第96回全国高校野球選手権大会[SS] 第5日 第2試合 第3試合 2014.08.15

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大会5日目、第2試合です。
この試合が始まる前には終戦記念日黙とうも行われました。
開星対大阪桐蔭。
前橋高校前監督松本稔さんをお迎えしてお送りしています。
1回裏に開星が4点。
大阪桐蔭がじわじわと追い上げて逆転。
7対5で、8回表です。
今日タイムリーツーベースヒットを打っています横井から始まります、大阪桐蔭。
四死球をうまく得点につなげ、さらには相手ピッチャーのボークで2点ということもありました。
大阪桐蔭、4安打ですが、確実に7点をとっています。
風は少し強い甲子園です。
雨はすっかりやんで、青空が見えています。
この第2試合は目まぐるしく環境がかわる展開ですよね。
そうですよね。
風が序盤から強くて、曇り空、そこから雨が降ってきて、今度はやんで青空です。
ここまでのゲーム展開をどのようにごらんになっていますか。
初回の4点は大きいという感じがしたんですけど、大阪桐蔭、全く動じず、じわりと追いついてきましたね。
しっかりとボールを見きわめて、フォアボール、ランナーが出て、非常に格好いいところを見せようとそういうバッティングはしませんね。
ボールを見きわめ、本当にしっかりと出塁をしてきます。
途中からマウンドに上がっていますエースの福島がバッターボックス。
開星の監督や選手たちが言っていたんですが、春も練習試合で大阪桐蔭と対戦して、すごいと思ったのはボール球に手を出してこないこと。
それだけ選球眼がいいということは、野球にとって一番大事な反射神経がいいといいますか。
バットをとめる能力、これがとても大事なんですけども、そういった能力が非常に高いです。
マウンド上の宮川君もこれで4イニングス目ですが、マウンドに上がってから打たれたヒットは3本ですよね。
非常に頑張ったいいピッチングをしていると思います。
3アウト。
逆転は許したんですが、その後スクイズを外したり、8回はしっかりと3人で打ちとったりと開星も非常に頑張っています。
この回は5番バッターの金築から。
松本さんがおっしゃっていた意味では対左バッターが3人ということですね。
この3人が今日は当たっていると思いますよね。
非常にバットも振れていると思いますので、この回が開星の勝負だと思います。
開星としてはどんな意識が必要ですか。
福島君得意なボールは右のスライダーですよね。
少しコントロールミスをしますとデッドボールになりますよね。
ですから、真ん中から外のボール、この辺りに狙いを定めたらいいと思います。
ピッチャーの福島は春に覚えたカットボールが左バッターには非常に有効だと本人は話していました。
福島君も対左バッターにどう投げようというのは十分研究をしていると思います。
少し狂うとこういう形になります。
先頭が出塁です。
左への攻めということで、大阪大会準決勝履正社に対してカットボールで左バッターを抑えられたので、非常に自信になったと言っていました。
宮川、島根大会では3番を打っていました。
高めに浮きましたよね。
このゲーム、かなり開星の山内監督も強気の攻めを見せていますが、1ボール2ストライク。
開星も大阪桐蔭を相手に自分たちの野球、打っていく野球というものを見せています。
38歳の山内弘和監督。
ノーアウト3塁1塁。
うまく打ちました。
タイミングが完全に外れましたが、ここからリストですよね。
最後は右手1本。
低めのチェンジアップでした。
さすがですね、この辺は。
なかなか、6番ですが、すばらしいバッターです。
ノーアウト1塁と3塁です。
バッターは石原司。
点差は2点です。
初回にタイムリーヒットが1本。
2点のリードがある大阪桐蔭は、ここは当然内野は前には来ません。
低めスライダー。
石原君はインサイドが強いですよね。
1アウト。
そのインサイドでしたか、今のは。
そうでしたね。
その前のスライダーの空振り、これがちょっと頭に残ってたんでしょうかね。
気になっていたかもしれません。
今度は右バッターです。
タイムリー2本の恩田。
先発としてマウンドに上がって、途中からはファーストに回っています。
ここは1アウト1塁3塁、2点ビハインドですから、開星の山内監督も非常に攻めるのが難しい場面ですよね。
1塁ランナーを動かしたい場面ではありますが、ピッチャーの宮川君。
とにかくどんどん思い切って打っていこう、そんな姿が見えます。
デッドボールですね。
満塁です。
1アウト満塁です。
大阪桐蔭のほうは大森が球審に確認に行きました。
恐らくバットを振ったのではないかということだと思います。
ここは判定、デッドボールで満塁。
9番の田村に回ります。
今度は開星の山内監督が1塁ランナーを代えます。
背番号18。
1塁ランナーは逆転のランナーになります。
満塁、8回裏。
ここは田邨君、3三振なんですけど、気合いが入っています。
内野ゴロは打ちたくないですよね。
アウトは1つ、これで1点差。
7対6、開星が今度は迫る。
2アウト2塁1塁ランナーが残りました。
ベースを踏んで1塁へというイメージだったでしょうか。
開星についていたということですね。
開星が今度は追う立場。
1番の黒田、キャプテンです。
バッターの黒田は言っていましたが、今日は失点は覚悟。
ビッグイニングをつくらせない。
それ以上に、僕たちが点を取るしかないと話していました。
その言葉どおり、7点は奪われてはいますが、ビッグイニングはつくらせていません。
2ボール2ストライク。
甘いボール、危ないボールでしたね。
2塁ランナーがかえれば同点、1塁ランナーがかえれば逆転です。
守りました。
開星1点どまり。
点の取り合いです。
本当にこの大会は点のとりあいが多いです。
開星も1点を返しました、これで7対6です。
そしてピッチャーが代わりますね。
ライトだった持田がピッチャーに回りました。
開星の三本柱の最後の1人、持田隆宏がマウンドに上がりました。
そしてピッチャーだった宮川はファーストに入ります。
8番の恩田のところには上原、上原のところに高井が入っています。
1点差に迫って3番でピッチャーという展開です。
持田君ができれば三者凡退ですよね。
非常に大事な役割の3番手投手です。
ただ、大阪桐蔭も1番の中村からですね。
非常に見ごたえのあるゲームになりました、8回裏。
7対6。
ここで球審が。
注意を与えました。
持田は、本人が言っていましたが、ストレートの球速、マックスは144キロ。
いいボールが行っています。
まずはシュートぎみに落ちるスプリットがあるというふうに言っています。
1アウトをとりました。
真っすぐには自信がありそう。
ライトには高井洸希、3年生が入っています。
峯本に対して緩いボールです。
2段モーションになっているという指摘ではないでしょうか。
これがいけないよという指導じゃないでしょうか。
それでもしっかりストライクをとります。
非常に軽やかに投げていますけどね、140キロ超え。
非常に左足への重心移動がうまいですね。
島根大会の決勝でも2番手で登板して、左足股関節周辺、非常にいい動きをしています。
峯本の大きなセンターフライ。
2アウトをとりました。
この後開星は2番からという打順が待っています。
3番の香月。
コントロールも非常にいいですね。
そしてスナップ動作ですね。
非常にいいボールを投げますね。
手首の力ですか。
最後は肘が伸びてスナップ、リストがしっかり使える、これがスローイングにはとても大事ですが、その辺りの強さを感じます。
一度靴ひもを結び直します。
バックに声をかけます、開星。
さすがの大阪桐蔭打線も少し刺しこまれていますね。
2番の峯本君いい当たりでしたが、少し押し込まれた分だけ、フェンスの前でとられました。
空振り三振。
力のあるストレートで大阪桐蔭1番から3番を9回裏です。
開星、2番から。
大阪桐蔭、2番手、エースナンバー福島。
石原大暉です。
ヒットはまだありません。
1アウト。
そして9回表、見事なリリーフ、3人を打ちとった、持田がバッターボックスに入ります。
点差はわずかに1点です。
この後は4番、主砲池田にも回ります。
記録はヒット。
今の打球ですが。
その前ではねたんでしょうかね。
まだまだ分かりませんね。
これで4番の好打者、池田君、次が左バッターに回りますから。
マウンド上の福島がセットポジションでコントロールを乱すような感じがありますね。
この後は5番の金築です。
4番、池田。
この甲子園まだノーヒット。
2アウト。
大きな当たりではありました。
