サワコの朝【高橋みなみ▽AKB総監督が語るリーダーの自覚】 2014.08.16

(阿川)おはようございます。
阿川佐和子です。
今日のゲストはAKB48の初代…第1期生でありしかも全国にいろいろあるんですねPPPとかBBCとか…ABCとかなんかいろいろある…それを全部まとめる「総監督」というとても頼りになるメンバーでいらっしゃいます高橋みなみさんに来ていただいております。
どうぞ。
失礼します。
どうも〜。
よろしくお願いします。
大変な…総監督って大変だと思っているんですけれどもそこについても伺いますけれども案外ちっちゃいのよね。
そうなんですよ。
148.5とかなんですけど。
それで4月8日生まれで。
「48」のために生まれてきた…。
(高橋)そうです。
それでどうにかオーディション受けて受かったんじゃねぇかって言われてますね。
「ねぇか」って言われてるの?はいスタッフさんには「4月8日で48が多いから受かった」って言われました。
悪いけど顔の感じはちょっと大人っぽいっていうか…。
そうなんですよね。
155〜160ぐらいの人なのかなって思ってたの。
そうなんですよ。
なんか長身顔なんですよねどうも顔が。
あははっ!
(ナレーション)今日のゲストはAKB48グループの総監督高橋みなみさん。
14才でAKB48の第1期メンバーに合格。
なかなかヒットに恵まれないなか前田敦子さんらとともにグループを支え続けてきました。
結成から4年後人気に火がつき一躍トップアイドルに。
現在まで女性グループでは歴代最高となる…。
そして21才のとき…。
人望の厚さを認められあははっ!今日はAKBのすべてを知る高橋さんが9年にわたる活動の喜びと苦しみを語ってくれます。
高橋さんは「たかみな」って呼ばれてるんですか?「高橋みなみ」だから?そうなんです。
呼び捨てで「たかみな」って?もう全然呼んでください。
あっほんと?じゃあ私は「あがさわ」と呼んでくれる?えっ?そんなそんな…さすがに私は「佐和子さん」で。
「佐和子ねえさん」で呼ばせていただきます。
「さわやっこ」でもなんでも…。
「さわやっこ」!まず2曲選んでいただいている1曲目が今でも記憶に残っているご自分の思い出の曲っていうのなんですけどなんでしょうか?中森明菜さんで「DESIRE−情熱−」です。
中森明菜さんを好きだった世代じゃないでしょ?母の世代なんですけど。
お母様がお好きだった?そうです。
あっその影響を受けたの?はい。
母が歌ってるのを聴いてで自分がアイドルという…まあAKB48に入ることになったんですけど…。
それってだってまだ…。
(高橋)14ですねAKBに入ったのは。
その前からアイドルになりたい気持ちはあったんですか?それがアイドルというよりも歌手になりたかったんですよね。
やっぱりアイドルになりたくて入ったわけではないのでちょっと葛藤があったんですけどそんときに支えになったのがやっぱり中森明菜さんでした。
じゃあ入ってから改めて…。
(高橋)改めて明菜さんがアイドルだったなってことを思い出したんですよ。
なるほど。
で松田聖子さんが白なら明菜さんって黒いイメージがあってあっ格好いいアイドルもいるんだ。
AKB48ではそういう立ち位置で格好いいキャラクターでいれば居場所があるかもしれないって思いました。
格好いいですね〜。
聴きながらなんか踊りだしそうな雰囲気で。
はい「・ズッタカタッタ」。
「・ズッタカタッタ」なの?すみません。
もう大好きで映像とかもずっと見てるので。
あっそう。
へえ〜。
それでAKB48に入ったっていうのはでも大変な競争率なんでしょ?
(高橋)そうですね。
でもたぶん今の方がもっとオーディション受けてる人数の女の子たちが多いので。
ほんとに白黒のチラシで「秋元康プロデュース秋葉原発アイドル」しかないんですよその紙には。
書いてないその紙を見て応募してしまったので。
秋葉原の劇場で今も定期的にライブを毎日ライブをやってるんですけどそこもまだ工事中の段階で。
工事中の会場を見せられて「ここで今度から踊るからな」って言われたんですけどほこりの煙もすごいですしえっここでほんとに踊りますか?みたいな。
だまされたとか思わなかった?
