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政治
折衷案「維新の党」浮上も…結いと新党名で亀裂深刻「合併やめるか」
2014.9.10 13:15
[日本維新の会]
9月中の合流を目指す日本維新の会と結いの党は10日午前、新党名について実務者が国会内で断続的に協議を行った。「維新の会」などを提案していた維新に対し、結いが反発したことから調整は難航。維新は折衷案として両党の名前を取り込んだ「維新の党」を打診したが、同日昼に予定していた党名を決定するための両院議員懇談会は開会が遅れた。
両党間では新党名について「『維新』を含む新しい党名」とすることで合意していた。ところが、維新側の「維新の会」「日本維新の党」などの案に結いが反発。維新の小沢鋭仁国会議員団幹事長と結いの小野次郎幹事長らが10日午前、善後策を協議したが、結いは折衷案の「維新の党」にも難色を示した。
両党は21日に結党大会を予定している。ただ、新党名をめぐる亀裂は深刻で、維新幹部は「合併をやめるか、新しい名前を出すかだ」と合流の破棄を示唆した。
新党名については、7日に維新の橋下徹代表(大阪市長)、結いの江田憲司代表も出席した上で対応を協議。両党が案を提示し、絞り込んだ上で10日昼の両院議員懇談会で決めることを確認していた。
維新側は9日の実務者協議で合意に沿った提案を行ったが、江田氏らは「代わり映えがしない」と反発。橋下氏も「付き合いきれない」と結いを批判していた。
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