アルプスの雄大な自然の中を走り抜ける赤い列車。
世界遺産に登録されているこの路線で、事故が起きました。
スイス東部のグラウビュンデン州の山岳地帯で13日、列車が土砂崩れに巻き込まれ、車両3両が脱線しました。
このうち、車両の一つは斜面に転落し、崖の途中で止まりました。
この事故で、列車に乗っていたおよそ140人のうち、日本人5人を含む11人がけがをしました。
スイスの日本大使館によりますと、5人のうち、横浜市在住の70代の男性が腰の骨を折っている可能性があり、残る4人が打撲などのけがをしたということです。
事故があったアルブラ線。
アルプスに囲まれたスイスのリゾート地、さんもりっつとクールを結ぶおよそ90キロの路線です。
アルブラ線の一部は、アルプスの自然と調和しているとの評価を受け、2008年、世界遺産に登録されました。
スイス旅行を専門にしている旅行会社の社長です。
アルブラ線の魅力について。
最近では特に日本の中高年の人たちに人気が高いということです。
今回、事故が起きたのは、険しい山に囲まれた急な斜面が続く場所でした。
現場周辺ではここ数日、大雨が降っていました。
事故当日の13日も午前中、強い雨が降っていて、土砂崩れが起きやすい状態だったということです。
なぜ大雨が続いていたのか。
理由は、上空を流れる偏西風にあります。
こちらは、日本よりもずーっと北、北極から見た地図です。
ここにスイスがあります。
平年ですと、偏西風は西から東へ、このように滑らかに流れているんですけれども、ことしはというと、やや蛇行しています。
特にヨーロッパの辺りで大きく南に蛇行しています。
こうなると、風がとどまりやすくなるんです。
ここに低気圧がとどまりまして、スイスなど、ヨーロッパ各地に大雨が降ったと見られます。
憧れの旅から一転、災難に巻き込まれた旅行者たち。
けがをされた方々は、現場からおよそ20キロ離れましたこちらの病院で手当てを受けています。
けがをした日本人は日本大使館の職員に対し、急に大きな地震が起こったような衝撃があり、体が投げ出されたと話しているということです。
地元の警察と事故調査機関は、事故の原因について調査を始めています。
こんばんは。
線路からおよそ10メートル下に車両が転落するという大きな事故でした。
これから旅行に出かけるという方もいらっしゃると思いますが、旅先の気象状況や、安全には十分ご注意ください。
沖縄県のアメリカ軍普天間基地の移設問題が、新たな局面を迎えました。
移設先とされる名護市辺野古の沿岸部で、沖縄防衛局が、移設に向けた海上での準備作業を開始しました。
2つ目を投下です。
普天間基地の移設先とされる名護市辺野古の沿岸部。
けさから沖縄防衛局が、関係者以外の立ち入りを禁止する制限水域を示すブイの設置を開始しました。
移設計画に反対する市民グループなどが、ボートやカヌーを出して抗議。
海上保安庁のボートが進路を塞ぎ、一時、にらみ合いとなりました。
住宅街に隣接し、世界一危険とも指摘される普天間基地。
日米両政府が基地の移設で合意したのは平成8年。
しかし、計画はなかなか進みませんでした。
こうした中、平成16年、普天間基地に隣接する大学に、アメリカ軍のヘリコプターが墜落。
移設を求める声がさらに高まりました。
そして。
平成21年の政権交代。
当時の鳩山総理大臣が、県外移設を目指す方針を示します。
美しい辺野古の海を守れるのではないか。
移設に反対してきた人たちの期待は高まりましたが。
結局、新たな移設先は見つからず、翌年にはアメリカ政府と再び辺野古への移設を目指す方針を確認しました。
そして去年の暮れ。
仲井真知事は、政府が申請した移設予定地の埋め立てを承認。
移設に向けた手続きが進むことになりました。
その計画。
辺野古沿岸部およそ160ヘクタールを埋め立て、オーバーランを含む1800メートルの滑走路を2本、V字型に建設する内容です。
そしてきょう行われたブイの設置作業。
今後、埋め立て予定地の海底の地質を確認するボーリング調査が行われる予定です。
ボーリング調査は、10年前にも計画されましたが、激しい抗議活動などで中止になりました。
政府は今回、制限水域を設定。
無断で入った場合、日米地位協定に伴う刑事特別法で検挙の対象になります。
埋め立て予定地に隣接するアメリカ軍キャンプ・シュワブのゲート前では。
新基地反対!