(高橋)ちょっと思いましたやっぱり。
思うでしょ!思いました。
で250人の箱なんですけどここにお客さんが来る感じがしなかったので…。
だって全然見ず知らずの女の子が20人ぐらい舞台で踊ってるのを誰が見たいんだろう?っていう。
初ステージまで研修期間みたいなのがあったわけ?ありました。
1〜2週間…ダンスも未経験だったのでリズムを取るところから練習して秋元先生描き下ろしのオリジナル曲を十何曲覚えて初日踏むまでに何人かはやっぱりちょっと厳しいって言って…。
やめていった人もいるの?やめていったりする子もいてそのなかで初日の舞台を踏むんですけどそのときやっぱり秋元康さんプロデュースっていうことで記者の方がすごかったんですよ。
これはうまくいくかもって思ったら…。
注目されてるわ!注目されてるって思ったんですけどそれが公開リハーサルみたいな感じで…。
あっ本番じゃない?本番になってみたらお客さん7人しかいなかったんですよね。
250人入る所で。
はい7人でした。
これが現実かって思いましたね。
その前でやったの?やりました。
必死に覚えたので7人のお客さんに何か届いてほしいなって思いながら。
大きな声で「聴いてください!」とか言うことに抵抗はなかったんですか?そうですね。
抵抗はあまりなかったんですけどそのやっぱり何よりもお客さんがいない会場に向かってライブをすることがすごく苦しかったです。
アンコールとかも普通だったらファンの人が気持ちが高ぶって「アンコール」ってかけてくれるものがお客さんがいないので袖からマネージャーがアンコールをかけるみたいな。
あははっ!「アンコール」「ありがとうございます」って…。
誰もいない?言ってないんですよ別に。
言ってないんですけど出てくるみたいな。
それがやっぱりいちばん苦しかったですね。

(妻)あっははっ!
(夫)ゆっくり。
ほらっ!思い出したらもうそのまま。
自分で逃げない。
逃げないで。
ごめんごめん。
うまくいかんな。
主人がミスしても私が怒られる。
そんなことないだろ。
アハハハ!ありがとうございました。
楽しかったぁ。
(ナレーター)気持ちいい汗をかいた後はパナソニックの洗濯機にお任せ。
ねえポケットの中確認した?はい。
確認しました。
操作パネルを後ろにすることで投入口がより広くなりました。
ちょっと待って。
これも。
あっはいはい。
(スタートボタンの音)ピッ。
この後ちゃんと干してね。
手前がすっきりしているから引っ掛からずに出し入れラクラク。
すっきりフロントのパナソニック洗濯機。
総選挙?あれはいつごろから始まったんですか?6回目になるんですけどほんとにあの…突然の発表でして。
みんな泣いてるもんね総選挙のとき。
(高橋)そうなんですよ。
「いじめじゃないの?この行事は」って私は思いましたけど。
結局秋元さんが毎回シングルに合うメンバーを選んで選抜メンバーっていうのを作ってたんですけどファンの人が「自分の応援してる子がなんで選抜に入らないんだ?秋元先生の好みなんじゃないか」とかいろんな苦情が多かったのでじゃあ秋元先生じゃなくファンの皆さんが決めてください。
今まで私も最初のシングルからずっと選抜メンバーに入れさせていただいてるんですけどもしこれがファンの人に選んでもらって入れなかったらもう二度と入れないかもしれない。
お前なんかやめちまえって言われてるみたいなもんってこと?そうなんです。
すごく恐怖でしたね。
そういうつまりメンバーをそこまで苦しめる…。
(高橋)あははっ!やり方をする秋元さんに対して腹は立たなかったの?一瞬立ちました。
立てなさいよ。
立ちましたね。
こんなことをするために入ったんじゃないしこのイベントで何が起きるか分からなかったのでいいことが浮かばないというか。
秋元先生に聞くかぎり「これはお祭りなんだ。
みんなで楽しむもんなんだ」って言われつつも心の中では「楽しめないですよ」。
楽しめないでしょ!これは楽しめないですよと。
何回やってもやっぱり楽しめないですか?
