木曽路は再発防止に努めるとし、申し出があった利用客に対しては、差額分を現金で返金するとしている。
これまでの食品偽装問題を受けて木曽路でもメニュー表示や番組の一部に字幕のない部分があります。
ご了承ください。
まずはさきほど入ってきた海の事故のニュースです。
和歌山県広川町の海水浴場でゴムボートに乗って遊んでいた3歳の男の子が海に転落して死亡しました。
午後1時半ごろ、和歌山県広川町の西広海岸で、30代の男性が一緒に来た同僚らの子ども6人を乗せたゴムボートを沖合まで泳ぎながら押して遊んでいたところ、大阪市住吉区の大谷凌也ちゃんの行方が分からなくなりました。
凌也ちゃんの両親や海上保安庁のヘリなどが捜索しましたが、一時間半後に海に浮いている凌也ちゃんを見つけ病院に運びましたが、死亡が確認されました。
ボートを押していた男性は「気づいた時にはいなくなっていた」と話しているということで、海上保安庁などで、詳しい事故の原因を調べています。
京都府福知山市の花火大会の会場で3人が死亡した爆発事故からきょうで1年が経ちました。
あの日、大やけどを負い現在も通院を余儀なくされている中学2年生の思いを取材しました。
京都府福知山市で午後2時から行われた追悼式。
事故現場となった河川敷に約60人が集まり、亡くなった3人の冥福を祈りました。
事故が起こったのは1年前のきょう。
花火大会の会場で露店の店主が発電機にガソリンを注ぎ足そうとしたところ、携行缶からガソリンが噴出。
3人が死亡、54人が重軽傷を負いました。
兵庫県丹波市に住む中学2年生の余田くん。
事故で顔や腕など全身の約4分の1に火傷をし、直後は集中治療室に入りました。
現在は学校にも通えるようになり、小学2年生から続けてきた大好きな野球も出来るようになりましたが父親の正徳さんの思いは複雑です。
余田くんは今でも定期的に病院に通っています。
右手の肘付近には盛り上がった火傷の痕が残り、手の甲もまだら模様になっています。
火傷の跡を切除するという選択肢もありますが、余田くんは手術は行なわないと決めました。
突然の事故で体や心に傷を負った被害者たち。
1年が経っても事故と向き合う日々が続きます。
【この部分は字幕がありません】69回目の「終戦の日」のきょう、大阪市内では市民グループが戦時中に使われた召集令状「赤紙」の複製を印刷したチラシを配り反戦を訴えました。
太平洋戦争中、軍は「赤紙」と呼ばれる召集令状で若者を戦地に送り多くが「帰らぬ人」となりました。
これを教訓に、大阪の母親でつくる市民グループは、戦後毎年、終戦の日に、「赤紙」のチラシを配り、平和の尊さを訴えてきました。
一方、東京の日本武道館では、政府主催の「全国戦没者追悼式」が行われました。
式辞で安倍総理は、「世界の恒久平和にあたうる限り貢献する」と述べましたが、歴代の総理大臣が表明してきた「アジア諸国への加害責任と反省」や「不戦の誓い」については去年に続いて言及しませんでした。
また、靖国神社には安倍内閣の3人の閣僚が参拝しました。
安倍総理自身は参拝しませんでしたが、代理人を通じて私費で玉串料を納めたということです。
62年ぶりとなる異例のお盆議会が開会された大阪府議会。
維新の会以外の全会派が求める大阪都構想の法定協議会の委員の比率を改める条例案が採決され、野党側の賛成多数で一旦可決されました。
この議会には、LINEで中学生に不適切なメッセージを送り、維新の会の府議団から除団処分が出された山本景議員も出席しました。
しかし議会の合間などはさすがに維新の控え室には居ずらいのか、無所属議員の部屋に入っていきました。
山本議員は除団処分に対し不服申し立てをしていて来週20日の綱紀委員会で改めて処分が決まります。
大阪維新の会の松井幹事長はきょう、山本議員の処分について府議団に任せる方針を示しました。
議会は今月27日に再度、開かれる予定です。
【この部分は字幕がありません】ずさんな使い方が明らかになった地方議員の政務活動費。
