違う?違うから。
(2人)あ〜!ほら!
(加藤)参っちゃうね〜。
(山里)え〜!?私の名前はドリー。
大人ドリルのナビゲーターよ。
今日は終戦の日。
なのにそれを知らない若者たちがたくさんいたわね。
更にこちらをご覧下さい。
びっくりするわよ。
えっアメリカなんすか!?韓国じゃなくて?中国じゃなくて?韓国かな?知らない知らない。
知らないのかよ!日本が何?
(安達)戦った国。
すみません。
いや分かんないですね。
正直分かんないね。
(安達)アメリカとか。
へえ〜。
今これを見て皆さんはどう思いました?終戦から69年確かにその記憶は薄れつつありますがでもまずいんじゃないの?…という事で今回の「大人ドリル」のテーマは「戦争と平和」。
さあそれではスタート!さあ始まりました「大人ドリル」。
抜き打ちテストのようにですね何の前触れもなく始まる番組になってますけど。
今日のテーマは…。
「戦争と平和」なんですよね。
今ご覧になって頂いて終戦の日だっていう事を知らない若者たちが多いっていう事なんですけど。
びっくりしましたね。
このスタジオにも知らない人がいたというのが私はちょっと腰を抜かしそうになったんですけど。
ちなみに知らなかったっていう人手挙げてもらっていいですか?正直に。
2人。
福田彩乃ちゃんと菊地亜美ちゃん。
いや本当に前々から知りたかったっていうのはあるんですけどでも…。
何その帳尻合わせ感。
でも本当に8月15日ってぱっと言われて全然出てこないですね。
分かんない。
…という事なんで第二次世界大戦に関わる問題これをドリルとして出します。
皆さんにそれを答えて頂いてその答えが出たところで解説委員のいろんな話も聞いた上で戦争をなくすためにどうすればいいのかつまり平和ですよね。
平和を守るためにどうすればいいのかって事を今日皆さんにしっかりと考えて頂きたい。
考える時間を設けてほしいっていう事ですよね。
それでは早速ドリルからまいりたいと思います!最初のキーワードはこちらです。
戦争とオリンピックっていうのは実は切っても切れない関係にあるんです。
これを見ると2020年に東京でまたオリンピックが開かれる事になってますよね。
その事にも結び付いてくるという話が出てきますのでしっかりとドリルを見て答えを考えて下さい。
よろしいですね皆さん?それでは問題です。
太平洋戦争末期1945年8月6日アメリカ軍は広島に原子爆弾を投下しました。
これは実戦で使われた世界最初の核兵器でこの1発の原爆がおよそ14万人の命を奪ったのです。
原爆が落とされた1945年8月6日広島県で生まれました。
坂井さんは終戦から19年後の1964年東京オリンピックで戦争から立ち直った日本を世界にアピールする目的からある大役に抜てきされました。
何を務めたのでしょうか?はい坂井さんは1964年の東京オリンピックでどんな大役に抜てきされたのか皆さんお書き下さい。
ちょっと待って下さい。
あれ?俺が思ってた問題のタイプと違う!
(笑い声)ちなみにこの時のシーンを見てるんですけどヒントね。
早稲田大学であるクラブに入っていらしたんです坂井さん。
こういうクラブですね。
あ〜そこまで言うと!ここまで言えば分かるでしょう。
こういうクラブですね。
さあ皆さん書きました。
答えを見てみましょう。
こちらです!山ちゃんが「聖火ランナー」。
中尾君も「ランナー」…「ランナー」!?中尾君「ランナー」ですか?いや聖火っていう漢字が出てこなくて。
すみませんランナーだけに。
聖火ランナーの事ね?