捉えたかに見えたんですが。
ひやっとしましたよね。
やや上半身だけで打ちには行ったんですけど、なかなかパワーがありますね。
9回2アウト。
声を絞り出し、開星の選手たち。
5番の金築。
3アウト。
7対6。
3年連続の甲子園。
2年前の覇者、大阪桐蔭。
逆転で苦しみながらも初戦突破。
7対6。
最後まで開星も存分に戦い抜きました。
試合終了は2時39分でした。
終戦記念日の甲子園。
プレーボール前、黙とうも行われた甲子園。
両方の球児たちが全力でこの甲子園を走り抜けました。
3年連続のこの夏の甲子園。
またしても校歌が響きました、大阪桐蔭です。
春夏通じて14回目の甲子園で、初戦敗退というのはわずかに1回だけ。
接戦にはなりました。
4点を追う展開にはなりました。
それでもやはり強かった。
そして開星も自分たちの野球を貫きました。
大阪桐蔭を相手に決して打ち負けたという印象はありません。
ヒットは10本。
わずかに1点及びませんでした。
背番号3の宮川。
2番手ピッチャーとして本当によく投げました。
大阪桐蔭、最後はエースの福島が、ピンチはあったんですけど、しっかりしのぎました。
背番号1、エースの意地でしょうね。
4点を追う展開にはなった大阪桐蔭ですが、攻撃力ですよね。
2回以降、ごらんのように。
早い回で1点差、そして追いついた、この辺が大きかったですね。
あせる気配は全く見られませんでした。
しっかりと四死球を選んでそれを得点に着実につなげていきました。
ヒットは4本、大阪桐蔭打線にしてみれば物足りないんでしょうけど、8個の四死球をもらってるんですね、これが大きかったですね。
ボール球を振らない、それに徹したそれが強みでしたね。
宮川君も頑張りました。
島根大会を勝ち抜いてきた、自分たちの野球を存分に見せてくれましたよね。
恐らく継投も予定どおりだったと思います。
なかなかの力強いバッティングでした。
2番手の宮川の涙が非常に印象的ですね。
振り返ってみますと、ボークをとられて得点された、2失点ありましたか、これで。
この辺りが最終的にはひびきましたね。
これで2回戦の組み合わせというのが、ゲームの勝者というのは、これで明徳義塾対大阪桐蔭という対戦が決まりました。
3年連続の対戦になるんですよ。
2年前は準決勝で当たりまして、去年は3回戦で当たったんです。
まだ当たるには早いというカードになりますね。
大阪桐蔭の選手たちは去年は明徳義塾に敗れて、3回戦敗退、夏連覇ならなかったという思いがあるでしょうからね。
7対6というゲームでした。
大阪桐蔭は投手陣で言いますと、田中、福島へのリレーでした。
田中君もコントロールに苦しんだ場面がありましたが、西谷監督がよくあそこまで引っ張りましたね。
自分たちの打線が何点ぐらい返せるのか、田中の状況、福島の気持ちを見ながらなんでしょうね。
田中君も中盤、落ちついたピッチングになりましたね。
勝った大阪桐蔭からまずはグラウンドを後にし、その後、開星がグラウンドを後をすることになります。
涙はとまったか、宮川。
この大阪桐蔭の打線が明徳義塾の岸投手に対して、今年はどう対していくのか注目ですが。
おもしろい対戦になりますよ。
開星はベンチ入りメンバー18人のうち3年生は5人。
2年生は3人。
間もなくインタビューです。
勝ちました大阪桐蔭、福島投手です。
おめでとうございます。
苦しいゲームでしたが、どういう気持ちですか。
先発の田中が調子が悪くて、いつでも行けるようにしておけということで準備をしていました。
1回に4点を取られたときにはどういう気持ちでしたか。
田中がこんなに失点することはなかったので、甲子園は雰囲気が違うのかなと思って、田中がかわってもいつでもいけるように準備していました。
リードしての登板になりました。
接戦で味方が2点を取ってくれたので、すごく楽というか、2点あるんだから余裕を持ってという気持ちで入りました。
どういう気持ちでマウンドに上がって、4回、結局打たれたヒットも2本で抑えました、自分のピッチングはできましたか。
少し球が浮いてて、ボール自体は走ってると思うんですけど、球が浮いていたので、丁寧に投げようと思って投げました。
9回は1アウトからランナーが出て、大きなフライが上がりましたが。
打たれた瞬間はやばいと思ったんですけど、青柳がすぐに落下地点に入ってすぐにとってくれたので、感謝しています。
厳しいゲームを乗り切ったというのは大きいんじゃないですか。
接戦になるとは思ってたので、準備はしていたんですけど、甲子園は雰囲気も違いましたので、自分の投球ができるかどうか不安だったんですけど、いつもどおり投げれたのでよかったかなと思います。
改めて、チームのこの夏、初戦を突破しました。
この後どういう戦いをしたいと思っていますか。
2年前に甲子園で優勝して、自分たちは1年生で見ていたので、もう一回優勝したいという気持ちで入って、初戦をとれたので、ここからまた勝っていきたいです。
野球ノートの中にぜひ先発させてほしいと書いたらしいです。
先発の夢はかなわなかったんですが、しっかり仕事をしました。
今日は先発以上にリリーフのほうが役割が大きかったかもしれません。
前橋高校前監督松本稔さんのお話でお送りしてきました。
次の一戦、さらに楽しみですが。
本当に初戦は緊張したと思いましたが、ホッとしたと思います。
大阪桐蔭が開星を破った一戦をお伝えしました。
前橋高校前監督松本稔さんのお話でした。
ありがとうございました。
失礼しました。
甲子園球場は大会5日目。
第2試合、開星対大阪桐蔭の試合が終わったところです。
ABCアナウンサーの角野友紀です。
甲子園球場にある特設スタジオから皆さんにお届けしています。
第2試合のねったまアルプスリポートの2人も来てくれました。
テレビ朝日新人アナウンサーの草薙和輝です。
ABCアナウンサーの北條瑛祐です。
2人には後ほどアルプスの様子をお伝えしてもらいます。
第2試合のハイライトです。
5番、金築君。
2点を先制。
さらに連打でこの回、4点を奪います。
3回表、大阪桐蔭はランナーを1塁に置いて峯本君。
4対3と1点差に詰め寄ります。
5回表。
大阪桐蔭は1塁3塁とチャンスをつくると、宮川君がボーク。
大阪桐蔭5対5の同点に追いつきます。
6回表。
大阪桐蔭はランナー1塁2塁で2番、峯本君。
セカンドゴロに倒れましたが、併殺を狙ったショートが悪送球。
勝ち越しに成功します。
9回裏。
同点のランナーを1塁に置いて、金築君、あと一歩ならず。
大阪桐蔭が初戦突破です。
大会5日目、第2試合は7対6で大阪桐蔭が勝ちました。
勝ちました大阪桐蔭は大会9日目第3試合で明徳義塾と戦います。
関西勢初勝利の大阪桐蔭、次は明徳義塾との戦いなんです。
昨年甲子園で敗れた明徳義塾に森君のお母さんが当たって、ぜひ勝ちたいと言っていたので、注目の試合です。
草薙アナウンサーは開星のアルプスから、野球部員の皆さんを紹介してくれましたね。
40人全員に。
どんな行進だったんですが。
腕をしっかり上げまして、全員で声をそろえるそうです。
毎日練習で行進の練習があるそうです。
そこの行進から入っていくと。
北條アナウンサーは大阪桐蔭アルプスから、藤浪投手と森友哉選手のお父さんと、峯本君のお母さんを紹介してくれましたね。
峯本君から手紙をもらっていたんですね。
バッターボックスに入る前はアルプスを見るようにするねというメッセージが込められていました。
峯本君は去年2本のランニングホームランを打っていました。
この後の打席にも注目です。
続いては夏のあとがきです。
愛媛代表小松。
初めての夢舞台で経験した、大歓声と負けた悔しさ、改めて仲間の大切さを知りました。
9回3点リード、勝利までアウトカウント、あと1人。
甲子園は彼らに試練を与えた。
まさかの4失点。
逆転負け。
小松高校の選手の皆さん、1年間ほぼ毎日やっていたというウエートトレーニングの成果があらわれた全力のプレーが印象的でした。
次は二松学舎大付属対海星の一戦です。
少しお天気が心配でしたが、もう大丈夫かと思います。
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浜風が吹いて、朝から雨が降りしきり、時折晴れ間も見えて、甲子園球場は忙しい1日になっています。
もう既に1回戦が終わりました。
ここから、加速度的にどんどん日程が進んでいきます。
大会5日目、第3試合が始まります。
東東京代表、二松学舎大付属高校。
長崎代表、海星高校。
ここから2回戦が始まります。
この放送放送席のお話は、東洋大姫路高校で監督を務めていらっしゃいます、藤田明彦さんのお話、実況ABC山下剛でお送りします。