反対する人たちが移設計画の中止を訴えました。
反対してきたグループの1つで代表を務める、西川征夫さん70歳です。
これまで沖縄戦の話を経験者から何度も聞くなどの活動を行ってきました。
普天間基地のある宜野湾市では。
埋め立てを承認した仲井真知事は。
移設計画に反対している名護市の稲嶺進市長は、沖縄防衛局がブイの設置を始めたことに、激しい憤りを禁じえない。
今後もこのような政府の暴挙に対し、強く抗議していくというコメントを出しました。
新たな局面を迎えた普天間基地の移設計画。
埋め立て工事に先立つボーリング調査や施設の設計におよそ1年、そして埋め立てや施設の建設工事には5年かかる予定です。
その後、アメリカ側による滑走路の認証などの手続きを経て、移設が完了するまでには、9年かかるとされています。
沖縄防衛局は、できるだけ早く移設工事を進めたい考えで、海上での作業が本格化することになります。
移設計画は、ことし11月に行われる予定の沖縄県知事選挙でも、最大の争点になると見られます。
移設を巡る動きがどの程度、選挙に影響するのか、注目されます。
この夏、旬の食材に異変が起きています。
私、仕事帰りによくスーパーマーケットに立ち寄って、野菜を買っているんですが、ここ最近、値段が高くなっているなあと、感じています。
先日の台風などによる長雨などが原因ですが、この高値、いつまで続くのでしょうか。
買おうかな、やっぱりやめようかなあ。
野菜の高騰が、消費者を悩ませています。
旬を迎えた夏野菜。
価格は上がっています。
品薄で多くの野菜が値上がりしているこちらの青果店。
きゅうりないよ。
きょう終わっちゃった。
キャベツは先週130円程度でしたが、きょうは180円に。
先週98円だったなすは198円。
大幅に値上がりしています。
どう思います?1袋198円。
この店の社長は。
各地で降った大雨。
相次ぐ台風の通過。
ものすごい風が吹いてきました。
農作物の産地も被害を受けました。
野菜が水につかったり。
風の影響で実が落ちたりしました。
さらに日照不足も。
島根県のなすの産地では、なすの育ちが遅く、出荷量が去年の同じ時期よりおよそ20%少なくなっているということです。
食卓への影響、野菜だけではありません。
この時期から出回る、あれも手に入りづらくなっているんです。
こんにちは。
ごめんください、失礼します。
さんまを使った料理が人気の居酒屋です。
店の主人が取り出したのは、去年水揚げされた冷凍のさんま。
店の自慢はさんまの刺身なんですが、生のさんまがほとんど入荷しないため、今提供できるのは、冷凍のさんまを酢で締めたすしだけです。
さんまはどこへ行ったのか。
先月25日の北海道釧路港です。
さんまの豊漁を期待した水揚げ。
ところが、取れたのはいわしでした。
この日の水揚げ量は、いわしが20トンだったのに対し、さんまは1トンでした。
地元の市場では、さんま1匹が1000円ほどと高級魚並みの高値がつきました。
不漁の原因は。
漁場周辺の海水温が平年より高い状態が続いたことで、さんまが遠ざかったのではないかと指摘されています。
さんま大好き。
庶民の味、さんま。
今後の漁獲量は。
一方で、さんまの動きを正確に予測するのは容易ではないといいます。
早く値段を気にせずに、食べたいですね。
これから日本は多くの人が亡くなる、いわば多死社会に入ろうとしています。
急速な高齢化に伴って、国内で1年間に亡くなる人は、16年後の2030年には、今よりも3割増えて、およそ160万人にまで増えると見られています。
こうした中、自分が最期を迎えたあとのことについて、意識が大きく変わろうとしています。
亡くなったあと、自分の遺体を医学部の解剖実習のために提供する献体。
