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【皇室ウイークリー】(番外篇)担当記者の取材メモで振り返るあの場面、お言葉… 皇后さまはゆるキャラにお詳しい?「これがオクトパス君ですね」
3両編成のうち、開放的なトロッコ車両は1両目のみで、宮内庁によると、景色の良い最初の区間だけ乗車し、トンネルが続く後半は通常車両へ移っていただく予定だった。トロッコ車両は外がよく見えるがトンネル内では騒音も大きく、立ち続けるご負担も考慮してのことだったが、「両陛下は『ぜひもう一度、窓なしの車両に』と希望され、再び沿道の人々に応じられた。最後はほとんど立ちっぱなしでいらした」と、同行した宮内庁幹部は振り返る。
ご旅行直前、頸椎(けいつい)症性神経根症の症状による左腕などの強いお痛みでご公務を一部休んでいた皇后さまも、沿道の人々に応じるのをやめようとはされなかった。
その後のJRのお召し列車内でも、同行職員らが「あちらに人がおられます」とお伝えすると、両陛下は遠くから手を振る人にも応じられていたという。側近は後日、「奉迎者が1人であっても、お手振りで手を抜くことはされない。お召し列車はトロッコ列車より速いからあっという間に通り過ぎるが、間に合わないと、とてもさびしいようなお気持ちになられるようだ」と振り返っていた。
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