よろしくお願いします。
初日、第1試合からもういきなり満員通知でした。
先ほど大阪桐蔭が勝ったことによって、これで3年連続、明徳義塾と大阪桐蔭ということになりますね。
ここからは、二松学舎大付属と海星、非常に似たようなカラーのチームです。
まず早速アルプスの模様を聞いてみましょう。
3塁側、海星高校サイド、ABC川添佳穂アナウンサーです。
長崎の名所オランダ坂の上にある海星高校。
海星高校。
今年の野球部をかえたのが坂ダッシュでした。
坂ダッシュで培った自信と根性でこのまま頂点へ駆け上がります!ありがとうございました。
オランダ坂の上にあって、学園内も非常に坂が多いそうです。
1塁側二松学舎大付属高校。
ABCヒロド歩美アナウンサーです。
初出場の二松学舎大付属ですが、何と2つ今年から変わったことがあります。
1つ目は、今年から人工芝の球場ができたこと、もうひとつは、野球部のためのコースができました。
それから力を入れて、甲子園に向かって頑張りたいというふうに言ってくれました。
アルプスは今このような感じで、空があやしいですが、みんな一生懸命頑張りたいと伝えてくれました。
試合中もアルプスの熱気を伝えてもらいたいと思います。
今日は午前中というか、朝のうちから雨の影響もあって水まきがありません。
放送席お話東洋大姫路高校で監督を務めていらっしゃいます、藤田明彦さんのお話で、大会5日目、第3試合です。
夏初出場の二松学舎大付属、3年ぶりの夏の海星。
チームデータ面で見ても、同じような数字が出ています。
お互いに下級生が中心で、ピッチャーはほぼ継投で勝ち上がる。
お互いに地方大会かなり苦しい状況を勝ち上がったと。
本当に同じようなチームカラー。
例えば、二松学舎大付属は、メンバーのうち9人が下級生、海星も8人が下級生、こういったお互いに似たようなチームカラーだなというのはそれぞれの監督さんからの話でも伝わってきました。
選手たちが準備を行っています。
2回戦が始まります。
場内の音とあわせてまずは守ります、二松学舎大付属を紹介しましょう。
コントロールのいいピッチャー、どのタイミングで継投するかが注目です。
監督の市原勝人監督は、82年にエースとして選抜出場の経験があり、準優勝でした。
甲子園で完封という経験もお持ちです。
大黒の東東京大会の成績はご覧のようになっています。
試合が始まりました。
長崎海星高校は出塁の非常に高い中嶋です。
先ほど共通項をお伝えしましたが、この両チームはどんな戦いになると思いますか。
私は5点が勝負になると思います。
そういうふうに考えています。
データからいくと、長崎海星高校の加藤監督、何とか5点以内とおっしゃっていたんですよ。
お互いにちょっと四死球が多いと。
データを見てますとね。
守ります、二松学舎大付属サイドの市原監督、加藤監督は5点が勝負のラインになる、市原監督は接戦になるのではないかと。
エラーをしないフォアボールを出さないと。
大事なところですね。
お互いに今日が大会5日目になります、2日の順延もありました、1週間待っての初戦です。
体調面が一番気になりますね。
そういう意味では、地方大会から間があいていいのかなと思いますが。
あき過ぎるとよくないですね。
大黒、自己最速は145キロです。
キャッチャーは1年生です。
大きく目を見開いて、元気よくリードします。
高山が出塁してバッターボックスは峯脇です、地方大会はハイアベレージ、右バッターです。
逆を突いた!なかなか2年生が多いチームの中で、どかっと、エースナンバー1番、大黒がマウンドの中央から冷静でした。
スライダー、カーブ、チェンジアップが武器です。
ストレートとかなり差がありますね。
とにかく緩急をカーブでつけていきたいと、大黒は話をしていました。
浜風の強い甲子園球場。
打球は芯ではなかった分、ライト前に落ちました。
お互いにフォアボールがありました。
逆に走塁ミスがありました。
今のは痛いですね。
たらればということを考えてはいけませんが。
注目の平湯です。
二松学舎大付属は、この平湯君は絶対にとめたいという話でした。
地方大会、7打点はチームトップ。
178センチ、84キロの2年生の4番。
何でも、中学シニアリーグの日本代表の4番に座っていた選手だそうです。
雰囲気がありますね。
腰が据わっていいですよね。
その平湯をしっかり抑えた二松学舎大付属、守る長崎海星。
ピッチャーは石場です。
桑原がキャッチャー。
注目の4番平湯です。
長崎海星は、石場から、吉田へのリレーがどのタイミングでかわっていくかが注目です。
長崎海星高校、率いるのは加藤慶二監督です。
マウンド上はピッチャー石場、2年生です。
背番号11。
スライダー、カーブ、チェンジアップ、カーブが持ち味と聞いています。
こちらも下級生、2年生バッテリーです。
初球は得意の変化球。
末松は50メートル、5秒8の俊足です。
1アウト。
いいところに決まっていますね。
にこにこしながら、待ったということもあって、早くこの甲子園でプレーしたいという思いがあったんでしょうね。
以前私どもの中継で話を伺ったんですが、なかなか昔は、こんな笑顔を浮かべたプレーというのはなかったと。
92年の明徳義塾というのは初戦で、松井選手の敬遠という事がありました。
勝負に徹しての、勢いに乗る明徳義塾を下して、ベスト8になりました。
1回と同じような展開になりましたね。
長崎海星は1回、ランナーを出しながら牽制タッチアウトというプレーがありました。
守りのミス。
やはり立ち上がりのミスというところが1つ、まずは序盤の鍵になっていきそうです。
ちょっとしっかりと腕が振れなかったというか、置きに行った送球になりました。
いきなり立ち上がり、背番号10をつけた小川直弥選手がマウンドに行って、監督の言葉を伝えています。
チーム1のムードメーカーだそうです。
3番打撃絶好調のキャプテン竹原に送りバントを命じてミスを呼び込んで、小峯がバッターボックスです。
1回ですが、ここは前進守備…。
中間守備ですね。
当たりによっては、ですね。
センターの守備位置が深いですね。
ご覧のようになっています。
二松学舎大付属高校、4番の小峯。
二松学舎大付属は、東東京大会決勝戦、あの帝京高校を相手に大激戦を演じまして、その時に2度同点に追いついて、延長戦に持ち込んで、最後は竹原の決勝打で勝ったというゲームがありましたが、その2度目の8回、ぎりぎりのところでの同点、小峯のバッティングが光りました。
サード強襲のヒット。
9打点はチームトップです。
1点は与えてしまいましたが、次の2点目の阻止に向けてはいいプレーでした。
まず、よくとめました。
冷静に判断してサードに投げました。
1点は先制しましたが、この動き。
ショートの高山。
2アウトからですが、改めてチャンス拡大という二松学舎大付属です。
今度は二松学舎大付属、市原監督が今日のキーマンの1人に挙げていた、秦です。
高校通算練習試合含めて56ホーマー。
ただ、地方大会ではなかなかいい当たりがなかった、状態が上がらなかった秦です。
ただ、ここのところは本当にミートの確率が上がった、打ち損じが減ってきたと言っています。
56ホーマーの男が6番ですからね。
ここも特にセンターが守備位置を深くしています。
今日は浜風が非常に強い甲子園球場です。
この風ですので、右の長距離砲にはバッテリーとしては注意が必要でしょうね。
立ち上がり2球をご覧になって、変化球がよさそうだとおっしゃったんですが。
スライダーはいいんですが、真っすぐの制球が定まっていませんね。
右バッターは外のチェンジアップ。
スライダー、カーブ、チェンジアップ。
非常にテンポのいいピッチングが持ち味なんですが、今日は立ち上がり、ランナーを背負っての投球になっています。
フォアボール。
満塁になりました。
ちょっと2年生本来の姿を取り戻せていないと。
1年生ながらマスクをかぶる今村です。
1年生のバット。
嫌な流れもあったところをこの1年生のバットで流れを取り戻しました。
二松学舎大付属が3点目を上げています。
相手の好守備もありまして、ランナーが前の塁で刺されてしまう、そんな事もあったんですが。
逆球になりましたね。
中に入りましたね。
お互いに下級生が多いですし、今打ったのは1年生。
何か、わあっと行く雰囲気があります。
3アウトになりました。
先ほどもリポートがありました。
学校は長崎の観光名所として名高いオランダ坂の上にあります。
階段だらけで、練習場は30分かけてグラウンドまで行って練習するそうです。
海星高等学校。
1976年、では、ベスト4まで進出しました。