(高橋)これがだいぶ楽しめるようになりました。
さすが先輩!あははっ!余裕出てきましたか。
余裕っていうよりもなんか一回一回やるごとにすごく初心に戻れるんですよね。
不思議なんですけどやっぱり順位が付くってすごく厳しいことですし「それって…」ってたぶん皆さん思うと思うんですけどまあ一年の通信簿というかどれだけ頑張ってきたかがそこに反映されたりもするのでこの順位だったから来年はここを頑張らなきゃいけないんだっていう自分を見つめ直すタイミングが年に一回のこの総選挙なので。
あいつにだけは負けたくないとかいうふうには思わないの?
(高橋)ああ〜。
でも変な話個人的な闘いでもあるんですよ。
自分自身との闘いといいますか。
私今まで自分の目標順位って言ったことなかったんですよ。
でもファンの人から目標順位言ってくれた方が一緒に頑張れるっていうことを言われたのでじゃあ私は7位になりたいです。
7位までに入りたいって言って今年9位だったんですけど。
ほとんどオリンピック選手みたい。
あははっ!そうですね。
でもなんか下がってしまったんですけどファンの皆さんと一緒にそこに向けて頑張れたっていうのがすごく私にとって誇りにもなりましたし。
例えば今年1位だったまゆゆ。
渡辺麻友ちゃん。
それと2位だった指原莉乃。
指原さんね。
指原前回1位でまゆと指原が仲悪いかっていったらそうじゃないんですよ。
そういうもんなの?すごく仲いいですしみんなやっぱ目標がそれぞれ違うので。
大丈夫なの?
(高橋)そうなんです。
ライバルっていう感じじゃないんですよね。
総選挙だけじゃなくて握手会っていう行事もあるんですって?
(高橋)そうですね。
であれも全国各地とかいろんな所まわって。
そうすると握手会っていうのは例えばたかみなさんの前にたかみなさんのファンが並ぶとか。
ああそうですねはい。
差が出るわけでしょ?あら私んとこ3人しかいないわみたいなことがあるっていう。
(高橋)そうです。
握手もだからそういった意味ではちょっと厳しいときは…。
だから昔の80年代のアイドルだとやっぱりきらびやかですし表の華やかさっていうものが見えてたと思うんですけどAKB48って全部見せなきゃいけないので。
さらしまくりじゃない。
(高橋)そうなんですよ。
なんかそれって正直いいのかなって思いつつもでもそういうのを見ながらファンの人がこういう苦しみがあってこういうふうに頑張ってるなら俺も頑張るよって言ってくれる…原動力になっているのでまあ今の現代のアイドルのかたちなのかなとは…。
あっ分析なさいますね。
もうなんかとにかく分析して自分で納得しないとちょっと飲み込めないので。
負けない事・投げ出さない事・『それが大事』逃げ出さない事・信じ抜く事…
(ナレーター)20歳になったわが家をリフォームする。
お風呂は汚れを洗い流すだけじゃなく美しく潤うための場所へ。
負けない事・投げ出さない事逃げ出さない事・信じ抜く事…人生を変える…あなたもショウルームで新しいお風呂の世界を見てみませんか?
(ナレーター)パナソニックの超高精細4Kはテレビという概念を超えていく。
映像で彩られた街は人々との新しい関係を築いていく。
そう自由自在に。
心を揺さぶる臨場感を。
常識という非常識を変えてしまえ。
それがWonders!
(部下)部長これを。
(西島)どうした?何だこれは…。
この話すっきりしませんよね?すっきり?《いやうちの洗濯機なら手前がすっきり空いている》《だから引っ掛からずに出し入れしやすいんだ》ほらっ。
(ナレーター)エコナビにオドロキのすっきりフロント。
すっきりしませんよね?いや手前がすっきりしている。
…えっ?その総監督っていうのがたかみなさんが何人の面倒を抱えているわけですか?名古屋にSKE48大阪にNMB48福岡にHKT48海外のジャカルタにJKT48。
テレビ局の名前みたいなね。
上海にSNH48。
それはその人たちも含めて?