(中尾)はい聖火ランナーです。
河北さんが「火」というのは…?そうです聖火ランナーの事です。
本当ですか?本当に〜!本当だから〜!本当ですって。
(山里)クイズの歴史が全部壊れていくよ。
火っていう事でいいんですか?はい聖火ランナーです。
で菊地亜美ちゃんが「聖火ランナー」。
福田彩乃ちゃんが「マラソン」…。
違いますマラソンっていったら競技になってしまいます。
いや本当聖火ランナーの事ですね。
違います。
さあそれでは皆さん答えが出ました。
正解を見てみましょう正解はこちらです。
正解は…。
「聖火の入場であります」。
「昭和20年8月6日生まれ無限の未来と可能性を持った19歳の若者坂井義則君です」。
オリンピックの最終聖火ランナーはそれまで世界的に有名な人物が務めていました。
しかし世界で唯一の被爆国である日本でのオリンピックではあえて原爆が投下された日に生まれた無名の陸上選手坂井さんを抜てきしたのです。
…という事で福田彩乃ちゃん以外は全員正解!おめでとうございます。
そうだね〜。
(菊地)似てる。
この番組はこれで正解で終わりじゃないんですよね。
ここからが大事なんです。
ここからが始まるんです。
ここからがなぜ聖火ランナーをやったのかという説明を皆さんにして頂く。
刈屋さんこの抜てきというのは国も後押ししたっていう事でよろしいですか?そうですね彼を選んだのはやっぱり原爆が投下された日に広島で生まれた。
つまり東京オリンピックを国内的にはいろんな国を変えていくという発展のための一つの大きなイベントになりましたけれども日本が国際的に訴えたかったのは戦後の復興から日本がしっかりと民主国家として立ち直ってきたという姿とあと絶対にもうこのあとは戦争はしませんという不戦の決意。
これをどういう形で最後の聖火ランナーが務めるかといった時に彼が選ばれたんですね。
やっぱり世界にアピールする場としてオリンピックというのは本当に有効だという事ですよね。
そういう事ですね。
東京オリンピックでもう一つすごく有名なエピソードは閉会式なんですよね。
閉会式今各国の選手たちがみんなば〜っと入ってくるじゃないですか。
あれが最初に行われたのは東京オリンピックなんです。
そうなんですね。
それまで入ってこなかった?
(刈屋)それまでは並んで入ってきてたんです。
並んでそれぞれの国ごとに入ってきたんですけれども。
開会式のように入ってきてた?あの映像が世界的に流れて「これが世界平和の姿なんだ」つまり4年に1回世界の人たちが平和になって集まろうという気持ちを持ってオリンピックっていうのは開かれる。
そう思って世界が平和を作っていかなければいけないんだ…という事なんですよね。
戦争でオリンピックは何度も中断してるんですよ。
そう考えると…
(一同)はい。
過去にあったでしょう。
モスクワオリンピックの時…。
その事に反発したアメリカをはじめ西側諸国が翌1980年のモスクワオリンピックをボイコットしました。
この時…マラソンの瀬古さんをはじめ多くの選手が涙したのです。
そして4年後のロサンゼルスオリンピックでは逆に東側諸国がボイコット。
オリンピックは政治に翻弄される歴史を繰り返してきたのです。
(刈屋)今回だってもしウクライナとロシアの情勢が変わっていたらソチオリンピックはどうなっていたか分からない。
という事を考えたら6年後の世界がどうなっていて日本のオリンピックに来ないってみんなが言いだすかもしれないしオリンピックなんかやめようなんていう事になっちゃってるかもしれないし。
そうならない事を願うしそうならないようにしなきゃいけないって事ですよね。
あとやっぱりオリンピックの在り方として政治と切り離していく方向にしなきゃいけないって事をもう一回改めて確認する必要があるかもしれませんね。
続いてのキーワードいきたいと思います。
こちらです!「待ちに待った新潟からの早場米が9月16日東京に到着。
締めて230俵。
これをできるだけたくさんの人にというので1人当たりたった500gの配給です。
だが僅かながらも久しぶりのお米でみんな大喜びです」。
さあここで問題!お書き下さい。
どうぞ!
(中尾)これ今もあるんですか?
(安達)あります。
私たちも食べた事あります?
