(陣内)おはようございます。
さあ始まりました『黄金列伝!』でございます。
最近ね東京での収録が多かったですけども今回はまた心斎橋に戻ってきまして大成閣さんで収録したいと思います。
さあ今日のゲストはね正直今吉本でも一番勢いのあるコンビじゃないでしょうか。
(方正)そうね〜。
コンビのこの2人が揃ったらちょっと…2人しか出来ないパワーが生まれますから。
チャンピオンになってからがスゴイね。
果たして今最も勢いのある芸人とは!?
では待ってるんでいきましょうか。
さあいきましょう。
本日のゲストはこちら!ブラックマヨネーズです!よろしくお願いしま〜す!
(小杉)お願いします。
(吉田)お願いします。
よう来てくれましたねブラマヨが。
(小杉・吉田)お願いします。
今日はたっぷりと。
芸人たちがこれまでの天国と地獄を赤裸々に語り徹底的にその人生を掘り下げる黄金列伝!
今回は…
熱帯魚飼ったら?熱帯魚!熱帯魚なんか一番アカンやん!名前もつけんでええ散歩も行かんでええ見てて癒される丁度ええやんけ熱帯魚!熱帯魚なんて飼えば飼うほど辛いやんけ!辛いって何やねん?カワイイなと思っても抱きしめられへんねんぞお前。
(笑い)抱きしめる?近くても遠いやん!
(笑い)せっかく熱帯の海から連れて来てんのに俺と熱帯魚の距離はぜんぜん縮まってないやん!抱きしめたらええやん!カワイイな思たらパッとあげてギュッてやったらええやんけ!
(笑いと拍手)ギュッと…。
お前魚水からあげた時の暴れっぷり見くびんなよ。
何で怒られてんねん!
M−1王者が経験した…
そして売れっ子となった…
さらに…
今日はブラックマヨネーズの芸人人生を丸裸にします!
さあ改めまして本日のゲストはブラックマヨネーズのお2人です。
お願いしま〜す。
(小杉・吉田)お願いします。
お忙しいでしょう?今は。
そうですね〜。
ずっと忙しいやろ?いやいや…。
そうなんです。
なんやかんやで。
もう10年以上。
いやもうそうやろ?八方師匠どうですか?ブラマヨとはどういう…。
(八方)いやまあブラマヨはやはり売れてからの方が長いと思うんやけど僕はやはり意識し出したんはもう売れ出した頃やな。
(吉田)M−1の第1回目とかが終わった時に僕らNGK出番でNGKに入ろうとしてたら八方師匠が車乗られてて僕の横パッと停まってね窓開けて…。
パァ〜って閉まって…。
あれ忘れられないんですよ。
何て事言うてるんですか後輩に。
そういう別に関係性ないんやろ?全くなかったです。
ダメな師匠ですそれは。
何でそんな事言うたんやろな?それはまだ売れる前や?そうですそうです。
どう思たん?そんな師匠に言われて。
そらそやろ。
そら思うわ。
そら八光シバいたろか思うわ。
そら思うわ。
今年で…
同世代の芸人を見ると今をときめく面々が勢ぞろいしている黄金世代なんです
ではまずは…
2人は共に…
年齢は一緒なんですよもう同級生なんですよ。
そうですね。
ブラマヨと僕は。
高校出てすぐNSC入ってたら同期やったんです。
じゃあ何かやってたんやな?別に大学も行ってないわけでしょ?僕ら行ってないです。
その2年間は2人何してたんですか?僕は行きたかったんですけど親によう言わんくて大学行きながらこっそり行こかなと思ってたんですけどその大学に受からへんくて1年浪人したんです。
ほぉ〜。
それでもう結局そんな感じで目指した大学…また1浪しても大学受からへんくてもうこれしょうがないからお笑いやりたいなと思って親に言ってさあやろうと思ったらもうNSCの締め切り終わっとったんです。
あっ…遅れたんや。
はい。
でもどうしていいかわからへんからとりあえず難波まで行って歩いてるめだか師匠つかまえて…。
って言うたら…。
そらそやろ。
そらそうや。
パッと目が覚めてそらそやわ思って。
何をめだか師匠に言うてくれてんねん。
でもう…「知らんがなそんなん」って言われて。
で1年間僕フリーターしてました。
吉田は吉田で2年間何してたんですか?僕は和田という高校の同級生ともう「高校卒業したらお笑いやろな」言うて大阪に部屋まで借りたんですよ。
ほぉ〜。
でも和田が土壇場で「俺お芝居の学校行く」て言い出して。
和田が。
和田今作家やってるんやね。
え?そんなん言われたら俺やることないやんけって言うのでまあ流れで…。
ほぉ〜。
早いやろ。
見切り早いやろ。
そんな時に思たん?何となく死んでいくんやなって。
見切りが早いねん人生の。
テレビ出たいなっていう欲求とかももう叶えられへんなこのままかなと思ってた時にあの…。
めっちゃ話がもう…飛びすぎてわからへんわ!吉田さん何の話ですか?小説やったら飛ばしたかな思います。
飛ばしたわ戻して…1回いやいや合ってんの?この話。
小奇麗な子とは僕まともに話すことさえも出来ずにもうソワソワして格好つけるだけで終わって。
コンプレックスの塊やったもんね。
ところがその60の方とは…。
二十歳の吉田を。
19です。
19の吉田敬をさらけ出したんや。
さらけ出してすごく燃え上がったんですけど…。
燃え上がった…。
そのコトが終わった時に…。
60歳。
コトが終わらな気がつかなかった。
気がつかなかったんですよ。
アハハハ…!ちなみに誰に似てるんでしたっけ?
