日本では戦没者の冥福を祈る追悼式が行われました。
一方、韓国では日本の植民地支配からの解放を記念する光復節の式典が行われました。
依然、隔たりの大きい日韓関係。
大きな原因となっているのがいわゆる慰安婦問題なんです。
≫こうした中、朝日新聞はこれまでの慰安婦に関する記事に誤りがあったとしてこれらの記事を取り消しました。
この前代未聞の事態に波紋が広がっています。
≫69回目の終戦の日。
今年は例年以上にクローズアップされた問題があります。
それは、いわゆる従軍慰安婦をめぐる問題です。
≫韓国、朴大統領は今日、この問題の解決こそが日韓関係改善の核心だと強調。
一方、先ほど自民党本部では…。
≫こちらでは朝日新聞の慰安報道について自民党の議員たちが歴史教科書や日韓関係に与えた影響について話し合いをしています。
≫さまざまな波紋を呼んでいるのが先日朝日新聞が自ら検証したこれまでの慰安婦報道についての記事です。
≫朝日新聞は今月5日の検証記事の中でこれまでの慰安婦報道に一部誤りがあったということを明らかにしました。
その1つが、済州島で慰安婦が強制連行されたという証言について読者に対して虚偽だと判断し記事を取り消しますとしています。
≫この証言をしていたのが徴用工などを連行する現場の責任者を自称していた吉田清治氏です。
この吉田氏の証言がきっかけとなり慰安婦問題がクローズアップされることになります。
≫朝日新聞に吉田氏の証言が初めて載ったのが1982年9月。
≫若い女性の手をねじ上げ路地に引きずり出す。
ボタン工場で働いていた女子工員海岸でアワビをとっていた若い海女。
≫済州島で十数回にわたり950人の女性を慰安婦にするため強制的に連れ出したと証言した吉田氏。
しかし、フジテレビが済州島に戦中から暮らす人を訪ねると…。
≫その一方…。
≫朝日新聞は1982年以降も吉田証言を基にした記事を繰り返しています。
1983年には、土下座している写真も紹介しています。
結局、朝日新聞側は1990年代まで確認できただけでも16回、吉田証言を記事にしたと報じています。
≫朝日新聞の慰安婦関連の記事は1990年代前半に多くみられるようになり1992年宮沢総理の訪韓5日前にも一面に記事が。
そして…。
≫繰り返し、謝罪。
そして、その翌年には慰安婦の募集については軍の要請を受けた業者が主として当たり本人たちの意思に反して集められたとするいわゆる河野談話が。
その後、96年には国連でこの問題が取り上げられ慰安婦は性的奴隷制だと日本を批判したクマラスワミ報告が出されました。
≫最初に報じられてから32年後に取り消された吉田証言をめぐる記事。
今日、韓国ではこんな声が聞かれました。
≫朝日新聞社はFNNの取材に紙面で詳しくお伝えしたとおりです。
編集部門の責任者が裏付け取材が不十分だった点は反省しますと述べていますとコメントしています。
≫慰安婦問題についての対応ですが日本政府は1965年の日韓基本条約で請求権の問題については解決済みとの立場をとっています。
しかし、1993年心からのお詫びと反省の気持ちを表明したこの河野談話を受けてアジア女性基金を設立して、元慰安婦に対しては道義的責任から償い金を支給する仕組みを設けました。
しかし、韓国では日本政府の謝罪。
それから国家賠償を求める支援団体が強くて元慰安婦が基金の受け取りを拒否するという事態が発生しました。
まさにこの慰安婦問題をめぐって冷え切った日韓関係なんですが安倍総理は今こそ日韓関係慰安婦問題も含めて首脳会談を行うべきとしています。
≫終戦の日の今日古屋国家公安委員長ら3人の閣僚が靖国神社を参拝しました。
安倍総理は参拝せず玉串料を奉納しています。
午前に参拝した古屋国家公安委員長は一国のために命を捧げた方に哀悼の誠を捧げるのは当然のことだと語り新藤総務大臣は戦争で命を落とした尊い英霊に尊崇の念を込めてお参りしたと話しました。
また午後には稲田行政改革担当大臣も参拝しました。
一方、安倍総理は参拝を見送り代理人を通じて自民党総裁として私費で玉串料を納めました。
≫自分の子どもが1000人?渦中の日本人男性が語ったという驚きの出産計画が明らかに。
今月5日バンコクにあるマンションで日本人男性が代理出産で産ませたという赤ちゃんや幼児が保護された問題。