(安達)あると思う。
時々ほらデパートで何かやってるじゃない。
そこまで言わない?そうですよね。
どうしよう今のヒントから出るの物産展しか出てこない。
さあ答えが出そろいました。
皆さんの答えを見てみましょう。
こちらです!まず山ちゃん。
「こふきいも」。
中尾君は「じゃがいも」。
うち子どもいるんで離乳食として食べたりもするんですけど。
そういうような軟らかく潰したものをこして食べてたんじゃないかなって。
そして河北さんは「おちゃづけ&おかゆ」。
何かお米があまりないからお湯とか水とかに膨らませて食べたって…。
少ないお米の量を多く見せた?そうですそうです。
菊地亜美ちゃん「ジンギスカン」。
私北海道出身なので分かるんですけど。
(笑い声)肉だからね!さあそして福田彩乃ちゃんは「焼きとうもろこし」。
正解はこちら。
正解は…え〜!?当時戦いを控え本州から旭川の駐屯地へ向かう兵士たちは……と涙を流していかめしを食べたといいます。
当時の食糧難を知る内海桂子さんにお話をお伺いしました。
戦時中の食糧難っていうのは…戦時中内海さんは既に芸人として活動していました。
その仕事先は軍隊などへの慰問。
そしてこんなエピソードも。
…という事で残念ながらドリルの正解者はなし。
それぞれの地方でやっぱりお米の量を減らしてどうやって食事で満腹感を得ようかっていろんな土地土地の知恵があったみたいですけどね。
途中でサツマイモを入れて炊いたりとかその土地土地で取れるものを一緒に炊いたり。
ただそのあともっと食糧事情が厳しくなってくるとそれこそジャガイモサツマイモを主食代わりにしたり。
最後は本当に食べる物が無くなって大豆の粉とか道端に生えてる雑草なんかも取って食べたり。
アワとかヒエとか…。
…という事なんですよね。
戦争になるとそういう状況にもなるという事ですね。
日常の生活にやっぱり市民が一番戦争のいろいろなしわ寄せの部分をかぶってしまうという現実がある訳ですよね。
さあ続いていきましょうか。
続いてのキーワードはこちらです!「官庁および公共団体から鉄および銅の回収を実施してまいったのでありまするがそれを更に一般民間にまで及ぼしましてますますこの資源の活用に努めんとするのであります」。
ついにはお金を作る金属も足りなくなりました。
そこである物で硬貨が作られました。
それは一体何でしょう。
さあ何を使って硬貨を作ったのかお書き下さい!皆さん日常的にこれ触ってる物ですよ。
まあそうですね。
(山里)えっこれかな?シンプルに考えた方がいいと思うよ。
考えてほしいですね。
では皆さんの答えを見てみましょう。
さあ正解は?…という事で残念。
このドリルも正解者はなし。
これなんですよ。
これ分かります?富士山。
富士山を図柄に入れて「壹」って書いてある。
1銭。
1円の100分の1ですよね。
それでここに分かりますかね?「大日本」。
昔は右から読んだんです。
これ桜のマークだと思います。
これ1銭だったんです。
それが実物が…。
実はここにあるんです。
実物とされる…多分実物だと思うんですけど。
ちっちゃい!ちっちゃいでしょ?ボタンみたいなものですけどね。
軽いんですよね。
軽いでしょ?軽いです。
触ったら本当に焼き物だなって分かりますよね。
戦争ってすごくお金を使うじゃないですか。
お金がないと戦争できないからね。
当時もそうなんですか?どんどん兵器を作らなきゃいけないという事でほとんど軍需産業の言い値で買ってた訳ですよね。
それでお金が必要になってどんどん日銀はお金を刷っていったと。
それだけじゃなくて終戦後も今度は軍需産業に借金を払わなきゃいけないとかあるいは兵隊さんの退職金を払わなきゃいけないという事で……という証言もあるんですね。
それだけお金を刷ってって結局どうなったかって言うとすごいインフレですよね。
そのインフレで庶民が持っている貯金はもう無価値ですよね。
逆に政府が持っていた借金…ほとんどチャラになってしまった。
さあ続いていきたいと思います。
続いてのキーワードはこちらです。
これはまさに我々NHKが切っても切れない関係にある話。
「目指すはアメリカ最大の太平洋拠点ハワイ真珠湾軍港である。
帝国の興廃を懸けて仇敵に挑む」。
それでは問題。
太平洋戦争が始まると同時に新聞やラジオからある情報が消えました。
一体それは何でしょう。
お書き下さい。
どうぞ!皆さんがいつも目にしてるものが新聞から無くなったんです。
毎日気になると思います。
あ〜分かった!毎日気にしてる事で…。
(中尾)ラジオからも消えたんですね。
さあ皆さんの答えが出そろいました。
答え見てみましょう。
こちら。
山ちゃんは「天気予報」。
それが太平洋戦争が始まった事とどういう関連があるのかまだいけてないんですけど。
こっちからのヒントで何となくそうかなと思ったという事ね。
中尾君は「スポーツ」。
当時スポーツだとかそういう楽しい情報というものは何か取られて…っていう言い方はあれですけど出さないようにして戦争の事ばっかりを世に流したのかななんて考えたんですけど。
そして河北さん「天気」。
はい天気予報です。
菊地亜美ちゃんも「天気よほう」。
はい一緒です。
福田彩乃ちゃんは「日時」でいいですか?
