信長のシェフ #6 2014.08.14

平成のフレンチシェフがある日突然戦国時代にタイムスリップしあろう事か織田信長の料理人となった
これはその料理人が平成グルメで戦国を生き抜く壮絶な物語である
武田信玄は織田信長打倒の前哨戦として信長と同盟を結んでいる徳川家康と戦うため徳川の領地である遠江に兵を進めた
その数二万五千
かたや迎え撃つ徳川軍はその三分の一にも満たないわずか八千
(ケン)家康さんは浜松城にいるんですか?
(楓)浜松城を守るための拠点といわれる二俣城が武田の手に落ちるのは時間の問題だ。
二俣城が落ちたらいよいよ武田軍は浜松城に向かうんですね。
浜松城では恐らく籠城戦となるだろう。
籠城戦?たてこもるのか…。
えっ?俺たち今からそこに行くって事は…。
一緒にたてこもり!?
(夏)ひっ!夏さん!危ねえな殺す気かよ!場合によっては。
夏さん何やってんの?何って…。
またお前の帰り待たなきゃいけないのか?わかったよ。
行こう。
手を繋ぐな。
(徳川家康)遠路はるばるよくぞおいでくださった!ありがたき事よ。
(兵士たち)はっ!
(家康)おっケン!
(家康)ケンか!夏も一緒か!お久しぶりです。
どうも。
信長殿の命か。
ありがたき事よ。
で…。
何を食べさせてくれるのじゃ?えっ?どんな料理を作ってくれるのじゃ?いきなりですか?殿状況をお考えください。
うんそうだったのう。
二俣城が大変な時に料理でもないわ。
《気さくで明るくていい人なんだけどどこか頼りないんだよなこの人》《この人が三百年近く続いた江戸時代を本当に作ったのか?》
徳川の守りの拠点である二俣城を武田軍が取り囲んでいた
(武田信玄)織田が徳川に援軍を?
(秋山信友)はっ。
しかしその数わずか三千との事。
(信玄)三千…。
徳川の八千と合わせて一万一千…。
信長め徳川に籠城させる気か…。
(織田信長)力で城を攻め落とすには少なくとも籠城側の三倍の兵力がいる。
タヌキならばしばらくは持ちこたえるであろうよ。
そして殿はその間に…。
態勢を整え包囲網を切り崩す。
当時将軍足利義昭を中心に武田信玄石山本願寺顕如らにより反信長連合が組まれていた
それが信長包囲網
包囲網を切り崩すとはいかなる手で?こざかしい将軍義昭をまずは黙らせる。
フフ…。
(足利義昭)十七条の意見書じゃと?何が意見か!これら全て信長の余に対する批判と命令ばかりではないか!うっうう…!どこまでもどこまでも馬鹿にしおって…!余が包囲網に任せっきりのお飾り将軍だと思うてか!信玄め…。
タヌキとの籠城戦で疲弊しきった兵でわしの領地に攻め入ってどうなる?フフフフ…。
信長め籠城戦で時間稼ぎをしようという腹か。
ならば徳川を引きずり出し攻め滅ぼすまでよ。
信玄!我が領内で迎え撃ってくれるわ!まずは徳川の拠点二俣城にとどめを刺せ!