今、この献体の希望者が増えています。
愛媛大学医学部に献体することを決めた人たちの会合です。
現在の会員は1400人余り。
ことしは116人が新たに登録しました。
愛媛大学が1年間に必要とする遺体は60体ほどですが、希望者はここ数年、年間120人前後に上っています。
NHKは、愛媛大学に献体することを決めた47人に理由を尋ねました。
47人中27人は献体の本来の目的である医学の発展のためと回答しました。
しかし、残りの半数近い人たちは違う理由を答えました。
愛媛県新居浜市の主婦、尾崎真知子さん53歳です。
家族に迷惑をかけたくないと、ことし、献体することを決めました。
これが会員証ですね。
きっかけは、母親の死でした。
葬式や納骨などの慌ただしさで悲しみに浸る間もなく、重い気持ちだけが残った経験から、自分が亡くなるときには同じような思いを夫や子どもたちに抱かせたくないと考えました。
献体すると、大学側が家族に代わって、火葬から弔いの式まで行ってくれます。
さらに、経済的な理由を挙げる人もいました。
松山市の55歳の男性です。
3年ほど前、職場で事故に遭い、全身にしびれが残りました。
職を失い、今は月に7万円ほどの障害者年金で暮らしています。
献体をすることで、葬儀費用などがかからないことを知り、去年、希望しました。
日本消費者協会の調べによりますと、平均して葬儀には、合わせて200万円近くかかるということですが、こうした費用を用意できない人が増えているといわれています。
葬儀費用を賄う生活保護の一種、葬祭扶助は、平成23年に77億円と、10年で2倍に増えました。
こうした経済的に苦しく、葬儀が出せないという人たちに、手を差し伸べようとするお寺があります。
徳島県阿南市の寺を、毎日訪れている女性がいます。
去年、41歳の娘をがんで亡くしました。
娘をみとったあと、葬儀の費用が工面できませんでした。
当時、月に7万円ほどの年金で、娘の高額な治療費を捻出した結果、貯金は底をついていたのです。
しかし、心の整理をつけたいと考え、この寺を頼ると、ささやかな葬儀を挙げてくれました。
葬儀を行った住職の佐藤日俊さんです。
佐藤さんは、費用を極力抑える工夫をしています。
通夜や葬儀は、本堂で行うため、葬祭場の使用料は必要ありません。
檀家から寄せられた缶詰や造花を飾ることで、実費を10万円程度に抑えます。
支払いを待つこともあります。
最近、佐藤さんのもとに、身寄りがない高齢者を巡る相談が寄せられるようになりました。
この日、集まったのは、高齢者の介護施設の職員や社会福祉士など。
入所する高齢者が死亡したあとの手続きを事前に確認するためでした。
相談を寄せている一人、介護施設で暮らす72歳の女性です。
3年前、夫に先立たれ、施設の入所費用や生活費は、月に13万円の遺族年金でなんとか賄っています。
親族ともやり取りがなく、死後弔ってくれる人がいるのか、不安があるといいます。
佐藤さんが女性のもとを訪れました。
佐藤さんは自分が弔いに責任を持つので安心するように伝えました。
自分の人生の終わりを巡って、不安を抱え、模索する現実。
迫る多死社会の厳しい一面も見えてきました。
経済的な事情だけでなく、人と人とのつながりが薄くなっている今の時代、自分が亡くなったあとは、家族に葬儀をしてもらって、お墓で眠る。
これまで当たり前だったことまでもが変わり始めています。
こちら、旧日本海軍の巡洋艦、羽黒です。
太平洋戦争中の激しい戦闘で、今のマレーシア・ペナン島の沖合で撃沈されました。
軍艦とともに、乗組員750人余りも海底深くに沈みました。
乗組員たちの慰霊碑がある、長崎県佐世保市の墓地ではきょう、お盆の供養が行われ、肉親を亡くした人たちが手を合わせていました。