(笑い声)要は天気なんですけど。
違います違います。
天気も例えば…気象情報は敵国が航空作戦を行う際に重要な情報となり作戦の成否に関わる事から軍事機密とされていました。
そのため太平洋戦争が始まった翌日の1941年12月9日から1945年8月22日まで3年8か月もの間市民は天気予報を把握できなくなったのです。
…という事で正解は山ちゃん菊地亜美そして河北さんです。
(拍手)今の説明だと山ちゃん分かったでしょ?納得ですね。
河北さんも分かりました?はい分かりました。
これ昔の天気図なんです。
今でも天気予報の時こういう画面出てきますよね?線が引いてあるのは気圧が同じ所を結んであるんですがこれ多分台風ですね。
台風が日本に近づいてますけど天気予報っていうのはこういう所にある観測地点いろんな都市に実は観測するポイントがあるんですよ。
そこでその時間の気温風の向き風の強さそれともう一つ気圧。
これを観測するんです。
その情報を集めて地図の上にプロットしていって例えば気圧の同じ所を結ぶとこういう線が出来る訳ですよ。
そうすると気圧がどういうふうになってるかという事が分かると天気がこのあとどうなるかというのが分かる。
一つ一つの観測地点を結んでいた。
この天気によって向こうが空爆とか飛行機で来る場合その情報を知ってるかどうか…。
雨が降ってたり雲が出てたりなんかすると爆撃する時も目標が見えにくいじゃないですか。
だからそういう情報は敵に渡さないようにしてた訳ですよ。
だからメディアから天気予報が全て無くなった。
天気だけじゃないんです実は。
太平洋戦争末期というのは日本で大きい地震が起きてたんですよ。
1944年の12月っていうから戦争が終わる前の年ですけど暮れに実は東南海地震という大きい地震が起きていた。
その翌年年が明けて間もなく今度は三河地震っていう大きい地震があった。
合わせて3,000人ぐらい亡くなったっていうんですけど当時はそういう情報もメディアで伝えられなかった。
これが敵側に知られてしまうと今日本は大変な事になってると。
今混乱してるぞと。
そういう情報も全部。
地震で混乱してるから今たたけばいいんだという情報になってしまうという事ですね。
さっきの天気予報ですけど天気予報があるのは平和だっていう証拠なんですよ。
つまり昔から…天気予報が新聞メディアから消えるっていうのはそれは載せちゃいけませんって国から命令が出される訳ですか?実際に国が法律で決めた戦争の当時は…だから天気図そうですよね。
もうなかった。
だから国民は太平洋戦争の末期の時は日本は勝ってるんだ勝ってるんだっていう事をメディアを通してそういう情報しか与えられてなかったんです。
側面として高橋解説委員にお聞きしたいんですけどやはり戦争に日本が勝っているという新聞を国民も買いたがった部分ってありますか?実はですねこれは日露戦争の時の資料なんですけれども「我々戦争に賛成します」「反対します」って新聞が分かれたんです当初。
そしたら国民はやっぱり戦争に賛成して「どんどんいけいけ勝ってるぞ」っていうふうに書いた新聞がバカ売れしたんです。
やっぱりそっちなんだ。
求めてるものを書いていくという部分もあるという事ですね。
でもこういう事っていうのは決して昔の事だけじゃないんです。
それを考えるヒントが実はこれからVTRをご覧頂きますがこの中にあるんです。
これ見た事あります?分かる?1991年の湾岸戦争の時の映像なんですけど油に水鳥がまみれちゃってるんです。
ひどいでしょう?この映像山ちゃん見た事ある?あります。
中尾君もあるでしょ?僕ないです。
これ有名な…。
連日流されてましたよね。
これはどういう説明がついてたかというと当時クウェートに侵攻していたイラクが製油施設を壊してそこから流れ出した油で海が汚染されて鳥がこうなっちゃった。
言ったらフセインが勝手に油を海に流したんだぞと。
フセインって悪いやつだなって僕当時のニュース見てて本当そう思いました。
そうでしょ?ところが戦争が終わってよく調べてみたら分かった事がこの漏れ出した油っていうのは当時クウェートからイラクを追い出そうとして攻撃していたアメリカイギリスの攻撃で壊された製油施設から流れ出した油で実は水鳥がこうなっちゃったと。