(爆発音)
武田軍の総攻撃により二俣城は陥落し城将中根正照は城兵全員の命を助けるという約束で城を明け渡した
中根正照二俣城開城致しました!申し訳ございません!殿!この二俣城陥落により武田方はこの浜松城に向かうとの情報が入っております。
(家康)そうか…。
米豆類味噌塩昆布などの乾物もオッケー。
夏さんそっちは?薪も縄も油も十分にあるぞ。
井戸もあるしこれだけ揃ってれば一か月籠城しても大丈夫だな。
そうか?え?だってよ…あの殿様だぞ。
家康さん?ああ。
信長様も何かと問題はあるけど頼りになるだろ?それに比べて家康様はちょっと…。
おまけに敵はあの武田信玄だぞ。
でも「鳴くまで待とうホトトギス」で天下取る人なんだけどな。
はっ?ああ…なんでもない。
お前ホトトギス好きだな!おい!どうしたの?あれ…!あっ!ちょっと…!駄目です!ちょっと…!離せ!死なせてくれ!死んじゃ駄目です!おめおめと帰って来ずに二俣城で腹を切るべきじゃった!死んで殿に詫びるしかないのじゃ!駄目ですよ!お腹なんて切ったら痛いですよ!離せ−!駄目です!離してくれ!誰か…誰か来てくれ!中根が腹を切ろうとしたのか?はい。
死んで家康さんに詫びるって。
馬鹿者が…!家康さんは中根さんに切腹なんてしてほしくないんですよね?当たり前じゃ。
お願いがあります。
俺に中根さんへの料理を作らせてください。
中根への料理?いざ参らん!戦国のキュイジーヌ!おいこれを中根様に出すのか?ああ。
中根さんにふさわしい料理だよ。
いやまずいだろこれ!こんなの出したら殺されちまうぞ!家康さんは小さい時から人質生活を送ってたんだ。
人の痛みがわかる優しい人なんだよ。
優しすぎるって言うべきかな?だからわかってくれるはずだこの料理の意味を。
徳川家康なら…。
(家臣)いよいよ切腹か…。
ああ中根殿も哀れな…。
みじめじゃ…。
殿何をなさるおつもりですか?何をしとるのじゃケンは…。
お待たせしました。
(家康)おう!待っておったぞ。
(家康)中根。
おぬしのために作らせた料理じゃ。
なんじゃこれは!?切り昆布と鯛しんじょうの椀でございます。
そ…それは…。
一体何ゆえ…?鯛に昆布…?めでたいとされる料理ではないか。
やっぱ駄目だろ…。
(酒井)何がめでたいというのじゃ!二俣城を奪われた事がめでたいとでも言うか!料理人!徳川を愚弄するか!
(家康)よいのじゃ!この料理でよいのじゃ。
中根よく戻って来てくれた。
わしは嬉しいぞ。
またわしの力になってくれるか?ははっ!
(家康)さあ食え!うまいぞ!ハハ…。
めでたい!ハハハハ…!
(せき込み)ううっ…!
(秋山)大丈夫ですか?心配ない。
急げ!
(兵士たち)はっ!ついに来るか…。
来てみよ武田信玄!いよいよです浜松城での決戦。
殿は何かご心配のようですね。
戦上手の信玄がどう出るか…。

(見張り兵)来ました!武田軍です!
(見張り兵)向きを変えた…?武田軍参りません!何!?
(中根)武田軍はこの城を背にして西に進路を取り三方ヶ原に向かっております!この浜松城素通りの模様!素通り?どうしてじゃ!?武田は我が領地でこれだけ好き勝手やっておいて…。
相手は徳川ではなく織田だと言うのか!?この家康など相手にする時ではないというのか!?殿!ご自重ください。
ここは様子見が無難。
わかっておる。
いや待て…。
絵図を持ってこい!
(兵士たち)はっ!これだけ作っておけば籠城戦になっても大丈夫だよな。
うん。
(楓)籠城戦にはならぬ。
楓さん!どこにいたんだ?武田軍はこの浜松城を素通りした。
素通り?じゃあせっかく作っためし玉無駄になっちまうな。
そんな事より家康様はどうするつもりなんだ?武田信玄はここを素通りして信長様を討とうっていうんだろ?武田の動きを監視する。
家康さんプライドずたずただよな…。
ぷらいど?ああ…えっと…。
「矜持」かな?矜持か。
歴史では家康さんこのあとどうなるんだっけ?
(家康)三方ヶ原は崖に囲まれた広大な大地だ。
ここを抜けるには祝田の坂を下るしかない。
(家康)隊列を崩して細い細い下り坂を…。
総大将信玄はその隊列の後方にいる。
坂を下りきる前に後ろから叩けば…。
武田信玄の首取れるやもしれぬ。
(信玄)城の鼻先を掠めての移動徳川の矜持は傷ついたであろう。
また傷つかぬようでは将ではない。
だが今この場にあってなんの意味も持たぬ矜持だ。
(信玄)今まで徳川は援軍を待つだけの絶望の中にいた。
そこにいきなり光が見えた。
このわし武田信玄の首を取れるかもしれぬというあまりにまぶしい光だ。
針の穴ほどの小さな光だというのに目がくらむ…。
武田軍を追撃する!出陣!
