか。
最初のミッションは「登山」。
ゴンドラが止まった真下は道路のない険しい山場。
救助班はおよそ1kmを登って現場に駆けつける
今麓近くの登山口に救助班が向かってきました。
ここは結構本当に岩が切り立ってるから厳しいですよね登山。
これを麓から自力で登っていかなければいけない。
中には重さ20kgの救助用機材を担いでいるらしいんです。
やっぱしんどいわ。
全部岩だもん。
ちょっとゴンドラの中の様子見てみましょう。
こんなに。
曇ってますよ。
暑い。
宙づりになった密室。
長時間閉じ込められると肉体的にも精神的にも負担となる
あれ?どうした?実はこの方サクラなんです。
伊藤さんこれはどうして?体調不良になったお客様をどう対応するかというのも訓練の重要な要素になってきます。
外だけじゃなくて中からもトラブルが起こってしまったという想定してるんですよね。
迫真の演技病人役を演じるのは…新入社員。
自然が大好きという事で入社したという事です。
そんな事なかった。
さあこちらゴンドラの真下に向かう救助班の映像です。
足元にうごめく危険!容赦なく続く険しい山道!目標タイムに間に合うのか!ここでゴンドラ内にトラブルが発生したようです。
運転室からゴンドラに流れるはずの無線が通じないようです。
今どういう状況かってみんな全く分からないという。
餘語さん体調戻ってますよ。
普通のトラブルがあったから。
複数の無線を同時に使っていたために混線していたようです
訓練放送訓練放送これは訓練です。
(山田)やっと入った。
入りました。
こういうのが反省材料となって次に生かされます
今放送が入りました。
まずは待機するという事。
そして非常用の水などが…開けます。
ありましたよ。
(山田)そうだったんだ。
開けられるんだ。
救助が長引く事を想定して全てのゴンドラには防寒具や水非常食軍手更には簡易用トイレまで非常用品が搭載されている
(無線)救助係が到着するまで今しばらくお待ち下さい。
ここで救助班が事故現場に到着したもようです。
おっ来た来た。
速くないですか?目標タイムを14分上回りました。
このあと訓練は正念場に。
御在所ロープウエイ若きエースが決死の綱渡りで乗客の救出に挑む
思ったよりハードですよね。
(奥仲)ハードですね。
奥仲さんなんてあそこでああいう状態になったらどうですか?パニックになります。
パニックですよね。
もし無線が入ってこなかったら何もない状態で情報もどこも入ってこないので。
ああいう閉鎖空間の事故とかそういういろいろな問題って結局突き詰めると最後はそこなんだって。
火星に基地を造るための移住計画みたいなのをずっと訓練してるんですよ。
技術的な事よりもそれなんですって。
パニックを起こしちゃうとかけんかが始まったりとか結局人間系って言ってましたけど。
ああいう場所に1人大阪のおばちゃんおったら終わりやと思いますよね。
意外にみんなを大阪のおばちゃん慰めてみんなに飴ちゃんくれて。
どっちかですね。
だから無線とかで外から声がけをしてく密室じゃくて外とつながってるんだよという事を常に言ってあげるっていうのは多分大事なんでしょうね。
コミュニケーション声がけというは大事になるという事に。
続いてのミッションは「滑り込み」。
空中からの救助班はまず鉄塔に足場を組み救助活動のスタートラインを作る。
そこに一人乗りの走行器を設置。
命綱だけを頼りにロープを綱渡りしてゴンドラに乗り移る。
足場の設置からゴンドラ到着までの目標タイムは30分
ゴンドラ脇の鉄塔です。
今救助班が集合しました。
そして3人がかりで滑り込みのスタートラインとなる足場を持ち上げています
長さ6m重さ36kgあります。
足場の幅が40cmなんですね。
空中で人が乗れるぎりぎりの幅なんです。
40cmしかないんですか。
こわっ。
まず鉄塔に足場を取り付けていきます。
不安定な体勢で足場を組むのはかなり難しい作業です。
重たいのになこれ。
あっそして中から。
今救助班の方足場を組んでこっちに来て下さるような状況ですね。
三重県は伊賀忍者のふるさとなんで皆さんさすがの身のこなしです。
さあ足場が組み上がりました。
いよいよ滑り込みです。
ええ!誰が行くの?まず滑り込みに使う「走行器」がセットされます。
この上に救助する人が乗って30m先のゴンドラに。
こんな小さいんですか!ほんと座るスペースしかない。
いやこわっ!ゴンドラの滑り込みの大役は…入社4年目の21歳。
今回滑り込み初挑戦です。
三輪さんは技術部の最年少でふだんはゴンドラの整備などを担当しています。
このゴンドラはスイス製で一基なんと800万円。
え!高級外車より高いんですよね。
ゴンドラってそんな高いんですか?一台一台オーダーですからね。
三輪さんが日々手入れをしているゴンドラの中で乗客が助けを待っています。
(山田)頼むぞ。
21歳。
さあ三輪さんが足場の上に乗りました。
いや〜怖いわ。
うわこわっ!
