菅官房長官、辺野古移設は「過去の問題」
TBS系(JNN) 9月10日(水)18時4分配信
沖縄県のアメリカ軍・普天間基地の辺野古沖への移設をめぐり、菅官房長官は「粛々と工事をしているわけだから、私たちは過去の問題だと思っている」と述べて、11月の沖縄県知事選挙での争点にはならないという考えを改めて示しました。「日本は法治国家でありますから、昨年の暮れに仲井真知事が辺野古埋め立てを承認してくれました。それに基づいて粛々と工事をしているわけでありますから、この問題についてはもう、私たちは過去の問題というふうに私は思ってます」(菅義偉官房長官)
菅官房長官は普天間基地の辺野古沖への移設について、「最大の関心は沖縄県が埋め立てを承認するかどうかということだったと思う」と述べて、去年、沖縄県の仲井真知事が埋め立てを承認し、既に現地の調査など工事が始まっている以上、11月の沖縄県知事選挙での争点にはならないという考えを改めて示しました。
また菅長官は、「アメリカ軍の抑止力を考えたとき、唯一の選択肢は辺野古の埋め立てだという政府の考え方は全く変わっていない」と強調し、「粛々と工事を進めさせていただく」と述べました。(10日12:34)
最終更新:9月10日(水)18時4分