(一同)はっ!出陣だ!三方ヶ原へ向かう!おう!三方ヶ原?出陣だってよ。
三方ヶ原…。
(信玄)徳川家康は…。
まだ若い。
反転!魚鱗の陣形。
(一同)はっ!馬鹿な!坂を下りていない。
陣を敷いている!おびき出されたのか!両翼を広げよ。
鶴翼の陣形じゃ!
(兵士たち)はっ!
(兵士たちの雄叫び)三方ヶ原…三方ヶ原の戦いだ!ケン!《家康さんあなたは負けるんです》《武田信玄に!》ああーっ!三陣槍隊突撃せよ!
(兵士たち)おーっ!ひるむな!狙うは信玄の首ひとつじゃ!うっ…!あなたの大切な家臣たちが命を落とすんです。
武田信玄の策略にはまった徳川家康はこの三方ヶ原で大敗を喫した
家康は勇猛果敢な家臣たちを犠牲にし敗走するしかなかった
(笑い声)家康さん!家康さん…。
首だー!徳川家康の首を取れ−!
(中根)来たか…殿早く城へ!殿!ここはお任せください。
中根わしも戦う。
わしだけが逃げるわけにはいかぬ!あなた様さえ生きていてくださればなんとかなるのです!中根…。
殿をお守りしていけ!殿を城に!早く!
(兵士たち)はっ!さあ殿!ケンとやら鯛しんじょううまかったぞ。
やあーっ!ああーっ!中根さん!
(信玄)風林火山!武田信玄…。
徳川家康…。
その首…もらい受ける。
(兵士)でやーっ!ああっ!ああ…!やあーっ!
(兵士)ああっ!
(兵士)ううっ…!やあっ!ここまでじゃ。
家康よ!やめろ!ケン…。
信玄さんその人を斬らないで…。
斬っちゃ駄目だ。
その人は歴史に必要なんだ!いたぞ!こっちだ!
(秋山)大お館様!料理人ケン?ケンがなぜここに?追え!家康を逃すな!
(一同)はっ!ケンよまた邪魔しおって…。
家康は歴史に必要な男か…。
ならばわしは…。

(酒井)殿!ケン!夏さん!もう少しです。
家康を逃すな!槍をよこせ!はっ!危ない!
(酒井)門を閉じろ!
(一同)はっ!全門閉めろ!籠城の準備じゃ!
(一同)はっ!ご無事でしたか?殿!早くこちらへ…。
はあはあ…。
殿!わしは…わしはなぜ出陣したのじゃ?うう…うう…。
(秋山)わずかな兵で籠城したとてすぐに落とせる。
徳川家康の首はこの秋山信友が取る!
(家臣たち)はっ!信玄の策にはまったか。
(楓)家康殿は浜松城にたてこもったようです。
ここまでか家康…。
あの者は?
(楓)あの者…?料理人…ケン。
(家康)間違っていた…。
(家康)大切な家臣たちを失った…。
あの者たちはわしのつまらぬ矜持と引き換えに失ってもよい者たちだったのか?
(足音)どうぞ。
アチチ…アチッ!アチッ!なんじゃこれは?アチッ…。
陣中食です。
まだ戦は終わっていません。
陣中食?はい。
味噌肉まんです。
どうぞお召し上がりください。
味噌か…。
幼き頃より慣れ親しんだ味じゃ…。
わしが人質だった頃わしの家臣たちは農民と同等の生活を強いられながらわしの帰ってくるのをずっと待っていてくれたんだ。
なのにそんな家臣たちの命をわしは…。
その人たちのためにも家康さんあなたは生きなければならないんです。
あなたはこんなとこで死んじゃいけない人なんです。
信長様が切り開き秀吉さんが引き継ぎあなたが終わらせるんです。
この戦ばかりの狂った時代を。
わしが?そうです。
あなたが江戸に幕府を開くんです。
三百年近く続く平和な時代をもたらすんですよ。
江戸に幕府?何を言い出すんじゃ。
特に何もなく寂しい場所ではないか。
あ…あっ…。
あの…今のは忘れてください。
なんでもないんです。
とにかくあなたは徳川家康なんです。
自分が誰なのか思い出してください。
確かにわしは徳川家康だが…。
ですよね。
だったらこのピンチを乗り切る方法を考えてください。
ぴんち?危機です危機。
乗り切る方法と言われてもな…。
明の兵法で空城の計というのがあって劣勢の時わざと隙を見せて敵の動揺を誘うというのはあるが…。
さすがにこの状況じゃ難しいのう…。
わざと隙を見せる…。
さらに何か相手を驚かせるような事が出来ればいいのだが…。
驚かせるような事…。
あれだ!一か八かあれしかない。
失礼します!いざ参らん!戦国のキュイジーヌ!
