大人も子供もおいしいオクラ料理。
皆さんもお試し下さいね。
(テーマ音楽)まだまだ厳しい残暑が続きますね。
お出かけの時保冷剤を入れて首に巻けるおしゃれなものがあったらいいですよね。
今月は「みなさんの声を生かしたハンドメイド」をご紹介していますが今回は涼しくてかわいらしいクールアイテムを作ります。
見た目がすてきでかつ実用的なんです。
考えて下さったのはこちらの方。
洋裁家の柴田美穂子さんです。
身の回りのものを自分で作る楽しみを伝えたいと洋裁教室を開いています。
柴田さん今回の作品の特徴は?…を考え襟の形にしました。
首の後ろに保冷剤を入れて涼しくおしゃれを楽しめます。
洋服に合わせてつけ襟感覚で楽しめるひんやり冷たいクール襟で快適な夏を過ごしませんか?私たちがつけているのが本日の主役首回りを冷やすクール襟です。
クール襟ですよ。
おしゃれなクール襟かと思いきや何とこの首のところに保冷剤が入っておりますので「冷たい…ひゃっこい…」ね。
気持ちいいですよね。
熱中症対策としてもぴったりですよね。
いいですよね。
今回番組では「保冷剤を使ったクールアイテム」について皆さんがどんなものを希望してらっしゃるのかアンケート調査を行いました。
こちらをご覧下さい。
ありがとうございます。
こうした皆さんの声に応えて本日のクール襟このおしゃれなクール襟を考えて下さった方をご紹介致します。
洋裁家の柴田美穂子さんです。
よろしくお願い致します。
お願いします。
柴田さんどうやって…「この襟いいな」ってアイデアを思いついたんですか?これはファッション性を考えて襟の部分をレースの生地で作りました。
いいですねファッション性まず第一ですよね。
つけ心地の方はどうでしょうかね?そうですね…。
内側がちょっとね気持ちいい…。
ダブルガーゼになっていまして。
だから洗濯しやすいですよね。
洗濯もしやすいですね。
汗も吸い取ってくれますし。
構造をねちょっと詳しく見せて頂きましょうか。
こちらですね。
表がレースですね。
首に当たる部分がダブルガーゼになっています。
開けて頂くと…。
こちらね…。
袋状になっていましてここに保冷剤を入れる事ができます。
いいですよねこれね。
だからひんやり涼しいんですね。
さあこれがそうなんですよ。
今柴田さんが見せてくれたのが私今してるやつですよ。
だから今ここレースになっておりまして中が二重になってましてここに保冷剤が入ってるんですよ。
だから今日はね涼しく番組もできますよ。
それでは本日のキャッチフレーズをご覧頂きましょう。
いけましたよホントにおしゃれで涼しくバッチリですね。
という事でまず基本のタイプのレース襟から作り方をご覧下さい。
保冷剤を入れるための袋布は入れ口を作るため3枚に分かれています。
襟本体を縫います。
裏襟の裏面にアイロンで貼ります。
待ち針を刺していきましょう。
待ち針は両端に打ち次はその中間に刺すようにします。
1cm内側に…表襟側から…しつけをしておくときれいに仕上がります。
縫い終わったらしつけ糸を抜いておきます。
表に返します。
今回は化繊のレースなので低温にしました。
表から裏布が見えないようにしておきましょう。
袋布を縫います。
袋布のリボンつけ位置にピンキングばさみで切ってないリボンの端を置きます。
1cm内側をそれぞれしつけで縫い留めます。
袋布のあき口になる布を中表に合わせます。
大きい方の布を先に置き小さい方をあとで置きます。
首回り以外の…襟に仕上げていきます。
袋布の…布端をしっかりそろえましょう。
ここが一番のポイントですね?はい。
大事なとこですね。
襟の布を少し丸めて…面白い作り方ですね。
…1cm内側で。
さあどうなっていくんでしょうか?出てきましたレースが。
およよよ…。
はい。
セミが羽化する時みたいですね。
あき口から…袋布を裏襟側に倒し形を整えます。
レース襟の完成です。
途中中に入り込んで何もなくなりましたけど反対に向けたらマジックのようにバッと襟が現れるね。
羽を大きく広げてきれいでした。
今日使っている保冷剤なんですけれどもふだん私たちが食品を冷やす時の保冷剤とちょっとタイプが違いますよね?そうです。
今回のはジェル状の常温でも凍らしても硬くならないものを使っています。
はあ…あるんですか?食品を購入した時についてくるものは…。
硬い…。
凍らすと硬くなってしまうので首に当たるとちょっと痛いかなと。
パリパリですもんね首曲がられへんようになってしまいますよね。
