ろーかる直送便 きん☆すた「元気です!商店街〜福岡県・直方市〜」 2014.09.10

福岡県直方市にやって来ました。
初めてです。
「直方駅」…。
あそうなんですか。
でもやっぱり銅像建てるって事はそれだけこの町に愛されてるって事ですよね。
あれ?ちょっと待って下さい。
銅像が…。
もう建ってるじゃないですか。
最新型の銅像ですね。
ちょっと軟らかめの銅像だ。
ソフトシェル。
あ動いた。
どうも。
おはようございます。
しゃべるんだ!銅像。
すごいですね!わあすごい!こんなにおっきいのに?目立つのも好きじゃない?ものすごい目立つように食べてきたのに?親方が帰って参りました皆さん!
今回の「きん★すた」は…
福岡県・直方市の商店街を訪ねます!ゲストは直方市出身…
ふるさとのヒーローの凱旋に皆さん大感激。
かつて石炭で栄えた直方市。
この商店街の名物といえば…
炭鉱景気に陰りが見え始めた昭和34年元気を取り戻すために始めた大売り出し。
今年の6月5日で663回目です。
商店街の名物に舌鼓…のはずが…
もう最後らへんだから。
濃すぎる。
和菓子屋の看板娘は親方の大ファン
アハハハハッ!完全に女になってるじゃないですか!
これからの地元を担っていく若い世代も!
リーダーっぽくないねえ。
心を一つにご入刀です。
結婚式のケーキ入刀では…
「きん★すた」に。
今出てますよ。
ほんとですか?バーンバーンバーンって。
子供の頃から…最初自分何の花火かなと思ってはいたんですけど五日市の何ていうんですかね…。
今日は5日だから市があるんですか?そうなんですって。
でも小さい頃から聞いてたって事はもう何十年も続けているという事ですよね。
そうですよね。
勝ったら花火があがったとよ。
それもあるんですよね。
やっぱ地元の直方のおとうさんにとってみれば…アイドル!今日はアイドルが来ちゃいました。
ほら来た!あ〜もう!もう始まった。
これは大変ですよ。
進みましょうか。
強行突破しないと入り口にも入れない。
ほらもう女子高生たちがみんな集まってきましたよ!
直方駅の周辺には4つの商店街におよそ150のお店があります。
まず3人が訪ねたのは…
長さおよそ400m。
一番大きな商店街です。
この日は昭和34年から55年続く五日市!
2割3割引きは当たり前。
ふだんは静かな商店街もこの日は数千人を超えるお客さんでにぎわいます
かつて福岡県筑豊地方は日本最大の炭鉱地帯でした。
石炭の産出量は国内生産の4割を占めました。
直方駅は筑豊の石炭の集積地でした。
日本各地へと石炭が運ばれ町の経済は豊かになりました。
人が集まる所に商人が集まり商店街が発展していきました。
最盛期にはおよそ250軒の商店があり活気にあふれていたといいます
(笑い声)元気な子に育つように。
みんな拍手…。
こんにちは。
こんにちは。
こんにちは。
ありがとうございます。
頑張ってね。
ありがとうございます。
あれ?親方何かを見つけたようです
何かえらい古い…。
結構レトロですね!「新魚雷戦ゲーム」「鉄人28号」。
じゃあ同い年!同い年でしたら…すごいですよねこういうの…。
ウルトラ怪獣。
ゴモラです。
合ってましたね。
あカネゴン。
合ってますね。
覚えてるもんですね。
意外と覚えてますねほんとに。
ここ?にしやさん。
こんにちは。
「ウイスキーボンボン」…え?違いますよ。
1個食べていいですか?
(西村)どうぞ食べて下さい。
いただきます。
うん!
お菓子の量り売り。
昔ながらの風情を残すこのお店の開業は大正12年。
店の看板娘は…
はい「ゴリさんとかいう人」までが芸名です。
親方のお父さんが?すぐそこで…。
そいけどね…「そいけどね」って方言だね。
何となく言いたい事は分かります。
パレード…。
あるかもしれないんですね?お元気だなもう!おっスクラップブックが。
すごい。
見て下さい!こういうのはこう…。
わっ!あら〜。
こんなのあるんだ。
すごい。
その時も商店街売り出ししてね。
やっぱり関取になった頃には町全体で応援してもらってるような感じがしてですねほんとどこまで盛り上がるのかなというくらい盛り上げてもらって。
浅香山親方ゴリさん雨宮アナが続いてやって来たのは…
長さおよそ80mの小さな商店街です
完全に今これ通行する場所ですよね?あれどういう事なんだろう。
食事中ですね。
どういう事?勝手にテーブル出して食事してるって事?えっ!ありがとうございます。
しっかりした!96歳なんですか?90超えてる方。
うどん?ここうどんですか?