ところが、ことしになって、マレーシアの海底に沈んだままになっている軍艦が、思いもよらない形で荒らされていたことが明らかになり、遺族はやりきれない思いを募らせています。
熊本県に住む益崎京子さんです。
兄の研さんは、旧日本海軍の巡洋艦、羽黒の乗組員として、マレーシア・ペナン島の沖で戦死しました。
これが羽黒に乗ってすぐ…。
研さんは師範学校を卒業後、小学校の教師になり、地元で子どもたちに音楽を教えていました。
しかし、教師になって僅か1年後、研さんは徴兵され、羽黒に配属されました。
終戦3か月前の昭和20年5月、羽黒は、ペナン島沖で、イギリス軍の激しい攻撃を受け、研さんは750人の仲間と共に、海に沈みました。
益崎さんは、自宅近くにある研さんの墓を訪れるたびに、遠い異国の海の底にある羽黒のことを思い浮かべるといいます。
ところが、研さんが眠るその海で、思いもよらない事態が起こっていたのです。
マレーシア・ペナン島。
島の沖合、深さ60メートル余りの海底に沈む軍艦、羽黒です。
4年前、オーストラリアのダイバーが撮影しました。
この海域には、太平洋戦争中、激しい戦闘の末に撃沈された羽黒を含む10隻以上の軍艦などが沈んでいます。
しかし、ことしになって、これらの船が、無断で引き揚げられていたことが明らかになったのです。
あちらに見えてきました、クレーンがついている船、あれがサルベージ船ですね。
ことし5月、マレーシアの海運当局が、羽黒などを許可なく引き揚げていたとして、このサルベージ業者を摘発し、船長や乗組員らを拘束しました。
船の上には、軍艦などから引き揚げられた鉄の残骸がそのまま残されていました。
私たちが撮影をしていたそのとき、船の関係者と見られる人物が現れました。
これらの残骸は、日本の軍艦のものか繰り返し尋ねましたが、答えることはありませんでした。
しかし、地元の漁師たちは、摘発された業者が、日本の軍艦を引き揚げるところをたびたび目撃していました。
巨大なクレーンを使って、鉄の塊を海から次々と引き揚げていたといいます。
海に沈む軍艦などから毎回、100トン近い鉄を引き揚げていたというこの業者。
鉄のスクラップは経済成長著しい東南アジアでは需要が高く、マレーシアの海運当局は、1回の引き揚げにつき日本円にして数百万円を得ていたと見て捜査を進めています。
海底に沈む軍艦、羽黒を兄の墓だと考えてきた益崎さん。
引き揚げられた鉄の残骸を見て。
終戦から69年。
異国の海に静かに眠る墓標が、思わぬ形で失われようとしています。
日本政府は、今後も同じような問題が起こるおそれがあるとして、マレーシアのペナン州政府などに対応を申し入れています。
ペナン州側も、遺族感情を最大限尊重し、違法な引き揚げへの監視を強化したいとしています。
パレスチナ暫定自治区のガザ地区を巡り、イスラエルとイスラム原理主義組織ハマスはさらに5日間、戦闘を停止することで合意しました。
しかし、停戦が守られるかどうかは、予断を許さない情勢です。
イスラエルとハマスによる72時間の停戦は、日本時間の14日午前6時に期限を迎えました。
仲介役を務めるエジプトの外務省は、長期的な停戦に向けた協議を続ける必要があるとして、さらに5日間、戦闘を停止することで、双方が合意したことを明らかにしました。
ただ、合意に反して日本時間の14日早朝、ガザ地区からはロケット弾が発射され、これに反撃する形で、イスラエル軍もガザ地区への空爆を行いました。
攻撃の応酬が再燃すれば、停戦延長の合意が守られない可能性もあり、協議が継続できるか、予断を許さない情勢です。
きょう夕方、沖縄県宮古島の海水浴場で、東京から観光で来ていた女性2人が溺れて死亡しました。