(門の開く音)秋山様これは?なぜだ…?なぜ門を開いた?いかにも入って来いと言わんばかりです。
罠でしょうか?いや罠を張る時間などなかったはずだ。
罠であろうはずがない。
行くぞ。
はっ!
(衝撃音)なんだ?この音は!
(一同)ああっ!
(家臣)秋山様…ああっ!
(秋山)何かはわからぬが何かが待ち受けている!引けい!一時退却だ!
(一同)はっ!
(酒井)退却するぞ!助かった…。
これはなんだ?油だよ。
籠城用にたくさん用意してあってよかったな。
高温の油に水滴を落とすとそれが一気に沸騰膨張して水蒸気爆発を起こすんです。
料理でよくやるフランベと同じ原理です。
ふらんべ…?徳川の首を取りきれなんだか空城の計か…。
手負いの徳川が思いついたとは思えぬ。
フフフ…またしてもケンか。
しかしこの戦は我が軍の圧勝。
浜松城は時間をかければ必ず…。
時間はない。
(信玄)下がれ。
はっ。
神と仏は最後まで信長を選ぶか…。
夢は夢…。
やはり京は遠いな…。
戦国最強の武将武田信玄は三方ヶ原での圧勝からしばらくのち京に遠く及ばぬ信濃の地で死去した
享年五十三
しかしその死は遺言により三年間秘匿された
ここで撤退するとはもしや信玄の身に何か…。
だろうな。
これで将軍義昭もしびれを切らすであろうよ。
その時こそまさに絶好の機会。
絶好の機会…とは?お濃わからぬか?殿…まさか…。
そのまさかよ。
撤退じゃと!?もう一歩で信長を討てるではないか!信玄は何を考えておるのじゃ…。
もうよい!余じゃ…。
余が立ち上がってやる!余はお飾り将軍ではないぞ!見ておれ…憎き大魔王信長よ!!
(足音)あっ…どうもお世話になりました。
ケンよ…最後に一つだけ頼みを聞いてくれぬか?えっ?家康様だ。
まだ自らを責めてらっしゃるのだ。
おぬしに何か作ってもらえぬかと思って。
うまいもので釣れって事か?あっ…。
一つ案があります。
皆さんもご協力お願いします。
(酒井)殿失礼致します。
喪服?殿…これより弔いの宴を開きとう存じます。
お許しを頂けますでしょうか?
(家康)弔い?三方ヶ原で亡くなった者の弔いです。
今のままでは討ち死にした者たちも浮かばれませぬ。
宴の許しを出そう。
(酒井)料理をこれへ!これは?こんそめすうぷという汁にございます。
おお…なんとも美しい…。
黄金の輝きを放つ汁じゃのう。
おお…肉の旨味が溶け込んでおる。
だがそれだけではない。
深い複雑な味わい…。
それでいて味見た目とも濁りなく澄みきっておる…。
しかしこれが弔いの料理か?弔いの料理に華やかさは禁物であろう!料理人をこれへ!
(息を吹きかける音)なんじゃ?その汚らしいものは。
コンソメスープでございます。
こんそめ…?これとそれは同じものか?
(酒井)殿…我々は今の殿はこの鍋の中に入っている汁と同じだと思っております。
何?その汚い汁と余が同じだと言うのか?このコンソメスープの原液は鴨挽き肉ネギニンジンと卵白をよく練ったものに水を加えております。
卵白は五十八度で固まり始め八十度で完全に凝固する。
そろそろです。
ご覧ください。
おお…濁りが一気に消えたぞ。
(一同)おお…!卵白が凝固する力を利用したクラリフェという技術です。
素材がバラバラで濁りのある汁を熱を加え続ける事によって一つにまとめ澄んだ美しい汁にします。
(酒井)殿…このたびの戦で討たれた者たちは皆武田に対して仰向けで倒れておりました。
(酒井)逃げようとして討たれた者はただの一人としておりませんでした。
しばらくは諸国の大名の笑い物ともなりましょう。
武田に挑んだ愚か者だと謗りも受けましょう。
しかしその謗りも討たれた者たちの思いも今は清濁併せ飲み込んで殿は火を灯し続けてください!