(笑い)もうわからんやん。
性別もむちゃくちゃになってもうてるやん。
でもうこれはアカン。
このままじゃあ…。
俺何してるんやと。
でもさらけ出した事はわかったんや。
で和田にもう1回あらためて「やっぱ入ろうぜ」と。
このまま死んでいくのは辛いと。
このままじゃ終わられへんはずやと。
19の時に。
で吉本に?吉本にやっぱ和田と…。
どんな…理由や。
わからん!わからんわお前の話。
こうして2人はNSCに入ったのですが実は…
でもお互いの事は知ってたんやろ?小杉の存在も吉田の存在も。
はい。
一緒にイベントとかやってたんで。
いやでも僕は和田・吉田いうてやっててNSCって順番にネタ見せるじゃないですか。
小杉を見てて…。
っていうのもまあ要はみんなこないだまで学生じゃないですか。
そんな中こいつだけ…。
同じ「なんでやねん!」だけでも。
「なんでやねん!」と「なんでやねん!」と?「なんでやねん」と。
やめてくれやその話。
(笑い)
(小杉)何か恥ずかしい。
やめて下さいよ。
でも2種類やろ?2WAYでいってたん?当時はやっぱ若い…血気盛んな頃やからみんな1WAYやったけど僕は2WAYとそこを評価して。
ちょっと引いた「なんでやねん」もあったんや。
そうですね。
ここへですねNSC時代当時のブラマヨをよく知る同期の人にですねお話しを聞いてますんでご覧下さいどうぞ。
(徳井)おはようございます。
チュートリアル徳井です。
ブラックマヨネーズと同期のチュートリアル徳井が見たまずは…
よう覚えてんなぁ。
では…
ネタが…。
基本的なその人間的な…。
そんなん入れた覚えないわ!まあ今でもあるじゃないですか。
ずっとその感じなんでもうちょっと変わった方がええんちゃうかなとすら思いますね。
はい。
はい。
いやホンマもう正にその通りじゃない?薄汚さゲスさ。
ただ誤解してほしくないのは俺はそんなん入れた覚え1つもないんです。
これはオモロイやろと思って全力でやってたやつをあいつがそうとってただけで。
徳井はあんまり来てなかったですねNSC。
ああそう。
最初の方は。
最初だけしか…。
…と思ってたら途中から来んようになって…。
男前のヤツと。
薄さがでてるで薄さが。
辞めた辞めたよかったと思ったら卒業して僕らがオーディションとか出だした時にあいつ復活してきたんですよ。
福田を連れてね。
そん時は違うヤツとやってましたから。
…って冗談抜きな感じできたんですよ。
でも…。
ときもあるよな。
若い方が。
だから徳井に…。
お前や!セコイのお前や!