(山田)これ何ですか?青い歯車。
(伊藤)これはハンドブレーキと言われるものなんですけどもこのブレーキング操作が難しいんですね。
歯車を右に回す事でかかるブレーキ。
おろそかにすると猛スピードで滑り降りる危険性がある。
一方で弱気は最大の敵。
強くかけすぎると途中で止まり宙づりになる
これで速度調節。
手作業?方法が。
強弱だけで。
これだけですね。
「ほいたらいくでね」やないよ。
今伊藤さんの声でしたね。
地上では救助班の班長松永諭課長が見守ります。
三輪さんを御在所ロープウエイ期待のホープだと語る松永さん。
今回滑り込みに三輪さんを抜擢してマンツーマンで指導にあたってきました
じゃあ行きます。
行きま〜す。
乗客の運命を背負った三輪真也!松永課長と救助班50人全員の思いを胸に今飛び立つ!さあスタートだ!
怖い。
あんなガクンガクンいくの?そうです。
右手でブレーキを調節しながら待っている人たちのために。
左手でこう押していく。
アクセルの役割という事です。
かいな力を振り絞って御在所ロープウエイの若きエース地上20mの高さを進んでいきます。
さあ15m進んできた!はやっ!伊藤さん右手のブレーキ操作いかがですか?
(伊藤)うまくコントロールしていると思いますよ。
だんだん手が疲れてくるので後半が勝負ですね。
これ見た目以上にめちゃくちゃ力要りますよね。
まわしを持った力士のように筋肉が浮き出ています。
別にいいんですよ相撲の話は。
今救助班の方がブランコのようなものに乗ってこちらに向かっていますね。
頑張れ頑張れ。
いや怖い!怖い怖い怖い。
あと10mほど。
こちら山の上にある運転室。
こちらでも社員たちが固唾をのんで見守っている。
しびれる空気がモニターを通じてここにも伝わっています。
ゴンドラの下からも松永さんたち地上班が見つめています。
息を吸うのもはばかられるような空気に支配されながら残り5m。
来た来た来た来た速い速い速い。
お〜足が着く。
(山田)この乗り移るのも怖いよ。
お〜。
今ゴンドラに到着!すごいすごい。
すごい。
三輪真也21歳30mの綱渡り見事成功!やはり若きエースはすごかった!すげえこれ。
こわっ。
「やりやがった」って。
ドラマみたいやったね。
「あいつやりやがったな」って。
カッコイイ。
ここが怖いよ。
こっからですよ。
このあと三輪さんどうやってゴンドラに入るんでしょうか?今天井ノックされました。
そしてゴンドラの天井が今開きました。
救助班の方到着しました!今到着です。
そして三輪さんついにゴンドラの天井を開けた!
(片山)そして今ゴンドラの中に上から入って救助にあたります。
空中班の滑り込み完了所要時間25分でした!
(山田)うんなるほど。
いや〜お見事。
天井から入ってくるところはもうトム・クルーズでしたよ。
めっちゃカッコよく見えました三輪さんが。
「ミッション・インポッシブル」な感じでしたね。
奥仲さんはいかがですか?すごい冷静なのがいいですよね。
すごい焦って「救助しに来ました」ってこられたらこっちも焦っちゃうから。
「失礼します」って言って入ってきましたもんね。
でも大事ですよね。
こっち側が落ち着いているという事はね。
でまずお客さんにお声がけですよね。
安心してもらうというのが。
うわ〜これ怖い怖い怖い。
このあと訓練はクライマックスに。
果たして乗客は無事脱出できるのか?その前に。
雑学王…
ロープウエイ小ばなし小ばなしその1ですね。
パーン。
年に1〜2m新品だと伸びやすくギターの弦と一緒ですね。
10m以上伸びる事もあるんで定期的に切り詰めているそうです。
こちら見て下さい。
「曳索」という実際にゴンドラがつかまっているロープこれ実物大です。
上下ありましたけど下のロープなんですね。
重た!めちゃくちゃ重たい。
(山田)これ細い方なんですよね下の。
持てるかな。
うわっ!えっ!すごい。
側面こんな見れるものなんですね。
(山田)これを見てもらうとよく分かりますよね。
断面家紋みたいになってる。
1本に我々下から見ると見えてるけど6本がねじ曲がって。
その6本の1本も細いやつが何本も束ねてできているという。
これが新品だと10m以上伸びると。
これが伸びちゃうんだ。
(山田)5年とか10年で交換しなきゃいけないという。
なるほど。
寿命があるんですね。
続いては日本のというかロープウエイのもともと起源。
これは例えば川とか渡る時に向こうまで綱を渡してそこに籠を通していく昔のこういう籠でやるようなタイプのロープウエイを。
これは猿がこういうふうにたぐっていくのに似てるから「野猿」って。
(伊藤)起源はそうですね。
ロープウエイってマイナーな乗り物のイメージありましたけどそんな事恐れ多い事で。
みんな乗ってる。
これだけの人を運んでるから日頃の安全の訓練というのが大事になるという。
ロープウエイの救助訓練続いてのミッションは「脱出」。
50分以内に全ての乗客を地上に降ろさなければならない。
果たしてその方法とは?