実は張本人は違ってたと。
ところが世の中にはこういう映像が流れて説明として「イラクはひどい」というイメージをど〜んと出すために使われてしまったという。
当時はね。
最初はね。
え〜?だけど後でこういう事が分かってそれ以降はこの映像は実はそういうニュースの中ではそういう説明では使わない事になったんです。
でも何か信じられないですね。
でもねそこが信じられないところが戦争で起きるんですよ。
よく言われるのが…最初の犠牲者…。
本当の事。
真実がなくなってしまうという事。
戦争が起きてしまうと実は本当の事が分からなくなってしまうとよく言われる。
だから今の映像もそうですよね。
でも実際に今最近でもありますよね。
言ったらウクライナと親ロシア派の戦争でもマレーシア機が落とされましたよね。
両方が俺らは悪くないという情報をどんどん出してきますもんね。
そうなったらどっちが本当かというのは高橋解説委員分からなくなってしまう。
しかも最近はみんなスマホとかでパシャッと写真を撮ってしかもそれをツイッターとかいろんなもので世界中に流せるじゃないですか。
そうするとそれは本当かどうかっていうのは誰がどうやって確かめるんだという事なんですよ。
我々NHKは記者たちが懸命にどれが本当なのかという事を一生懸命探してこれが本当だろうという事を確信を持って放送するんだけど最近やっぱり多いのは…それはつまりツイッターでこういう事流れてるんだけども本当かどうか分からない。
でも状況から見て恐らくこれは間違いないだろうという事で流しているんですがみんなが簡単にそうやって映像を撮ってしかもネットで世界に流せる今にあっては実は真実の映像…さっきのそれこそ水鳥が誰が撮っても出来ちゃうんですよね。
果たしてこれどれが本当なのか。
そのツイッターの情報もどちらか一方に偏った情報の可能性も…。
十分あります。
更に言ったらどちらかの国がツイッターという一般の方を装って流している可能性もある。
全くそのとおりです。
そうなると分からない。
その戦争をやっている立場の人たちというのはメディアを利用しようとする訳ですよ。
僕らは情報が限られている時に書きたいなっていう情報をもらったらば〜っと書いて流しちゃうじゃないですか。
そういうメディアの特性というものが戦争になった時に利用されてしまうという側面がここにあるんですよね。
これだから本当にNHKも間違いを起こす事あるじゃないですか。
間違いを起こさないためにはどういった事をしてるんですか?つまりだから今1945年昭和20年の8月15日っていう日は我々NHKほかのメディアにとってもそうだと思うんですが一体それまで我々が何をやってきたのか。
そこが今僕らが立っている基盤なんですよね。
(山里)どうなんですか?故意にそういう事は絶対にしないです。
それをやってしまったらもうNHKの存立基盤が…。
中尾さんはそんな事絶対言いません。
今そんな空気出した。
いやいや言ってないですよ。
だから戦争だけの問題じゃないんですよね。
だから結局…すごい安達さん最終的にリアルな話して。
商売のために。
(笑い声)加藤さんだけど太平洋戦争の時にはマスコミはウソついてた。
そういう事ですよね。
だから昔だから今は起きないんじゃないかという事も起きる可能性はゼロではないという事ですよね。
皆さんちょっと分かりましたか?分かりました。
ニュース全部本当だと思わない?ニュース見たら全部ウソとか思わないじゃないですか。
(高橋)いやほとんどは本当なんですよ。
いやそうだけどでも何か…。
切り取り方が違ったりとかね。
そういう事もあるんだというのを知りました。
先月行われた…夜ともなると身動きすらできないほどのこの混雑ぶり。
その大半が10代20代の若者たち。
そんな若者たちに安達解説委員が直撃しました。
(安達)この神社は何をお祭りしている神社だか知っています?
(安達)この神社って何の神社だか…?
(安達)日本はどこの国と一緒に戦ったか分かりますか?ええ〜!?違った違った。
(安達)アメリカは日本が戦った国。
ほら。
(安達)味方だった国は?味方だった国は…
(安達)どこが日本の味方だった?いないよね。
河北さんは分かるよね?