警察によりますと、東京・渋谷区の西久保晴美さんと、東京・大田区の米村かおりさんで、宮古島の砂山ビーチで2人で泳いでいたということです。
警察は遊泳中に溺れたと見て、当時の詳しい状況を調べています。
100年に1人の天才バレエダンサーとして、世界に知られる、シルヴィ・ギエムさん。
東日本大震災が発生した3年前には、被災した人たちを勇気づけたいと公演を開きました。
そのギエムさんが、来年12月に引退することを発表しました。
ギエムさんは49歳。
クラシックバレエからモダンバレエまで優れた表現力で、幅広く活躍を続けています。
ギエムさんは、2015年の終わりに踊ることをやめます。
そして、日本でのさよなら公演を行う予定でおりますというコメントを出しました。
亡くなった患者が1000人を超えているエボラ出血熱。
感染が拡大している西アフリカの医療活動などを支援するため、日本赤十字社はきょうから3か月間、救援金を受け付けることになりました。
防護服や除菌のための器材の購入などに充てられるということです。
問い合わせは、日本赤十字社の海外救援金担当で受け付けています。
電話番号は、03ー3437ー7081です。
路上生活者、いわゆるホームレスの人たちの5人に2人が、石を投げられるなどの襲撃を受けた経験があることが支援団体の調査で分かりました。
また、加害者の38%が、子どもや若者だということです。
企業の設備投資の先行きを示す主な機械メーカーの受注額。
6月は変動が大きい船舶と電力を除いて、前の月を8.8%上回って、3か月ぶりに増加しました。
しかし、4月から6月までの3か月間では、前の3か月に比べ、10.4%の大幅な減少となり、四半期としては5期ぶりのマイナスになりました。
内閣府は、機械受注の基調判断を一進一退で推移しているという表現に、下方修正しました。
では続いて気象情報、井田さんです。
こんばんは。
こちら、すすを塗られて真っ黒になる男の子たち。
きょうは広い範囲ですっきりしない天気となる中で、こんなお盆の伝統行事が行われました。
口の中にも炭が入った!
気持ち悪いよー!
子どもたちがふんしているのは、黒鬼です。
大きな綱を引いて練り歩く、福岡県筑後市の盆綱ひきです。
綱の長さはおよそ20メートル。
黒鬼が地獄に落ちた人を綱で地上に引き上げて慰めるという言い伝えにちなんだ行事です。
雨が降ったりやんだりする一日となりましたが、沿道にはたくさんの人が集まり、楽しんでいました。
すっきりしない天気が続きそうです。
あすは日本海側で激しい雨となりそうです。
では雨の予想を見ましょう。
日本海の海上には、線状の雨雲がありますけれども、このあとあすの午後になりますと、活発な雨雲が、九州の北部から北陸の日本海側にかかってくる見通しです。
局地的に激しい雨となりそうです。
その理由を見ていきましょう。
きょうよりも前線が北上して、日本海側に停滞する見通しです。
詳しく見ていきます。
このために前線に近い、日本海側の各地で激しい雨となりそうです。
前線の南側にも湿った空気、流れ込みますので、太平洋側でも局地的には雨が強まりそうです。
各地の天気と気温、詳しく見ていきます。
さあ、きょうはこの先9月の中旬にかけての1か月予報が発表されました。
気温は、北ほど高く、西ほど低い傾向です。
特に北海道で平年よりも高く、東北から関東では、平年よりもやや高い所がありそうです。
北陸と西日本では平年と比べてやや低い傾向となっています。
西ほど太平洋高気圧が弱いためなんですけれども、この影響で西日本、この先も雨の量が多くなりそうなんです。
すでにこれまでの雨の量、西日本では多くなっています。
この先も土砂災害、それから日照不足も続いていますので、農作物の管理にも十分注意をしてください。
