残暑厳しいこの季節。
そこで今日のテーマは…。
この夏皆さんがさんざんおいしく食べてきた…。
そう…「え〜今更?」という方にあえて言います。
実はこの時期甘みやうまみが最高にのったすんごい枝豆が出現するんです。
産地ではその味を求めて人々が行列するほど。
ほらまるで…これを一気に食べちゃうほどおいしいんですって。
という事で今日は「究極のガッテン枝豆ワザ」をご紹介!この時期ならではの激うま枝豆を更なる極上の味に引き上げちゃいます。
やり方はとっても簡単。
これまで常識だったあのゆで方を変えるだけで…。
そのうまさ有名イタリアンシェフが例えるに…。
え〜!枝豆がフカヒレ!?こんばんは。
「ためしてガッテン」のお時間がやってまいりました。
それにしても絶対これ「枝豆」っていうのは…今枝豆?あぁ〜。
枝豆食べ終わってそろそろ秋で違うもの食べようかと思ってる時に枝豆?いや今こそ枝豆なんです。
はあ…。
枝豆の旬は…
(梅沢)夏の風物詩だと思いましたよ。
(藤本)え〜!そうなんだ。
(梅沢)そうなんだ。
当然スーパーに置いてあるやつも今が旬なんですからとりあえず買ってまいりました。
普通のゆで方で食べて頂いて…。
いかがでございますか?
(山瀬)おいしい。
(藤本)あっおいしい。
おいしいおいしい。
おいしいですよね。
さてもう一種類食べて頂きたいものがございます。
こちらです。
(一同)おいしい!全然おいしい。
(梅沢)甘みがある。
実は…という事は当然…そうです。
でも以前…「うまみは4パーセント!」って決めたんですよね。
間違いない。
それをですね…
(笑い声)
(藤本)なかなかないですよね。
10年の時を超えて。
それといいますのも街頭で食べ比べをして頂いたところ…。
これが旧来のガッテン流です。
そしてこちらがこの度開発しました新しいガッテン流の枝豆。
「おいしい」とおっしゃった方の数がこのように歴然と違っています。
なんと「ガッテン流」…。
「改」。
改めさせて頂きます。
そして街頭で食べて頂いたらこの状態でございます。
(藤本)全然違いますものね。
そうでしょ?変えるべきでしょ?さあこれからご紹介いたします。
ほんとにこよなく枝豆を愛しているある方がなんとこのゆで方で見事に…こんな目に遭ってしまったというVTRをご覧頂きましょう。
こちら枝豆にはとことんこだわる横浜のサラリーマン入江悟司さん。
この季節仕事からの帰宅途中に必ずするのがこれ。
あっもしもし。
電話を合図に準備を始めるのが…塩もみをしお湯が沸いたら大さじ2杯の塩。
4パーセントの塩水でゆでるのが悟司さんのこだわりです。
しかも…ゆで上がりの熱々を…。
いただきます。
枝豆を食べた日はカレンダーに記録。
この1か月ほとんど毎日食べています。
ごめんください。
もうやっております。
あれっ?今日は枝豆がない。
どこにもない!カレンダーにもほら。
それなら一体どうして?実は入江さんちのお隣は畑。
そこでとれたての枝豆を毎日買ってたんですが今年の枝豆はもうとりきっちゃったんですって。
でもでも悟司さん!今でも袋入りのやつとか売ってますけど。
これこそが最大のこだわり。
すご〜い!悟司さんが枝豆を食べたこの2日「ガッテン」がひそかにある作戦を進めていました。
何も知らない悟司さん。
いつもどおりばくばく食べています。
悟司さんご機嫌!手が止まりません。
さてこの2日間に何をしたかというと…。
謝る?私が。
これを使ったんです。
え〜!使ったのは悟司さんが「絶対食べない」と語っていたこれ。
えっこれ使ったんですか!?ほんとにすいません。
あっそうなんですか…。
悟司さんさえ見抜けなかったワザとは一体何だったの?
(梅沢)へえ〜。
分かんなかったと言ってましたね。
それではちょっと皆さんに実感して頂きましょう。
いかにとれたてがうまいかという事ですか。
同じ農家で作られた枝豆なんですが青い方がとれたてのもの。
昨日の夕方収穫されたものを即その場でゆでて運んでまいりました。
そして赤いお皿の方は店頭に並ぶのにどうしても2〜3日はかかってしまうので3日後のもの。
ではこのとれたてを味わいましょう。
う〜んおいしい。
(梅沢)すごいおいしいね。
さあこの3日後に普通に我々が流通で手に入れるものを…。
あっやっぱり…。
ところがですよ私たちがこれだけ差を感じてるのにあの方はだまされたんですよ。
(梅沢)「うまいうまい」って言ってましたもんね。
枝豆に関してはこだわりがあったわけですが…。
あれだけ愛してたんですがね。
それを言わせたスタッフのワザでございますわね。
さあどうなってるかという事なんでございますが。
(藤本)え〜何で?