この日本人男性に2年ほど前代理母を2人紹介したタイやグルジアで生殖医療サービスを行う会社がFNNの取材に応じました。
≫死ぬまでに毎年10人から15人の子どもをもうける場合、単純計算すると24歳の日本人男性は平均寿命の80歳までに1000人近い子どもをもうけることになります。
≫日本や中国、カンボジアなど10か国のパスポートを所有するなど徐々に明らかになる日本人男性の素顔。
日本人男性はなぜ、1000人近くもの子どもをほしがっていたのでしょうか。
≫謎が謎を呼ぶタイの代理出産問題。
不可解さを増すばかりです。
≫先ほどの靖国神社の閣僚参拝のニュースで稲田大臣の映像が誤っていました。
≫四季それぞれの顔を見せる富士山。
去年、富士山は悲願の世界文化遺産の登録に沸きましたが実はまだ、いわゆる仮免許の状態。
なんと世界文化遺産の登録が取り消される可能性もあるんです。
≫え?富士山の世界遺産登録が取り消される?登山シーズンのピークを迎えた富士山では驚きの声が上がりました。
≫去年6月、日本中が沸いた世界文化遺産登録の決定。
ところが、このときユネスコ世界遺産委員会は日本に対しある要求をしていたのです。
それが2016年2月までに富士山の保全状況報告書を提出すること。
この報告書の提出についてアルピニストの野口健さんは異例のことだと指摘します。
≫世界遺産では通常6年ごとにユネスコのチェックが行われます。
しかし富士山は3年で環境対策を示さなければ登録が取り消される恐れがあるといういわば仮免許状態だというのです。
2001年から清掃登山を行うなど富士山の環境問題を見続けてきた野口さん。
≫実際に世界遺産登録が取り消された例もありました。
≫去年完成したばかりのこの立派な橋ですがユネスコは歴史的な景観を損ねるとして建設前段階から再三にわたって警告を行っていました。
≫2004年世界遺産に登録されたドイツのドレスデン・エルベ渓谷。
ところが慢性的な交通渋滞の解消のためエルベ川に橋をかける計画が浮上。
住民投票の結果3分の2を超える市民が賛成したため橋を建設。
その結果2009年に世界遺産登録が取り消されました。
≫今回、富士山に課せられた宿題の大きなポイントは登山者が増えることによって起きる環境負荷について。
毎年30万人を超える登山者が訪れる富士山。
登山道が混雑することで落石事故などが増える恐れも。
更に…。
≫こちらが、落書きされた石です。
現在は消す作業が行われたあとということでうっすらしか見えないんですがそれでも、アルファベットが書いてあったことがわかります。
≫相次いで発覚した落書き問題やごみ問題など登山者のモラルが問われる課題が山積しています。
≫静岡・山梨両県ではマイカー規制や入山料の徴収などの対策を実施。
一方、富士山は静岡・山梨両県にまたがるうえ、8合目から上は富士山本宮浅間大社の私有地となっているなど管理の一元化が難しい現状も。
≫登山者を減らせば地元の観光業がダメージを受けるなど環境と観光のバランスも大きな課題です。
日本を象徴する霊峰・富士山をどう守っていくのか。
それでは再び、関西テレビのスタジオから、アンカーをお送りします。
命を守るための授業での異常行動。
一体何を考えていたのでしょうか。
大阪市住吉区の公募区長が、小学校の防災授業で突然、倒れたふりをし、子どもに動揺を与えたとして、抗議を受けていたことが分かりました。
ことし5月、大阪市住吉区の小学校で、1年生から6年生が集まった防災授業での出来事。
授業のテーマは、だれ一人もしんだらあかん。
授業のあと、来賓として参加していた、吉田康人住吉区長があいさつを始めたところ、突然。
吉田区長はその場に倒れる演技をしました。
教員が駆け寄り、騒然とする中、吉田区長は自分で起き上がり、あいさつを続けました。
今もし、起こったら、倒れた人が出たら、どういうふうにするのかというのを考えておく必要性がありますと。
倒れてた時間は10秒ぐらいだったかなというのが、私の記憶なんですけどね。
事態を重く見た地域住民や、保護者が参加する学校協議会は、吉田区長に抗議しました。
命の大切さを学んでいた授業の最中において、あたかも死んだふりを突然、児童の前にして見せた区長の行為は軽率であり、あいさつのための演出効果として、許される域を逸脱している。
関係者によると、一部の児童が区長が倒れた場面を思い出すと話していて、子どもに影響が出ています。
