ティーンズビデオ2014「創作テレビドラマ部門」 2014.08.15

7月24日高校生の熱い1日が始まろうとしていました。
集まったのは全国1,681校の中から勝ち抜いてきた放送部員たち。
絶対優勝するぞ〜!
(一同)オー!
(2人)米子高専!
(一同)来たぞ〜!けっぱるぞ〜!
(2人)オー!高校生で埋め尽くされたNHKホール。
全国大会のファイナルステージに上がれるかどうかが決まります。
決勝進出者は…。
(歓声)
(司会)北海道札幌北高等学校。
北海道函館中部高等学校。
長野県松本深志高等学校。
全国から高校生1万7,777人が参加しました。
その頂点が今日ここで決まります。
コンテストには…4つの部門があります。
その中から今日はテレビの「創作ドラマ部門」で決勝に進出した作品を中心にご紹介します。
(一同)「ティーンズビデオ」!
(一同)「2014」!
(一同)スタート!「ティーンズビデオ2014」今日は「創作テレビドラマ部門」です。
そして今日も一緒に作品を見て頂くのは映画コメンテーターのLiLiCoさんです。
よろしくお願いしま〜す。
ドラマ部門ですもんね。
そうなんですご専門ですからね。
もう自由なね将来の監督がもしかしたら…。
将来の女優。
全部含まれてる。
この「創作テレビドラマ部門」には全国476校からの応募がありましてその中から3校が決勝大会に進みました。
今日もどの作品が優勝したか皆さんも考えながら見て頂きたいと思います。
最初の作品はこちらです。
何で…何で閉まってるんだ。
先輩!裁判です!何だって?何バナナなんか食べてるんですか。
校則第135条違反です。
裁かれちゃいますよ。
で?何の裁判なんだ?校則違反だそうです。
今朝起きたみたいで。
さっ行きますよ。
本裁判の裁判委員を務めますミヤノです。
開廷します。
検察委員のイガラシです。
被告人3組12番クロダマサキは今朝本校最終登校時刻である午前8時30分に間に合わず遅刻をしました。
これは校則第256条違反にあたります。
では被告人今検察委員が読み上げた事実に間違いありませんか?間違っています。
僕は遅刻なんてしていません。
え〜?何考えてんの?静粛に!担当の弁護委員のカミジョウです。
同じくシライシです。
クロダです。
先ほどの法廷での証言についてなんですが。
朝家を出るのがいつもより遅くなって必死に走ったけど校門は閉まっていたんだ。
でも時計を見ると8時29分だったんだよ。
校門の閉門時刻は校則により8時30分に定められています。
そうなんだ。
だから僕は遅刻なんてしていない。
それを証明する事はできますか?できないよ…。
もういいかな。
明日の公判も頑張りましょう。
あなたは事件の朝何時何分に学校に到着しましたか?8時29分です。
(カミジョウ)その時校門はどうなっていましたか?閉まっていました。
つまり被告人は事実上登校時刻には間に合っていました。
しかし校門は閉じられていた。
以上です。
(イガラシ)あなたはその時時刻を何で確認したのですか?その時つけていた僕の腕時計です。
その時計は本当に正しいんですか?は?調べたところ電波時計ではありませんよね?時間が遅れていたという可能性はありませんか?そ…そんなのへりくつだ!へりくつ?1分間に合った間に合ってないなどというあなたの言い訳こそへりくつなんじゃないですか?以上です。
彼女は校門の開閉を担当している風紀委員のシミズさんです。
何時何分に閉じましたか?8時30分です。
(イガラシ)それは絶対だと言い切れますか?もちろん。
学校に設置されてある時計を見たので絶対に正しいです。
ちなみに学校の時計は電波時計です。
以上です。
はぁ…それにしてもまずいですよ。
次で最後の公判ですから。
有罪になったらどうなるんだ?あ〜えっと…。
反省文100枚は確実ですね。
短編小説でも書かせるつもりか?まあとにかくその証人の周りを徹底的に洗うんだ。
はい。
それと君は確か放送部員だったよな?はい。
君らは毎朝外でアメンボがどうのこうの唱えているよね。
発声練習です!あっ。
頼んだよ。
先輩!随分とうれしそうじゃないか。
証拠でも見つかったのか?もちろんです。
ちょうど俺も戦略を練り終わったところだ。
裁判だ。
あなたは8時30分に校門を閉じたとおっしゃいましたよね。
はい。
(シライシ)しかし事件当日の朝8時30分にあなたは前日出し損ねてしまった課題を出すように先生に呼び出しを受けていますよね。
その先生に聞いたところきっちりと来たそうですね。
時間どおりに。
おかしいですね。
えっと…記憶にないです。
そうですか。
以上です。
彼は1年生放送部員であるハセガワ君です。
あなたは事件当日の朝何をしていましたか?放送部員を撮っていました。
なぜ撮っていたのですか?日に日にうまくなっていくみんなの成長を記録するためです。
そうですか…。
ありがとうございました。
そしてこれがその時撮影された映像です。
(発声練習の声)おや?時刻は8時26分ごろのようですね。
(映像音声)「ちょっとやめてよ」。
(発声練習の声)