あすは日本海側で激しい雨に注意が必要です。
気象情報でした。
スポーツ、廣瀬さんです。
こんばんは。
夏の全国高校野球からです。
第2試合は、21年ぶり出場の東海大四高が伸び伸びとしたプレーで、投打に持ち味を発揮しました。
アルプススタンドには、札幌から280人の応援団がやって来ました。
熱い声援を送っています。
21年ぶりの出場に盛り上がる応援団。
初戦を控えた同じ北海道・武修館高校の選手も、練習をキャンセルして駆けつけました。
声援を受けた東海大四高は、3回、打線がつながります。
4連続ヒットなどで3得点。
さらに4番大河内。
打撃不振でしたが、宿舎のごはんがおいしいと、もりもり食べて調子を取り戻しました。
きょうの朝食は、卵かけごはんとカレー、それにパンケーキ。
懸命の走りで3ベースとし、この回、一挙4点を奪います。
先発の西嶋は、身長1メートル68センチ。
小柄なエースが大舞台で見せたのは、春から使い始めたこのボール。
超スローボールが来た!
球場のスピード測定機では測れないほど遅いスローカーブで相手を惑わせます。
これで130キロ台の速球が生きました。
西嶋は12個の三振を奪い完投。
投打に伸び伸びとプレーした東海大四校。
21年前に続く初戦突破です。
接戦が続く甲子園。
終盤の逆転劇がきょうもありました。
3点を追う9回、山形中央はノーアウト2塁3塁。
代打で3年生の奥山が起用されます。
仲間たちにつなごうと、必死に走りました。
タイムリー内野安打となります。
1点差として、なお2アウト2塁で高橋和希。
絶対に決めてやるという一振りがタイムリー3ベース。
同点に追いつきます。
さらに続く中村。
フルカウントからの6球目。
そのまっすぐでした。
9回、山形中央が4点を奪い、逆転します。
その裏、佐藤りょうすけは絶対に守りきるとマウンドに上がりました。
しかし、小松は2アウト2塁1塁で2安打の今井。
佐藤は最も自信のあるスライダーで勝負。
山形中央、夏の甲子園で初めての1勝です。
佐久長聖の先発、寺沢。
去年秋に左ひじを手術し、5月まで試合で投げられませんでした。
つらい時期を乗り越えて立った甲子園のマウンド。
投げていて本当に楽しかったと、ストレート中心に、6回まで1点に抑えます。
寺沢のピッチングに打線が応えました。
同点の6回、5番の竹内。
寺沢の姿がかっこよかったと、力をもらって決勝のタイムリー。
佐久長聖が接戦を制し、2回戦進出です。
聖光学院は同点の7回、途中出場の石垣。
1塁2塁の場面。
狙っていた高めのボールに体が反応しました。
これが決勝タイムリー。
聖光学院は5年連続の初戦突破です。
あすは第1試合で、明徳義塾と智弁学園が対戦。
第3試合からは2回戦です。
その第1試合、注目選手の対決があります。
こちら、明徳義塾のエース、岸投手。
夏は3年連続の出場。
1年生でベスト4、2年生ベスト8と、全国での経験は抜群。
智弁学園は強打者の岡本選手、高校通算73本のホームラン、楽しみです。
プロ野球、セ・リーグは広島対ヤクルトが雨でノーゲームとなり、2試合です。
首位巨人と、2位阪神の3連戦はどちらが勝ち越すのか、勝負の3戦目です。
巨人は1回、チャンスで坂本。
阪神の先発は藤浪です。
しっかり対応できたと、高めのボールをたたきました。
この3連戦はすべて巨人が1回に先制します。
同点の4回は1アウト満塁で井端。
大事に反対方向へ打ったと、状況を考えたバッティング。
犠牲フライで再びリードします。
好投の先発、セドンは6回2アウトから鳥谷に打たれました。
ここまで2安打のゴメスを迎え、巨人は田原誠次を送ります。
ここは田原が相手の4番を抑え、首位攻防の3連戦は巨人が勝ち越しました。