必要以上の衝撃をお与えしたということであれば、そこは反省しないといけないと思っております。
吉田区長は、高槻市議会議員などを経て、2年前に大阪市の公募区長に就任。
嫌いなことは人をだますこととブログに書いています。
吉田区長はきのう学校協議会の関係者に釈明。
今後は学校と事前に相談するとしています。
次に、京都府福知山市の花火大会で3人が死亡し、54人が重軽傷を負った爆発事故から、きょうで丸1年となります。
負傷者の家族たちが現場を訪れ、安全を求めました。
福知山市の河川敷には、朝から花を手向ける人たちの姿がありました。
1年前、花火を見にこの場所に来た人たちは、炎に巻き込まれました。
花火大会が開かれ、多くの人でにぎわっていた露店会場で、ガソリンが飛び散って引火し、爆発。
3人が死亡、54人が重軽傷を負いました。
多くの人が、今もやけどの痛みや見えない傷に苦しんでいます。
単純に動けないんです。
足が痛い。
ぴりぴりする。
日常生活を送ることすら困難な方がたくさんいらっしゃいますので。
毎日自分の体の傷を見るたびに、もう嫌でもこれ、思い出してきますので、悲しいかな、またPTSD、これが最近になってぶり返してきておりまして。
爆発の原因は、露天商の男が、ガソリンの携行缶の扱いを誤り、中身が噴出したことでした。
一方、主催者である福知山市の商工会議所は、露店の数や具体的な配置すら把握せず、防火対策も露店に委ねていました。
あの日を境に、福知山市をはじめ、各地で、防火対策を義務づける条例の制定や、マニュアルの改正が行われました。
しかし、主催者から出てくることばは、露天商の責任に終始します。
そこへ出てくる店が、どんな店か、どう出てくるかということは向こうからも言わないし、われわれも求めてこなかった。
ということは向こうさんの自己管理でやってもらっておったというのが現実なんです。
扱う立場としての自己責任っちゅうものを、しっかり持ってもらわなんだいけない。
事故の全容、真相の解明とか、再発防止も、まだ途中という段階で、非常に残念。
被害者からは、主催者の安全管理がどうなっていたのかを明らかにする調査を求める声が上がっていますが、今も実現していません。
牛肉の偽装表示が発覚した、しゃぶしゃぶなどのチェーン店、木曽路がきょう、会見を行い、肉の仕入れの管理を料理長任せで、本部で把握していなかったことを認めました。
多大なご迷惑をおかけしましたことを、深くおわび申し上げます。
木曽路によると、おととし4月から先月まで、大阪の北新地店など3店舗で、しゃぶしゃぶなど、合わせて7171食を松阪牛や佐賀牛と表記しながら、実際は別の牛肉を提供していたということです。
北新地店ではしゃぶしゃぶの7000円の松阪牛のコースに、5500円の安いコースの肉を使っていました。
やっぱり許せないですよね。
ちょうど僕らが頼むゾーンですわ。
反省をもうちょっとしてもらわないと、何も変わってないのかなぁというふうには思いますよね。
外食がちょっと不安になるなっていうのは、心配になりましたね。
仕入れは料理長に任されていて、今回、偽装を行った店舗の料理長は、利益目標を達成するためにやったと説明しているということです。
去年10月以降、食品偽装が社会問題となる中、なぜ木曽路はこのような偽装を、2年以上も繰り返していたのでしょうか。
食品表示であるとか、原産地表示であるとか、そういうところを中心に、調査をしましたので、肉の出入りをこれ、非常に大きなコストなんですけれども、この管理をやはり怠っていたと。
木曽路は、申し入れがあった利用者全員に、差額相当分を返金するとしています。
このあとは特集です。
戦争は、肉親の戦死を悲しむ家族の涙さえも奪い去りました。
特攻。
69年前、
太平洋戦争が終わって、きょうで69年を迎えました。
きょうの特集は、終戦を目の前に、多くの命が散っていった特攻についてお伝えします。
特攻で亡くなった人は、およそ6400人といわれています。
兄を失った弟が語る、家族の記憶です。
小松雅也さんには7歳年上の兄がいました。
兄の伸一に連れられて、ここへよく泳ぎに来ました。
大きな波のとき、その波を抜けにいくんです。
それが、兄とよく競争したりね。
