〔大気不安定〕東京地方の大雨洪水警報は解除 引き続き明日にかけて落雷や激しい突風に注意(10日21時30分現在)

上空に強い寒気が入り、大気の状態が非常に不安定となっている影響で、東京地方では10日夕方から局地的に猛烈な雷雨となりました。東京都台東区では、レーダー解析で1時間約100mmの猛烈な雨が降ったとみられるほか、23区とその周辺の広い範囲で1時間50〜80mmの非常に激しい雨を観測しました。
東京地方に発表されていた大雨・洪水警報はすべて解除されましたが、大気の不安定な状態は明日11日夜遅くにかけても続く見込みで、雷を伴った激しい雨や落雷、竜巻などの突風に注意が必要です。

■気象現況ほか
【大雨・洪水警報】(10日20:58現在)
・東京都(東京地方)に発表されていた大雨や洪水の警報はすべて解除。

・千葉県(市川市、船橋市)に引き続き大雨・洪水警報を発表中。

【記録的短時間大雨情報】
・東京都：台東区付近　　　　 約100mm(10日16:30〜17:30)

【1時間降水量】(注記ないものは気象庁による)
・東京都　　亀戸(江東区) 　　87.0mm(〜10日18:00)〔自治体設置〕
・東京都　　東京(大手町) 　　71.5mm(〜10日17:16)
・東京都　　久我山(杉並区)　 65.0mm(〜10日16:50)〔自治体設置〕
・東京都　　長久保(三鷹市)　 54.0mm(〜10日16:50)〔自治体設置〕

【防災事項】
・注意：急な強い雨、落雷、竜巻などの激しい突風、ひょうによる農作物や農業施設への被害

※発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。