1年後輩にはタイガースでおなじみ平田勝男さんがいらっしゃいます。
3点を追いかけての攻撃。
カーブが持ち味の大黒。
そして、受ける1年生キャッチャーの今村がタイムリーヒットを打ちました。
よく我々も、バッテリーに打たせたら乗ると言いますが、キャッチャーもそうですか。
同じですよ。
具体的にリードが変わるんですか。
積極的になるんじゃないでしょうか。
えてしてそういう事になると、逆に打ちづらくなるということもよく聞きます。
得意のカーブは投球の1割程度という大黒。
カーブで緩急をしっかりつけたいと話していた大黒一之。
長崎海星サイドの加藤監督は、大黒君のローボウルを捨てて浮いたボールを打ちたいと話していました。
フォアボールです。
長崎海星は、6番の服部。
桑原が出塁で服部。
服部も1年生です。
今回のスターティングメンバーの中でも、1年生が1人2年生が5人。
東洋大姫路を率いる中で下級生中心のチームはありましたか。
ないですね。
今村が落ちついてボールをとっています。
送れません。
もったいないですね。
大事にしたいんですが。
あるいは、この甲子園という舞台で、ちょっと相手チームは若い選手が多いなという経験はどうですか。
それはあんまりないですよ。
やっぱりこれだけ1、2年生を中心とするチーム自体が珍しいんでしょうか。
そうですね。
何とかセカンドにランナーを進めたい場面ですねここは。
次は、8番ですが、スイングに迷いがない村上です。
本田はバントの構え。
先ほどランナーが牽制で殺されていますので、離塁が小さいですね。
投げるたびに大きな声が上がります。
よいしょと、ピッチャーですよね、大きな声を上げています。
長崎海星としては、1回は走塁ミス、牽制タッチアウトがありました。
その直後守りの送りバントの処理のミスから、これが失点につながってしまいました。
何か1つ、自分たちの腰を据えた戦いを取り戻したいゲーム序盤です。
ボールが重いですよね。
右バッターのふところに厳しく来ます。
変化球で三振。
今村がボールをとっています。
重いボールというのは物理的には何なんでしょうね。
体重が乗っているというか…。
スライダーという表現でしょうか。
カーブは本人、90キロということですが。
独特の構えをとる村上に1球、これもスライダー。
村上は背番号二桁の3年生。
確かに、ミットの音がスパンというよりもドスンという印象がしますね。
176センチで82キロ。
厳しく攻めます。
コントロールはどうでしょうか。
大分定まってきているんじゃないでしょうか。
チームの中でも、非常にコントロールのいいピッチャーという話ですが、徐々に本来の持ち味が出てきているようです。
三振。
3アウトになりました。
攻守学校の校舎は東京都千代田区。
学校の近くには靖国神社、日本武道館、そういった施設が近くにあります。
つまりは東京のど真ん中です。
こちらも練習場までは随分距離があります。
OBにはミスターロッテの初芝清さんがいます。
春は4回、夏は初出場。
3点リードで9番の三口からです。
3点取られてしまいましたけれども、海星高校の2年生の先発石場も、まず何とか自分のペースを取り戻したいですね。
やっぱりストライクを先行させないとだめですね。
とにかく地方大会もそうでしたが、よかったのは、自分のテンポのよさが出せたと、手ごたえを感じているそうです。
そして、海星は守備がかわりました。
ノーアウト、ランナー1塁です。
背番号3、平湯がファーストに回って、そしてサードに原田が起用されています。
送りバント成功です。
確実に送ってきますね。
1アウト2塁です。
2番の北本です。
二松学舎大付属は地方大会を通じても犠打は全部21です。
堅実に進めてきます。
サードキャプテンの原田が途中から行きました。
途中から出場するのはもともと多かったそうです。
本人いわく、甲子園の雰囲気にびびっていますと。
甲子園はすごいところだなと感じているそうです。
キャプテンです。
2アウトまで来ました。
今のようにどんどん攻めていったほうがいいと思いますね。
クリーンナップです。
第1打席は送りバントを決めた竹原です。
投球の7割がスライダーです。
真っすぐを取り戻せたらと…。
そう思います。
お話は東洋大姫路監督藤田明彦さんです。
はじいた。
4点目。
どうした長崎海星、自分たちの本来の動きができません。
守りのミスが得点に直結してしまっているというここまでです。
どうだったんでしょうか。
もう少しこんなふうにグラブを出したかったとかありますか。
手をもう少し前に出せていたらよかったと思います。
二松学舎大付属は、打線がつながりますね。
地方大会、全部で64安打、そのうち、長打が14。
決して多くない数字ですが、つなげてくるという、二松学舎大付属の攻撃なんですが。
スイングそのものは非常にコンパクトですね。
こちら、一瞬プレーがとまりました。
2年生の5番岡田です。
左バッターは打線の中で2人だけという二松学舎大付属。
この真っすぐはシュートっぽく見えているんですが。
ナチュラルですね。
さすがに立ち上がりスライダー7割は…。
多いと思います。
2年生バッテリー、石場と桑原です。
しっかりと守って、自分たちの攻撃につなげていきたい。
背番号11番の先発の石場、この後3年生の先輩リリーフの吉田が待っています。
先輩吉田さんが抑えてくれるという気持ちがあるので、しっかりと自分のピッチングをしたいと話していた石場です。
しっかりと守りました。
ショートの高山。
ただ、この回海星高校守りのミスが点につながってしまいました。
長崎海星高校4点を追いかけます。
チームを率いる加藤監督。
ご自身も選手権ベスト8の経験をお持ちです。
5点以内という目標に近づいています。
お話は、長崎海星とも対戦の経験をお持ちです、藤田明彦さんです。
あの時は、両チーム、いい選手がいまして。
現在西武ライオンズの長江選手。
140後半を投げました。
その時、東洋大姫路には原樹理選手がいました。
立ち上がり、うまくいかない思いがありましたが、石場が元気よく2塁を陥れています。
バウンド変わったにせよ、物すごい当たりでした。
地方大会、9打数1安打ですよ。
どこがですかというすばらしい当たりでした。
打順はトップの中嶋。
ノーアウト2塁。
ライトは前に守っていました。
話聞く前に結果が出ました。
積極的です。
バントの気配なしです。
もちろんしっかり送る、あるいは強攻策両チームの監督、信頼、思いがあると思いますが、ここはバットを信頼しての。
上位打線ですし。
バッターボックス、長崎大会2番ながらアベレージの高い高山です。
初球攻撃。
落ちます。
長崎海星反撃開始。
下位打線からの3連打。
2年生石場ツーベース、積極的ですね。
そして、攻撃の伝令を送りました、海星高校加藤監督。
ノーアウト1塁2塁、3点差、ゲーム序盤の3回。
打たせるぞということでしょうか。
送りはないと。
はい。
バットを立てています。
バッテリーが1度プレートを外しました。
どう動いてくるか。
峯脇は勝負強いと信頼を集めている3番バッターです。
セーフティーぎみですけど。
監督からのサインだけではなく、実際に背番号13番の村上選手を送りました。
3連打で反撃の1点を上げている長崎海星がなおもノーアウトでチャンス。
いいバント。
ポイントゲッターの峯脇にバントを命じた加藤監督です。
今日は1回の守り、自分の悪送球がきっかけで、相手に1点を献上してしまいました。
平湯蒼藍。
スタートは切れない。
ちょっと首、うなだれるようにしてベンチに戻っていきます。
ちょっと打ち損じましたかね。
行っていいボールなんですね。
はい。
5番の桑原。
好きな言葉は、一意専心。
マウンドをにらみつけるようにしています。
もう1点欲しいところですからね。
すばらしいボール。
ピンチを迎えたバッテリーの様子はどうですか。
落ちついていると思います。
そういうふうに見えます。
1年生がサインを発信して、3年生がそれを受け取ります。
バッテリーは勝負を焦らないことですね。
4番バッター平湯君の前にランナーを出さないようにと話していたバッテリー。
その4番の平湯を抑えました。
逆に海星は桑原が流れを戻せるか。
三振、1年生キャッチャー、3年生エース市原監督の試合前の話です。
先発の大黒は6回から7回まで投げてくれれば継投もスムーズに行くだろうと。
ご自身甲子園、監督として初采配。
入りました!!物すごい当たり!この市原監督は、今日キーマンに挙げていた大きな体の秦匠太朗ホームイン!高校通算57本目!よくバッテリーは、高めのボールは危ないなんていう事を言われますが、低めのボールをパワーで持っていきました。