(カミジョウ)この時点で校門は閉まっています。
以上です。
フフッ…フフフッ。
何がおかしいんですか?校則第25条「日常生活における生徒の心得」第1項。
「当校生徒は常に5分前行動を心掛ける事」。
8時30分の5分前である25分に間に合っていない時点で被告人は校則違反を犯しています。
そんな…。
(拍手)そのとおりです。
5分前行動はマナーの中のマナーだ。
しかしそれを義務化させてしまうと矛盾が生じます。
そしてその条文をよく読んで下さい。
「心得」と記されています。
これには強制力がないんです。
へりくつだ。
裁判委員長どうか公平な判決をお願いします。
判決の宣告を行います。
(心拍音)被告人は…無罪。
理由を述べます。
よかったですね。
あっそういえばどうして家を出るのが遅れたんですか?ママが起こしてくれなかったんだ。
そ…そうですか。
校則で縛りやがって。
僕は被害者だよ。
「縛られている」こんな事を思っている生徒がいるのなら校則やルールって何のためにあるんでしょう?一つ一つのルールには存在する理由そして意義があるはずなんだ。
それを考えずにただ守っているのは本人にとってただの鎖でしかない。
その前にあなたが校則を守って下さい。
つまりそれが俺にとっての鎖だ。
(戸が開く音)カミジョウ弁護委員校則第135条によりおやつの持ち込みは禁止されています。
バナナは断じておやつなどではない!御飯だ!
(ため息)さあ裁判だ。
「学園裁判」という事ですけどこの学校だと僕ら生きていけないような気がするんですけど。
何でですか!何か遅刻してましたからね。
私はちゃんと時間どおりに。
10分前行動です私は。
5分じゃなくて10分ですね。
はい10分前は必ずいますね。
この作品いかがでした?ちゃんとしたオチがあったのですごく見終わった時にすっきりしますよね。
何か映画を見てあやふやにする映画もいっぱいあるじゃない?あとはあなたの今までの生き方でエンディングを決めて下さいねみたいな感じ。
もちろんそういう作品もすごくいいと思いますし深いなと思うんですけれども何かのオチがあるとやっぱりすっきりするというのがすごくいいのと学生の皆さん演技がうまいですね。
あの嫌みな感じ。
キャスティング見事ですよね。
どのキャストもちゃんとはまってる感じが。
せりふの言い回しがとっても上手でね。
やっぱり高校生のこういう作品というのは非常にキャスティングが難しいですよね。
友達の中から選ばなきゃいけないから。
でもその友達の中でしっかりとポイントポイント…あの弁護してる彼とかね。
あれ女優のLiLiCoさんからしてもいかがですか?あの演技は。
そうですねえ非常にいいと思います。
そんな女優じゃないからやめて下さい!何かやってらっしゃいますよね?やってますけど…。
続いての作品はこちらです。
あの〜…。
辞書ない?は?辞書貸して。
何で…。
あんた何年生?2年ですけど…。
私3年生。
受験!辞書!
(ホームアナウンス)「下り列車が参ります。
ご注意下さい」。
あっ辞書!辞書返し…。
(せきこみ)どうしたんです…。
ティッシュ持ってない?は?ティッシュ!
(鼻をかむ音)ありがとう。
いえ…。
(ホームアナウンス)「下り列車が参ります。
ご注意下さい」。
何で!?
(くしゃみ)あの!じ…。
「じ」?
(くしゃみ)ティッシュ持ってますか?
(ホームアナウンス)「下り列車が参ります。
ご注意下さい」。
ありがとうございます。
ん。
何!?辞書返して下さい…。
何でこの時間なの?この前までここ誰もいなかったのに。
考える時間が欲しくて。
クラスで決まってないの私だけなんで。
進学っていう話はしてるんですけど…。
(ホームアナウンス)「下り列車が参ります。
ご注意下さい」。
私は自分に自信をつけるために受験する。
後悔する事が多かったから。
先輩は何でこの時間なんですか?勉強してるとこの時間になるでしょ?それと…。
あんた視力いくつ?え?0.1…。
眼鏡掛けなさいよ。
辞書返して下さい!うわっ!明日受験。
緊張してるんですか?無理…かも。
大丈夫ですよ。
大丈夫って何の根拠があって言ってるのよ。
進路も自分の事も迷ってるあんたに下ばっか見てるあんたに目先の事なんか全然見えてないくせに。
だからここにいるんです。
周りは待ってくれないんです。
一人で決めようと思ったんです。
そしたら使ったティッシュは渡されるわやり返そうと思ったら失敗するし自分に自信をつけるために受験する?何ですかそれ!何なんですか!いいじゃないですか。
周りにそんな人いませんでしたよ。
それが今になって何ですか。
無理って…言わないで下さい。
だから…。
辞書返して下さい。
だったらあんたもいつも下ばっか見てないで顔上げなよ。
眼鏡掛けて。
(波の音)この前はすいません!県外の大学合格した。
おめでとうございます。
これから4年間また目標見つけてみるよ。
そこ譲って下さい。
前見えるようになったんだ。
いいよ。
受験て大変だよ。
ホッとする場所くらいないとね。
いつでも帰ってきて下さい。
海が見たくなったら。
いってらっしゃい!いってきます。