下手したら、その波に巻き込まれてしまうこともありますけれども、あれ、あそこ!と言って、ぷって入るんですよ。
そして沖へさっと出る、そしたらもう成功なんです。
雅也さんの兄、中西伸一さんです。
地元の小学校の教師だった伸一さんは、1944年の末に、特攻隊に志願しました。
父に、両親に家族にですね、特攻隊を志願したという報告をしておりました。
父も、そうか、よかった、ようやったと。
母は端から、大きな声で、伸一、手柄を立てなあかんよ!手柄を立てるんやで、父もそういう、両親もそういう教育を受けてきていますから、それが家の誇りでもあるし、喜んだ。
国のために息子が役立つと。
太平洋戦争末期に行われた、特攻。
爆弾を積んだ戦闘機などで、敵艦に体当たりするこの作戦で、およそ6400人が戦死したとされています。
伸一さんは1945年5月28日、沖縄で命を落としました。
22歳でした。
おじがなさざりし、飛行機に乗って、われは沖縄の機動部隊に突っ込む。
伸一さんと同じ日に出撃した板津忠正さんは出撃前夜の心境を、こう振り返ります。
男子の本懐これにすぐるものなしという心境です。
今まで訓練ばっかやって、ほかの人たちは戦ってるのにね、自分だけ訓練をして、のうのうと生きてることが耐えられない。
雰囲気としては和気あいあいの、悲壮な気持ちを持った表情の人は誰もいません。
お互い腕相撲やったり、おもしろければおもしろいで、声を上げて笑うし、別に作り笑いしなくたって、普通、全部、平常心ですよ、本当に。
夜中に起きて、月夜が出てましたから、木陰からね。
飛行機乗りはね、まず天候なんですよ。
天候は、天気はいいかなと思ったら、外へ月夜がばーっと出とるから、ああ、これは攻撃日和だなという安心感がね。
5月28日の早朝、鹿児島の知覧基地を飛び立った板津さんは、エンジントラブルで徳之島の海岸に不時着します。
その後、2度の出撃命令が出るも雨で中止になり、生き残りました。
とにかく生きたために、本当にもう、自分ほど不幸な者は、ほかの者はなかったという気持ちで、ずーっときとったわけ。
本当に自分で情けなかった。
といって、自殺するような勇気もなかったしね、情けなかったですね。
特攻隊員が次々と出撃した知覧基地の跡地には、今、のどかな風景が広がっています。
その一角にある、知覧特攻平和会館。
知覧から出撃した多くの隊員と共に、伸一さんの遺影も並んでいます。
特攻に出撃する1か月ほど前、思いがけず、兄が帰宅したことがありました。
夕ごはんを家族で食べておったときに、夕方の6時、7時ぐらいでしょうね。
家の戸、がらがらっと開いて、兄貴が入ってきたんですよ。
びっくりした。
そうしたら、父が伸一、何したんや!という大声を上げて、そうしたら、実は練習中に、飛行機が故障になったと。
そして突入する飛行機がなくなったので、取りに戻ってきたんだと。
家族と一緒の時間を過ごした翌朝、伸一さんは三重で飛行機を引き取ったら、特攻基地に向かう途中、ここに飛んでくると約束していきました。
そうしたら、5月の4日の日、爆音してきたんです。
そうして、木の陰から見てみたら、この飛行機だったので、あっ、これは兄貴だと思って、そうして、日の丸を長いさおへ、日の丸をつけて、それを屋根に上がって、屋根で振ったんです。
そうしたら、兄も分かったんでしょう。
翼を振りながら、この上、2回、3回、回り、旋回しまして、九州に向けて飛んでいきましたね。
雅也さんが見た兄の最後の姿でした。
24日後、敵艦に突入した伸一さんの遺書には、こう書いてありました。
では笑って往きます。
特攻機の護衛についていたという2人の兵士が、兄の死を告げに来たとき、母は、涙を見せませんでした。
5月28日早朝、出撃して、敵艦に見事命中したと。
母も、はたからね、よううれしい、手柄立ててくれたか、伸一と言うて、もう泣き顔じゃない、喜んで、そういう表情で喜んでいました。
雅也さんは、ふるさとで妻と暮らしています。
5人の孫と1人のひ孫にも恵まれました。
兄のことを思うたび、今の平和をかみしめます。
花を手向け続けてきた兄のお墓。
終戦から30年以上がたったとき、雅也さんは、ここで母、時代さんの思わぬ姿を見ました。
三十三回忌のときに、法事を家でつとめまして、そして家族で、この兄、伸一のお墓へ参りに来ました。