ここは五日市の日にだけオープンするうどん販売所です。
その名も「五日市うどん」。
価格は一杯なんと150円。
売り切れごめんの商店街の名物です。
お客さんに何とか足を運んでもらおうと商店街のいろんなお店が人を出し力を合わせて格安うどんを販売しているんです。
3人も名物うどんを頂こうかと思ったら…
どうやらこの日は250杯も売り上げお店は閉店間際
もっとテーブル長かった?長かった。
お昼どき過ぎたから…。
うどん無くなった?何にも無い。
(笑い声)これ許されざる事ですよ。
せっかくですから呼ばれましょう。
ああちゃんと釜持ってきて…。
ちょっと本格的でしょ?いただきましょうか親方。
いただきます。
商店街のこんなアーケードの真ん中で…。
自分も初めてです。
待ったんですね。
はい。
やっぱそうでした?いやいや…。
(笑い声)分かってるんじゃないですか。
4つの商店街の中でJR直方駅に最も近いのが…
およそ50の店舗が営業しています
ありがとうございます。
いやもうこうなっちゃいますって。
しょうがないです。
強かった自分が悪いんですよ。
ありがとうございます。
成金まんじゅう。
いい名前。
知ってます?はい。
これは昔から直方の…何ていうんですか銘菓というか。
お菓子として…地元のお菓子。
大きいですね。
でかっ!どら焼きはあんこが黒いんですけどねこちらは白あんのみで。
これ白あん?えっ今作られてるんですか?はい。
成金まんじゅうは100年以上筑豊地方で愛されています。
三代目の迎神児さんは19歳の時からお店に立ち伝統の味を守り続けています。
この日作っていたのはなんと直径30cm以上という特注の成金まんじゅう。
中にはうずら豆を使った白あんをこれでもかとたっぷり。
まんじゅうの重さはなんと2kg。
でもこの巨大なまんじゅう三日に1個は注文が入るほど人気なんだそうです。
結婚や引っ越し開店祝いなどお祝い事の贈り物にされます
魁皇サイズですよねこれ。
(神児)そうそう。
(笑い声)そんなん聞いた事ないですって。
どら焼きにやるの?
(神児)そうです。
カメラはケーキ入刀に使われるという巨大成金まんじゅうのその後を追跡
(拍手)
北九州で育った新婦の松川英理子さん。
このおまんじゅうには特別な思いがありました。
英理子さんの父俊夫さんは17年前に亡くなりました。
子供の頃よくお土産に成金まんじゅうを買って帰ってきてくれたといいます。
英理子さんは父の大好きだった味を人生の特別な日に使いたいと思いました
(司会者)違った趣向で特大サイズの…
(司会者)おめでとうございます!
(拍手)
(司会者)せ〜の!
(司会者)おめでとうございます!
(拍手)今日も食べたんですけど…ほんとお茶屋さんも多い。
(雨宮ゴリ)いいんですか?じゃあせっかくなので。
どうぞどうぞ。
商店街のお祭りのよう…。
1か月に1回にぎわうのが今どこもシャッター通りでやっぱり閉まるお店が多いけれど…
このお茶屋さんの初代田中哲夫さんはお茶の産地星野村のお茶農家の次男として生まれました。
高校卒業してから炭鉱景気でにぎわう直方に来て昭和28年星野村のお茶を扱う店を構えました
(紀子)どうですか?お服加減。
ああよかった。
見せるんですね。
(紀子)若いよねやっぱり。
若い若い。
それは若い。
このお店の二代目田中秀孝さんは跡を継ぐために京都に8年間お茶の修業に行きました。
その時出会ったのが妻の紀子さんです
アハハハッ!すいません!
