熱闘甲子園 2014.08.14

当番組は同時入力のため、誤字脱字が発生する場合があります。
また、内容により字幕放送を中断させていただく場合があります。
北海道に逸材あらわる。
東海大四西嶋亮太。
今大会最軽量ピッチャー。
エースとして勝ち抜いた。
日本一小さなエースのビッグマウス。
そう、彼の武器は、伝家の宝刀超スローカーブ。
画面から消えるスローカーブで猛者たちに挑む。
大甲子園、出るか幻惑の超スローカーブ。
身長168センチの西嶋に立ちはだかるのは、スタメン平均179センチ。
満員の観衆が見守る中、西嶋注目の初球。
1回を3人で切り、上々の立ち上がり。
2回、九州国際大付属の重量打線が牙をむく。
先頭はプロ注目185センチ、4番清水。
続く疋田にも。
さらにワイルドピッチで、みずから傷口を広げる。
この後、フォアボールで、1アウト満塁。
8番富山。
迎えた7球目。
真っすぐで三振。
欲しいところで三振がとれる、西嶋のピッチング、2アウト。
なおも満塁。
試練は続く。
勝負の1球、5球目。
バッターこらえた。
ストレートを見送られ、2アウト満塁、フルカウント。
西嶋冷静にランナーの動きを見ていました。
絶体絶命の場面で冷静な判断。
ミスを帳消しにし、無失点で切り抜けた。
直後の3回。
打席でも。
反撃の口火を切る。
その後西嶋は2塁に進み、打席には1番高橋。
欲しかった先制点!西嶋が先制のホームイン。
なおも…。
勢いづいた東海大四、集中攻撃で、この回一挙4得点。
4回、甲子園で自信を取り戻した西嶋。
ついに…。
出ました、超スローボール。
テレビの画面からボールがはみ出てしまいました。
テレビ画面にもおさまりきらず、スピードガンも反応しない。
解禁した超スローカーブ。
小さなエースが、甲子園の空気を変えた。
重量打線のリズムを崩すと。
すばらしいボール。
空振り三振、西嶋のピッチング、さえわたります。
覚醒した西嶋。
ここから猛打九州国際大付属にストレートがうなる。
三振、これで12個目。
12個の三振を奪い、九州の雄から勝利をもぎとった。
甲子園に新たに生まれた小さなヒーロー。
こんばんは。
熱闘甲子園、今夜も生放送です。
小さなヒーローが大きな甲子園で躍動しました。
試合後に、西嶋君をリードしていたキャッチャーの上野君に話を聞いたんですが、遅いボールをうまく使うことで、相手がストレートに振り遅れていたんですね。
決して物すごく速いわけではないんですけど、バッターは緩急がきいていましたよね。
工藤さんは敗れた九州国際大付属の選手に話を聞いたんですよね。
清水君に話を聞いたんですが、遅いボールは気にならなかった、むしろ自分の野球ができなかったと。
4点を入れられて、自分が決めなきゃいけない、何とかしないといけないという、焦りに似た感情になったことが、攻略することができなかったと。
僕はそう感じました。
心理的な要因が大きかったんですね。
続いてはこれぞ高校野球、最後の最後に大どんでん返し。
初出場愛媛小松高校。
勝利まであと1イニング。
3点リードでマウンドには菅。
山形中央の先頭バッター高橋にヒットを許し、ノーアウト3塁2塁。
初めての甲子園、勝利は目の前にある。
バッターは代打奥山。
2点差に詰め寄りました。
さらに…。
3番永井のセカンドゴロでランナーがかえる。
リードはわずか1点。
ここで迎えるは、4番、青木。
1アウト2塁。
空振りだ。
2アウト。
ついにたどり着いた。
あとアウト1つ。
右中間破った。
同点のホームイン。
同点。
8対8。
つかみかけた勝利がこぼれ落ちた。
さらに6番、中村。
3塁ランナーホームイン。
逆転!9対8。
9回表、山形中央、試合をひっくり返しました!まさかの4失点。
それでも…。
1アウトから代打曽田。
続く8番、矢野。
驚異の粘りでチャンスをつくり、打席にはキャプテン日野。
2アウト。
追い込まれた小松。
1番今井に全てを託す。
フルカウント。
三振!試合が終わりました。
この言葉を胸に甲子園までたどり着いた球児がいる。
神戸国際大付属エース黒田達也。
小学校のときに肘の骨折に始まって、中2のときに肘を手術して、腰をけがして、膝を3回手術して。
骨折などの大けがを繰り返し、これまでに受けた手術は5回。
右ひじには今もボルトが入っている。
当時のことを、チームメートはこう語る。
どん底にいた黒田の気持ちを救ったのがあの色紙。
送り主はいつも応援してくれる祖母だった。
初めての大舞台は、甲子園。
絶望からはい上がった不屈のエース、3回。
とれない。
先制点は聖光学院。
8年連続出場聖光学院のセーフティースクイズ。
1点を失う。
追いかける直後の4回、チャンスに5番、飯迫。
同点!けがに泣かされ続けたエース。
実戦復帰は今年の春。
三振!それまでボールすら握れなかった日々をこえて、満員の地元大甲子園が黒田達也を後押しする。
自分の信じる球、スライダーで点を許さない。
次の1点が勝敗を決めるのか。
1対1で迎えた7回、黒田の球数は110球を超える。
フェア!終盤の重い1点。
もう後がない9回、同点のランナーを2塁に進める。
送りバント成功!打席には代打片山。
黒田は仲間を鼓舞する。
ストライク!握手の瞬間、抑えていた感情があふれだした。
試合が終わったときに泣いてなかったというふうに思うんですけど。
黒田君の野球をやっててよかったという言葉を聞いて、本当にうれしかったんですよ。
今までたくさんのけがをしてきて、苦労もあったでしょうし、苦悩もあったと思うんですけど、その中にはもう一回野球をやるんだという気持ちがあったからこそ、ここまで来れたのではないかというふうに思いますし、もう既に黒田君は前を向いてるんですね。
僕のスライダーはこれからも成長しますと言ってくれたので、これからもけがをしない体をしっかりつくって野球をしてほしいなと思いました。
甲子園を経験して、さらに大きくなって次の舞台へですね。
そして山本アナウンサー、今夜も視聴者の皆さんからのメッセージが届いているんですよね。
たくさんのメッセージありがとうございます。
皆さんも「ハッシュタグ・熱闘」でつぶやいてください。
続いてはエースがエースに贈ったエール。
佐久長聖が誇る2枚看板、背番号1、両角優。
背番号10、寺沢星耶。
2人の最後の夏、エースとしての誇りを持って戦う。
先発のマウンドを託されたのは、背番号10、左の寺沢。
長野大会ではエース番号を背負った寺沢の武器、それはストレート。
ストライク、ストレート。
しかし、1対0で迎えた5回、寺沢がピンチを招く。
同点に追いつかれ、なおも2塁1塁。
外いっぱい!気迫のストレートで断ち切った。
佐久長聖は6回、東海大甲府先発高橋から2アウト3塁のチャンスで5番竹内。
佐久長聖、勝ち越し成功。
2対1と、佐久長聖リードで迎えた7回、背番号1、右のエース両角がマウンドへ。
両角の武器は落ちる変化球。
相手打線を封じていく。
しかし、8回、両角が突如乱れ、2アウトから連続フォアボール。
すると、先発だった寺沢が伝令に。
互いを信じ、重なる気持ち。
3アウトになりました。
ともにつかんだ勝利。
2人の夏。
明日の熱闘甲子園ですが、ついに甲子園に登場します。
高校ナンバーワンスラッガー、智弁学園の岡本君。
大会前に話を聞いたんですが、人のよさが本当に伝わってくるんですよ。
すごく優しい子なんだなと思う一方、打席に入ったら、本当に勝負師の顔に変わる、こういうところも彼の魅力の1つではないかと思います。
対するは明徳義塾、岸投手。
彼も3年目ですから、彼の成長がどれだけ上がってきたのか、2014/08/14(木) 23:10〜23:40
ABCテレビ1
熱闘甲子園[デ][字]