(家康)皆の者!なぜかはわからぬが武田は撤退したまま動きを止めておる!この隙に奪われた城を取り返す!各隊戦の準備を整えよ!
(一同)はっ!
(家康)ケンよ世話になったのう。
帰したくはないがおぬしが信長殿のそばにいる限りまた会う事もあろう。
はい。
それとおぬしの夢物語わしは気に入ったぞ。
えっ?夢物語?わしが天下を治めるという話じゃ。
天下!?あ…あれですか。
でもあれは冗談ですよ。
フフフフ…そうか。
やはり冗談であったか。
ハハハハハ…。
お前家康様にもわけわかんねえ事言ったのか?すいません…。
よいよい。
しかしなもしもそのような事があったらおぬしの言うとおり江戸に幕府を開いてやるぞ。
江戸?はい。
よく働いてくれた。
タヌキも喜んでおったぞ。
(一同)ははっ!ハハハハハハハ…!ケン。
皆に褒美を用意しろ。
えっ?はい。
一番の功労者はケンだよな?なんで自分への褒美を作らなきゃいけないんだ?そういう無茶なところが信長様のいいところなんだよ。
そうか?そんな事言ってるとまた無茶振りされるぞ。
シュークリームです。
(濃姫)う〜ん!甘いのう…。
舌にねっとりと絡みつくような極上の甘味。
中にはカスタードクリームといって小麦粉と砂糖牛の乳と卵黄を練ったものが入っております。
あ…プチシューにするべきだったかな…。
ぷち…しゅ?このなんとも言えぬ甘味はやはり砂糖か…。
おお〜。
お館様のもとでしか味わえぬ贅沢なものじゃのう。
将軍足利義昭様のもとに献上されている砂糖を明智光秀様に送って頂いています。
将軍義昭がいなくなれば砂糖がもっとたやすく手に入るという事だな?ええ…そういう事になりますかね。
ならばケンおぬし室町幕府を滅ぼしてこい。
えっ?おぬしがその手で室町幕府を滅ぼすのじゃ!《室町幕府を俺が?》行くのじゃ。
《何?この無茶振り…》
(義昭)余にこれを食わすとは!この時代ってあれは食べちゃいけないものだったんですか?
(明智光秀)おぬしの料理が歴史を動かしたのじゃ。
将軍様が生き残るためにはこれを食べるしかないんです。
召し上がってください!
このドラマの
詳しくは番組ホームページで
2014/08/14(木) 20:00〜20:54
ABCテレビ1
信長のシェフ #6[字]

武田信玄VS徳川家康!
信長から「家康を救い出せ」との命令を受けるケン!
ケンは、三方ケ原の戦いの結末を知っていた!
だが、衝撃の出来事が待ち受ける!

詳細情報
◇番組内容
武田信玄VS徳川家康!
信長から「家康を救い出せ」という命令に、ケン(玉森裕太)は戸惑うが…。実は信長(及川光博)には策があり、足利義昭、顕如らによる包囲網を突破!
家康は、信玄の首を獲ってやろうと考え、出陣を決意!だが歴史上、家康が三方ケ原で信玄に大敗することを思い出したケンは、家康を止めようとするが…!?
◇出演者
玉森裕太(Kis−My−Ft2)、及川光博、志田未来、高嶋政伸、カンニング竹山、斉藤由貴、風間トオル、正名僕蔵、神保悟志
◇原作・漫画
【原作】西村ミツル
【漫画】梶川卓郎『信長のシェフ』(芳文社「週刊漫画TIMES」)
◇脚本
深沢正樹
◇監督
田村直己(テレビ朝日)
◇主題歌
Kis−My−Ft2『Another Future』(avex trax)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】横地郁英(テレビ朝日)
【プロデューサー】大江達樹(テレビ朝日)、島田薫(東映)
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/nobunaga/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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