(笑い)やってましたこのやりとり覚えてますね。
昨日の事のように。
「セコイぞ」て何やねん。
「何で1こ若く見せようとしてんねんお前」みたいなんで。
その後…
そして元々仲の良かった2人は…
ではコンビ結成後の芸人人生を幸せ・不幸せグラフで見てみましょう
え〜1998年から2003年までのブラックマヨネーズこちらです。
80%ぐらいから入ってグッと落ちて行きますけどもどうなの?この下がり具合は。
全く仕事もなかった?厳しかったですね…。
いや〜なかったっすね…。
まあそうやな。
俺も近い存在やったけどブラマヨって名前は知ってたけど…。
何か組み直した時にみんなある程度…。
そしたらWESTSIDEがバーッと人気出て。
後輩の。
キングコングとか。
そういう時期を味わってるんで。
ちなみにどうやったん?吉田に聞きたいわ。
いわゆる後輩…。
ああ〜。
すごい人気やった訳やんか。
キングコングがすぐやったじゃないですか。
パーッ!なったんが。
そんな時に何か…。
わざわざ相談してくれたんですよ。
そん時に俺は…。
って言いました。
(笑い)このまま辛い人生を…。
早い!見切りが早い!!人の人生の見切りが早いよ。
(笑い)せやろな。
そうやろな。
悔しくて。
辞めろ言うたん。
はい。
「辞めたらええんちゃうか」って。
ほなあいつ辞めへんから「何の相談やってんあれ」と…。
(笑い)
(小杉)どこの背中押してんねん。
「辞めろ」ってすごいな。
テレビで言った事ないと思うんですけど…。
売れてるしな。
当時若いし。
はい。
人気もあったし。
人気すごかったです。
で吉本の人間1人と売れてない僕らとバリバリのロザンと喫茶店で何かしゃべってる時に僕が何言うてもね菅が…。
みたいな事を言ってくるんです。
それはボケで?吉田ボケてたん?何か。
じゃなくて?普通の話が「何すか?それ」みたいな?何やねんその話!?俺でも言うわ!
(笑い)菅に言われた事すっごい腹立ったんですけど菅めちゃくちゃ人気あって会社もすごい押してる感じがすごい分かったんで…。
「ナメてんのか」言って…。
(笑い)菅にいけや!菅はいかれへんかったん?菅はいかれへんかった?押されてるから。
はい。
「菅ちゃん菅ちゃん」言うて人気がハンパやなかったんで。
何やねんお前の…その回路が分からんわ。
まだ宇治原やろ思って宇治原を思っきり蹴ってやりました。
(笑い)
共に…
2人はまず…
みんなは他の奴らは…ダウンタウンさんとかとんねるずさんがお互いの部屋番号を知らんとかいうのをテレビで言ってはって。
それにみんな憧れてね。
何かあったねそういうの。
そこをあえて俺らは「アカンやろ」と。
めちゃくちゃ会わなアカン時期やからね。
同じマンション探して住みました。
(笑い)ルールがあったんや。
いやもうこん時が…。
元々NSCで知り合って一緒にやってましたけどどんな人間かよく分かってなかったんで…。
えっ言われんの?結構小杉は。
もう日々いろいろ…。
生活での…。
例えばどんなんあんの?ファミレスで打ち合わせするんですけど何回か一緒に入ってたらある日…。
フフフ…。
入る時の件。
アハハハハ!開けてバッて小杉が入るのが嫌なん?吉田が入ってその流れで僕後ろからパッて入って「どういう事なん?」って言ったら…。
「俺が入った時に受け取ってくれドアを。
お前が押さえてくれ…」。
「ああ…」って。
(笑い)「ああ…」しか言えないな。
何カロリー損するとか。
ほんでしばらくしてネタ合わせしてたら…。
よくあるじゃないですか。
4人掛けで奥がソファーでこっちが4脚のイスみたいな。
あ〜あるあるある。
(笑い)カロリー計算めっちゃしてる…。
そういうのがむっちゃ細かいのがあったんすよ。
それはちゃんと小杉は「分かった」って言うねや?いやもう…。
変人や。
変わってるわ。
お前は変人や。
変人や変人。
マジっすか?変わってるねんて。
気になりませんか?ドア開けて当たり前のようにスッて入って来られたら。
そのカロリー計算した事ないもん俺。
なんで毎回俺の方がドア開け…結構重たいドアやったんですよ。
じゃ「お前開けてくれ」って…後から入ったらええやんか。
いやその時に限ってちょっと短いんですよこいつのは。
スーッて入りにくいんですよ。
(笑い)ほな自分で開けろやその時に自分のカロリーで。
それやったらその分俺が負けてますやん。
もうええやろ!もう。
最初の分に払ったカロリーはまけてくれやそれは。
何カロリーやねん。
(笑い)今年の汚れは今年のうちにみたいな。
はい。
ネタ合わせは?この当時は毎日ネタ合わせでしょ?言うても。
そうですね。
それのルールもあるの?やる事なくてもええからって毎日集まるってルールになったんです。
ほぉ〜。
ファミレスで。
へぇ〜。
それまで時間ず〜っとおる…?まあでもやる事もないもんな仕事もない訳やからな。
それこそネタ合わせしてる時とかでも「これからフリートークもやっぱり俺ら友達じゃないからしていかなアカンけど練習もできへんけどやっぱやろう」みたいな感じで…。