(高橋)一応そうですねすべて含めてっていう…。
ってことは?だいたい。
だいたいこれ300〜400いるんですかね。
結構頻繁にオーディションもしてますし卒業生も多かったりするので。
そっか出たり入ったりもあるから。
(高橋)そうなんですよ。
ちょっと確定した人数っていうのがちゃんと私も見えていない…。
でも300人とか400人ぐらいは抱えてるわけですか。
ちょっとそのVTRがあるそうなのでご覧いただきましょう。
(高橋)それじゃいくぞ〜!
(一同)おお〜!・会いたかった会いたかった高橋さんは時には強い言葉でメンバーにゲキを飛ばします。
(高橋)
(高橋)覚えられるならいいよ。
僕が知るかぎりたぶん最悪のコンサートだったと思います。
秋葉原の劇場からスタートして少しずつ少しずつ階段を上ってきたつもりでしたが今日のを見るかぎり止まったなと。
立ち止まったなと思います。
プロデューサーの秋元康さんから厳しい評価が。
お客さんすごい笑顔で…。
時間のせいにもしたくないし…。
でも今後どうしていっていいか分からないです。
こんなんで楽しいって思われるのってすげぇ悔しくない?もっとできるってたぶんみんな思ってる…って思ってる私は。
私は思ったもっとできるのにって。
なんか…。
すみません。
なんかすごい怒ってばっかりいて。
「メモれよ」。
(高橋)あははっ!「返事しろよ」。
ありましたねいろいろ怒ったりとかも。
怒らなきゃね分からないときは。
だからすごいこうメンバーに怒ることも嫌だったんですけど最初の頃は。
秋元先生に「嫌われる勇気を持て」っていう言葉をある時期に頂いていちばんつらいときに。
嫌われてるなって思うことあるの?
(高橋)でもありがたいことにあいつなんかでけぇこと言ってるぞみたいなことを言われたりはしてないんですけどやっぱり自分の心の中でメンバーに「やんなきゃ駄目だろ」って怒ったりすることっていうのがやっぱりちょっと一時期怖いときも…。
嫌われるんじゃないかなとか思ってたときもあったのでそういうとき秋元さんに「嫌われる勇気を持ちなさい。
誰からもいいと思ってる人はある意味どうでもいい人だからどっちかになんなきゃ駄目だ」と。
うまいな〜秋元さん。
(高橋)って言われました。
名言吐くね。
いい歌作るだけあって。
さすがだなと思って…。
それでグッときちゃったんですね。
頑張ろうって思いました。
だまされたわね。
だまされましたね。
ふふふっ。
会社で言えば中間管理職みたいなところが…。
そうですね。
そうでしょ?秋元さんに怒られるのはみなみちゃんなわけでしょ?代表して怒られるのは。
難しいですね。
秋元さんは結構全体に怒るんですけど…。
マネージャーさんだったりスタッフさんだったりはやっぱり男性も多いですしやっぱり女の子の気持ちってすごく複雑じゃないですか。
まあ体の調子とかもあるだろうし。
おなかが痛いとかね。
そうです。
家庭のこともあったりとかもするしそういうことは全部やっぱり私がいちばん分かるのでまずもうそれを私生活からなるべく自分から「おはよう」って言いに行ったりとか「今日どうなの?」っていうちょっとずつ距離を縮めるところから始める…。
自分から近づいて…。
(高橋)自分から距離を縮めますね。
で聞き方一つでちょっと傷つかせてしまうところもありますし。
そこはすごいいいバランスでやらせていただいてます。
さっきのVTRみたいにただ叱るだけじゃなくて優しくもしなきゃいけないとか…。
そうですね。
やっぱり特に今の若い子たちは…。
「今の若い子たち」。
ほいほい。
私も若いんですけど…。
私は化石か!はい。
(スタッフ)あははっ!