DeNAは1回、4番ブランコ。
2アウト2塁の場面。
ライナーを打とうと心がけた打球はタイムリーヒット。
DeNAが先制します。
先発は三浦。
3連勝中と好調です。
コーナーを突く丁寧なピッチングを続けます。
しかし6回、ヒットとフォアボールで1アウト満塁のピンチ。
5番平田の打球は1塁線に。
これはファウルに。
1点もやれない状況でうまくふんばれたと三浦。
7回を0点に抑え、今シーズン4勝目です。
パ・リーグ、きのう、連勝が9で止まったソフトバンク。
最下位、楽天との試合は、終盤までもつれました。
先発は岩嵜。
11日ぶりの登坂です。
3回ピンチを招き、1番松井稼頭央。
これが2ランホームラン。
きのうに続き、先制されます。
打線は6回、今月好調の4番イ・デホ。
塩見から粘って9球目。
43日ぶりのホームラン。
これで1点差に追い上げます。
さらに8回、1塁3塁と攻め、5番やなぎた。
代わったばかりの金刃を捉え、ついに同点。
試合はこのまま延長戦に入りました。
2日続いて延長戦のオリックスはルーキーの東明が先発。
きょうも接戦となり、6回2アウト3塁1塁で西武は1番秋山。
バットは折りましたが、タイムリーとなり、勝ち越されます。
直後の7回、オリックスは2アウト3塁で9番伊藤。
なんとかくらいついたとしぶとくはじき返し、すぐに同点とします。
続く8回、1アウト満塁で6番へルマン。
このタイムリーがきっかけで、オリックスはこの回、6点を挙げ、きょうは終盤に突き放しました。
日本ハムの斎藤佑樹。
前の登坂で2年ぶりの勝利を挙げましたが、きょうは1回からピンチ。
井口にタイムリーヒットを打たれました。
この回、3点を失います。
斎藤は立て直すことができず、3回にも2失点。
完全復活は遠く、この回、途中でマウンドを降りました。
このあと日本ハムは1点差に追い上げ、5回稲葉、ランナー1塁の場面。
捉えた!球場のみんなに打たせてもらったと、今シーズン初ホームラン。
42歳の一振りで逆転しました。
最後はFA制度、とはいってもフリーエージェントではありません。
大手芸能プロダクションが企画した、このFA・ふるさとアスリート制度は、地域の活性化を目的に、スポーツ選手を出身地に派遣し、さまざまなスポーツイベントを開催する取り組みです。
賛同する選手からはメッセージも。
あすのスポーツコーナーは、いつもより10分ほど早い始まりとなります。
子どもたちは、平和を願っています。
ガザ地区での戦闘を巡って緊張が続くイスラエルとパレスチナ。
エルサレムで暮らすイスラエル人とパレスチナ人の高校生たちで作る合唱団が、京都でコンサートを開きました。
歌ったのは、東日本大震災の復興支援ソング、花は咲くです。
2014/08/14(木) 21:00〜22:00
NHK総合1・神戸
ニュースウオッチ9▽現場には大雨が…スイスで列車脱線▽“最期”をどう迎える[二][字]
▽原因は大雨による土砂崩れ…スイスの山岳地帯を走る列車が脱線▽普天間基地移設計画に新たな動き・移設に向けた準備作業始まる▽“最期”をどう迎えるか…意識に変化が
詳細情報
番組内容
【キャスター】井上あさひ,【スポーツキャスター】廣瀬智美,【気象キャスター】井田寛子
出演者
【キャスター】井上あさひ,【スポーツキャスター】廣瀬智美,【気象キャスター】井田寛子
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
スポーツ – スポーツニュース
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英語
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