そして、母親がここでいつものように線香に火をつけて、こういうような形で、線香に火をつけて、ここへ立てたとたん、伸一!と言って、前へ泣き伏せてしまいました。
僕は心配になって、母に、きょうはどうしたんや?と尋ねたら、伸一は今までは天皇陛下、そして日本の国にあげた子やったんや。
三十三回忌目で、やっと、わしの子になったんやと言うて、ここへ泣き崩れてしまいました。
雅也さんが初めて母の思いを知った瞬間でした。
やっぱり自分が腹を痛めて産んだ子だったんだなと、僕もそのときは、つくづくと思いました。
家族の涙さえ奪った戦争から、69年がたちました。
こうして散ってしまわれた命はもちろんなんですが、抑えざるをえなかったご家族の悲しみであったり、あるいは、今、生きていることへの罪悪感であったり、いろんな尊い犠牲の上に今の私たちの平和というのがあります。
同時に、こうした戦争を直接知る方からお話を伺う機会というのが減っている、その現実と、私たちは向き合わなくてはいけま
和歌山県広川町の海水浴場で、3歳の男の子が溺れ、死亡しました。
遊んでいたゴムボートから転落したと見られます。
午後1時半ごろ、和歌山県広川町の西広海岸で、ゴムボートに乗っていた子ども1人がいなくなったと、海上保安庁に通報がありました。
行方が分からなくなったのは、大阪市に住む大谷凌也くんで、およそ50分後に、北に500メートルほど離れた別の砂浜で発見されましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。
海上保安庁によると、凌也君は当時、ほかの子どもたち5人とゴムボートに乗っていました。
いっしょに遊びに来ていた大人たちに押してもらい、200メートルほど沖で遊んでいましたが、いつのまにかいなくなっていたということです。
自分が所有する私道を塞ぐようにフェンスを設置して、通行を妨害したとして、工務店の社長の男が逮捕されました。
背景には土地の売買を巡るトラブルがあったと見られます。
道を塞ぐように立てられたフェンス。
ことし2月、この道の所有者が突然、設置しました。
学校へ行く子も通るしね、私ら、市場行くの、あっち行くしね。
足痛いのに、まわらないかんの。
通学路や駅に向かう道として、近所の人たちが30年以上、使っていた道路が封鎖されたことで、西側の大通りに出るためには、大きくう回する必要がありました。
付近の住民の通行を妨げていたフェンスが今、撤去されます。
警察はこの道にフェンスを設置し、人の通行を妨害したとして、道の所有者で工務店社長の吉野慎一容疑者ら2人を逮捕しました。
うれしい。
学校行くのに、20分ぐらいかかったけど、これ開いたら、15分で着くもん。
吉野容疑者は、この土地を近くの住民に高く売りつけようとしましたが、うまくいかず、嫌がらせのためにフェンスを設置したと見られています。
設置された場所は吉野容疑者の私有地ですが、過去の判例では公共性の高い私道で、通行を妨げ、有罪になったケースがあったということです。
吉野容疑者は、自分の土地に設置して何が悪いのか分からないと、容疑を否認しています。
このあとはスポらばです。
大会注目、
スポらば、中島キャスターです。
こんばんは。
高校野球は、智弁学園の主砲、岡本和真選手が登場。
大会注目の怪物の打席を、すべてお見せします。
また大阪桐蔭は逆転勝ちです。
高校通算73本塁打、プロ注目の怪物スラッガー、智弁学園、岡本。
チームバッティングをするだけなんで、しっかりそこを、自分の強い打球を見てもらいたいなと思います。
最後の夏なので、しっかり甲子園で、自分たち、勝っても負けても終われるので、しっかり全員で楽しみたいなと思います。
超満員のスタンドの前で、特大の一発を見せるのか。
1回、岡本、注目の第一打席。
こちらもプロ注目、明徳義塾のエース、岸に抑えられます。
3点を先制された智弁学園は3回、1点を返すと、なおもランナー2塁で、岡本の第2打席。
高めに入った球をはじき返し、タイムリーヒット。
1点差に迫ります。
岡本対岸。
3回目の対決は、6回。
この日、2本目のヒット。
智弁はこのあと、チャンスを広げると、犠牲フライに岡本がホームインし、1点差に迫ります。
しかし7回、明徳義塾は代打、田中。
3ランホームランなどで、この回、一気に4点を奪い、突き放します。
得点されながらも粘りの投球を続ける岸を攻略したい智弁は、8回、岡本の第4打席。