(山瀬)気になる。
ではまず…産地の人たちも手をこまねいておられるわけではありません。
ものすごく努力しておられます。
こちらは群馬県沼田市の農家千喜良光政さん。
枝豆は朝か夕方の気温が低い僅かな時間を狙って収穫します。
収穫したあとも努力は続きます。
鮮度を保持する高性能の袋に詰めたらすぐに冷蔵庫へ。
出荷の際も発泡スチロールに保冷剤を入れて低い温度を保ちます。
これだけやってやっとお店に並ぶんです。
(藤本)へえ〜。
(梅沢)なるほど!ものすごく神経を使って運ばれてきてるんです。
呼吸をすると…それぐらい一刻を争うものを生産地の方々は一生懸命やってらっしゃいます。
流通の方も頑張っていらっしゃいます。
それでもやっぱりどうしても…。
こちら鮮度保持フィルムメーカーが調べた時間と糖の量の関係です。
3パーセントより上ならばはっきり甘いなと人間が感じる事ができます。
でも2パーセントを下回ると甘みを感じる事はほぼできません。
ここが収穫した直後です。
枝豆の甘みはどうなっていくかというと…。
(藤本山瀬)あっ。
鮮度保持袋を使って10℃に保ってもこれです。
(梅沢)そうだよね。
そういう事になるんだわ。
入江さんはこの3を上回っているところで召し上がっているから違いが分かるんです。
そして入江さんをうならせるにはこれを…こうしないと。
(藤本)結構上げないと。
ほんとの事言うとここどころかほんとはこんな事でしょ?こういう事ですよね。
そうです。
そこです。
(藤本梅沢)何だろう?ここでやった行為は何でしょう?という事が結局今日の最大のポイントでございます。
さあいよいよいってみますかね。
これを知るべく…この方々に教えて頂いたんでございます。
よくご覧下さいませ。
ここが大きなポイントでした。
ヒントは産地にありました。
テーマです。
産地の達人は枝豆を隅から隅まで知り尽くしていました。
一面の枝豆畑に現れたのは…鶴岡は枝豆にはとことんうるさいお土地柄。
町なかのスーパーには開店前からこの行列。
お目当てはもちろん枝豆です!鶴岡の枝豆売り場はとってもユニーク。
生産者の名前がきっちり示され一つ一つを試食できるんです。
お客さんも真剣そのもの。
おいしい豆を作る農家だけが生き残るまさに枝豆サバイバル。
そんな産地で枝豆の究極のうまさを教えてくれるのが…。
(枝豆くん)こんにちは!あら〜!かわいいね。
まあかわいいこと。
こちらの婦人会の皆さん鶴岡の枝豆文化を全国に知ってもらおうと活動している達人たちです。
そんな皆さんおすすめの枝豆の本質を極めたすごい郷土料理があるんですって。
その料理とは…。
でも何?この豆の色。
普通の豆ごはんってこうじゃないの?でもこの色こそが枝豆を最高においしく食べるための鍵だというんです。
それは…。
「外せない」って何を?一体何の事でしょう?さあ甘皮っていうのはどこですか?ピロッとあるやつですよね。
時々分離するあの薄いやつ。
そうなんです。
それが大事なんだって。
豆でもなければ皮でもなければその間の…。
(藤本)へえ〜不思議。
こちらが甘皮薄皮の付いたままの状態の豆。
こちらはあえて外しておきます。
食べ比べて頂きます。
さあ!全然そういう意味では違いますよね。
(山瀬)分かった!そう!
(梅沢)毎回いい事言うね!ほんとにいい事言うね。
ほんとに。
皮など意識しながら食べた事ないんですが初めてなんだけど…。
ないですね。
(藤本)確かに。
取っちゃってましたね。
そうなんです。
それではどうして甘皮薄皮がそんなに甘くおいしくポイントなのかを模型で分かりやすく説明して頂きましょう。
(梅沢)この模型も好きなのよね。
(藤本)すごい。
これが枝豆のサヤです。
開けてみましょう。
うまそうですね!