(笑い声)ご主人どうですか?ああ先生。
どうも。
テレビでほんとよう見とりますばい。
わ〜!親方です。
ああほんとに!どうもありがとうございます。
若い!僕ずっと年下と思ってました。
北九州市に住む桑本ウメさんと鞍手郡小竹町に住む林キミさん姉妹。
離れて暮らす2人にとって直方市はちょうど真ん中です。
高齢になりなかなか出歩く事も難しくなった2人は月に一度商店街のこのお茶屋さんで会う事を約束しました。
もう20年も続いています
一番楽しい時間って何ですか?五日市は楽しみは何ですか…。
何を。
とんでもございません。
ん?「きん★すた」。
NHKの。
いやいや。
(笑い声)金曜日ですかね?金曜日です。
今出てますよ。
(笑い声)・はいはい田中です。
このお茶屋さんでは配達も行っています。
お店に来る事ができないお客さんに電話一本たった一つのお茶でも自宅まで届けます
注文するお客さんの多くは昔からのおなじみさん。
最近お店に来る事ができなくなった高齢の方です。
車がないので大型店にも行けません。
「人と人が触れ合える」。
これが商店街ならではの良さです
おじゃましま〜す。
古井さんこんにちは。
91歳になる古井喜美子さんは20年前からお茶の配達をお願いしています。
月に一度紀子さんとのおしゃべりも喜美子さんの何よりの楽しみです
朝御飯食べました?よかったあ。
お昼はまだですか?いやいや派手な事…。
90とか言っちゃ…あんたほんと似合ってるけん…。
お茶屋さんだけでなく電器屋さんは電球1個でも届けて取り替えまでしてくれます。
商店街には人情があふれています
今日4つ目の商店街須崎町商店街にやって来ました
またここは違う商店街ですね。
あららら…。
相撲のポスター。
どうも親方。
直方お世話になっております。
入っていいですか?はいどうぞ。
お父さん相撲大好きというのがありありと分かるお店ですね。
(笑い声)
松田継生さんが営む靴屋さんは昭和33年開業。
23歳の時でした。
かつて直方が国鉄の機関区を中心に栄えた頃多くの職員が松田さんのお店に靴を買いに来ました。
中には初めて革靴を買う若い国鉄マンもいて誇らしげに帰っていきました
あれから50年。
靴を買う人も修理する人も少なくなりましたが一人でもお客さんがいるかぎり店を開けていようと松田さんは思っています
そういう人が今多いですね。
(取材者)やっぱ店を開けてないとというのはありますか?ここに出てこん事には気持ち悪いですね。
昼からでも出てきようです。
好きですからね。
やっぱり皆さんが元気であれされますから。
何かなしもう23から商売しようですよ。
そして今もう79でしょ。
50何年ですからね。
もうちょっとやっぱり…あんまり長すぎたけど…そりゃそうですよね。
親方とお会いした事は?試合を見に行った事は?ありますけどね。
福岡にありますけどね。
劔神社で小さい時にそれをした時は後ろからは見よったですね。
うれしいはずなのに。
こんなに貼ってるぐらい相撲好きで来てるのに…こっち見たいはずなのに全然見ないの。
やっぱてれます?お父さんが見たい人はほんとはこっちのはずですよ。
最後に親方と…。
いいですか?今日どうします?夜帰って手は?洗っちゃいます?
(笑い声)「今日魁皇様と握手したよ」つって。
直方市の商店街では今新しいお店を増やす取り組みに力を入れています。
閉店したお店を借りてやる気のある人たちに開放し新規開店につながる準備をしてもらおうという企画です
どういう事なんだろう?ちょっと行きますか?女子校の制服ですよね?あれ?あれ?お〜高校生だみんな。
どういう事ですかこれ?皆さん高校生だよね?「福岡県立筑豊高等学校」って書いてあるもんね。
学校でバイト禁止って言われてない?
(笑い声)あっ自分です!あ〜君!いやいやそんな事ないですよ。
筑豊高等学校総合ビジネス科では月に2回ここでお店を運営しています。
商品は地元の高校生が作ったものや自分の学校で企画した物です。
実際にお客さんと接し経験を積む事で将来直方市の商業を活性化させる人材を育成しようというねらいです
「元気印!」。
「大豆肉そぼろ!」。
言われなければ…はい。
いやいやうそうそ!うそだよ!一番うそっぽい!本当?お願いします直方のためにも。
ありがとうございます!