(菊地)あっああ〜!はいはい!えっ違う?違います。
これは中尾君は分かるんでしょ?当然ね。
わあ〜!安達さん三国同盟も分からない世代に若い子たちはなってきている。
三国同盟っていうのは確かにあんまり答え正解の方はいらっしゃらなかったですね。
この日独伊三国同盟の時はアメリカとかイギリスとかがある意味世界を支配してきたのでその秩序を壊して新しい秩序を作りましょうという事で日本が東アジアの秩序。
ヨーロッパの秩序はドイツとイタリアが中心になってやりましょうという同盟だったんですよね。
日本はどういう気持ちで参加したんですか?当時の外務大臣だった松岡洋右さんという人は…これ抑止力って言葉もちょっと難しいのかもしれませんがドイツとかイタリアというある意味強い国と組む事で戦争にならないようにしましょうと。
いろんな意見があったんですけどそういう説明を松岡さんはしていたようですね。
あの時に松岡さんなんかは…後でね。
でもその瞬間はウソでも何でもなく本当に松岡さんは思っていたという事ですよね。
翻って考えてみると時代状況も環境も違いますから一概には言えないんですがこの間の日米安保条約日米同盟を強化するために集団的自衛権の行使を認めましょうっていう時も政府は抑止力を高めましょうと説明をしてる事も確かなんですね。
これに対して野党やそれに反対する人たちは当時も抑止力を高めましょうという議論で日独伊三国同盟を結んだ事が結局戦争につながったんじゃないかと批判する人もいる事も確かですね。
だから集団的自衛権も抑止力って言ってますけど今と昔ちょっと違うような気もするんです。
それは違います。
だいぶそれは違いますね。
やっぱり今は昔ほどなかなか直ちに大きな戦争という事はちょっといろんな意味で難しくなっていますよね。
それはなぜかと言ったら経済がすごく貿易も盛んになってます。
本当に人と物の流れがスムーズになってきているので戦争すると結局損だっていうところがいっぱいある訳ですね。
だからそういう意味での抑止力もありますしいざ今回戦争になったらそれこそ多くの国がたくさんの核兵器を持っていますから一瞬にして国が消滅しちゃうなんていう事態もある訳です。
そういう意味ではなかなかやっぱりそう簡単に戦争にはならない事にはなっているかもしれないですね。
意味合いはちょっと違う。
(高橋)だいぶ違いますよね。
分かりました。
さあそれではドリルに戻りたいと思います。
キーワードはこちらです。
「家電」。
そこで対抗策として飛行機の飛来を早く発見する目的でレーダーが開発されるようになりました。
さあレーダーの開発から派生して生まれた家電です。
お書き下さい。
どうぞ!はい。
今もありますか?あります。
きっと毎日のように…。
福田の家にもあると思うよ。
皆さん使ってらっしゃるんじゃないんですか?今井さんはよく使いますよね。
あらららら!
(山里)ありがとうございます!ありがとうございます!出し過ぎましたね。
優しい。
優しい。
答えが出そろいました。
皆さんの答え見てみましょう。
こちらです。
(一同)おお〜!山ちゃんと福田とそして菊地亜美ちゃんは…。
字が違った俺。
「電子レンジ」。
そして中尾君が「れいぞうこ」。
(笑い声)さあそして河北さんが「すいはんき」。
あ…。
…という事でよろしいですね?レーダーに使用する…そこでマイクロ波の研究が進みイギリスが強力なマイクロ波の発生装置を開発。
という事で正解は山ちゃん福田さん菊地さんです。
やった!よし!初めて正解したね。
うれしいです!これは柳澤さんがお詳しいという事で解説お願いします。
何でマイクロっていうかというと電波って波を打つんですよね。
山から谷まで…始まりから次の始まりの所までの波長っていうんですがこれが長いやつを長波っていうんです。
どんどんどんどん短くなってくる。
つまりマイクロ。
ミリとか更にマイクロになってくると波長が短いんです。
そういう電波を使うんでマイクロ波っていうんですよね。
何を言いたかったかというと今我々日常生活にこんな便利なものって使ってるじゃないですか。
でも今VTRでご覧頂いたようにもともと戦時中太平洋戦争の前戦争中いろんな技術開発の中から生まれてきてるんですよ。
こういうものって実は我々の身の回りにもたくさんあるんですよね。
技術が発達してくると生活が便利になる。
でも生活が便利になる一方でその技術が発達していくとまた戦争が変わってくるという。
例えばね最近だと無人偵察機とか無人攻撃機っていう話よく耳にします。
聞きます聞きます。
これ無人機なんですよアメリカ軍の。
プレデターっていう攻撃機なんです。
ここにミサイル積んでる。
誰も乗ってないんですね。
誰も乗ってないです無人で。
これね多分アフガニスタンの上空だと思うんですけど今撃ちますよ。
(菊地)あっ撃った!ミサイル。
これ誰も乗ってないんです。
攻撃されました。
(山里)実際の映像ですか?そうそう実際の映像。
(山里)アフガニスタンの…。
そう。
実はここが今飛んでいた所です。
これアメリカ大陸です。