(梅沢)お〜今日はうまそうに見えるんじゃないの?今日成績の良かった方にお持ち帰り頂きますから。
え〜!?
(藤本)結構でかい。
はい。
枝豆の断面を見ていると思って下さい。
この部分が薄皮甘皮。
枝豆の中には成長の過程で蓄えられた糖がたっぷり詰まっています。
ではこの枝豆をゆでると何が起こるか。
加熱スタート。
すると…。
どうなるんでしょう?蓄えられていた糖がゆで汁に逃げ出そうとするんです。
あ〜このままでは枝豆が甘みを失ってしまう!とそこに…。
(山瀬)あっ!あら?
(藤本)何か液が出てきた。
そうなんです。
加熱によって…このぬるぬるの仕事は逃げ出そうとする糖をがっちりと捕まえる事です。
(藤本)止めるんですね。
この時点でもう甘皮は甘くなりますね。
そうなんです。
(藤本)あっそうか。
ただ私たちが手に入れる事ができる枝豆はお店に売られている枝豆ですよね。
という事は呼吸によってそもそも糖をだいぶ失っています。
もともとこんなにありません。
(梅沢)えっ大した事ないんだ。
(藤本)スカスカ。
だから入江さんはお店で売ってるのは買わないとおっしゃっていたのでしたよね。
(梅沢)とれたてね。
でも先ほど召し上がった…申し訳ないけど入江さんもだまされましたよ。
じゃあその…うちの母親がよく言ってました。
はいまみちゃん。
あ〜…ね!ゲストの皆さんそれぞれ考えて頂きました。
さあこれを踏まえていよいよ究極のゆで方に突入していくんですよ。
本当に驚いて頂きました。
たくさんの方にご協力を頂いて。
この不思議なマジックのタネは何?という…。
ご覧下さい。
どうぞ!舞台は再び東京。
買い物に来たお客さんに協力してもらい究極のゆで方を実践してもらいます。
最初はこの方。
枝豆は家族がそろう休みの日によく食べるんですって。
まずはふだんどおりのゆで方でお願いしま〜す。
最初は塩もみ。
沸騰した湯に入れそのまま3分。
ザルにあげたら完成!いつもどおりのおいしさ。
ここでスタッフが…分かりました。
というわけで同じ豆を同じく塩もみ。
同じ鍋で同じ時間ゆでたら…。
同じように完成。
するとなんと!
(スタッフ)おいしいのはどっちですか?こっち好きです。
う〜ん…。
どうしてでしょう?別の方にも全く同じ方法で2回ゆでてもらうと…。
おいしかったです。
こちらの方も…。
やじ馬も…。
結局全員が2回目にゆでた方がおいしいと答えました。
でもでもみんな同じにゆでただけ。
ポイントなんてどこにもなかったじゃん!2回目を全員の方々が「えっ!何でこんなに味が違うの!?」っておっしゃったそのポイントがどれかを考えて頂きます。
(梅沢)枝豆の種類は関係ないですよね。
同じの使ってました。
これを違わせたらもう何の話にもございません。
(藤本)塩の量も同じです。
(梅沢)一緒だよね。
鍋も一緒だったんでしょ?鍋同じ形でした?はい。
はい同じ形でございました。
「同じようにやって下さい」って言ってやってるからきっと火加減やゆで時間も一緒じゃないですか?あら〜とうとう1つ残りました。
「食べるときの温度」。
1回目より2回目の方が出来たて。
(梅沢)あっそうか。
じゃ違うんじゃないですか?でも実際は同じ温度で食べて頂けるようにこちらが冷めるまで待ってから食べ比べをいたしました。
(梅沢)じゃあ同じですよ。
何にもないじゃないですか。
(藤本)え〜何で?
(梅沢)何にもないじゃない。
いやいや何にもなくないですよ。
だってかなり違うんですから。
(梅沢)みんな同じじゃないですか。
だって違わないと2回目味が変わらないんだもの!だって同じじゃないですか。
そんな事言ったってどっかに秘密があるんだもん!