さあ来たよ上からね。
男性5名女性1名の計6名です。
また具合悪くなった。
思い出したよ。
さっき治ってたよ。
はい了解しました。
三輪さんの上司松永さんが救助班を率います。
家では小学2年生の息子さんとの時間を大事にする良きお父さんです
(山田)いいねえ。
地上班脱出に使う器材の準備進めています。
伊藤さんこの器材なんですが。
(伊藤)これは「救助袋」なんですけども脱出に使う。
これに人が入るの?これに入ってもらいます。
さあこの脱出用の器材を20m上空のゴンゴラにどうやって上げるのか?
本当だ。
こっからどうやって上がっていくんのやろ?
(片山)そして今…
(山田)あ〜開けた開けた開けた。
これは怖い!何これ!?床が開きました。
怖い怖い怖い。
CGみたいやなこれ。
20m。
これで人が見えるとまた高さ感がリアルになってくるから。
(片山)下まで…今ゴンドラからロープが降ろされてきました。
何かついてますよ先っちょに。
(伊藤)これはおもりの役割ですね。
ロープを地上にまっすぐ降ろすのに。
消火器。
あるものを使おうという。
それ専用のおもりなんて載せてられへんもんね。
で地上班が救助用の器材をセットしてそれを三輪さんが再びゴンドラに引っ張りあげると。
今見えてきました。
さあいよいよ脱出です。
まず1人目は新入社員の餘語さん。
体調不良。
伊藤さん順番決まってるんですよね?
(伊藤)まず体調不良の方やケガ人ですね。
そしてお子様やお年寄りという順番で降りるのがセオリーですね。
今餘語さんの胸にしっかり巻かれたこのベルトが命綱になります。
これだけでもいいわけですよね?これだけでもいいんです。
ただあれが目隠しになったりして恐怖を和らげる役目をする。
なるほど。
下が見えないように。
女性なんかだとスカートだったりするから。
ほんまや。
いろいろ計算されてるわけだ。
お願いします。
さあ乗客を待つ地上班。
吐く息吸う息止める息。
(山田)人力なんだこれ。
来た餘語さん。
さあ今降り始めました。
速いよまあまあ。
大丈夫?
救助器具には一定の速度で降りるよう自動ブレーキがついているが地上班は万が一に備えロープを引っ張って操作する
さあロープが絡まないように手綱をさばいてコントロールします。
怖い怖い怖い。
病人役。
これ多分マジの顔ですよね。
もう演技じゃないでしょ。
今餘語さんが着地しました。
20mを降りきりました。
(消防隊員)そしたらこちらの準備した…病人役なので待機してた消防隊に担架で搬送されます。
はいいきますよ。
123。
ルートは右側でお願いします。
左は狭いです。
ちょっとねそっちで松本さん…ここで松永さんが何やら指示を出しています。
これ何か問題があったんでしょうか?これどういう話をしてるんですか?今。
脱出の際注意しなければならないのが「最初の一歩」。
ロープにたるみがあると飛び降りた瞬間にピンと張りその衝撃でケガにつながる恐れもある。
地上班は逆方向の力でロープを引っ張りたるみをなくさなければならない
救助作業は続きます。
続いて2人目の乗客が脱出します。
はい。
地上班「初めの一歩」のショックにうまく対応できるんでしょうか。
さっきより引っ張ってるわけですね。
さあ来ますよね。
さあ今降りました。
地上班テンションかける
今松永さんの「いいじゃないですか」という声がありました。
オッケー出た。
オッケー出ました。
成功です。
ではもう一度見てみましょう。
何が違うんや?さっきと。
手作業ですもんね。
(山田)伊藤さん御在所岳ロープウエイには日本一高いと言われる61mの鉄塔ありますよね。
その高さで宙づりになった場合も同じような方法で救助する事になるわけですか?