(笑い声)当たり前だろ!親方です。
高校生のお店の奥にあるのは「チャレンジショップ」。
自分のお店を持ちたいという意欲のある人が月2万円でこの場所を借り実際に営業してお客さんの反応を見ます
「ゆず塩」と「焼きそば」が出来ました。
すいません今からスパします。
ちょっと待って下さい。
ここで反応が良ければ地元でお店を持つ事につながっていくんです
そんな「チャレンジショップ」での経験を経て去年商店街に一つのお店が誕生しました。
カレーやケーキコーヒーを出すカフェです
シャッターが増えていく商店街にとって飛び切り明るいニュースになりました
なるほど!もうお客さんいっぱいいますよ。
ちょっとテイクアウトのお客さまいらっしゃるので…すごい。
チャレンジ成功してる。
何かいい香りがする。
ほんとだカレーのいい香り。
私北九州の方に長い事住んでて子供の頃知ってるんですこの辺。
近くにおじがいたから。
そしたら「チャレンジショップ」があったから「これいいかも!」と思って。
そこから喫茶店を?はい。
本松陽子さんは4年前1人暮らしの姉が直方市に引っ越すのをきっかけに仕事を辞め一緒に移り住みました。
もともと自分の店を持つ事が夢だった本松さん。
そんな時知ったのが「チャレンジショップ」の存在でした。
8か月に及ぶ修業の中で本松さんは試行錯誤を繰り返しながら看板メニューの「牛すじカレー」を完成させました。
そして昔から大好きだった商店街に念願の店を構える事ができたのです
味はしっかり出てますけど。
アハハハハハ。
(笑い声)「何食ってんだ?」って逆に怪しいですって!じゃあみんな頂きましょうか。
親方からいっちゃって下さい。
はい。
うん。
おいしい?ありがとうございます。
あっ最初甘いけどあとからピリッと奥がねスパイシーなのが。
そういうのやってる所もあるじゃないですか。
あれやったら私いいと思うんですよね〜。
こういうお姉さんの一人一人の気持ちがまた活気のあるにぎやかな商店街の…。
作ってくれるといいですよね。
ん?お冷やに?お冷や?待ってもしかして…。
(笑い声)ここに入れてたからか〜カレーに無いのは。
最後に浅香山親方は2人をもてなそうと商店街を離れて卒業した中学校のすぐ近くの取って置きの場所に案内しました
じゃあ行きますか。
「お帰り」!「お帰り」と聞こえましたよ。
おめでとう。
「おめでとう」?何の「おめでとう」ですか?おかあさん。
おかあさん…。
見えてない…。
2人で…。
はい?ああ今4人います。
この前ごめん。
今日は大丈夫。
何ぼかよ!あっ見えた?僕の事。
えがわゆう?映画俳優!どういう中学生でした?覚えてます?ここに来た時もあそこに座ってたりする事が…端っこの方に座って本とかもこうやってあったんで見ながら焼いてもらって食べてたんです。
おかあさん。
はい!「ホルモン玉子スルメ」。
あっこれ?これだ!あっこれ?これは何ですか?ホルモンタマスルメ。
地球のへそと言われてるエアーズロックでしょ?ああホルモンが!そう…ですかね。
はい。
え…これ一人で?音がもうホームベースひっくり返したみたいな音鳴りましたよ。
これこのお店の特製ソース?そうそう。
おばちゃん作りよんよ。
親方が今「ここのソースがおいしいんだよ」つって。
これがおいしいんですまた。
はいはい!これ?これも要ります?はいどうぞ!お上がって下さい。
お好み焼きにホルモンってなかなかないですよね。
(笑い声)いや〜すごい。
はいはい!?僕のシメを絶対シメさせない!久しぶりにじっくりといろいろと歩いて回ってほんとに商店街の中特に地元の人が地元を盛り上げようと一生懸命になってるところが見れてよかったなと。
年配の方がすごく元気だったのであれを見た時に自分の方が元気がないのかなと思うぐらい元気だったんで…
福岡県・直方市の商店街。
そこには地域を支えるたくさんの元気がありました
皆さんも是非地元の商店街に出かけてみてはいかがですか?いくつもの笑顔と人情に出会えるかもしれませんよ

「元気です!商店街」次回もお楽しみに!
2014/09/10(水) 15:15〜16:00
NHK総合1・神戸
ろーかる直送便 きん☆すた「元気です!商店街〜福岡県・直方市〜」[字]

商店街の魅力を再発見!元大関魁皇の浅香山親方と「きん☆すた」司会のガレッジセール・ゴリが福岡県直方市の商店街を訪問!親方地元の商店街で人々の活気や人情にふれる。

詳細情報
番組内容
地域に根ざし、地元から支持されている商店街を訪れ、その魅力に迫る「元気です!商店街」。今回の舞台は福岡県直方市の商店街。JR直方駅周辺にある4つの商店街では、およそ150店舗が元気に営業している。お客さんのほとんどは高齢者。店主と顔なじみが多く、買い物ついでの世間話でいつも笑い声が響いている。そんな商店街を地元・直方市出身の浅香山親方(元大関・魁皇)とともに訪れふるさとの人々の活気や人情にふれる。
出演者
【出演】浅香山親方,ゴリ(ガレッジセール),雨宮萌果,【ナレーション】フラッシュ嶋田

ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
趣味/教育 – 旅・釣り・アウトドア
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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