すごいですね。
バッテリー、どうですか。
投げ損じてないと思いますよ。
秦君が怪力なんですね。
184センチ、97キロ。
ご覧のような今日の浜風です。
なかなか自分の落ちつき、本来のピッチングを取り戻せていない石場。
ライト前。
決して地方大会、長打は多くなかったという二松学舎大付属高校。
本当にコンパクトですね。
そうですね。
地方大会の好調そのままに第1打席ヒットを打っているという三口が。
足が速いです。
速いですね。
50メートルは6秒3。
今に全てをという言葉が好きなんですと話す三口です。
1年生です。
高校入って、いきなりの甲子園、うらやましいですね。
そうですね。
接戦に持ち込みたいと話した市原監督ですがまずは序盤からペースをつかんでいます。
最高のボールで三振に打ちとりました。
今日の中で一番いいボールですね。
外への…、チェンジアップ系ですか、真っすぐですか。
ナチュラルでシュートしたと。
ゲーム開始当初から藤田明彦さん、何とか真っすぐを取り戻すのがいいんじゃないかというお話です。
打順はトップにかえって末松。
少し先ほどよりは真っすぐの割合が上がってきました。
真っすぐと変化球をうまく使って追い込めると状況は変わってくるでしょうね。
できれば、今日のピッチングは初球からストライクをとってテンポよく行きたいと話した石場。
惜しいボールです。
その変化球が多い石場のボールを同じ2年生の桑原が体でとめています。
今のはチェンジアップが力みましたね。
回りました!しっかりと後続を抑えました。
しかしこの回二松学舎大付属、怪力の秦、ABCの携帯スマートフォンサイトでは今大会のハイライト動画などを配信しています。
アクセスしてみてください。
開幕5日連続で満員通知の甲子園球場ですが、先ほど3時35分、満員通知が解除となりました。
まだまだゲームは序盤です。
バッターボックス、6番服部から攻撃が始まる海星高校。
4回です。
もう一度4点差を詰めていきたい海星高校です。
大黒選手攻略にはどんな事が大事になるでしょうか。
変化球を狙ったらいいのかなと。
ランナーがいない場合はですね。
左バッターはオーソドックスに打っていけばいいんじゃないでしょうか。
この試合だけではなく、少し甲子園球場、グラウンドのあやというところも…。
守りづらそうですね。
今大会直前はずっと雨が続いて、阪神甲子園球場が天下に誇る阪神園芸の皆さんの熱心なグラウンド整備もあるんですが。
カメラ席ジャンプ!!危ない危ない。
ぴょんと飛び越えていきました、ファーストの小峯です。
甲子園球場というのは、こういう場所なんでしょうね。
打席は本田です。
2アウトになりました。
まず序盤から中盤にかけては東東京代表、二松学舎大付属高校がペースをつかんでいるというところ。
このカーブですね。
これで緩急をつけたい大黒です。
この回は残念ながら三者凡退に終わった長崎海星。
4回表まで終了しています。
96回目の夏。
今日は第1試合、本当にスコアこそ10対4になりましたが、中盤までは非常にレベルの高い息をのむような名勝負です。
第2試合も、大阪桐蔭、優勝経験が何度もある大阪桐蔭、島根開星、1点をめぐる好ゲームです。
今大会は近畿勢が苦戦4連敗で大阪桐蔭がようやく勝ちました。
近江高校を待つと。
九州勢も苦労しています。
九州国際大付属、佐賀北、大分、宮崎日南学園が敗れました。
鹿児島鹿屋中央が勝ちました。
城北、沖縄尚学の登場を待ちます。
本当にコンパクトですね。
秦のホームランはあったんですが、基本的にはつないでいこうと。
1回も2アウトからの得点というところもありました。
あの外のボールを打たれたら投げるボールがなくなりますね。
今大会の傾向は、かたや、北信越勢が5連勝。
ここはチャンスをつくります。
これは史上初のことです。
そして、ここは二松学舎大付属がチャンスをつくりあげたところ、マウンドかわります。
5点勝負と読んでおられましたから、6点目はやれませんからね。
2年生石場、なかなか本来のピッチングすることができなかった中、先輩吉田にバトンをつなぎます。
地方大会も石場から吉田へというリレーでした。
吉田がことごとく締めてきました。
石場からは、さんづけはしますが、敬語はないそうです。
これはチームカラーだそうです。
時代が変わりましたか。
変わりましたね。
ただ、それは、吉田のほうから、もう敬語を使わないでくれと。
先輩のほうから言ったそうです。
これがチームの和につながっていると、吉田は穏やかに話してくれました。
石場は、ランナーを1人残してマウンドを後にしました。
ここからの小峯、岡田、秦、要注意。
先ほどの石場が変化球が軸ならば、吉田は真っすぐが軸です。
小峯の先ほどの大ハッスルプレー。
気持ちの強い選手です。
140キロを超えるストレートが武器です、吉田嵩。
最速は143キロと教えてくれました。
スライダー、カーブ、カットボール、スプリット、シュート。
一番自信があるのは、カットボールですと、教えてくれました。
今のがカットボールですね。
スライダー、画面で見ますと、左方向に曲がっていくボール、それよりも速く小さい曲がりがカットボール。
自己最速。
甲子園球場が力を与えてくれます。
ボールに勢いがありますね。
あとは変化球が低めに行くかどうかですね。
ずっとリリーフを務めてピンチでマウンドに上がることが多いというエースの吉田。
送球がそれてしまいました。
二松学舎大付属、攻撃のペースが緩みません。
小峯、タイムリーで5点差と開きました。
食らいついていますね。
今のも難しいボールだと思います。
豪快な長打もありましたが、それ以外の7本は全てシングルヒット。
アベレージは5割を超えている岡田。
いいボールです。
先ほど驚きのホームラン。
すくい上げました秦が次、待っています。
ボールが力強いですね。
小峯が盗塁を決めました。
すきがないですね。
タイミング的には危ないというところだったんですが。
目立って地方大会は盗塁は多くないそうですが、甲子園に出てくる学校ですから。
よく抑えました平湯。
2アウト3塁。
そして、秦を迎えます。
低めをすくい上げてスタンドイン。
145キロですね。
ホームランを打たれているところをもちろん見ていました。
この風です。
でも真っ向勝負。
全てストレート、三球三振。
実は本当はピンチの状況でマウンドに上がるのは得意じゃないんですと、言っていたエースナンバーのリリーフ、吉田嵩。
見ごたえのある三球三振オール直球。
お話は東洋大姫路監督藤田明彦さんでお送りします。
胸のすくような勝負でした。
何がきっかけになるか分かりません、甲子園。
打順は1番にかえって中嶋から。
ノーアウト1塁から強行してつないでというヒットがありました中嶋です。
先ほど、藤田さんが右バッターは変化球を、左バッターはオーソドックスに攻めるのがいいのではないかと。
そうですね。
それはどういう事なんでしょうか。
インコースのボールが大黒君のボールが力があるので、それを打ちに行っても打てないと思うんですよ。
左バッターの高山です。
下位打線からつないだ3連打、高山のタイムリーで1点を返した海星。
ゲームは中盤に入ってきました。
5点差あります。
ベンチの中で見詰めている加藤慶二監督。
ヘッドスライディングはセーフ。
チャンスを広げる内野安打。
真っ白な歯がこぼれます。
これも最高のバントというよりは、割とピッチャーの足もとでしたが。
バントしてからのスタートが早いですよ。
ユニホームは泥だらけ、海星の文字が読めません。
後ろに落ちました!!中嶋が反撃のホームイン!6対2。
まだ中盤分かりません。
海星高校がじわっと反撃開始。
伸びましたね。
初球のこの変化球、絞っていたんでしょうか。
そんな感じですよね。
風で戻されるかなと思いきや、打球自体に力がありました。
なおも1アウト、ランナー2塁3塁、内野はやや守備位置を前にしている二松学舎大付属。
レフトが浅め。
海星打線は積極的に行きます。
恐らく、目の前で相手の秦がホームランを打って燃えているでしょう、2年生の4番。
ぎりぎりフェンスを越えてファウル。
ちょっと力が入っていますね、平湯君は。
3年生に恩返しをする、そんな話を平湯はしていました。
好きな言葉は、常に初陣。
足に当たった。
痛い!痛い!でも出塁!つなぎました。
崩れ落ちそうなところ、デッドボールですよと、アピールしながら…。
さあ満塁になりました。
ここでの1本、出る出ないは、大きくなりそうです。
二松学舎大付属は、背番号14番の山田拓海を伝令役として送っています。
山田が市原監督の言葉を託しました。
チームで一番の元気者だそうです。