(波の音)いや〜難しいとこにチャレンジしましたね。
そうですねえ。
自信を持つ事の大切さ。
高校生の時って何かね自分に自信を持つ事とかもう不安だらけでしたよね。
大人でもないですしでも子供でもない成人ではない。
その辺が非常にうまく描けてるんですよね。
「あぁそうそう」「あぁあったあった」っていうか。
あとねホームとかにいると必ず自分が毎朝そこに立ちたいという気持ちがあるのを…。
ありましたありました。
それで先にいられると「あっちょっと待てよ」って。
それを言ってくれてるんですごく「そうなんだよね」って共感できる部分がいっぱいあったんですよね。
お二人の味がとてもよくて。
キャスティング面白いですよね。
いいですよほんとに。
何かちょっと会ってみたいですもんね。
何か駅もいい場所ですよねこれはね。
これ割とシーンは駅のホームってだけで二人が立っていてその繰り返しになってるんだけどそれがかえって難しいと思うんですよね。
ある意味ほんとに密室劇というか密室じゃないんですけどほんとにワンシーン…これ舞台とかでやってても…。
これ舞台ですよね。
そう!これ舞台ですよね。
いろいろこだわって探した場所でもあったでしょうしそこがすごい味があってよかったな。
全部こう味で持っていってるなという感じはしますね。
確かにカメラの切り替えはあっても割とドーンと見てる感じがやっぱり舞台なんですね。
だから不思議な感じがしたのかもしれない。
そうかもしれないですね。
上手です。
「創作テレビドラマ部門」の最後の作品はこちらです。
(チャイム)まただ。
こんな田舎早く出て行きたいな。