岡本は2安打2三振。
期待された一発を見せないまま、怪物は聖地を去ります。
もっとチームのためにやりたかったですけど、甲子園で終われたので、でも悔しいですけど、今まで、ここまでやってこれてよかったです。
もっと長く、野球をみんなとしたかったです。
突然の雨に見舞われた第2試合は、3年連続出場の大阪桐蔭が登場。
島根・開星に1回から5本のヒットを浴び、4点を奪われます。
しかし、大阪桐蔭はボークやエラーなど、相手のミスを逃さず、僅か4安打ながら、7点を奪い、辛くも逆転勝利です。
次はプロ野球です。
オリックスはツキを味方に西武に逆転勝ちで、4連勝です。
2点を追うオリックスは4回、4番ペーニャ。
豪快な一打で、まずは1点を返します。
その後、1点を追う7回は文字どおり、ラッキーセブンに。
ランナーを1塁に置き、打席には伊藤。
ここで西武の先発、岡本洋介がワイルドピッチ。
さらに。
なんと2球連続のワイルドピッチで、ランナーは難なく3塁へ。
すると打席の伊藤。
しぶとく食らいつき、同点に追いつきます。
3日連続の延長戦かと思われた8回、先頭打者は安達。
この当たりがラッキーな2ベースヒットに。
ここから打線に火がつきます。
ヘルマン、坂口、そして川端の3連続タイムリーなどで、一挙6点を奪ったオリックスは、引き分けを挟んで4連勝。
きょうから首位ソフトバンクと直接対決です。
以上、スポらばでした。
このあとは片平さんのお天気です。
あすのポイントはこちら。
大雨のおそれ。
では、お天気ナビの時間です。
片平さん、お願いします。
暑い夏こそ、辛いものが食べたくなったりしますよね。
徳島県美馬市では、激辛の薬味、みまからが作られています。
みまからは、特産の青唐辛子を使った薬味で、地元の主婦たちが町おこしのために、8年前に考えたんですね。
輪切りにした青唐辛子をお酒やしょうゆで作った特製の調味料で味付けし、じっくり煮たあと、かつお節を加えて仕上げるということなんです。
それを聞いただけでおいしそうですけれども、辛いだけでなく、うまみもあると評判なんだそうですね。
最近はちりめんをあわせたものや、みまからを使った焼き肉のたれも人気があるということです。
おいしそうです。
おいしそうですね。
さて近畿各地、きょうも蒸し暑い一日になりました。
この蒸し暑さ、この湿気が雨雲のもとになっているということで、きょうもあちらこちらで、急な雷雨になったわけなんですね。
あしたは近畿の広い範囲で雨が降りやすくなって、場合によっては、大雨になるおそれもありますから、十分に気をつけていただきたいなと思います。
そのあたり、きのうからの雨雲の様子を見ていただくと、近畿地方は雲の通り道になっているんですが、西のほう、九州の辺りで、きょうの午前中にぶわーっと発達した雷雲が発生して、それが東のほうへ進んできているという状況なんですね。
今、天気図を見ていただくと、近畿地方のすぐ北に前線が長々と延びていて、この場所が一番雨が降りやすいという所なんです。
あしたになるとどうなるかというと、あす朝9時の時点で、もう近畿のほぼ真上にやって来るんですね。
ですから、あしたのほうが、きょうよりも雨が降りやすくなりますし、しかも、南からは雷雲のもとになる湿った空気もたくさん流れ込むということで、こうなると、大雨のおそれも出てきているというわけなんです。
あしたはきょうよりも広い範囲で、そして、きょうよりも激しく雨が降るおそれがあります。
きょう、雨が降らずに済んだという地域でも、お出かけの際には雨具をお持ちいただきたいなと思います。
分かりました、詳しくお願いします。
そして今夜からあすにかけての雨雲の予想を見ていただくと、午前中は雨のやんでいる所も多いんですが、北のほうや西のほうから雨雲がだんだん近づいてきていて、ところどころ、黄色い表示や赤い表示も出ている状況なんですね。
雨が激しく降るおそれがあります。
あしたは大雨や落雷、そして竜巻などの突風のおそれもあります。
お盆休み最後の日曜日ということで、山や川のレジャーなど行かれる方、いるかもしれませんが、いつも以上に、特にお気をつけいただきたいところです。
では、全国のあすのお天気です。
あすは全国的に見ても、なかなか晴れそうもありません。
広い範囲で雲が広がりやすく、雨の降る所が多くなると見ています。