コンテナみたいなのがありますけどここにね操作する所操縦室みたいなのがあるんです。
これがその中。
アメリカでこれをやってる。
アフガニスタンから1万キロも離れた遠くアメリカの本土でこうやって兵隊がモニタースクリーンを見ながらリアルタイムで送られてくる衛星からの映像を見て攻撃目標が見つかるとボタンをピッと押してミサイルを発射させて攻撃する。
つまり戦争って昔は兵隊さん同士が撃ち合ったりそうするとどっちか死んじゃいますよね。
そうするとやっぱりなかなか戦争っていうのはやると大変だよなっていう意味で…。
まあ最終的に外交がうまくいかなくなった時に戦争という事はあったけど戦争って最後の手段というなかなかハードルが高かった。
お互いの国が体を張らなきゃいけない。
血が流れる。
でも見て下さい。
この無人の兵器を使ってしかも遠く離れた所。
アメリカ兵がその現場にいる訳じゃない。
実際はいますけどもこの攻撃には携わっていない訳です。
そうするとこっち犠牲が生じずに攻撃できるという事になったら誰でも「ちょっとやってみようか」っていう事になっちゃいますよ。
戦争のハードルが下がっているという事は戦争が起きやすくなっている世の中だって考えていいという事ですか?つまり便利になるために技術が発達してきた。
技術の発達というのは僕いいと思うんですよ。
無人のロボットというのは例えば原発の事故のあとの処理なんかで使わなきゃいけない非常に必要なものである。
そういう技術は絶対否定できないものなんだけどでも使い方をちょっと変えてしまうと戦争と結び付く。
そうですね。
その一方で…なるほど分かったわ。
では次のドリルにいきましょう。
キーワードは…終戦から9年1954年に公開された映画「ゴジラ」。
水爆実験によって海底より目を覚ましたゴジラは放射能をまき散らし都市を破壊します。
そのメッセージは核兵器まで生み出した人間の文明への警鐘人間の力を凌駕する自然の力への畏れでもあったのです。
では問題。
ゴジラが東京に現れる事を恐れたこの人たちは何かをしなければならないと相談を始めます。
一体何の相談を始めたのでしょうか?「せっかく長崎の原爆から命拾いしてきた大切な体なんだもの」。
ヒントは終戦からまだ9年というリアリティーのあるセリフ。
どうぞ!戦争が終わったのにうんざりするような事という事ですね?よく使う言葉ですね。
(山里)今でも使います?今では使わない。
戦争中は。
おじいちゃんとかが昔子どもの頃そうしてたとか。
(笑い声)さあそれでは皆さんの解答を見てみたいと思います。
こちらです。
山ちゃん中尾君そして福田彩乃が「そかい」。
菊地亜美ちゃん「宿泊」。
河北さん「うなずく」。
先生が「うなずく」って言うから…。
でも…
(笑い声)まだ答え発表してないから!正解は…「私にもどこか探しといてよ」。
「疎開」でした。
…という事で正解は山ちゃん中尾君福田さん正解です。
よっしゃ!「ゴジラ」第1作は2年後にアメリカでも上映されました。
しかし…その時のエピソードを出演者であり戦争体験者でもある宝田明さんはこう語ってくれました。
アメリカ国家にとってつまり不適切というか利益にならない事つまり邪魔なところは全部排除されてズタズタに切られてまるで出来の悪いパッチワークみたいな感じでそれが「ゴジラ」の映画だといってアメリカ国民の前で実は上映された訳で。
その後本当のオリジナルの作品が上映された時にアメリカ人も「ああそうか。
実はこんなメッセージを持った映画だったんだ」という事で絶賛を博したという過去の例がございますね。
遣い手といいましょうかね。
今宝田さんがおっしゃっていたアメリカに不都合な部分というのはいくつかあるんですけど一番典型的なのは…ドラマの最後のところではゴジラ死んじゃうんだけど…そういう趣旨の事を実は一番最後のところにセリフとしてあった訳です。
でもそれからもう一回リバイバルで…。
その時には全部オリジナルの…。
オリジナルで出たという事ですよね。
それで初めて「もう戦争はやらないんだ」という思いを込めた映画だったという事がアメリカが分かって人気になったという事なんですよね。
解説委員の皆さんはこれどうですか?どうやって伝えていくかという事ですよね。
戦争をしないという事を。
つまり戦争という事をねもう二度とやっちゃいけないよという事を…。
僕らの世代というのは両親父とか母とか祖母とか祖父から直接戦争体験した人たちからいろいろと聞かされているからある程度戦争のイメージというのは持つ事ができて戦争をやっちゃいけないんだなというのがあるんだけどだんだんそういう世代が少なくなってくるとこれから先一体戦争をしない世の中にするためにはどうすればいいかそのためには伝えていかなきゃいけないんだけど伝える事が難しくなってきた。
そういう時代だという事なんです。
私やっぱり学校というのが一つ大事な場かなと思うんですね。
子どもの学校を見てみると3.11の日は必ずみんな黙とうをするんですよね。
やっぱりこの日こういう事があったという事をきちんと話をする機会がある。
ところが残念ながら8月の6日も9日も15日も多くの学校は夏休みですよね。