(歌声)・「夢は今もめぐりて」・「忘れがたき故郷」岡本英恵です。
(拍手)
(ノック)あの入部したいんですが…。
文学部にですか?もちろん。
えっほんと?あの…君名前は?岡本英恵です。
よろしく。
お…俺は吉田翔太。
よろしく。
今は何やってるの?今はもうすぐ締め切りの部誌を書いてるんだ。
ちょっと見てもいい?ふ〜ん。
私も書いていい?おう。
あとは詩だけ。
締め切りも迫ってるし…。
散文でしょ?前はどんなの書いてたの?う〜ん「季節」とか「思い出」とかかな。
う〜ん…将来の事とかはどう?卒業したらどうするの?俺さ東京の大学に行きたいんだよね。
翔太は東京に行きたいんだ。
「夢」…「夢」ね。
5時か。
(「ふるさと」を口ずさむ声)そういえばさちょっと前高台の公園で歌ってなかった?見てたんだ。
私この歌好きなんだよね。
えっ何で?う〜ん…何となく?俺はもう聴き飽きたなあ。
じゃあさ翔太は「都会」をテーマに作ってよ。
私は「ふるさと」をテーマに書くから。
(翔太)雨やんだね。
そろそろ帰ろうか。
また降ってきたね。
うん。
じゃ帰るね。
あっ待って。
えっいいよ。
進んでる?う〜ん…全然。
(翔太)そっか。
でも急がないとね。
うん。
そうだ!この町の事もっと知りたいな。
案内してくれない?できるだけ早い方がいいな…。
日曜日でいい?うんいいよ。
ほんとどうしようもない田舎だよなあ。
そうかなあ。
私は好きだなこの景色。
私の生まれた所に似てる。
あっそういえばさ岡本さんて前はどこにいたの?いろいろ行ったよ。
東京にも行ったよ。
少しだけどね。
えっ東京?マジで?やっぱり面白かった?私は面白いとは…。
ここの方が断然好きだな。
俺東京に出て作家になりたいんだ。
いろんな人と出会っていろんな事経験してさ。
そっか。
私とは違うんだね。
それは岡本さんだからそう感じるだけだろ?そうかもしれないけど…ふるさとのいいところを見つけられない人は都会に行ったってないものねだりするだけ。
そんな事ない!
(チャイム)ごめん。
もう帰るね。
今日はありがとう。
明日作品持っていくから。
(チャイム)
(ため息)ねえ君岡本さん知らない?あぁ岡本英恵?その子なら今日転校したよ。
(チャイム)高台…。

(翔太)岡本さん。
えっと…。
今までありがとう。
この町は楽しかった。
あの…その…。
この町はさ翔太のたった一つのふるさとでしょ?嫌いだなんて言わないで。
私もいつかこの町に戻ってくる。
またね。
うん。
郷愁ですよ。
淡い思い出がね。
皆にとっては共通の話であって。
転校生というのはある意味僕ら憧れの的だったんで。
このふんわり感というか癒やしみたいなものと残像として残してくれてる意味ではすごくいいなと思ってよくあるテーマだからこそ…。
そういう意味では難しさもあると思いますね。
だからやりたい事もすごく分かりますしすごく上手でした。
高校生ですから。
やっぱり何を言いたいのかどういうふうに観客を惑わせたいのかそれともひっくり返したいのかでも最後に納得させるそこの才能はやっぱりすごく大事なので残ったかなっていう感じはしましたけどね。
すごくオーソドックスって…ほんとにオーソドックスでよく勉強してるし画角トリミングとね途中にイメージカットを入れるあのリズムの良さとかねそれからレンズを使って遠くをうまくぼかしてこのぼかしを入れ替えたりというテクニックというかね。
技術的にはかなり高度だと思いますよね。
色彩がね不思議と何かずっと温かいほほ笑ましい気持ちで見てられるというのがね。
ここで惜しくも決勝進出を逃した優良な作品をダイジェストで紹介しましょう。
お弁当作ってきたんですけど食べてもらえませんか?えっ!あっ嫌だったら全然いいんだけどでも頑張って作ったから。
全然そんな事ないから!ありがとう!おはようタケル。
おはよう。
あっ今日4時間目のあとすぐ購買な。
え?月曜はいつも購買でパンだろ?あ〜…。
お弁当箱かっわい〜!ほんとだ〜!これ妹のと間違えて。
倒れてる人を見つけたら安全な場所に運べよ。
おいムラタ起きろ!ショウタ!どこ行くんだ?ト…トイレ!
(タケル)あっ俺も行く!お前こんなの…。
ショウタ何で1個しか買わなかったんだ?いや〜ちょっと金なくてさ。
おいみんなショウタが飯足りないってさ。
このパン持ってこう。
いいよ私も持ってくから。
これあげる。
私も。
これあげるよ。
私のもあげる。

(チャイム)
(戸が開く音)あっオノ君だ。
オノ君も食べる?あっ!皆さんこんにちは。
生徒会長の篠原です。
先日行ったアンケートで学校生活が充実している生徒の80%に恋人がおり充実していない生徒の96.5%が恋人が欲しいと思っている事が分かりました。
そこで実りある学校生活を目指して「恋愛義務化委員会」を発足します。