…みたいな感じでネタ合わせした後に「公園でちょっとお題考えてきてくれ」って言われてお題言って2人でしゃべって終わって「あそこの展開でああいう聞き方されたらそんなもんすぐ思いつく訳じゃないねんからもっと膨らましてしゃべってほしい」みたいな事細かい細かいダメ出しがいっぱいありました。
それが今になって身についてんねや。
そう…ですね。
なあホントに。
…と地道な努力を重ねていた2人ですがそれも実らず全く仕事がないまさに地獄の日々が続いていたのです
俺だからそこのブラマヨ知ってるもんな〜。
やっぱり実際問題普段楽屋でしゃべってたら面白いんですよ。
めっちゃオモロイのになでも舞台では全然笑い取ってなかったから。
ウケてなかったん?まず…。
確かにそれあってな。
僕覚えてんのはねそれこそ僕がまだ花園町住んでる時に吉田から電話かかってきて「陣さんボク終わりました…」夜中ですよ。
覚えてる?はい。
うめだ花月がつぶれた時。
まだ売れてない時やったから…。
っていう電話があったんです。
僕は何を言うたか忘れたけどたぶん「大丈夫や」と言うたとは思うんですけどあの時ほんまに終わったと思ったんやな。
思いましたね。
結構な夜中に結構なトーンでかかってきたんで。
みたいな感じやったんで。
僕それ知らなかったです。
ああそう。
劇場がなくなるしゃべる所がなくなる…が全てイコールもうダメだという事やったん?リストラされると。
リストラされる。
でも結局そうじゃなくてbaseに入ってきたんですけども…。
長く続いた…
しかし…
そんな時期に…
…が読売テレビに存在したのです
なんとブラマヨのですね初めてネタ番組に出演した時の貴重な映像がですね読売テレビに残ってましたんで。
あ〜見たい!それをまず見ましょう。
このあとはM−1王者の…
M−1王者…
とくとご覧下さい!
神様お願いします!ユウコの手術が成功しますように。
お願いします!ギーッ。
バタン!
(笑い)
(小杉)ユウコは?ユウコの手術は成功したんですか!?あなたの奥さん当病院に運ばれて来た時からもうどうしようもなかったんです。
そうやったんですか。
手の施しようがなかったんです。
分かりました。
(吉田)少年隊のニッキの天パぐらいどうしようもなかったんです。
分かりましたって!何と一緒にしてるんですか!!ワックスが無視されたんですよ!?ワックスって何を言ってるんですか!もう1人にさせて下さい。
ちょっと気持ちの整理をつけさせて下さい。
まあそう落ち込まずに。
女は星の数ほどいてますから。
そういう問題やないでしょうが。
星の数っちゅうたら多いですよ。
ユウコさんが死んで星の数また1個増えたし…。
いらん事言わんでええねん!慰めなってませんやんかそれ!!フォーッ!?いや「フォーッ」やあらへん。
テンション上がりませんよそんなん言われても。
あさってのコンパ呼びますから。
行くわけないでしょ!あさって言うたらユウコの葬式やないですか!!私コンパの時は帽子こうやって行くんです。
ベレー帽のつもりかアホ!ベレー帽みたいなって何して…着替えてこいや!せめて来んねやったら。
あ〜強力なライバルやな〜。
ハァ?バツイチはモテるからな〜。
バツイチって誰に言うてんねん!なったとこやないか今!!相手全員スチュワーデスの妹なんや。
関係ないやないかお前!スチュワーデス誰も来ぇへん…ナメてんのかお前は!?ちょお待って!お前これ軍手で手術してるやないかお前!
(笑い)
(小杉)めっちゃツブツブついてるやんけ!ツブツブ?ツブツブついてるやないか。
(吉田)誰がブツブツやねん!そんなん言うてへんわ!!お前何言うてんねん!ああ〜。
わ〜覚えてますか?はい。
あれはテレビ初出演の読売テレビのネタ番組。
懐かしいですね。
それがやっぱりスゴいね。
この後2002年頃から2人の幸せ度は上昇
これまでの努力が実り漫才コンクールで高い評価を受け次々と新人賞を受賞
関西の若手芸人として…
へぇ〜。
この辺からずっと増えていったもんね。
はい。
『せやねん!』とか『ナンボDEなんぼ』とか。
『土曜はダメよ!』とか。
『痛快エブリデイ』とか。
そうや。
はい。
ジワジワと仕事が増えてきた?めちゃくちゃ忙しくなってきました。
はい。
さあ2004年から2006年いきましょうかこちらです。
まず吉田がすごい2004年に落ちましたけど。
これどういう事?レギュラーもいっぱい増えたし。
そんなんばっかりで。
俺何のために生きてんのかな?みたいになってきたんですよ。
仕事欲しかったけどファミレス時代は。
でもちょっとそれは違うぞと。
(吉田)はい。
でも休みなく働いて?はい…。
ちょっとだけ有名になっていくんですけど金もないしモテへんし。
時間ないし?はい時間ないしで。
これ生きてて辛いなみたいな。
それは小杉は見てて分かったん?吉田がこういうとこ落ちていってるのは。
そうですね。
しんどそうやなというのは分かりました。
だから僕…。
もう書いてた?