だからせめてそういう日を登校にしてもいいしそれができなければやっぱり夏休みに入る前に1日学校で戦争を考える日を作って地域の戦争を体験した方を招いて話を聞くとかあるいは戦争についていろんな角度から子どもたちそれぞれ意見を述べて考えるとか何かそういう1日戦争を考える日というのを学校の方でも考えてほしいなと思いますね。
今僕なんか子どもがいたりしますけれどもその子どもがいつか大きくなって僕が親として伝えなきゃいけない事もこれから先出てくるという事を考えるともっともっとそういう事を勉強していかなきゃ今日だけじゃ逆に言うと足りないと。
安達解説委員は?広島・長崎の話で言うとNHKの調査なんかで見ると20代30代で8月6日に原爆が落ちた日というのを知っている人が25%しかいない。
3/3。
全国平均で25%で広島だと半分ぐらいなんですよね。
これを多いと見るか少ないと見るか分かりませんけれどもある意味やっぱり広島という被爆地は戦争体験を伝えていると見る事もできると思うんですね。
だからできれば皆さんにも広島とか行ってもらってやっぱり日本人として当然知っておかなきゃいけないものってあると思うのでそれは知ってもらいたいなと思いますね。
今ちょうど夏休みで高校野球ってやってますよね。
戦争の当時は高校野球もできなくて僕が今でも…もう亡くなった祖母が高校野球の時は毎日テレビにかじりついて見てて「何で野球のルールも知らないのに好きなの?」って聞いたら要するに…こういう事を言っていたのでやっぱりまずはそういう人たちの体験をどんどん聞いたり自分たちが努力して知ろうとする事をやらないとなかなか戦争というものを身近に感じる事はどんどん難しくなってると思う。
刈屋さんはいかがですか?そこでこの70年間以上を…そしてそれが日本の若者たちにずっと語り継がれていく事ができるかどうかそれがとっても大きいんじゃないかなという気がします。
そこは肝に銘じなきゃいけないという事ですね。
さあそしてドリルの方なんですけれど正解が4問で山ちゃん優勝でございます!ありがとうございます!
(拍手)よかった〜!面目とりあえず保ちましたね。
そうですね。
この中でも圧倒的最年長なので。
(笑い声)こうやって正解して優勝だとか言ってたりとかあと街頭インタビューの人で「それも知らないんだ!6日と9日と15日知らないんだ」とか言ってますけれどもじゃあもう一歩入った時に戦争の事をもっとちゃんと知れてるのかもっといろいろ教わってきたのかと言われたら自分もまだまだなんですよね。
今日きっかけでもうちょっと知らなきゃいけない事ものの見方とかももっと覚えなきゃいけないなと思いましたね。
僕は今日やっぱり靖国のお祭りに来ている人たちが「えっそんなに?」っていうのが僕は45歳だけど驚きでしたね。
僕もそうですよ。
やっぱり…僕はそう思うんですけどね。
もう一つただ毎年8月15日は来る訳ですから…。
よく僕言うじゃないですか。
ニュースには必ず種があるって。
8月15日を戦争の事を考えるんですけど…将来平和になる平和をどうやって守ればいいかという事を考えるきっかけなんですよというそういう思いさえ持っていてもらえれば…。
まあ学校でなかなか教えにくい時代なのかもしれない。
学校で教えた方がいいんですけど。
でもそんな事を皆さん一人一人がどこか気持ちの中にとどめておくとこれから先戦争を繰り返す事なく平和な時代を自分たちで実現できるんじゃないかなと思うんです。
分かりました。
…という事で本日は以上ですね。
またいつかお会いしましょう。
さようなら〜!さようなら。
解説委員の皆さんありがとうございました!2014/08/15(金) 22:00〜22:50
NHK総合1・神戸
大人ドリルスペシャル「戦争と平和」[字]
「8月15日は終戦の日」「日本は米国と戦った」それを知らない若者が増えている。これでいいのか日本人!そこで戦争に関するクイズを手掛かりに「戦争と平和」を考える。
詳細情報
番組内容
30万人の参拝客でにぎわった靖国神社の「みたままつり」。来ていた若者たちに、こんな質問をした。「8月15日は何の日?」…すると「終戦の日」と答えられない若者が、何と半数も!これでいいのか日本人!そこで、戦争に関するクイズを手掛かりに「戦争と平和」のことを徹底的にドリルする。戦争が起きるとどうなる?昔と今では戦争はどう違う?戦時下のメディアの情報は、どこまで信用できる?あらゆるタブーを排した48分。
出演者
【出演】河北麻友子,菊地亜美,福田彩乃,中尾明慶,山里亮太,NHK解説委員…安達宜正,今井純子,刈屋富士雄,高橋弘行,【司会】加藤浩次,NHK解説主幹…柳澤秀夫
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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サンプリングレート : 48kHz
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