「恋愛義務化政策」とは…
カップリングするという仕組みだ。
俺の名前は山本勉。
高校2年生。
彼女いない歴イコール年齢。
勉強ができるところが唯一の取り柄だ
俺より偏差値の低いクマタニにもイソベにも彼女ができたっていうのに…。
何で俺だけ?
(ため息)
(猫の鳴き声)ごめんな。
飼ってやれなくて。
元気でな。
(猫の鳴き声)恋愛って大変だな。
何だよノロケかよ。
ちげえよ!最近いきすぎた政策ばっかりなんだよ!毎日のデートの義務化!お昼は愛妻弁当!授業中もずっと一緒なんていくらなんでもやりすぎだろ!
(抗議の声)やめろよ!うるせえ!大体ねえ恋人もいないあんたに恋愛なんて分かるわけないじゃん!やめろよ!会長…好きだ。
え?え?え?あんた状況分かってんの?好きです。
つきあって下さい!ごめんなさい。
私は生徒会長ですから。
会長のそばにいられるだけで俺は十分だから。
これ頼まれてたやつ。
すいませんこんな事までお願いしてしま…。
じゃあ俺塾あるから。
2年生なのにもう塾に行ってるんですか?うん。
俺めっちゃガリ勉なんだ。
計画立てて勉強してると達成感っていうか充実してるって感じがしてさ。
充実…。
山本君私気付きました。
学生の充実っていったらやっぱり勉強ですよね。
やめた方がいいって。
それ絶対反感買うよ。
大丈夫ですよ。
成績も上がるし大学受験にも役立つしいい事ばっかりじゃないですか。
いやいやいやいや!やっぱり高校生活といえば恋愛ですか?そうね…したかったですね。
したかったけど…う〜ん…憧れの人はいましたけど。
でもこんなに恋愛はいいんだよという時にフワフワ描いてでもマイナスのポイントはこうですってすんごいカット割りでスピードを速くしてすごいなって思いました。
あの一瞬で「やっぱり独りがいいな」って思っちゃいました。
「確かに面倒くさいいろんな事」と思いましたけど。
やっぱり恋愛ものってちゃんとすごく完成度を上げないとなかなか最終的には残りにくいかなっていう…ちょっと軽く見られる感じあるじゃないですかドラマとしてね。
だからそういう意味ではちょっと大変な道を行ってる感じはするんですけどでもまあ面白いですよね。
よく出来てますよね。
でもあのモテない彼がめっちゃいい男じゃないですか。
ちょっとチャン・グンソクに似てません?さすがご専門。
似てますよねえ?私おつきあいしますよ。
ちょっと年の差はあれど?母です。
いやいやそんな事はないでしょう。
全国高校放送コンテストには個人の技量を競うアナウンス部門と朗読部門があります。
発声の技術や表現力などがステージで試されます。
ただいまから午後の部アナウンス・朗読部門の決勝を行います。
まずは…全国4,418人から勝ち進んだ10人です。
自分で書いたニュース原稿を読みます。
「そんな先生を変えたのがアンプティサッカーです。
義足ではなく杖を使ってプレーするこのサッカーに出会って片足で歩む人生も捨てたもんじゃなかったと考えるようになりました」。
「4月1日からの消費増税に伴い大濠高校の食堂でもメニューの価格や内容が変更されました。
これにより大濠高校の名物メニューであるわらじカツ定食も食堂のメニューから外される事が決まりました」。
「この曲は明治の詩人北原白秋の詩を作曲家の西村朗さんが曲にしたのものです。
宇中女合唱部のために書き下ろされ今回が初演となります」。
「3年生主任のタカツカ先生にはある決めぜりふがあります。
それは『死ぬ気でやれ死なんけん』というものです」。
朗読部門は全国から6,539人が参加。
課題図書の中から選んだ作品を朗読します。
「『セイイチさんがあんまり神去弁を使わへんのは何でやと思う?東京から嫁に来たお姉ちゃんが寂しくないようにや』」。
「『金色のレンゲが見えまする。
天蓋のように大きいレンゲが』」。
「1時間ほども斜面を上り続け体は汗ばんでいるのに震えがきた。
肉体と魂が粉々になって森の養分になっちゃいそうだ」。
朗読部門優勝を手にしたのは…「『木綿…いや絹。
いやいや木綿…ああ絹』。
そして心を決めた。
『木綿と絹と一丁ずつ下さい』。
『は〜い絹と木綿と一丁ずつね』」。