ここはどんな事を伝えるんでしょうか。
守備位置の確認じゃないでしょうか。
いいボールがかえってきます。
桑原初球打ちはセンターへのフライです。
バックホームでいいボールを送って、おおっとどよめいてというのはね…。
いいボールでしたね。
なおもチャンス継続。
バッターは服部。
当たった!もう1点返しました。
押し出しデッドボールで3点差!ここのピンチ、1点どまりか、2点目か、また大きく変わってきます。
全然違いますね、この2点目は。
そして代打を送ります。
本田に代わって背番号10の小川です。
伝令役としてもマウンドに行ったチームのムードメーカー。
徹底して初球攻撃といいますか、積極的なバッティング。
タイミングは合っていましたよ。
大黒の変化というのは何か見てとれるんでしょうか。
そんな事はないと思います。
二松学舎大付属のマウンドの大黒。
対するは代打の小川。
1年生キャッチャー今村、もちろん四死球許されない状況ですが、余裕を持ってカウントを使いました。
さっきのデッドボールがなければふところを攻めたいところなんですけどね。
代打がはまりました。
小川のセンター前タイムリー!2点差!見事なバッティングでしたね。
今度は、二松学舎大付属サイドが動きます。
先発3年生の大黒からこれも地方大会からのパターンなんですが、バトンを託すのが1年生の左ピッチャー大江です。
先発の大黒が序盤から中盤にかけて安定してきたかなという中、ここで長崎海星が捉え始めています。
大江、1年生。
大黒が何か変化があったというよりは海星がうまく対応し始めたと。
右バッターが変化球をうまく打っていますね。
しいて言うと、フォアボールですよね。
押し出しデッドボールがありました。
フォアボール、四死球、この3つ四死球があった中で、大黒をマウンドから下げて大江です。
最速138キロ。
何よりの持ち味が強心臓。
試合前に話を聞くと、いやもう、1年生、同じ1年生の今村の強気のリードとともに強気で投げていきたいと言っていました。
今村に聞いても熱くなり過ぎるぐらい強気なので、恐らくマウンドでタイプが変わるんでしょう。
またここも初球打ちです。
当たってはいない!デッドボールです。
じわじわ、海星が詰め寄ります。
この回は四死球続く二松学舎大付属の守り。
1年生に甲子園球場の重い重いプレッシャーが襲いかかります。
スライダーがちょっとひっかかりましたね。
打者一巡の猛攻。
打席は吉田です。
強気の真っすぐが持ち味です。
ボールに切れがありますね。
大黒がマウンドをあとにしました。
1年生がそのバトンを受け継ぎます。
二松学舎大付属は1年生バッテリー。
このインコースのボールは強気に使っていきたいと、そういう話を大江はしていました。
強気に攻めていきたいと何度も話した1年生の大江。
サインに首を振った。
変化球で三振!押し出しのデッドボールは許してしまいましたが、相手にリードは与えず。
真っすぐ真っすぐ、首を振って、こういうとき代わりっぱなの先頭バッター、先頭バッターにデッドボールはありましたが、この気迫の三振。
今村から攻撃が始まるという二松学舎大付属高校、ただ海星が大きく反撃を開始。
長崎海星高校、守りが代わっています。
セカンドに神宮が入っています。
一気に1点差に詰め寄った長崎海星。
東洋大姫路藤田明彦監督のお話でお送りしています。
相手の四死球などもあり1点差。
海星側からすると、このディフェンスです。
1年生キャッチャー、今村が2本目のヒット。
バッティングもいいですね。
いいですね。
ただ、にこにこリードしていた今村の表情も点差を詰められて少し変わってきているようです。
大江竜聖送りバント許さず。
試合の勝負の流れという、この針が徐々に中盤揺れ動き始めています。
大江、送れず。
初めて失敗しましたね。
お見事。
難しい体勢からの送球でしたが、バウンドも不規則でした。
いいボール行っていました。
端正なマスクをほころばせました。
2アウト、ランナー1塁とかわっています。
1回から2回まで、二松学舎大付属は毎回得点なんですよね。
打順、トップの末松です。
連続でのバントですから、どうしても1点取りたいんですね。
完全にモーションを盗んで本当に器用な選手です、三口です。
気持ちでチャンスをつくりました。
先頭バッター出塁から、2つバント失敗、ただ、三口が盗塁を決めてスコアリングポジション。
毎回得点の勢いがとまりません。
足が光ります、二松学舎大付属。
東東京を制した洗練された野球が甲子園球場で光ります。
ちょっと詰まりましたが。
三口の度胸、判断がまた次の得点につながりました。
1回から5回まで毎回得点、とまらず二松学舎大付属です。
この1点の意味は…。
非常に大きいと思います。
バントを失敗させた後ですから、なおさらですよね。
1点差に詰められて、その後先頭が出てバント失敗して、嫌だなあというところからの1点。
ボールの勢いは十分です。
下級生が多い中3年生です、エースです、吉田嵩。
フィールディングもすばらしいというところを存分に見せつけた吉田。
しかし、勢いとまらず1点を追加しています。
5回を終了してアルプスの様子です。
まずは3塁側海星高校、ABC川添佳穂アナウンサーです。
こちら、海星高校を卒業して60年、来年で80歳になるOBの方です。
こんにちは。
甲子園にはどれぐらい来られるんですか。
海星が来るたびに来ています、どうしても勝ってほしいんですよ。
ここに来てどうですか。
やっぱり皆さんの感じが、とっても長崎という感じですよね。
海星高校、勢いに乗ってきましたね。
今男女共学になっているみたいですが、我々では考えられんほど変わっています。
勝ってほしいですね。
そうですね。
OBも勝利を願っています。
野球部も来年で創立100年になるという、伝統校です。
長崎海星高校。
1892年創立です。
1塁側二松学舎大付属高校、ABCのヒロド歩美アナウンサーです。
歴代キャプテン、キャッチャーの皆さんです。
どうですか。
OBの誇りです、マジ、絶対勝ってくださいお願いします!僕らのときは悔しい思いをしたんですけど、こうやって後輩がはらしてくれてうれしいです。
このまま勝ってほしいです。
決勝で修徳に負けたということで…。
自分たちの夢を後輩が実現してくれて涙が出てます。
ありがとうございます。
歴代キャプテンからの応援非常に心強い二松学舎大付属ですが、11度目の正直、この勢いを見せてほしいです。
頑張れ!1971年から去年の夏まで、東京大会を含めまして、決勝で10度連続敗退という事がありました。
そのうち、3回が帝京高校。
その思いをはらしたのが今年の決勝戦。
本当に壮絶な10回にもつれ込んで、ついにつかんだ夏の甲子園なんです。
なかなか決勝で勝てない試合が続く中、関東一高にサヨナラ負け。
全国で優勝しようというのがチームの合い言葉だそうです。
ゲームは後半です。
2点差。
東洋大姫路高校監督藤田明彦さんのお話でお送りしている、今日大会5日目、第3試合。
1アウト、ランナーがありません。
藤田さんは、ゲーム後半、どう占いますか。
大江君がこの調子で投げられるかどうかですよね。
コントロールがいいですよね。
先輩たちの応援の思いを乗せてたどり着いた、11回目の決勝のチャレンジでくぐり抜けた重い門をこじあけたのがこの1年生バッテリー、さらには先発の大黒。
切れがあります。
いいボールですね。
1年生同士、結構首を振ります。
4回振りました。
2アウトになりました。
峯脇は今日は2安打1打点、当たっています。
重い真っすぐを投げるという大黒が先発で、大江は何かやわらかいというか、しなるというか…。
ボールに切れがありますよね。
イメージで言うと、なたの大黒かみそりの大江みたいな感じが…。
そうですね。
左右のタイプの違うピッチャー陣です。
落ちるボールも投げるんですね。
海星としては打順いいところからのスタートでしたが、ただ、藤田さん、今大会の連日の各校の戦いを見ていれば、言わずもがなの点差ですね。
足のレガースを外しました。
フォアボールを出してしまいました。
大江は、この東東京大会では3回戦、4回戦、準決勝、決勝、4度の登板がありますが、全部リリーフです。
4試合12回1失点、四死球も3つと非常に安定しています。
2アウトからですが、4番の平湯に回しました。
今度は返球が乱れましたが、その様子は分からなかったランナーはベースに戻ります。
うまく誘いだしたんですが、今日はハッスルプレーが続く小峯。
これは助かりました。
海星です。
ここは監督さん、どんな思いなんですか、つなげ、お前で決めてこいなんでしょうか。
平湯君ですからね、長打が欲しい場面ですよ。