必見!超スローボール!東海大四・西嶋投手が強力打線の九州国際大付と対戦!マンモス甲子園で「驚きの魔球」が披露される!

詳細情報
対戦カード
大会第4日
第1試合 東海大甲府(山梨)VS佐久長聖(長野)
第2試合 九州国際大付(福岡)VS東海大四(南北海道)
第3試合 聖光学院(福島)VS神戸国際大付(兵庫)
第4試合 小松(愛媛)VS山形中央(山形)
今日の熱闘
ソチ五輪メダリスト・葛西紀明の母校・東海大四には、時速50kmの「超スローボール」を操る投手がいます。西嶋亮太君(3年)。168センチ59キロの細身から躍動感たっぷりのフォームで多彩な変化球を投げる。注目の「超スローボール」が甲子園で披露されるのでしょうか?
熱闘甲子園とは
夏の甲子園は「熱闘」で!興奮の試合は、より熱く!
高校球児と支える人々のドラマに思わず涙が・・・。
ふだん野球をご覧にならない方にも、高校野球のすばらしい感動を伝える番組です。
出演者
【キャスター】
工藤公康
三上大樹(元高校球児、テレビ朝日アナウンサー)
山本雪乃(兄二人は球児、テレビ朝日アナウンサー)
【ナレーター】藤崎健一郎(朝日放送アナウンサー)
音楽
番組テーマソング「オモイダマ」
番組HP・制作
【番組HP】

http://asahi.co.jp/netto/

【制作】
朝日放送・テレビ朝日
おことわり
※この番組は放送休止および、放送内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

ジャンル :
スポーツ – 野球
ドキュメンタリー/教養 – スポーツ
スポーツ – スポーツニュース

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映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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