全国の高校放送部の皆さん来年もこのステージを目指して頑張って下さい。
では「創作テレビドラマ部門」優勝作品の発表です。
結果はどうなったんでしょうか。
(アナウンス)優勝は青森県立青森工業高等学校「ホーム」。
(拍手)「ホーム」なんですね。
やっぱりチャレンジ精神ですね。
あと何かこう将来が見えます。
次に何かを作る時何のテーマにしてどんな撮り方にするのかなという興味っていうのも将来性が見えるんですよね確かに作品の中から。
無人駅なんですけどやっぱり1時間に1本と貨物列車が来るのでその度に撮影を一回中断してそういうふうに何回も繰り返してやっていたのでなかなか進まなかったんですけど。
1回撮ったら撮ってる本人がよしって思ったらそれでOKって出してそれでほとんど一発OKの状態で撮ってたのが結構苦しかった。
3人ですね。
(聞き手)…でやったの?あと協力してくれた人もいたんですけどでも基本3人でやって…。
毎年ねいろんな新しい作品が生まれるんですけど今年もまたね新しい方向性が見えたような気がするんですよね。
いかがでしたか?ひと言で言うと…ほんとに驚いてます。
こんなにもみんなが頑張って本格的なプロが作ったと思うぐらいのハイクオリティーな作品があってプラス女性がすごく頑張ってくれてるのがうれしかったですね女性として。
確かに目立ちましたね。
そうなんですよ。
やっぱりどうしても男性の…私も男性が一番でいてほしいのね。
ついていきたいタイプなんですが。
その職業の中では。
見た目がちょっと違うかもしれないんですけど。
「来いよ!」っていうふうに勘違いされやすいんですけれども。
やっぱり女性パワーをねこの放送業界にもっともっと出してほしいですよね。
結局テレビを見たりとか結構女性の方が多かったりとかファッションは女性から生まれたりとかいろんな発言をしたいのは女性の方だったりとか。
なのですごくうれしかったです。
確かにキャスト以外にも制作者に女性が非常に目立ちましたよね。
優しい視線というか女性ならではの視線で作られているからちょっと今までと違うような雰囲気も出てきてるしそういう事も大事なんでしょうねきっとね。
そうですね。
LiLiCoさんたくさんの放送部員が見ているんですけど全国の放送部員にひと言。
ひと言ではやっぱり終わらないので…。
もちろん。
自分がいいと思っている事を信じてそこに突き詰めるっていうのがとっても大事な事なんですね。
でもそれって自分が通じるまですごく時間がかかるので一瞬にして頑張って諦めちゃうと何にも人生うまくいかないので頑張るっていう事は長く続ける事なんですね。
だからいいなと思った事は信じてそこに突き進んで下さい。
頑張って下さい!来年も皆さんの力作をお待ちしています。
また「ラジオ部門」の作品はFM放送でご紹介します。
「ティーンズラジオ」もご期待下さい。
それではまた。

(テーマ音楽)2014/08/15(金) 09:00〜09:45
NHKEテレ1大阪
ティーンズビデオ2014「創作テレビドラマ部門」[字]

全国の高校生が制作したビデオや音声作品を競い合う「NHK杯全国高校放送コンテスト」。今年の入賞作品を中心に2日連続で紹介する。2日目は「創作テレビドラマ部門」。

詳細情報
番組内容
全国の高校生が制作したビデオや音声作品を競い合う「NHK杯全国高校放送コンテスト」。61回を迎えた今年のコンテストから、入賞作品を2日連続で紹介する。2日目は「創作テレビドラマ部門」を中心に、「アナウンス部門」「朗読部門」の様子も伝える。恋愛、将来への希望や不安、故郷への思いなど、高校生が創作、演出した多彩なドラマ作品を案内するのは、映画コメンテーターのLiLiCoさんと中谷日出NHK解説委員。
出演者
【ゲスト】映画コメンテーター…LiLiCo,【司会】中谷日出,【語り】昌子洋子

ジャンル :
趣味/教育 – 中学生・高校生

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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