近畿地方もあすは雨が降りやすいとお考えください。
特に北のほうですとか、あるいは西のほうを中心に、雨足が強まるおそれがあります。
雨の降る確率は各地とも50%以上と高めの数字です。
降る時間帯にはどしゃ降りになって、雷を伴って非常に激しく降るおそれもあります。
十分な注意をお願いします。
あす朝の気温は、けさより少し低めですが、それでも27度前後ということで、今夜も寝苦しい熱帯夜という所が多そうです。
昼間の気温もきょうよりは少し低めですが、湿気が多く、あしたもだいぶ蒸し暑いと思います。
おしまいに週間予報です。
この先も当分は曇りや雨の日が多くなる見通しです。
大雨になる日もありそうですから、今後の気象情報にご注意ください。
では最後に、大きな動きがありました、連日お伝えしている兵庫県明石市のアカウミガメの卵の様子なんですが、これ、きのうの午後4時ごろの様子をお伝えしたんですが、皆さん、ちょっとご覧いただきたいんですが、現在、どうなっているか、画面ご覧ください。
ベビーラッシュを迎えている!
生まれてる!
生まれてる。
かなりいますね。
カメの形してますね。
これ、皆さん、カメの形しているの分かります、これ?
甲羅が見えますよね。
これ、甲羅じゃないですか?
ここにも、ここにもいますよね。
時折ね、ぴくってね、動いた!
動いた。
分かります。
という状況なんですよ。
すごい!
ほとんどがふ化しているという状況なんですね。
ということで、このウミガメたちのすぐそばに、取材に当たっている堀記者がいますので、早速、呼んでみたいと思います。
中継?
中継です。
堀さん、現在の状況を伝えてください。
私は今、明石市の望海浜に来ています。
さあ、こちら、ご覧ください。
ウミガメの赤ちゃんが、この下にいます。
この下か。
表面的にはなんともないですね。
こちらのフェンスが張られていたんですけれども、先ほど一番下の部分が外されて、いつでも赤ちゃんが海に向かえるようにと、準備万端ということです。
しかし、地表を見ると、まだ全く変化が見られません。
あの黒いカメラがある付近を見てみますと、あの付近がすり鉢状にくぼんでくると、100匹ほどの赤ちゃんが一斉に地上に出て、海に向かうということなんです。
くぼんでくる?
地上に出てくるのは、18日夜の可能性が一番高いということですが、早まることもよくあるということで、こちらの砂浜からまだまだ目が離せません。
以上、中継でした。
しばらく目を離さないでいただいていいですかね?
もちろんです。
分かりました。
堀さん、なんか音がしたりしますか?かさかさっていう音は?
音はね、聞こえないんですけれども、あまり赤ちゃんに振動を与えてはいけないと、皆さん、こっそり歩
(上沼)ありがとうございます。
・えみちゃ〜ん!よろしくお願いします。
(サブロー)よろしくお願いします。
2014/08/15(金) 17:54〜19:00
関西テレビ1
FNNスーパーニュース アンカー[字]【特攻隊の記憶を語り継ぐ▽智弁の怪物岡本登場】
戦後69年、戦場に散った若者たち、語り継ぐ特攻隊の記憶▽出るか特大の一発!?智弁の怪物岡本が登場
詳細情報
番組内容
新アンカーマン岡安譲が全国と関西のニュースを「わかりやすく」「現場からの視点」にこだわって伝える大型ニュース番組です。5時台では、個性豊かなコメンテーターが独自取材に基づきニュースをじっくり解説。6時台では、全国ニュースと関西の地元に密着したニュース、徹底取材した特集を伝えます。スポーツコーナーでは、プロだけでなくアマチュアも取材。天気予報は、ユーモアたっぷりの気象予報士片平敦さんの解説です。
出演者
【キャスター】
(関西テレビアナウンサー)
岡安譲
村西利恵
関純子
山本悠美子
堀田篤
坂元龍斗
中島めぐみ
【天気】
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スタッフ
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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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