(梅沢)何にもないじゃないですか。
(山瀬)あっそうか…。
はい何でしょう?そのとおり!鍋は同じなんですけど鍋の中の湯が…というか液体がというか。
(梅沢)液体が!?だってこれ鍋の形が同じだって言ったんで。
鍋の中まで同じだと言ってないんですよ。
あら!1回目でゆでた湯で2回目ゆでたら…。
枝豆の…それじゃあその時の様子を見て頂きます。
先ほどの実験。
(梅沢)でもお湯捨ててんだよ。
(山瀬)でもボウルに捨ててたの。
これが1回目。
2回目は…。
ガッテンスタッフが持ってきた別の鍋です。
真新しいお湯だ。
ガッテン隊が…。
(梅沢)何か入れたんだね?そうです。
入江さんちも同じような光景がありました。
奥さんが…。
何か取り出して鍋へ。
入れた。
入れた。
(藤本)砂糖とか塩とか入れるやつですよねあれ。
(山瀬)うん。
ちょっとベージュだったね。
砂糖じゃないかと美貴ちゃんが。
(梅沢)砂糖?そうです。
(一同)え〜!?
(山瀬)うっそ〜。
砂糖入れたんだ!ちょっと待って…え〜!?
(藤本)塩は全く入れずに?塩は入れています。
(梅沢)入れる入れる。
塩の量同じだから入れたのよ。
塩プラス砂糖。
砂糖入れたのよ。
(山瀬)え〜!?何となくどっかで「砂糖かぁ?」ってなんか…。
(梅沢)ちょっとそれはありますね。
甘みは砂糖だったのかと。
そんな事でよかったんですねという…。
なんか今までどうにかそこだけはしないように…。
ちょっとショックですね。
なんか…ですがご覧頂きましょう。
ゆでる時に…。
砂糖を入れました。
ゆで汁の中に入れた砂糖をキャッチするのも薄皮のぬるぬるの仕事です。
(梅沢)ほら!きたきたきた…集めちゃったんだよね。
そして…もともと枝豆が自分の中に持っていた糖。
これは実は正式に言うとこういうものです。
(藤本)すごい。
(藤本)すご〜い。
「ショ糖」なんですね。
そしてゆでる時の砂糖ですけども…。
(一同)え〜!
(梅沢)ほんとに!?ショ糖になるの?そうです。
私たちが普通にお料理に使っているあのお砂糖は正式に言うと「ショ糖」です。
(梅沢)なるほどね!すごい。
(梅沢)へえ〜。
という事は何となく「砂糖足すのか。
甘いもの足せば甘くなるのは当たり前じゃん。
なんか気持ち悪くない?」みたいな感じがあるのはイメージはそうだけど成分的には…。
(藤本)すご〜い。
(山瀬)実際食べてて…やってみよう!じゃあこう覚えて下さい。
(梅沢)これ大事だからね。
これよりもあんまり多く入れてしまうといかにも砂糖を足しましたという味になります。
でも失ったものを補ったというところでとどめるには砂糖2パーセント。
そして塩は前回は4パーセントとかなり濃い塩水をご紹介しましたけど2パーセントです。
もとの豆の方の味がこの砂糖2パーセントのおかげでよみがえっているので塩で無理に引き立てる必要がなくなったんです。
そっか〜。
(梅沢)そうだよね。
そういう事になるんだわ。
いやいやどうですか枝豆に砂糖なんて長い人生の中で考えた事も…。
(藤本)塩さえ入れとけば大丈夫だと思ってました。
枝豆が甘くコクのあるものになりますと。
ガッテンして頂けましたでしょうか?ガッテン!ありがとうございました。
ではこれからもう一つ皆様方に申し上げなければならないのがなんと…いきますよ…ジャン。
(山瀬)あっゆでてる。
(梅沢)茶豆!
(山瀬)大好き。
通常のものよりも…。
(藤本)ちょっといいやつですね。
まあとりあえず…。
(藤本)いただきます。
あっ熱い。
いただきます。
アツアツアツアツッ!やっぱりね。
いい。
何だろうこの香り。
いいですね。
(一同)え〜!
