ニュース・気象情報 2014.09.10

2時になりました、ニュースをお伝えします。
大規模な土砂災害から3週間となったきょう、広島市の松井市長は、避難勧告が災害の発生に間に合わなかったことなどを踏まえて、当時の対応についてあすから専門家を交えた検証を始め、年内に取りまとめを目指す考えを明らかにしました。
松井市長はこう述べたうえで、災害が発生したときの市の対応について、あすから専門家を交えて検証を始めることを正式に明らかにしました。
年内には結果をまとめたいとしています。
また、広島市の災害対策本部は、今回の土砂災害で全壊や半壊などした住宅は429棟、床上や床下が水につかった住宅は、4111棟に上ると発表しました。
この数はきのうまでの発表よりも大幅に増えていて、災害対策本部は、市の職員が現地に出向いて調べたり、災害前後の航空写真を見比べたりして調べた結果だとしています。
全国でデング熱の感染が相次いでいることを受けて、塩崎厚生労働大臣は、ウイルスの解析などにあたる国立感染症研究所を視察し、全国の自治体に対して、人の集まる場所での蚊の駆除など、予防対策を行うよう求める考えを示しました。
塩崎厚生労働大臣は、デング熱のウイルスの解析などに当たっている東京新宿区の国立感染症研究所を視察し、職員から電子顕微鏡を使って都内の公園で採取された蚊を検査し、感染経路を調べる方法などについて説明を受けました。
塩崎大臣はこのように述べ、全国の自治体に対して人の集まる場所での蚊の駆除など予防対策を行うよう求める考えを示しました。
福井県などで橋やトンネルの名前などを記した金属製の板、銘板が相次いで盗まれた事件で、警察は盗まれたものと知りながら銘板を買い取ったとして、京都の金属買い取り会社の社員を逮捕しました。
盗品等有償譲り受けなどの疑いで逮捕されたのは、京都府宇治市に本社がある金属買い取り会社、友栄商事貿易の福井支社の工場長笹川文之容疑者です。
福井県や石川県などでは、ことし金属製の銘板が盗まれる事件が相次ぎ、警察は先月、福井市の自営業者ら合わせて5人を盗みの疑いで逮捕し、捜査を進めてきました。
その結果、警察によりますと笹川工場長が、盗まれたものと知りながらことし5月、しんちゅう製の銘板4枚などを、自営業者からおよそ23万円で買い取った疑いがあることが分かったということです。
警察はきょう、工場長を逮捕するとともに関係先を捜索しました。
調べに対し笹川工場長は、容疑を認めているということです。
警察は、盗まれた銘板が海外に輸出されていたとみて調べを進めています。
続いて気象情報です。
午後3時から6時まで、広い範囲で大気の状態が不安定になり北海道では猛烈な雨が降るおそれがあります。
午後6時から9時まで、北日本と東日本を中心に激しい雨の降る所があるでしょう。
2014/09/10(水) 14:00〜14:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気

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