地方大会、7打点はトップ。
長崎大会初戦では、なかなかチームが乗り切れない中、2年生、4番の平湯のタイムリーで詰まっていたものがスポンと抜けたそうです。
今のボールで分かるように非常に角度もありますよね。
あのボールはなかなか打てないと思います。
入ってくるボールを待ったほうがいいと思います。
風もライト方向、緩やかになっていると思いますので。
すごいコースに決めてきます。
これもバッターは万歳ですか。
仕方ないと思います。
追い込まれたら変えないといけません。
甲子園で繰り広げられる1年生リリーフエースと2年生4番の戦い。
ファウルチップ!ミットにおさまっています。
今日平湯、ここまではヒットがありません。
大江が踏ん張っています。
明日はご覧のような4試合です。
地元の近江高校、今年はすごい打力だそうです。
東海大相模と盛岡大付属も、まずは初戦屈指の好カードと言われています。
東海大相模の4人の140キロを超えるピッチャー陣を盛岡大付属はどう打つか。
先頭バッターキャプテンの竹原が出塁です。
本当にスイングがみんなコンパクトで正確に捉えますね。
これで二松学舎大付属は、ここは2塁アウトにしました!いい送球でした。
バントの構えかと思いきや。
すばらしい送球、ストライクですね。
桑原も2年生です。
吉田投手は、どんどん内を攻めていますよね。
2アウトになりました。
先頭バッターの出塁はありましたが、しっかりとここをしのげるかどうか。
二松学舎大付属の打線というのも非常に特徴的。
秦のホームラン以外は全部シングルヒット。
11安打7得点。
ヒットこそ打たれましたけれども、結果的に3人で攻撃を終わらせました。
今日は朝から我々も球場近くで目を覚ましたら外が大雨でびっくりしたんですが…。
結構降りましたね。
現在は薄い雲が広がっています。
2点差です。
ここからゲーム終盤。
ただ、今大会、何度逆転劇を見たでしょうか。
5番の桑原唯偉人から。
ただ、先ほど藤田さんがおっしゃいました、マウンド上の大江。
彼を、終盤にかけてどう攻略するか。
予想以上にいいと思います。
この切れのある真っすぐは藤田さん、桑原は右、服部は左、どう食らいついていけばいいですか。
何とかセンター方向に返していけばいいと思います。
フォークボールで三振。
先ほどの平湯もそうでした、捉えられそうで捉えられない。
バットの手元。
なぜセンター方向の意識がいいんですか。
よくボールを見られるという事ですね。
ぎりぎり引きつけられて見えると。
そうですね。
こういったカーブ、落とすボールもあります。
バッターボックスは服部、1年生。
変化球で詰まらせました。
5回の大ピンチの代わりっぱなにマウンドに上がり、そして押し出しのフォアボールを与えてしまいました。
ただ、ヒットはまだ許していません。
神宮奏太です。
地方大会でもわずか出場は1試合。
ヒットはありませんでした。
1年生バッテリーがリリーフエース、マウンド上の吉田嵩。
帽子のつばの裏には感謝という言葉と、1という文字が書かれています。
自身のエースナンバー。
本当に下級生が多いチームだけど、自分がエースですと、話していました。
今日ホームランの秦をセカンドに打ちとって1アウトです。
物すごく上がりますね、フライが。
全然ボールが落ちてきませんでした。
きょう攻守に大活躍の今村です。
2点差です。
二松学舎大付属がずっと点を取ってきました。
しかし、海星が中盤、一気に点差を詰めていきました。
これで3本目のヒット。
初めての甲子園を味わい尽くしている、背番号12番、今村大輝。
お手本のようなバッティングですね。
決勝の帝京戦は1点をめぐるゲームになりました。
帝京にゲームを許す中今村のホームランで同点に追いつくシーンがありました。
何でこんな伸び伸びできるんでしょうか。
今村が出塁して同じバッテリーを組む1年生の大江。
ボークですか。
今日は再三ボークという場面が先ほどのゲームでもありましたが…、吉田、痛恨のボークです。
左足の踏み込みが浅いんですかね。
1塁方向に向いていないということですね。
振り遅れです。
ここはランナー2塁、1アウトというところで切りかえてきたんですが、バッティングはピッチングほど得意ではないか。
ただ、東京大会でもヒットを打っています、しかもいいところでタイムリーを打ちました。
海星としてはこのランナーはかえしたくありません。
外野の守備位置はどうなんでしょうか。
ちょっと深いと思います。
伸びると思いますが、1点をやれませんからね。
1ボール2ストライク、かわりません。
2アウトまで来ました。
ここはみずからのバットでみずからを楽にするということはできませんでした、大江は三振です。
何か3年生の意地ですかね。
そうですね。
ただ、今日は、要所で三口がきいています。
当たりはいいんですが、6回、7回、連続で二松学舎大付属のスコアボードに0点という文字を刻みました。
海星高校は、去年の秋新チーム結成以降、秋の県大会は初戦負けでした。
春は準決勝でサヨナラ負けでした。
秋の初戦負けのときにキャプテン原田は、その時を振り返ってあの負けがあったからこそ、下級生が多いチームだけれども、チームが1つになりましたと話をしました。
伸び伸びとしたチームカラーで先輩後輩分け隔てなく丁寧な言葉も使わずときに2年生が伸び伸びし過ぎるぐらいの自由なチームカラー。
そのチームを誰よりも強い気持ちでまとめてきたキャプテン。
今日は守備から途中出場バッターボックス。
先頭バッターが出たいですね、ここは。
スイングはありません。
2年生はすごくうまいやつばかりと原田は話します。
その2年生、さらには1年生も2人、下級生とともにこの甲子園にやってきました。
キャプテンが出塁!2点を追いかける8回表、長崎海星高校。
途中出場、3年生、キャプテン原田。
ちょっと中に入りましたけど、執念で打った感じですね。
後輩、お前ら、こうやって打っていこうというセンター返しでした。
落ちついています。
バントですね。
まず1点ですね。
そして打順が上位に回ります。
左バッターの中嶋。
先ほども伺いました。
左バッターはしっかりと手元まで引きつけてというお話がありました。
開かないことですね。
レフトがやや前め。
もちろんバックホームにも備える場面ではあります。
好きな言葉は努力。
1番バッター中嶋誠一郎。
合っていると思います。
合っている?はい。
これを我慢できるかどうか。
そうですね、見切れるかどうかですね。
二松学舎大付属、1年生バッテリー大江、今村に、この甲子園、ゲーム終盤の圧力がのしかかります。
それをはねのけようというバッテリー。
ここは表情が変わりました。
勝負球はインコースの真っすぐでした。
あの球はどう対応すれば…。
開かなければ、何とかなりますが。
いい当たりなんですが、ナイスポジショニング。
備えて…。
いいところにいましたね。
すばらしいところに守っていました、レフトの岡田です。
同じく左バッターの高山です、バッターボックスに入ります。
131キロの表示ですが、それ以上に来ているように見えます。
音で表現するならピュッというボールですね。
2点差の8回。
ノーアウト1塁のピンチを1年生バッテリーがしのぎます!海星高校に得点許さず。
東洋大姫路監督藤田明彦さんのお話でお送りしています。
石場からバトンを受け継いだ吉田が投げています。
先頭バッターを打ちとりました。
見事なフィールディングです。
今日先頭バッターを打ちとったのは1回以来です。
2球で2アウト。
頑丈な大きな体帽子のつばには1、俺がエース。
吉田の踏ん張りが続きます。
吉田は小さいころからレスリングをしていたそうで、そして、小学校4年生のときに全国2位。
体が強いんです。
背中で投げている感じがします。
下半身のやわらかさと強さが野球に生きていますと。
俺が3年生のエース。
打ちとりました。
2点差を追いかけます。
エースの吉田がしっかり抑えて大きくほえてベンチに戻ってまた浜風が強くなりました。
海星高校最終回。
今日は長打も打っています、タイムリーを打っています、峯脇からの攻撃。
二松学舎大付属、1年生バッテリー。
大江と今村に襲いかかります。
放送席のお話は藤田明彦さんでお送りしています。
挙げればきりがないんですが大垣日大の8点差逆転がありました、鹿屋中央と市立和歌山の12回のまさかのサヨナラ、三重高校のサヨナラ。
そして、先ほどの大阪桐蔭、島根開星、しびれるような攻防、3ボールから打ってきました。
この回先頭バッターの峯脇、相手にチャンスをもらうんじゃない、あくまでもみずからの力で塁に出る。
この気持ちはどうですか。