(吉田)はい。
もう死ぬと思たんですよ。
僕心臓とかがドンドン…ってみんな当たり前のようにいうてますけど次のドンがくる保証ってどこにあんねん?とか。
っていうのを真剣に言うてましたから。
落ちてたんやな。
精神的にザーッと落ちてたからもう何か全部が怖くなったりとかね。
そうです。
なんで?こいつらずっと寝てるだけやんけみたいな。
寝てるだけいうてもそらホンマやったらもっと広いとこで野生で過ごしたいと思てると思うで。
でも生まれてすぐまだ…。
そうかそこで飼われてるわけやもんな。
なんやこいつ…。
でも鳥…。
何か言いよんなこいつ。
ハハハ!何か言いよんな。
焼き鳥はもう決まった鳥しかならへんやん。
ハハハ!
しかし吉田の幸せグラフはこの後2005年に一気に頂点へ
そうこの年にブラックマヨネーズは…
もちろんこのガン!はもちろんM−1やね。
はい。
ぶっちぎったもんね。
覚えてないと思うけど何組でしたっけ?あれ。
もうええわ!もう。
そん時のこと覚えてんのホンマお前だけやで。
もうお前だけやって。
覚えてんの。
M−1優勝後ブラックマヨネーズの名は全国に知れ渡り2人の芸人人生はまさに一変したのです
僕よくいろんな大先輩から聞く話でやっぱりなるほどなと思うのはこのお笑いの世界はおもんないヤツも売れる世界なんですね。
お笑い芸人はおもんないヤツも売れるけどおもろいヤツは絶対に売れる世界やっていうのを僕ず〜っと聞いててブラマヨがいったときにあやっぱりなと思って。
それは初めてガチャッと合ったんですよ。
すごい衝撃やったやんか。
俺も見ててほんとすごい衝撃やって。
バン!と変わんの?まわりとか。
え〜っとでも僕は…。
なんで別れたん?それは。
M−1獲った後記者会見があったりテレビ局の人とかと打ち上げとかがあって連絡すんのが遅くなったんですよ。
夜中2時半ぐらいになって。
その時に…。
それはちょっと困ったな。
(吉田)はい…。
…お前はみたいになってしまってええよええよもうどうせヨッシーって言われてたんですけど…。
考えすぎの彼女は考えすぎやったんです。
いろんな事聞いてんのかな?耳年増になってもうて。
はい。
…って言われたんや。
はい。
思てたんか。
今のうちに…。
はい。
それやったらここ辛いけど。
それやったら外走れジョギングせえや!いつ走んねんそんなもん。
朝走れよ。
ジョギングいうたら朝やろうが。
朝なんて走ったらお前仕事疲れて出来へんやんけ。
夜走れやそれやったら。
ジョギングは夜や!ほんなら!夜こんな顔のヤツが走ってたら痴漢と思われてまうやろって!人気のないとこ走るからアカンねん。
人ごみ難波を走れよ難波をジョギングや!お前難波夜ジャージ着て走ってたらあいつ食い逃げしとる思われるやろ!「腹減った!」って言いながら走ったらええやん。
食い逃げは腹減った言えへんやろ!夜ジャージ着て「腹減った」って叫びながら走ってるヤツ見たことあんのか?そんなことばっかりしててみお前。
あ?気のええ定食屋のオッサンが「兄ちゃんそろそろこれでも食べや」言うて残りもんくれたらどうすんねん?お前。
残りもん出してこられたら。
説明したらええやん。
「ダイエットのためにジョギングしてんねんけど人気のないとこ走ったら変態やと思われるから街を走ってます。
でも食い逃げと思われんのがイヤやから腹減ってるって言うてました」と言え!そんな気のええ定食屋のオッサンこれ以上惑わすのは可哀そうやろ。
では全国で大活躍することとなったその後の幸せグラフは?