(伊藤)そうなんです。
あそこの所が一番谷の深い150mあるんです。
あそこに150m用の降りる機械が。
続いては片山アナウンサーです。
はいこれだけです。
(山田)もう見ただろ。
失礼よこれ。
顔がマジになってる。
多分仕事忘れてますよね。
片山千恵子特技は日本舞踊。
御在所の空に舞えるのか
いや〜怖い怖い怖い!
現場リポートを忘れてただただ悲鳴をあげるだけ
こえ〜なこれ。
おっ下見てるちゃんと。
アナウンサーですから。
写してるだけか。
ようやく無事に着地です。
これで全員の救出が完了しました。
所要時間目標ぎりぎりの49分でした。
(山田)でも間に合った。
ホッとした表情印象的ですが。
マジの顔やったもんな。
しかし訓練はここで終わりというわけではありません。
乗客は救助班の誘導で険しい山を自力で下山しなきゃいけません。
(奥仲)下山の訓練も?下りる方が大変だもんね。
だって体力ももうなくなってますし。
病人役の餘語さんは担架で下山します。
餘語さん楽やわなこれ。
でも苦しい…。
待機していた救急車で運ばれました。
この訓練で実際に救急車まで。
(山田)消防隊の訓練にもなってるんですよね。
(伊藤)消防警察地域を巻き込んで。
そして片山アナウンサーも無事下山です。
ホッとするやろうなこの瞬間。
心の声や。
最後一番いい表情でした。
50人が総力戦で挑んだ2時間20分。
道なき山中での極限の訓練が今幕を閉じた
(拍手)いかがでしたか?あれだけの人数と結局最後は人の力。
加減であったり心を通わせて安心を与えるのも人の心というのがあって。
そういう自分がパニックになった時に落ち着いてられるようにはなったかなと思いましたね。
ほんとそうですよね。
これロープウエイを運行している方達の訓練なんですけども乗客である我々も見とく事で本当に安心になるから利用する我々もそういう訓練積極的に参加した方がいいなと思いますね。
誰にでも起こりうる事だと思うのですごい安心感というか…結局奥仲さん最終的にロープウエイが好きな話になりますよね。
(山田)じゃあもっと乗って。
乗ります。
(取材者)皆さんお疲れさまでした。
お疲れさまでした。
(取材者)どうでしたか?無事に救助する事ができたんですが先輩の方に手伝ってもらったりやってもらった事があったんで。
やっぱり乗客の命がかかってますのでしっかりやらないと駄目だなと思いました。
初めて本当にお客さんの立場に立って考えられるいい経験だなと思います。
本当に大きな経験になったと思うんでこれからの仕事に生かしていきたいと思います。
全体的な連絡とかっていうところの不備もあったし段取りからまだまだ詰めていくところはあるのかなと。
そこら辺きっちり対処できるようにいろいろ考えたいとは思ってます。
年間3億人の足となる日本のロープウエイ。
険しい山をさっそうと駆け抜けるこの乗り物も安全と安心への備えに支えられている。
今日も日本のどこかで地道な訓練に取り組む働き者たちの姿がある
2014/08/16(土) 18:10〜18:45
NHK総合1・神戸
くんれん〜あなたの知らない危機管理の世界〜[字]
さまざまな業界の訓練を伝える新型情報バラエティー。今回は三重県御在所ロープウエーから。強風で運行停止し乗客がゴンドラ内に閉じ込められた想定での救出訓練に潜入。
詳細情報
番組内容
さまざまな業界の訓練を伝える新型情報バラエティー。今回は三重県御在所ロープウエーから。強風で運行停止し、乗客が地上20メートルのゴンドラ内に閉じ込められた想定での救出訓練に潜入。一人乗りの器具から宙づり状態でゴンドラの天井に乗り移る救助班、空中と地上の見事な連係…知られざる危機管理の世界をフィーチャーする。【ゲスト】川島明(麒麟)、山田五郎、奥仲麻琴(PASSPO☆)
出演者
【ゲスト】川島明,山田五郎,奥仲麻琴,【解説】ロープウエー会社運輸技術部長…伊藤吉和,【司会】大坂敏久,【リポーター】片山千恵子,【語り】世良公則
ジャンル :
バラエティ – その他
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – その他
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:2771(0x0AD3)