衰え知らずのカープブーム
2014年7月5日
広島市内の大型書店の一角には、「カープ本」と呼ばれる書籍が何十種類も積まれている。コアなものから、初心者向けのものまで、多種多彩。私は4年前に東京から広島に赴任したが、当時は見られなかった光景だ。
いまや「カープ」は広島県の枠を超え、一つの社会現象になっている。「カープ芸人」、「カープ女子」…。こんなことは他球団にはないことだ。つい先日だが、練習中のグラウンドに異質な光景があった。今村がモジモジしながら写真撮影を受けていた。なんと取材の主は有名女性誌。「恥ずかしい」と照れ笑いを浮かべながら、今村はカメラマンの要望に応えてポーズを取っていた。
球団関係者に聞くと、「こんなのは初めて」だという。野球界とは異質の業界からのオファー。しかもそれが全国の女性に愛読され、人気男性俳優やアイドルを掲載している有名女性誌とは…。「カープ女子」のブームに乗っかったものだが、ついにここまで来たのかと、何だか驚きも通り越した。
オピニオンDニュース
オピニオンDニュース
-
9月7日。女子野球日本代表、通称マドンナジャパンが、第6回IBAF女子野球W杯決勝で米国を下し、史上初となる4連覇を果たした。宮崎という国内開催、そして侍ジャパンプロジェクトに組み込まれた最初の大会ということで、相当なプレッシャーをはねのけての偉業と、たたえたい。
-
元24番目の男は燃えていた。「今までやったことがあるのはダブルボランチかトリプルボランチのアンカー。その前のポジションはほとんど経験がなかった。高い位置でやれればいいですね」。守備的中盤のスペシャリストとして、W杯ブラジル大会メンバー入りも期待されていた細貝萌(ヘルタ)である。
-
なるほど、ただの評伝ではなかった。小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞し、9月11日に小学館から出版される「ゆめいらんかね やしきたかじん伝」のことだ。
- オピニオンDニュース一覧へ