(高橋)やっぱりどうしても今同じステージに14歳とか12歳の子がいるんですよ。
はあ〜そうか。
(高橋)ひとまわり違う子に「お前ふざけんなよ!」とか「頑張れよ!」って言ってもちょっとビビってしまうというか怖いとか無理無理って…。
「お母さ〜ん」とか言っちゃいそう。
って思うので向き合い方をやっぱり世代によって変えていて。
若い子たちには寄り添って2人でこう話しますね。
「どうしたの?」って。
「何かあった?なんか最近ちょっとあれだね」っていう話をすると1対1になると話してくれる子がすごく今の子って多いので「こういうふうに頑張っていこうか」って優しく言ってあげると「分かりました」って…。
でも逆にそういうふうにみんなに頼られてリーダーとして総監督としているっていうことでちょっと…主役でないみたいな。
あははっ!そうですね。
新しく入ってきたかわいい子が1位になっとるぞとかなんかそういうことに対して焦りとか…。
すごく諸刃の剣なんですよね。
「総監督」って名前が付いたことであのリーダーの子だって世間の方に覚えてもらえるようになったんですよ。
ああ〜なるほどね。
はい。
でもそのイメージが強すぎてそこから一個抜け出せなくなるというか私はまだそのときソロデビューしていたのでそれが耐えられたんですけど。
3デイズで東京ドームでライブをやらせていただいてて1日目に「総監督ですよ」って言われて。
総監督ってなんだろう?ってモヤモヤしていたら2日目に「ソロデビューです」って言われたのでたぶん今総監督という役職だけでソロデビューしてなかったら私はたぶん潰れてると思うんですよその役職の重さに。
秋元さんは大変な方ですね。
あははっ!総監督指名だけやってったらやっぱりそこでもしかすると本当に潰されちゃうかもしれないと。
そうですね。
そこにご褒美も一緒にくっつけてまだしばらく頑張ってねっていう。
セット販売できました。
(スタッフ)あははっ!セット販売できましたからね。
へえ〜そうね。
秋元さんってどういう人だと思いますか?
(高橋)秋元さんですか?すごく無邪気で子供な方なんだと思います。
やっぱり普通の人じゃ思い浮かばないことを無邪気に「これやってみよう」って。
恐れを知らないというか毎回すごいなって思います。
曲の選び方にしても「フォーチュンクッキー」も…「恋するフォーチュンクッキー」ですが今ではみんないろんな方が「YouTube」で動画を投稿してくださったり…。
今は私たちの世代にはやってるんですよ。
(高橋)ほんとですか?私は踊れませんよ。
だけどもおばさん世代がAKBっていうかAKババアみたいなのが…。
(スタッフ)あははっ!AKババアみたいなのがみんなもう夢中になって。
だからああいうつまり牽引力っていうんですかねいつの間にか巻き込まれてる感が。
そうなんです。
だからメンバーも巻き込まれてます。
最初に音を聴かせてもらったときはすごい単調な音だったんですよね。
でも秋元さんが「これはファンの皆さんみんなが踊ってくれる曲になる」って最初から言ってたんですよ。
そういう狙いで出来た歌だったのね。
そうなんです。
でも私たちは「いやこれちょっとやばくないですか?」みたいな。
「これちょっと若い子はあんま好きじゃなさそうかな〜」とか言ってメンバーで噂してたんですけど結局今になったらいろんな方が踊ってくれるようになって秋元さんやっぱすごいなって。
ちょっと一人で踊ってみるっていうのはありますか?
(高橋)一人でですか?一人ですか?「フォーチュンクッキー」ですか?振り…。
私じゃあ恥ずかしいですけど。
あの〜ほんとに簡単です。
この右手を左胸にやって…。
胸が手の…ドキドキドキドキ。
私が私がクロス脇脇…みたいな覚え方。
で回ってくださ〜いみたいな。
ほんとに簡単な…。
あっこうやって…こうやんの?それに歌付けるとどうなるんでしたっけ?いきます。
せぇ〜の!・恋するフォーチュンクッキー!・未来はそんな悪くないよHey!Hey!Hey!みたいなことですね。
あっなるほど。
はい。
分かりましたか?世の中のおば様たち。
覚えてくださいませ。
高橋みなみのワンポイントレッスンでございました。
ありがとうございました。
すみません無理やりなことで。
ありがとうございます。
なるほどね。
でもほんとに女の子としてピカピカの時代をAKBにささげてですよ…。
(高橋)そうですね青春のすべてはAKBだったと思います。
男の子好きになっちゃったりとかいうことはないんですか?ないですね。
恋愛禁止なの?そうです。
結局恋愛をするとアイドルとしての魅力が薄くなっていくんじゃないかっていうたぶんそういうのがあるのかなと…。
そんなこと言われてもあの人を好きな気持ちは抑えられないの!とかいうときはなかったんですか?いやそういう人に出会ってみたいですよね。
こっそり恋愛してる子はいないの?