その後も疑問が相次いでいます。
きょうの「CATCH_THE_VOICE」は、「政務活動費のあり方」について。
地方議員が政策などについて調査研究することを目的に、議員報酬とは別に公費から支払われる政務活動費。
透明化するにはどうしたらいいのか?各地のケースで考えてみたいと思います。
政務活動費の不透明な支出。
疑問を持たれているのは、辞職した野々村議員だけではありません。
同じ兵庫県議会の岩谷英雄議員。
「データ整理」のために支払ったとする領収書6枚が使い回しだったことが発覚し謝罪しました。
元の領収書をコピーし、日付だけを書き換えて提出していたのです。
同じく自民党所属の加茂忍議員。
今年3月、3泊4日で熊本・長崎を視察したとして宿泊代など6万8000円を支出しましたが、現地で妻とともに観光施設を訪れ、400万人目の来館者として記念品を贈られていたことがわかりました。
「ご夫婦は、旅行の途中で長崎を訪れられ、歴史に興味をお持ちとのことで立ち寄られました」おととしには「文化遺産保存の取り組み調査」のためインドネシア・バリ島を訪問。
この際、政務活動費で絵画を購入していたと市民団体が指摘しています。
疑問のきっかけになったのは領収書。
ただ、そのチェックは簡単ではありません。
記者リポート「兵庫県議が政務活動費を使った領収書などは、こちらの閲覧室で見ることができます。
ただし、一度に一人しか入れない上、資料のコピーはできません。
MBSの記者もこのように手書きで書き写して取材しています」事務局に領収書のコピーを請求することもできますが手元に届くまで長くて2週間ほどかかる上コピー代として1枚10円が必要です。
領収書は議員一人あたり数百枚にのぼるため全員分を取り寄せるには相当なお金がかかります。
一方、領収書の公開をめぐり、一歩先に進んでいる自治体がありました。
記者リポート「奈良の天理市議会では、今回の問題が発覚する前から先進的な取り組みを進めていました。
領収書などすべての書類をインターネットで公開しているのです」市議会のホームページでは議員が提出したUSBメモリの購入代や、一眼レフカメラの購入代、さらには視察先での宿泊代など、すべての領収書が公開されています。
ネットでの公開は5年前から。
その影響かはわかりませんがほとんどの議員が全額を使い切っておらず年間60万円の政務活動費を30万円に減らすことも検討されています。
早稲田大学の調査によるとネットで領収書を公開している議会は全国でわずか2%。
近畿では天理市だけだといいます。
【この部分は字幕がありません】【この部分は字幕がありません】先の大戦で、奪われた多くの命。
それは、人間だけではありませんでした。
戦争中に大阪の天王寺動物園で起きた悲劇。
その出来事を伝え続ける動物たちと獣医がいました。
続いては特集です。
きょう8月15日は69回目となる終戦の日。
きのうに続いて、戦争を考える特集をお伝えします。
戦争では、人間だけでなく、動物も被害に遭います。
夏休みで賑わう天王寺動物園から戦争の悲惨さを考えてみたいと思います。
夏休みの子どもたちで賑わう大阪、天王寺動物園で先月、人気者のゾウ、春子が死にました。
推定年齢は66歳。
国内では、二番目の高齢でした。
春子は1950年、タイから天王寺動物園に来ました。
戦後、初めてとなる大型動物を一目見ようと最初の日曜日は約6万人が訪れました。
春子がいた檻の前に設けられた献花台に果物を供える一人の男性。
高橋正憲さん、85歳です。
獣医の高橋さんは、春子の治療をした事がありました。
実は、獣医の高橋さんは、太平洋戦争中に天王寺動物園で起きたある悲しい出来事を語り継ぐ語り部をしています。
戦争中、空襲でオリが壊れ猛獣が逃げ出すのを恐れ、動物たちが、殺されました。
天王寺動物園では1943年9月に処分が始まりトラやライオンなど10種類26頭の動物が犠牲になりました。
高橋さんが、語り継ぐ惨劇をいまに伝える物が天王寺動物園に残されています。
