(テーマ音楽)中には食品としても使われるものがあります。
そんな生薬を料理にも使ってみましょう。
生薬を取り入れたおばんざいで…。
元気に暮らしましょう。
生薬の専門家京都大学大学院の薬学博士伊藤美千穂さんと京都の料理研究家杉本節子さんがタッグを組んで生薬を使ったおいしいおばんざいを提案します。
体の不調や仕事のストレス何か不安があったりすると夜眠れない事があります。
漢方では元気のもと「気」が上昇するとカッカしてしまうと言われますが赤じそはその「気」の流れを整えてイライラを抑えてくれます。
睡眠不足が気になる人にまずは赤じそを使ったおばんざいです。
鶏のささ身は1cmの厚さのそぎ切りにし塩を少々振ります。
ししとうがらしは揚げる時にはねないように竹串で穴を3〜4か所あけておきます。
衣を作りましょう。
ボウルに分量の水を入れ赤じそふりかけを加えます。
赤じその色と香りが出るまで5分間ほど置き天ぷら粉を加えて混ぜます。
揚げ油を170℃に熱し鶏ささ身とししとうがらしに衣をつけカラッと揚げれば完成です。
睡眠不足につながるイライラなどにお薦めなのが赤じその他に小麦となつめ。
これらは昔から赤ちゃんの夜泣きを鎮める漢方処方に使われています。
材料はこちらです。
種つきのなつめは水かぬるま湯大さじ2に2〜3時間つけて戻します。
それをそぐように切り落とし種を除いてみじん切りします。
戻し汁は取っておいて下さい。
具を作ります。
サラダ油を熱しにんにくしょうがねぎのみじん切りを入れて香りが出るまで炒めます。
合いびき肉を加えて炒めなつめの戻し汁と酒砂糖しょうゆ八丁みそを加えてよく混ぜ水分を飛ばすようにしながら炒めます。
最後になつめを加えて炒めたら火から下ろします。
そうめんはゆでて冷水にとりざるにあげてごま油をまぶします。
器にそうめんを盛って具をかけ貝割れ菜を飾り仕上げにごま油を少々回しかければ完成です。
そうめんの代わりにうどんを使ってもおいしいですよ。
肝臓が弱るとイライラして眠れなくなる事もあります。
くちなしには肝臓を元気づける働きがあると言われています。
こちらはくちなしの実を使ったおばんざい。
小さく切ったくちなしをさつまいもと一緒に煮ればできます。
赤じそ小麦くちなしなつめは生薬としても使われますがいずれも身近な食材ですね。
それを上手におばんざいに取り入れて楽しんで下さい。
2014/08/14(木) 21:55〜22:00
NHKEテレ1大阪
まる得マガジン おいしく!元気に!生薬でおばんざい(8)睡眠不足が気になる[字]
「生薬」を使った「おばんざい」を薬学博士・伊藤美千穂さんと料理研究家・杉本節子さんのコンビが提案。睡眠不足が気になる方は「赤じそ」「なつめ」「小麦」などを。
詳細情報
番組内容
「生薬」とは昔から薬として使われる天然の植物・動物・鉱物のこと。食品としても使われる生薬を日々の食事に取り入れて元気はつらつと!京大大学院の薬学博士・伊藤美千穂さんと京都の料理研究家・杉本節子さんがタッグを組んで生薬を使った「おばんざい」を提案。今回は、睡眠不足が気になる方へ「鶏ささ身の赤じそ天ぷら」「そうめんのなつめミンチあえ」のレシピと、「くちなし」の使い方のヒントを紹介。
出演者
【講師】薬学博士・京都大学大学院准教授…伊藤美千穂,料理研究家…杉本節子,【語り】北郷三穂子
おしらせ
※ワンセグ独自は別番組
ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – グルメ・料理
情報/ワイドショー – 健康・医療
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32721(0x7FD1)
TransportStreamID:32721(0x7FD1)
ServiceID:2056(0x0808)
EventID:1130(0x046A)