なのでこのジェル状のものがお薦めです。
どこに売ってるんですか?こういうの。
これは100円ショップやホームセンターでも購入可能です。
冷凍庫に入れてもこの軟らかさなんですか?はいずっと軟らかいです。
ひんやりが続くと?サイズとしてはどのくらいのものを求めたらいいんでしょう?ちょうど首回りに合うんでしょうね。
ふっくらとかわいらしいレース襟が出来上がりましたけれども。
生地や柄を変える事もできるんですよね?もうひとつ水玉の生地で作ってみました。
かわいい。
この水玉の生地はダブルガーゼの生地を使ったので全体に柔らかい感じになっています。
洋服とかに合わせていろんな柄で作って頂けたらうれしいです。
いろいろな生地とかいろんな柄で作ったらアクセサリー感覚で作れますよね。
着られますし。
着こなしのコツなんですけどどういう服と合わせたらかっこいいんでしょうかね?首元があまり大きく開いてないものだと洋服とお襟が一体感が出て使いやすいかなと思います。
開いてたらそこだけ日焼けしたり形作ったりしますよね。
今「日焼け」という言葉が出ましたけれどもここで再びアンケートをご覧下さい。
来ました。
…多くの方が「外で活動するとき」と答えました。
という事は暑さだけではなくて日焼け日ざしも気になりますよね。
そうですよね。
暑いのが嫌ですね。
そこで柴田さんが考えて下さったのが私が身につけているこの幅の広い襟の…。
あらこれいいですね。
…クール襟なんですね。
何という襟なんですか?これ。
ピューリタンカラー?はい。
ノースリーブの肩を…。
肩ひやひやで「痛い…」ならなくてね。
覆う事ができて日焼け止めになるんですけれどもちょっと構造を教えて下さい。
こういう形です。
リボンをほどくとケープの形になっていて。
開いて頂くとここに保冷剤を入れる袋がついています。
いいですね。
ひっくり返しますとリバーシブルになっているので1枚でいろんなおしゃれが楽しめます。
いいねこれ。
ちょっと見えるところがカラーが違ったりとかね。
水玉とチェックと2種類楽しめる訳ですね。
じゃあ今度はこの幅広のタイプの襟の作り方VTRでご覧頂きましょう。
襟は中央を「わ」にして裁ちます。
袋布は3枚のパーツに分かれています。
表は木綿地裏はダブルガーゼで…袋布はダブルガーゼであき口は1.4cm。
それ以外は1cmの縫い代をつけて裁ちます。
袋布を作っていきます。
袋布用の3枚の布を…縫えたら…裏返した時にねゴロゴロしますね。
襟本体を作っていきましょう。
…1cm内側を。
裁ち切りのカーブが違うので…1cm内側を……グルッと1周。
…0.8cmほど切り込みを入れるとカーブがきれいに仕上がります。
返し口から…角を引っ張り出して形を整えましょう。
襟本体ができました。
仕上げです。
3辺を…ジェル状保冷剤を入れてピューリタンカラーのクール襟完成です。
また雰囲気が違いますよね。
このレースの襟とは違っておしゃれがね違うおしゃれが楽しめそうですね。
外にいる時はこれ日焼けにもなりますし。
日焼け止め?日焼け…日焼け止め。
日焼けになったら…。
日焼け止めにもなりますしね。
とても便利ですよね。
こういう大胆な夏らしい柄いいですよね。
この裏側どうなってるんですか?リバーシブル何色?これ紫になってます。
紫の無地なんですか?無地ですね。
いいですね。
あら〜外は大柄で中が無地ってまた2回楽しめますよ。
ここまでレース襟と幅広のタイプのピューリタンカラー2種類のクール襟をご紹介致しました。
もう一度アンケートをご覧頂きたいんですけれども。
ありがとうございます。
2位3位をご覧下さい。
「家の中で」「車の中で」というふうに外で使ってらっしゃるとは限らないんですね。
そうなんですね。
という事は室内などではエアコンで冷えてる場合もありますよね。
逆にね。
そんな時のために柴田さんがまたまた考えて下さいました。
あら〜どんなものでしょうか?あらまた長いですね。
そうなんです。
こういうの…皆さんストールお持ちだと思うんですけれども。
クーラーが効きすぎたり寒すぎたりという時にこういうの1枚あるととっても便利なんですね。
これ冷房対策は分かりますけど「暑いわ」いう時はどうなってるんですか?ここに保冷剤を入れる部分を作っているんです。
やっぱり保冷剤。
「まさかここに保冷剤が」とね思いますね。
なので暑い時でも寒い時でも使って頂けるようなものを考えてみました。
両方OKなんですよ。
いろんなアイテムあります。