(高橋)こっそり…。
どうなんですかね?もうこんだけいたらねなんか何があるか私も正直分からないですけど。
まあ監督もご自身のことを考えて。
ええ。
じゃあもう一曲教えていただきたいんですが。
今みなみちゃんを元気にさせてくれる曲はなんですか?はい。
Mr.Childrenさんで「名もなき詩」です。
ミスチルが好きなの?好きですね。
ただあの〜ずっと昔から聴いていて大好きだったんですけどなんかAKBのお仕事始まってからなんか変な話ほんとに音楽を聴く暇もなくて今になってちょっとこう整頓というかCDの整頓とかしてたらCDが出てきて改めて聴いたら自分とちょっと当てはまるところが…。
どういう部分が?「知らぬ間に築いてた自分らしさの檻の中でもがいてるなら僕だってそうなんだ」みたいな歌詞があるんですけど自分の中で総監督はこうでなきゃいけない!とかAKBはこうであれ!みたいなものが邪魔してすごくもがいたときがすごいあったんですよ。
でこの悩みって私しか持ってないんじゃないかって思ったときすごくつらくなっちゃったんですよ。
みんなすごい楽なんじゃないかなってほかのメンバーは。
でもみんな自分の中で何か葛藤したりとかもがいてることがあってみんなそうかもしれないなって思ったときに…。
私だけが被害者意識を持っちゃいけないんだと。
じゃないんだなっていう。
頑張ろうって思えるすごい心強い…。
励みになる?はい。
励みになる歌ですね。
そうなんです。
ここでズキッとこう。
そうなんですよね。
改めて聴いたら共に悩んだりそうだなって…。
今メンバーと一緒に歩んでるなとかそういう要所要所ですごくこう背中を押されました。
ほう〜。
そんなにAKB48がお好きですか?好きです。
まあ嫌いって言われちゃったら元も子もないけどね。
たぶん嫌いだったら続けられてないなって思いますしたぶん私がよく言ってるのはメンバーがどんどん卒業していくんですけど自分が卒業するときはすごいAKBが嫌いになったときは嫌なんですね。
嫌いになって卒業するのは嫌なんです。
いちばん好きなまま卒業したいんですよね。
今でしょ!ある意味ほんと今なんですよね。
ほんとに今すごい好きで愛してるからこそ総監督としてグループのために何かやらなきゃなって思えてるので。
おばちゃまとしては心配なところはございますけどもまあ全うしてくださいませ。
へえ〜。
2014/08/16(土) 07:30〜08:00
MBS毎日放送
サワコの朝[字]【高橋みなみ▽AKB総監督が語るリーダーの自覚】

ゲスト・高橋みなみ/歌手▽AKB48メンバーが番組初登場!総監督・高橋みなみが語る「リーダー」の自覚とは!?阿川佐和子がゲストの意外な側面や表情を引き出します。

詳細情報
番組内容
国民的アイドルグループAKB48から初のゲストとなる、高橋みなみが登場。国内のみならず海外にもグループが出来て、高橋は現在約350人いるメンバーを取り仕切る総監督を務め、ソロとしても活躍の場を広げている。苦労した下積みの話や、チームキャプテンを経て総監督となった今、リーダーとしての悩みと楽しみを語る。さらに「恋するフォーチュンクッキー」の振り付けを阿川に伝授。ワンポイントレッスンもお楽しみに!
出演者
【司会】
阿川佐和子
【ゲスト】
高橋みなみ(AKB48)
1991年東京生まれ。AKB48第1期メンバー。初のAKB48選抜総選挙では、第5位を獲得。シングル「RIVER」で初のオリコン1位を獲得。以降23曲連続オリコン1位を獲得中。2012年8月、AKB48グループ「総監督」に就任する。
2013年、シングル「Jane Doe」でソロアーティストとしてデビューを果す。
制作
【製作】MBS TBS
【制作協力】TBSビジョン

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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