じゃあいきましょうか。
2007年から現在のブラマヨ。
こちらです。
小杉はね…。
そらもう今のブラマヨいうたらここには収まりきれないでしょ?でもやっぱりこの時に比べたら充実はしてる仕事やったんで…。
すごいやん今はもう。
だってこの時に比べたら売れない時代も経験して…。
なんで吉田は下がるんですか。
ハハハ!辞めてまえ。
毎日が忙しかった。
どうしたらお前が幸せになれんねん?俺それだけを考えるわもう。
有名になったら。
そんなしんどないと思てたんですこの世界が…。
「いいとも」安いっていうからね。
言うな。
でも「いいとも」なんてお前…この時どう思てん?「いいとも」。
そんなん憧れやろ?憧れでした。
憧れでいざ出て1万2000円で。
これひょっとしたら…。
1万2000円もらって?
(吉田)はい。
まあ言うてることは合ってるんですけどね。
そこだけ見たらね。
そこだけ見たらね。
もっとないとみたいなのを思いだしてきた。
でも引越しとかあんまりせえへんかったよね?もうお金もある程度もうたのに。
そうですね。
結構同じとこ住んでたよね?ず〜っと大阪に住んでて。
それは何やったの?もう東京出てきたらええやんみたいな。
僕は東京行ってしばらく仕事してるときに「もう東京引っ越した方がええんちゃうん?」って僕が言うたんですけどいや…。
…みたいなことを言われたんです吉田に。
「ああそうか」って言って大阪ずっと住んでたんですけど。
そういう細かい事を考えるのはずっとこっちが言うてたんで。
そこに従ってきたんやずっと。
色々あるんですけどねそういう。
そういうちゃんとした話からさっきの延長じゃないですけど…。
…みたいなんで後ろに座ってたらこんもりとしてるとこあるんですけど。
あるなぁ。
そこに僕が足置いてたら…。
真ん中のこんもりした足置きやすいとこな。
気使うな。
あれは…。
…みたいな話もあったりとか。
でね僕「こんもり」のこと言われんのイヤやから僕が助手席に座ってたんですけど。
こいつ僕の後ろに座るんですよ。
こっち行ってくれたらええのに。
逆にな。
真後ろに座るんですよ。
やめてほしいんです。
ちょっと下げられへんしな。
はい。
えっ斜め後ろに行ってほしい…なんで?下げられへんから?そうそう。
なんで?狭いやん。
言うやん狭いって。
大体俺わかるんですよ。
いやそのままスッとスライドして奥に入ったらええやん。
奥に入ったら…。
ええやんじゃあ。
行ったらええやん。
そっち。
いやいや…。
なんやねん!それ。
「得しすぎ」ってなんやねん。
もうええ…。
「こんもり」でなんで得になるねん。
もう分からんお前が。
だから俺1人で今「こんもり」使い放題ですけど俺おしてない…置いてないんです。
今2人で使えんのに?誰の「こんもり」でもないから?はい…。
あの「こんもり」ですか?ハハハ!試す?あれはそういうメッセージがあんの?あの「こんもり」には。
売れっ子芸人となって活動の幅も広がり小杉は今年映画『サンブンノイチ』で…
「奪えるわけないやん」「サイレンを鳴らして走れば警察の包囲網は突破できる」
ここで…
映画の『サンブンノイチ』品川監督の。
はい。
だいぶ広がったんちゃうの?藤原竜也くんとか…。
そうですね…。
竜也?と呼ぶんですか?はい。
え?…お前の。
俺そういうとこ嫌い。
いやちょっと待って下さい。
改めて面と向かって言われたら悲しいですでも。
竜也っていうの?お前。
そうですねはい。
飲みに行ったりしてますはい。
(小杉)竜じいちゃいますよ。
竜じいのこと竜也って言わないですよ…。
では映画撮影中現場で小杉はどんな存在だったのでしょうか?
品川ヒロシ監督に撮影現場の小杉について聞いてますんでご覧くださいどうぞ。
(品川)こんにちは品川庄司の品川です。
品川ヒロシ監督から見た…
相当緊張してたと思うんですけど。
ただもう…。
やっぱ小杉さんってツッコミ上手いじゃないですか。
役者さんとか映画の世界にそんなツッコミの上手い人っていないんですよ。
ちょっと言ったら「なんでや!」って気持ちよく返してくれて。
「誰が…やねん!」とかたとえもバシン決まってくれるから。
みんな気持ちよくなっちゃうんですよね。
だって小杉さんがツッコんでくれさえすればウケるから。
自分もウケてるからと思ってみんなに言って。
もうカメラマンから照明さんから…。
…小杉さん。
はいという事で。
ムードメーカーとして頑張ってくれたということで。
いやぁもう。
面白かったもんね『サンブンノイチ』。
ありがとうございます。
言うても。
まあでもそんなには…。
そこでちょっとまあ…。
何?何?