末松とって1アウト。
ランナーを置いて4番を迎えたかった海星高校。
打席に、平湯蒼藍。
2アウト。
中学代表で4番を務めた注目スラッガー平湯蒼藍。
1年生バッテリーの前に、積極的に攻めていったんですが2アウト。
スタンドへ行きます。
いいボールです。
指だけではありません、表情たっぷりにサインを送る。
大江が、軽やかなフィールディングでゲームを締めました!二松学舎大付属高校、ピッチャーのリレー、ゲームを締めたのは、1年生バッテリー!最後まで海星の反撃を抑え切りました。
7対5、二松学舎大付属高校が海星高校を下し、3回戦進出です、試合終了は17時11分です。
春は4回の出場があります二松学舎大付属高校。
夏は初出場。
ついに11度目の決勝挑戦で得た、この夏の甲子園。
見事に初勝利です。
数々のOBが悔し涙を流してきたその思いを、1年生バッテリーを中心に下級生中心のチームが見事に初勝利をつかみました。
長崎海星高校、3年ぶり17回目の甲子園。
実に12年ぶりの甲子園での勝利を狙いましたが、相手の勢いの前に、その勝利への道を阻まれてしまいました。
中盤1点差まで詰め寄る場面がありました。
来年頑張れという言葉が今聞こえてきました。
若いチームです。
この悔しさは、この吉田の悔しさを、後輩たちが長崎にまた持ち帰ってくれるはずです。
話は東洋大姫路監督藤田明彦さんのお話でお送りしました。
まだまだ点が入ると思いました。
6回以降は両チーム得点なし。
大江君ですか、多分1安打じゃないですか。
結局、5回2アウトからマウンドに上がって、そして9回まで打者16人1安打2四死球、三振3つ。
見事なピッチングでしたね。
7対5二松学舎大付属がまずは1回まだちょっと両足がしっかりと甲子園の大地に立てないすきを突いて3点を上げました。
その後も、着実に点を重ねました。
結局トータルで11安打でしょうか。
ホームラン1本。
後は全てシングルヒット。
これは、1つ特徴的な二松学舎大付属、見事な3回戦進出です。
スイングの特徴というのは、改めて今日のゲームの中であらわれていましたか。
そうですね、本当にコンパクト、シャープ、小さなスイングで的確にボールを捉えるといいますか。
先発の大黒、大黒も好投して徐々にペースが上がってきたと思ったらちょっとつかまりました。
5回だけですね。
大江があのリレーですからね。
悔し涙とともに白い歯がこぼれている選手も見えました。
逆に甲子園を楽しみ、悔しさは胸の奥に隠して。
また長崎に帰ってから猛練習だぞという下級生も大勢いるでしょう。
甲子園に別れを告げます。
ゲーム途中から出てきたキャプテン、格好いいですね。
涙にくれず。
強い表情で、こちらはリリーフエース、帽子の裏に1番と書いていた吉田。
エースたるゆえんをこの甲子園で見せてくれました。
今先に勝ちました二松学舎大付属の選手たちが甲子園の通路下インタビュースペースに姿を消していったところです。
今日は躍動した1年生キャッチャー今村君に話が聞けるということです。
海星高校にも温かい拍手が送られます。
キャプテンの目に涙はなし。
りりしい表情で。
準備が整い次第この後活躍選手今村君のインタビューをお届けします。
二松学舎大付属高校1年生キャッチャー今村選手に来ていただきました。
どんな思いでしたか。
最後強気のリードができたのかなという感じで、本当に力の差はなかったと思いましたが、最後押し切れたと思います。
テーマはあったんですか。
相手の打線も強力だというのを聞いていたので、そういう中で、守りの配球にならないように、攻めて、自分は1年生なんですけど、怖いもの知らずということも言われますが、長所として強気の配球をこれからもやっていきたいです。
グラウンドに入ったらもう学年は関係ないと思っているので、キャッチャーをやる限りは、自分がピッチャー、3年生ピッチャーを引っ張るしかないと思っているので、学年というのはあんまり関係ないという感じです。
打っても3安打。
まさかこんなにヒットを打てると思っていなかったので、来た球をがむしゃらに振る、そういう泥くさい気持ちがヒットにつながっていってくれたのかなと思いました。
アルプスの声は聞こえていましたか。
聞こえていました。
そういう人たちのために自分たちはプレーしているので、感謝の気持ちを忘れずに戦っていきたいと思います。
OBの思いもたくさん詰まっていたと思います。
やっぱり決勝で10回敗れているので、そういうOBの方々の思いというのも自分たちは人一倍あるので、そういう人たちの思いを背負って頑張りたいです。
なぜ二松学舎大付属を選んだんですか。
10回負けているのを知っていましたし、初出場に貢献しようと思いました。
全国制覇するとかそういうのではなくて一戦一戦目の前の相手と戦っていくだけです。
ありがとうございました。
お客様は東洋大姫路監督藤田明彦さんのお話でお送りしていますが。
しっかりし過ぎですね。
冷静に自分を分析して、勢いという、それが1年生の僕の武器ですと。
びっくりしました。
OBの思いまで背負っているんですね。
今村捕手は、先発の大黒さんはコントロールがいい。
大江投手ですか、1年生とは思えない度胸があると、非常に冷静でこの後の戦いも楽しみな、今村のインタビューでした。
今日のゲームをハイライトで振り返ります。
二松学舎大付属、3回、6番秦のこのホームラン、驚きでしたね。
驚きでした。
序盤から得点を重ねて海星高校をリードしていきます。
5点差がつきました。
海星はチャンスで峯脇のこの打球。
海星はチャンスで峯脇のこの打球。
ライトの上を超えました。
タイムリーツーベースヒットで1点返します。
驚きは代打起用のヒット。
さらに1点を着実に返します。
6対5の1点差。
ただ、その裏の二松学舎大付属は1番の末松、詰まりながらセンター。
再び差を広げます。
海星高校が得点できません。
何といっても、大江、今村のバッテリーが立ちはだかりました。
9回表、キャッチャー今村のバッテリー、センス抜群の動きを見せました。
1年生バッテリーが二松学舎大付属高校、11回目の挑戦にして決勝突破、そして、夏の甲子園初勝利に導きました。
市原監督のコメント30年ぶりの校歌、ホッとしました。
感慨深げにおっしゃっていました。
1年生の大江がよく頑張った。
精神的に落ちついている子と話していましたが、さすがに場所が場所、甲子園なので…、タイミングが速いと思ったけど、負けたらあそこでつないでいきましたと。
放送席のお客様は東洋大姫路高校藤田明彦さんのお話でお送りしてきました。
長崎海星高校、敗れてしまいました。
藤田さんが挙げていたフォアボール、ミス、四死球、こういったところで、野球はゲームは動いていくというところがやはりよく分かったゲームにもなりました。
二松学舎大付属、OBの思いもありますし、勢いも十分あります。
放送席のお客様東洋大姫路監督、藤田明彦さんでお送りしてきました。
今日はありがとうございました。
実況担当ABC山下剛でお送りしました。
いよいよこの後は2回戦が続いていく甲子園です。
(渡辺篤史)
ゴツゴツした石だらけの…これは庭ですか?
2014/08/15(金) 14:10〜17:00
ABCテレビ1
第96回全国高校野球選手権大会[デ][SS][字] 第5日 第2試合 第3試合

【第2試合 12:00〜】
開星(島根)×大阪桐蔭(大阪)
【第3試合 14:30〜】
二松学舎大付(東東京)×海星(長崎)

詳細情報
◇番組内容
第96回の熱い夏 3917校の頂点に立つのは?舞台は今年90周年の甲子園球場!高校球児のひたむきなプレーをあますことなくお伝えします!
◇ゲスト
【第2試合】
松本稔(前橋 前監督)

【第3試合】
藤田明彦(東洋大姫路 監督)
◇データ放送1
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素敵なプレゼントがもらえるチャンス!!
是非、ご参加ください。
◇データ放送2
テレビにインターネットを接続すると登録選手情報・本大会の戦績・地方大会の戦績・過去の大会情報など、より詳しい高校野球の情報をご覧いただけます。
◇おしらせ
※最大延長18:15まで

ジャンル :
スポーツ – 野球

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 3/2+LFEモード(3/2.1モード)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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