(梅沢)この香りを足す!?そうすると…甘みがありそして塩っぽさがありそしてこの香りがついてくるんですよ。
ある方法で。
あ〜いいですね。
かつおぶし。
ほうじ茶を一緒にこの中へ入れてそして煮ると…。
(山瀬)そう!さあこの方法で茶豆に変わるんです。
ほんとに簡単にほんとに僅かな値段で。
どうぞ。
枝豆の生産額が全国トップの…鶴岡の人たちが収穫を待ち焦がれるのが枝豆の一種「茶豆」。
うぶ毛が茶色いのでこう呼ぶんだそうです。
茶豆専用の直売所には…人!人!人!皆さん大量に買っていきますね。
人々をこうまでとりこにしちゃう茶豆の香り。
専門家が詳しく分析して見つかったのが…。
それは…。
(及川)これですね。
えっ…こんなに少ないの?2APはふだんは豆の中にある香り成分。
ゆでると一斉に飛び出しああまで香ってくるんです。
やっぱり駄目なの?そこで!この人にご相談。
鶴岡出身茶豆を知り尽くした…あの〜普通の枝豆何とか茶豆になりませんかね?え〜とそれは…はい。
ほんとですか〜!?早速枝豆をゆで始めた奥田さん。
そこに…なんとなんと!こうして出来たのが…実は10年以上お店で出し続けてる料理なんですって。
どうですか?やった〜!この料理をヒントにして「ガッテン」が編み出したのがこちら。
赤エビの代わりに使うのがお手ごろな干しエビ。
これでたったの2円分!さて本当に茶豆に変身するんでしょうか?審判を下すのは鶴岡のあの婦人会のリーダー。
お願いしま〜す!よっしゃ〜!褒められた!すごい!いろいろ考えて頂きましたがエビとは…。
(梅沢)エビとはね。
私どもは干しエビにいたしました。
砂糖2パーセント塩2パーセント。
これに干しエビ4尾。
(山瀬)たった4尾でいいの?
(藤本)それでいいんだ。
枝豆1パックが大体200〜300gほど入っているのでそれに対する分量と思って下さい。
お値段にすると2円分です。
(梅沢)いいじゃないですか。
たかだか2円のお金で…。
では是非食べて頂きましょうよ。
はい。
普通の枝豆が茶豆になった瞬間で〜す。
うん。
(藤本)なってる〜。
なってますか?なってます!
(藤本)なってる!なってますか。
なってる!めっちゃおいしい!うん。
(山瀬)おいしい。
すごいおいしいこの枝豆。
枝豆おいしいね。
もう香りと…とにかくなんか最後のチュッと吸うその汁がもう違うでしょ。
吸いたいですね。
この枝豆食べちゃったらもうよそのだと駄目だね。
普通のゆで方もう駄目でしょ。
駄目だなこれ。
ほんとに戻れません。
干しエビに含まれている「ピロリジン」という物質が茶豆の2AP…さっき及川先生がおっしゃってたあの2APという化合物と似ているからこういう効果が出るのではないかと先生はおっしゃってました。
(藤本)う〜んおいしい。
さあそんなわけでこの「2」「2」「干しエビ4尾」で皆様方にこのようにして作るんだというのをご覧頂きましょう。
それでは「枝豆ガッテン流・改」のゆで方です。
軽くから煎りしたら火を止めて鍋に枝豆水砂糖と塩を入れたら蓋をして…それでは究極の枝豆それをまた利用してのすばらしいお料理という事で実習コーナーでございます。
山形県鶴岡市出身のイタリアンシェフ奥田政行さんです。
どうぞ!
(拍手)よろしくお願いします。
オープニングのVTRの最後にシェフが枝豆がフカヒレとかフォアグラとかと同じだという暴言を…。
どういう意味ですか?独特の食感がある事。
何とでも合わせられる事。
合わせる事で味が変わるもの。
喉に入れた時に味とか香りが波のように口に押し寄せてくる。
この4つの法則を持ってると高級食材の法則なんです。
それでは今日は。
1つ目のお料理は…藤本美貴さんにやって頂きます。
(奥田)ごはんにまずはほんの少しツナを入れます。
ほんとにちょっと。
炊きたてごはん。
ノンオイルのツナ。
そしてツナ缶の汁。
熱々のごはんなのがポイントです。
混ぜたらよそって…。
もう盛りつけ。
(奥田)枝豆はここにのせて。
3サヤぐらい口の中に入れて熱いごはんを食べると香りが波のようにふわ〜って湧いてきて…
(藤本)え〜!?もうなんかよく分かんない。
そうです。
じゃもう1品完成ですね。
終わり。
ありがとうございました。
何だかまだキツネにつままれたような感じでございますけども。
では続いて…梅沢富美男さんに作って頂きます。
枝豆を生かそうとしたら…熱したフライパンに桜エビを入れます。
(奥田)こうやって少し熱を加えると香りが出てくるんです。
(梅沢)あっほんとだ。
(奥田)香りが出てきましたら生クリームを。
(藤本)火を止めて…おぉ〜。
(奥田)全部入れて下さい。
粗みじんに切ったトマト。
パスタのゆで方ですけども…。
(奥田)ややしょっぱめの固めで。
そしたら火を止めて…。
混ぜて生クリームの膜が出来たら完成です。
また同じように…
(奥田)はい。
豆入れればいいんですがパスタをモグモグしながら食べていくと味が変わってきます。
(藤本)面白い。
ねえ。
完成です。
楽しみです。
続いて…まみちゃんに作って頂きます。
スライスしたタマネギ。
塩。
混ぜて頂いて…。
は〜い。
白ワインビネガー。
ここにゆでたてのジャガイモ。
塩を入れてゆでて皮をむいたジャガイモ。
(奥田)ジャガイモにオリーブオイルを染み込ませます。
そしたらここにタマネギを足します。
それで混ぜて頂いて…。
お刺身用のホタテ1.5cmほどの大きさに8等分。
(奥田)表面だけサッとゆでてます。
これはゆで上がって熱いんですが塩2%の氷水で香りが逃げないように枝豆の毛穴を締めます。
へえ〜。
これをここに。
(山瀬)これは入れていいんですね。
初めて一緒になりました。
(笑い声)完成です。
すばらしいですね〜。
それではまずスパゲッティだけ…。
(一同)いただきます。
(奥田)そのまま食べてもそれだけでおいしいんですが…。
(藤本)おいしい!
