色即是空を昭和の最後に研究して書かれた本が禅文化の体系であり、いまだにチンプンカンプン。
左は茶道の必須の南方録である、教えないといけない私にはバイブルなのである。
現代の京大の教授久松真一先生が現代語訳を出した、
茶名までいく生徒さんには進めてきた。
下のボロボロの本は仏教全般の教科書。
このおかげで難しいことが分かった。
この下は学生時代通った鎌倉のお寺でいただいた。
般若心教、白隠禅師座禅和讃が載っていて、
朝の5時からの座禅が終わり、和尚と一人ひとり禅問答。
禅の問答の中身は一切口外禁止、昔は守らない弟子は切られたという。
それほど真剣勝負だったのだろう。
和尚は横浜の刑務所にも教えに行く。
京浜女子大の卒業座禅会はお手伝いしたが、
私も若く、ミニスカートの女子大生が300人も来たのには参った。
そのあとは横須賀の防衛大学の卒業座禅会。
和尚も流石、軍歌で鼓舞する。
最後は神奈川県の教職員組合、学校の先生方である。
みなそれぞれ新聞記者を呼んで、記事を書いてもらっていた。
もちろん帰りはお土産付きである。
本当に人と人のつながりを大事にした。
全部のかたがたのお茶を出した。
お点前は和尚のお友達の本門寺の尼さんたちがしてくれて助かる。
下のお経の本はこの時代、大学の時に頂く。
般若心経と座禅和賛を何度もあげてから、粥を頂戴する。
老僧二人がお米から本格的に焚いた粥。
何も食べてない私には美味しかった。
おかずは昆布一枚だがそれでよかった。
和尚が脳溢血で50代半ばでなくなる。
お説教の最中で最高のなくなり方。
だが私は師を途中で失い、、
宗派は違うが、
じゃあ、曹洞宗。
一番厳しい。
一番寒い時に、いった。
なんとか、修行の真似ごとができた。
永平寺のお経本である。
師が学生時代に書いてくれた。
これを毎日睨みながらお稽古してきた50年。
沢山の書物よりも茶禅一如 色即是空 間近にぞある ありがたいお言葉であった。
これだけで数千の文字を飛ばして今はすべてが自分のものになる。
平和を祈りながらの一服のお点前も、いつか世界に広がるという信念は強い。
人間は、人類は大きな力を武器なしで持つものである。