このロングクールマフラーの作り方もVTRでどうぞ。
ダブルガーゼは50cm×180cmに裁ちます。
縫い代も含まれています。
布の準備です。
4辺とも同じ処理です。
クールマフラーに仕立てます。
布は外表に折って使います。
保冷剤を入れる場所は布の中央で幅の半分より「わ」の方に作ります。
2枚一緒に「コ」の字型に縫います。
保冷剤は布端を開いて間から入れます。
秘密の扉。
こんなところに。
仕上げに…いいですねこういうところが。
おしゃれ。
ますます涼しげですよね。
ねえ。
あれマフラーにしか見えないんですけれどもこの襟のところに…首のところに「保冷剤が入ってる」という。
「仕掛けがある」という事ですね。
クールマフラーですね。
とっても簡単な作り方でVTRには「マフラーから仕立てる」という作り方を紹介させて頂いたんですけれども。
市販のこういう手ぬぐいまたはスカーフストールですね。
そういうものを使ってすぐに作って頂く事もできます。
これでもまた丸めてこう…持っていったらいいやんですやんねえ。
はい違うんですか?なので外表に2つに…。
折ります。
…折って頂いて。
この保冷剤が入る場所に「コ」の字にポケットを縫って頂いて間から入れるだけで。
そうこの一工夫なんですよね。
ただこれで巻いてたらホントに「あれ?何か落ちてますよ」と保冷剤を…それがある…。
ちょっと恥ずかしかったり…。
これならホントにいろいろなものでもこれ応用して使えますよね。
はい。
柴田さん保冷剤を入れる場所どの辺りに縫う場所を設定したらいいんでしょうか?そうですね布の大体中央から二つ折りにした内側ですね。
「わ」の方に「コ」の字型に縫って頂くとちょうどいいと思います。
「わ」になってる方に近いところに袋を縫うという事ですね。
「コ」の字型の袋を縫うと落っこちる心配もなく。
ずれないしねきれいに着た時に…きれいになりますよね。
では簡単じゃないですか。
これ家で作れる。
番組の一番最後までご覧になった方「良かったこの縫い方教えてもらって」。
でも私のこれもいいですよ。
「これから作りたい」という方のためにアドバイスを柴田さんお願いします。
形も布もいろんなのが作れるのでいろいろアレンジしてたくさん作って楽しんで頂けたらうれしいです。
今日は女性用ですけど男性用もいいですよね。
大助さんは暑がりですか?暑がりですからやっぱりここね冷えてあれです…。
これちょっと隠してやってみたいと思いますよ。
おしゃれな手ぬぐいとか…。
そうですね。
タオルに作ってあげるといいと思いますし…。
「何すんねん?何すんねん?わ〜ひゃっこいひゃっこい気持ちええわ〜」ってこれね楽しみです私も。
ちょうど今受験生が夏の暑いさなか頑張って勉強してらっしゃると思うんですけどお母さんやおばあちゃんが手作りしてクールマフラーを作ってあげると喜ばれると思いますよ。
今日ご紹介しました作品は「すてきにハンドメイド」のテキストの8月号に掲載されています。
次回も是非ご覧下さい。
柴田さん今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
もうひんやりね…。
2014/08/14(木) 21:30〜21:55
NHKEテレ1大阪
すてきにハンドメイド「夏を快適に!ひんやりクール襟」[字]
視聴者の皆様の声にこたえた作品を特集。今回は「首回りを冷やすアイテム」。「おしゃれに」「洗濯できる」という声をもとに洋裁家・柴田美穂子さんが「クール襟」を制作。
詳細情報
番組内容
視聴者の皆様から寄せられた声におこたえする特集。今回は「保冷剤を入れて首回りを冷やすアイテム」。番組で行ったアンケートは、「見た目の悪さ」「つけ心地」「重さ」にお困りで、「おしゃれに」「洗濯でき」「汗の吸収」があるとうれしいという結果。このような声にこたえてくれるのは、京都で教室を開いている洋裁家の柴田美穂子さん。「レースのクール襟」「ピューリタンカラーのクール襟」「ロングルールマフラー」を制作。
出演者
【ゲスト】宮川花子,【講師】洋裁家…柴田美穂子,【司会】杉浦圭子
ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – ファッション
趣味/教育 – 園芸・ペット・手芸
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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