(奥田)口にパスタが残ってるうちに両手で枝豆をプチプチッと。
ん〜!
(梅沢)こんなに口の中でいろんな味してるのも珍しいな!おいしい。
(藤本)おいしい!こう包まれますね。
面白い!
(梅沢)「面白い」とか「楽しい」って料理ないじゃないですか。
ほんとですよね。
(梅沢)ほんとおいしいもの。
おいしい。
今度は?「奥田家の枝豆ごはん」です。
今度は冷たい枝豆を3サヤ分ぐらい口の中に入れて…熱々のごはんを食べて。
(山瀬藤本)ん〜!
(奥田)ゆでたズワイガニの味が。
うん!おいしい。
ほんとに?そう言おうと思って食べて…すっごいおいしいけどカニはこないな。
温度で香りが変わってくるのでごはんによって枝豆が温められて香りが変わってくるんです。
続きまして「枝豆とホタテとジャガイモのサラダ」です。
うん。
(山瀬)う〜ん!
(藤本)食感もいろいろあっておいしいですね。
シャキシャキもあるし。
このホタテのバランスがいいね。
(藤本)食感がすごいし。
ジャガイモとホタテの柔らかさの違いと豆がピュッと…。
(山瀬)これも味付けものすごいシンプルでしたよね。
すこぶるおいしい。
偉い!枝豆くん。
今までお酒のおつまみみたいなので横っちょに置いときましたけど今度真ん中に置いときますよ。
(藤本)主役になれますね枝豆。
今すっごいいろんなものを食べたのに最後に残ってるのちゃんと枝豆なんですよね。
これがすごいなと思いました。
シェフ改めましてすばらしい世界を教えて頂きましてどうもありがとうございました。
いろんな事を教えてもらいましたけど…。
甘皮それから豆。
一挙にチュッと吸うという形が最高の食べ方であるという事でございます。
どうぞよろしかったら枝豆をもう一回見直してみて下さい。
それでは次回も「ためして」…。
(一同)「ガッテン」!ありがとうございました。
(拍手)
(一同)ごちそうさまでした。
2014/09/10(水) 16:05〜16:50
NHK総合1・神戸
ためしてガッテン「秋こそ旬!極うま枝豆ゆで方革命」[解][字][デ][再]
枝豆は秋が旬!とびっきりおいしい品種が出回るこの時期、ゆで方をちょっと変えるだけで、別格のおいしさが手に入る!さらに、有名シェフのレシピも公開!まだまだ枝豆!
詳細情報
番組内容
一度食べ始めたら止まらないのが、枝豆。ビールのお供に最適、ということから、夏が旬だと思ったら大間違い、実はもともとお盆過ぎから秋にかけてたべるもの。この時期は、甘みや香りなどが高い品種がお店に並ぶ、まさに全盛期。今回ガッテンは、10年ぶりに枝豆の最高においしい食べ方を開発することに挑戦。常識を覆すゆで方で、産地のとれたてのような枝豆本来の味を再現することに成功!山形出身の超有名シェフの料理も登場!
出演者
【ゲスト】藤本美貴,梅沢富美男,山瀬まみ,【司会】立川志の輔,小野文惠,【語り】生野文治
ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – 健康・医療
情報/ワイドショー – グルメ・料理
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:23682(0x5C82)