最近…
それは…
…の出来事だそうで
小杉が映画撮影がある。
僕が3日ぐらい空いたという事で仕事入れてもらったんですよ。
ええやんけ。
でそういう仕事があるわみたいな話をしてたら…。
アッハハ!言うたんや?そん時に僕終わってからコイツに電話して。
電話したん?どういうつもりや…メールか?最初メール。
最初メールです。
おう!メールで来たんや?送りました。
俺沖縄の仕事は別に楽しみにしてないんですよ。
スキューバとかやるって聞いてたんですけど俺かなづちで海大っ嫌いなんですよ。
俺にとってはなかなか修羅場の仕事やったんです。
それも分からず。
腹立ってきたんや?腹立ってええ加減にせえよお前ってメール…。
結構なホンマの腹立つ温度で送ったんや?はい本気で。
それどうしたん?すぐ電話して「いやごめん。
そんなつもりはなかった。
そういう風に思わしたんやったらホンマ悪かったごめん」。
お〜それ言うたんや。
でそれどう言うたん?で「ああ気付けてくれよ」って言うて切って次の日の朝もまだ腹立ってたんですよ僕。
あいつホンマどうしたろかなまだ腹立ってたら…。
もうゴメン謝ったやん。
許したってや。
いやでも何かおさまらなかったんですそれは。
ほんならコンビ長い事やってたら分かるんか分かんないですけど…。
ハハハハッ!お前らすごいわ。
いやまだあるんですよ。
(方正・陣内)えっ?ほんで行ったんですよ。
朝電話したのに?はい。
だからもっかい「ごめんな」って目見て謝りました。
それでおさまったん?それでようやく…。
まだいうてんの?
映画出演がきっかけで俳優とも友人となった小杉。
では一方…
ああはい。
休みの日も後輩とよう行ってるやん。
誰やねん?行ってるの。
誰やねん?知らんって。
知らないですか?知らんって。
知らん。
知らん!ラーメンボール?知らんって。
(笑い)知らん!知らんわもう!昔はそんな事なかったんですよ。
よう行ってたんですよ。
ハハハハッ!そういう気持ちなん?俺は吉田が売れたことが嬉しいという感覚もあるやん。
やっぱオモロかったんや俺の目は正しかったんやっていう。
やっぱ後輩っていうのはそういうとこもあるやん。
いやでも…。
先輩後輩って。
何て言うんですか。
僕は抜かされてるんですよ後輩に。
陣さんは最初から売れてて…。
いやそんなことない。
僕はだって前も言ったかも…僕はホントにこれも僕ん中で…。
え〜?僕はあったんですよ。
なんで?僕はやっぱり吉田という同い年やけどこうやってね昔から相談のったりとかしててイベントも使ってオモロイ奴やな小杉もオモロイでも売れへんな。
でもM−1でドーン!売れたじゃないですか。
僕は言うても『なるトモ!』とか番組でブラマヨとか出てもうてて。
言っても僕はメインとしてやってきた人間がバン!ってブラマヨの爆発力を見てやっぱりどっかでさっきの吉田じゃないですけどここは出たアカンと思うんですよ。
出るのが僕はカッコ悪いと思たんですよ。
あ〜下になると思ったんや。
下になるというか出たところであの〜そうですねかなわへんなと思ったから。
僕はブラマヨの番組には絶対に呼ばんといてくれって僕マネージャーに言うたんですよ。
である日のそれが何年か続いてブラマヨがやってる番組の『アツアツっ!』っていう番組ね。
それで初めてそんなこと言うててもしゃあないと思ったんですよ僕は。
もうこんなとこで格好つけてもしゃあないと思って「もう出るわ」って言ってそのブラマヨの番組出たのをきっかけに他の番組は全然出るようになったんですけど。
そういうのも俺はあんねん。
だから分かる気はするけどな。
あ〜あ〜はい。
それの強烈に僕何にもないバージョンなんで。
でももう今となったらすごいやん。
いやまだ…嫌ですね。
ほんで…。
しんどいんですよね。
(笑い)そっちの方がしんどいん違うの?いや楽ですよ。
言いたいねや?