ほとんどの動物は、毒の入ったエサを与える方法で処分されました。
動物達が生きた証を残したいと、当時の園長の判断で剥製にしたといいます。
剥製の中に高橋さんが、いつも講演会で話す動物がいます。
殺された動物達と胸が張り裂ける思いで処分した飼育員たち…。
その悲しい記憶に去年2月、新たな剥製が加わりました。
このハイエナの剥製はもともと戦時中に処分された動物ではないと考えられていました。
しかし、あるものが体の中から見つかったのです。
剥製にする際に詰められた、1943年の新聞。
剥製の管理をしていた芦田さんが、古くなった剥製の修復を専門家に依頼したところ、この新聞がハイエナの剥製の中から見つかったのです。
このハイエナもまた、戦争の犠牲者でした。
戦時中に動物達に起きた悲しい出来事を語り継ぐ獣医の高橋さんはこの日、夏に天王寺動物園で毎年開かれる展示会を訪れました。
高橋さんは剥製になった動物達、一体一体に語りかけるように丁寧に見て回ります。
終戦から69年。
戦争を知る人たちが減り続ける中高橋さんは、願っています。
戦時中の動物園で起きた悲しい出来事が二度と繰り返されないようにと…。
【この部分は字幕がありません】【天気予報は字幕がありません】時間の許す限りニュースです。
大阪維新の会が都構想が実現した場合の「大阪都」のマニフェスト案を発表しました。
大阪都構想では、大阪市を5つの特別区に分割するとともにインフラなどを広域自治体である「大阪都」に集約します。
きょう発表されたマニフェスト案では、広域行政を知事に一元化しそのリーダーシップで成長戦略を描き、IR=カジノを含む統合型リゾートや、2025年大阪万博の誘致を目指すとしています。
既に発表した5つの特別区のマニフェスト案に続き今回も財源は示されていないものの、地下鉄の民営化など民間の力の導入によって実現可能だとしています。
世界の報道カメラマンがこの1年に撮影した優秀作品を集めた写真展が大阪で開かれています。
これは、アフリカの出稼ぎ労働者たちが家族と連絡を取るため隣の国の安い電波をキャッチしようする姿です。
貧困と家族の絆がこの1枚に凝縮されています。
こちらは台風で甚大な被害を受けたフィリピン・レイテ島の宗教行事の写真です。
がれきの中を背筋を伸ばし、毅然と歩く女性たちの勇気が表現されています。
「世界報道写真展」は今月21日まで梅田・ハービスホールで開催されています。
和歌山県古座川町では、真夏の成人式が開かれました。
大学や仕事でふるさとを離れた若者がお盆休みに帰省する機会を利用したもので約20年前から毎年、開かれています。
女性の多くは晴れ着ではなく浴衣姿です。
今年の参加者は18人。
数は毎年減っていますが、新成人たちは懐かしい同級生との時間を楽しんでいました。
5日目を迎えた夏の甲子園。
おととしの覇者・大阪桐蔭は2点を追う3回、2番・峯本が三塁線を鋭く破り、1点差に迫ります。
これがチーム初安打。
5回、1・3塁のチャンス。
ここで相手投手がボークの判定をとられ…同点に追いつきます。
続く6回には、相手のエラーで勝ち越し。
大阪桐蔭の強力打線は爆発しませんでしたが、4安打で7得点と確実にチャンスをものにしました。
いまだ解明されていない数々の謎
今夜ついに解き明かされる
2014/08/15(金) 18:15〜19:00
MBS毎日放送
VOICE[字]【戦時中、命を奪われた動物達…悲劇を語り継ぐ▽政務活動費を考える】
戦時中、命を奪われた動物達…悲劇を語り継ぐ老獣医師▽政務活動費を考える
詳細情報
お知らせ
【番組HP】
http://www.mbs.jp/voice/
【facebook】
http://www.facebook.com/NEWS.VOICE
【Twitter】
https://twitter.com/voice_mbs
出演者
【キャスター】
西靖
上田悦子
【フィールドキャスター】
神