(吉田)はい。
でやっぱり女性とかも売れてる奴らと飲むとこっちがモテるんですよね。
売れてる奴らが若いし爽やかやし。
でも僕が今飲んでる平松とかだ〜れも知らんし。
(笑い)オモロないし。
それに比べて吉田は見たことあるしこいつらに比べて面白いし。
(笑い)引き立て役で連れて行ってんの?何やねん?その線引きがもうスゴイな。
そらやっぱり陣さんと一緒に女性連れてってもうた時もやっぱり全然モテないですし。
メジャーリーガーちゃう。
俺はメジャーリーガーちゃうよ。
メジャーリーガーですよ。
目茶苦茶モテるじゃないですか。
だから俺はそんな所に行くぐらいやったら…。
(笑い)それはもうずっと言ってます。
今や…
ブラックマヨネーズ。
そんな2人は今…
将来のブラマヨプランを聞きたいんですけども。
どうですか?小杉は。
そうですね…今やってる仕事は全部やりがいある仕事なんでやっぱ…。
ずっと言える話なんですけどやりたいなと思いますね。
ネタを続けていきたい。
作りたいなっていう。
今はお忙しくて出来てないね。
やってるんですけど劇場では。
なるほど。
今の仕事をやりながらネタもやっていきたいと。
はい。
吉田どうですか?僕も全くそうでちょっと漫才の部分が出来てない。
何ものかも分からんようになって。
今作れ言われたらさすがに難しいんちゃうの?今そうですね。
昔よりは…。
改めてやっぱり作って…もう何屋さんか分からないのが嫌で。
要するに家で言う本籍やな。
現住所と言うかな。
そうですねはい。
あ〜でも分かりやすいな。
あの人は歌手やからね。
はい。
でもしっかり漫才というものをね意識してるってやっぱりスゴイなぁ。
真面目な話…これです。
コンビを結成して16年のブラックマヨネーズ
そんな2人が…
では小杉からいきましょうか。
小杉吉田に言いたい事は何でしょうか?ちょっと真面目な話。
真面目な話ですもちろん。
これです。
かわらないでなるほどね。
やっぱ仕事して東京とかで仕事する最初の段階の時はいやもうそこはもう折れたらええやんとかそこはもうそんな揉めんでもすっと我慢して嫌かもしれんけどやったええやんみたいな風に思った時もあったんですよ。
けどある程度やっていく時にこの頃とそんなにも変わらへんでいられるっていうのは僕結構すごいことやと思うんですよ。
なんか持つもんがいいもんなったり急に食べるもんはこうやねんとかなったりせ〜へんところが…。
確かにな。
これはコンビとしては結構財産なんかなと僕は思うんで。
このままかわらないでほしい。
なんか…こう賢く思われたくなる人とかいるじゃないですかたまに。
段々芸人になってきて。
段々な。
でもまあこのままの吉田でいてほしい。
そういうセコイ部分もあってほしいし。
家族やったら絶対嫌ですけど相方としては頼もしいなと僕は。
なるほど。
わかりました。
じゃあ吉田君!小杉に言いたい事ありますか?はいあります。
何で俺だけそんなんやねん!何やこれ!あわよくば感がすごいすごい。
お前そんなんあんのか?あわよくば感。
すごいですよ。
それはアカンぞ小杉。
お前そこはもう仕事やで。
だってちょっとセクシーなメイクさんとかいたらこいつガンガンねいい奴アピールするんですよ。
メイクさんのところでも。
そうです。
だから2人で楽屋で2人っきりの時はエロい話で盛り上がったりするじゃないですか。
でロケバス乗った時も僕はさっきのエロい話の続きをしたいから「せやけどお前」って言ったらこいつ「何言うてんねん吉田お前ほんまエロいな」。
それは何でか言うたらメイクさんがおるからなんですよ。
俺を売りよるんですよ。
こうやって女性いって面白いだけやったらいいですけどホンマに手出しよるから。
やめろアホ!お前!何考えてんすかこいつ!それはやめてほしいと。
手を出すのだけはやめてほしいということが…。
思ってんのと全然ちゃうやんけ!何やねんこれ!2014/08/16(土) 10:30〜11:25
読売テレビ1
八方・陣内・方正の黄金列伝【遺書を書き…ブラックマヨネーズが(秘)過去を激白】
ブラマヨの壮絶芸人人生!小杉の苦悩…吉田の変人ルール。遺書まで書いた地獄の過去を赤裸々告白!同期チュートリアル徳井が素顔を(秘)暴露!ブレイク前の超貴重映像も!
詳細情報
出演者
【司会】
月亭八方
陣内智則
月亭方正
【出演】
ブラックマヨネーズ
徳井義実(チュートリアル)
品川ヒロシ(品川庄司)
番組内容
この番組だから話せる爆弾話が炸裂!テレビ初出しトークも満載!
ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
バラエティ – その他
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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サンプリングレート : 48kHz
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