ごきげん歌謡笑劇団「夏休み!沖縄・名護スペシャル」 2014.08.14

(コロッケ)
めんそ〜れ!
まずは沖縄を舞台にした楽しいお芝居
そして名護の食を心ゆくまで食べ尽くします
お肌がつるつるになるおそばに…
甘みたっぷりの取れたてパイナップル
おいしい食べ物でおなかいっぱいになります
更に地元の人との出会い
これも旅の楽しみですね
もちろん歌手の皆さんにもたくさん歌って頂きます
さあ今夜は夏休みを盛り上げる愉快な73分
名護の魅力をたっぷりとお届けします
「ごきげん歌謡笑劇団」始まりま〜す!
時は江戸。
ここは琉球のとある村。
出て参りましたのは江戸からやってきた大金持ちの呉服屋幾三。
ここが長寿で名高い琉球の村か。
はるばる江戸から船をチャーターしてきたかいがあったっちゅうもんだい。
何としてもこの村に伝わる長寿の秘密その秘密を手に入れて江戸に帰らなければ。
ハハハハ!ハハハハ!1杯いきますか?いやいや私はねお酒なんか…頂きます。
あ昼間の酒は効くなときたな。
ハーハハハハ…。
あんた何?人のうち…人のうちのぞいてんの?いやいやいやいや…。
あ!あんた泥棒?
(幾三)泥棒?泥棒でしょう?泥棒なの?泥棒…!泥棒だ!あ泥棒!
(おけい)泥棒!泥棒!って待て待て…待ちなさ〜い!え?え?え?おけいおけい…。
ちょっとあんたもうお前さん!また昼間っからお酒飲んでこのフラフラして!いやフラフラじゃないよ。
プラプラ。
何言ってんの!同じ事だよ!大体ねお前さんはどうしてそう怠け者なの?いい?私はねこうやって朝早くから起きてガジュマルに水やって畑行ってさつまいもやさとうきびの世話をしてうこん畑を耕してやぎを散歩させてシーサー磨いてこれだけ朝から働いて今やっと山から帰ってきたら何だい!赤い顔してフラフラして!何だもうこの怠け者!苦しい苦しい…。
首が太くて手が回んない。
奥さん奥さん…。
放せ!放して放して…。
放せっつってんだこの野郎!あいたたた…。
ちょっと大丈夫っすか?大丈夫じゃねえよ。
(おけい)やだこちら誰?今頃かい!ファイナルアンサー?ファイナルアンサー。
さて私は誰でしょう?ハハハハハ…!まあ琉球の日差しは強すぎて江戸から来た私にはきつすぎるわ。
でも大丈夫。
この傘があるから。
あや!あや!あなた〜もう…。
どこ行ってたんだ。
ごめんね。
(おけい)ちょっとちょっとお二人ともこの辺りではお見かけしないお顔ですけれども。
はいはじめまちて。
この傘にも大きく書いてありますが私は津軽屋幾三と申します。
江戸で幾三屋という呉服屋をやっております。
こちらは…。
妻のあやと申します。
お近づきの印といっちゃ何でございますがこれをどうぞ差し上げますんで。
いやこの金ぴかの傘…。
これ…。
あの…なぜこのような遠く離れたこの村においでになったんでしょうか?よくぞ聞いて下さいました。
実は私の妻はですねこう見えても二十歳でございます。
(幾三)そして私がこう見えても今年還暦の60でございます。
そう見えます?旦那さんはまだねどうにか見える。
奥様が二十歳っていうのはちょっと無理があるんじゃない?二十歳でございま〜す。
「二十歳でございます〜」って言ってんだから本人が二十歳っていうんだから二十歳間違いないと思いますあたちは。
それでその年の差が40歳あります。
このままではいとおしい妻と一緒にいられる時間があまりに少なすぎます。
そこで長生きできる方法を調べたところ何と琉球にあるこの村の人たちは大変に長生きだという事を小耳に挟んでしまいました。
何とぞ長寿の秘密これを教えて下さい。
あやお前からもお願いしなさい。
二十歳からのお願いです。
お願いしま〜す。
よろしく〜みたいな感じで。
そんな急に言われてもね…。
長生きの秘密何かあったっけな?そうだねえ…。
すみませんうちの人こっちに来てませんか?村長さん?村長さん来てないよ。
ホントどこ行っちゃったんだろう。
(幾三)すいませんもしかして長寿の秘密をその村長さんは知ってるんじゃないでしょうかしら?そうだ!村長さんだったら知ってるかもしれないね。
あちょうどいいわ!あっちからほらほら。
いやいやいや…参った参った。
なんだかなぁ〜おい。
さっきまでよこうやって畑仕事してたんだ一生懸命。
ぽ〜っと空見たらよ雲がぷ〜っかり白く映ってんだよ。
その雲がよこのとっくりに見えてきたんだ。
もうたまんねえわ。
昼間の酒もなかなかいいもんだこれな。
お前さん!お前さんはねこの村で一番偉い村長なんだよ。
村長のあんたが昼間っからお酒飲んでフラフラしてどうすんの。
フラフラじゃねえ!プラプラだ!同じ事でしょう。
もういい加減酔いをさましなさいよ。
さましなさい!さめた!ねえねえ…村長さんちょっと大事なお話があるんですけど。
大事な話?こちらのこのお二人江戸という遠い所からこの村を訪ねてきたご夫婦なんですけどこの江戸の人たちが言うにはこの村はね長生きをしてる人がと〜っても多いという事らしいんですけどね。
そうかな?この村の長寿の秘密を知りたいと言ってるんです。
そんなに長生きの人が多いかな?松蔵おじいが90だ。
竹吉おじいが102。
お梅おばあが108だよ。
な。
ゆり婆が確か120だ。
これは普通だろうがよ。
いやいや普通じゃないですよ。
あそうだ!ゆり婆。
ゆり婆なら長寿の秘密を知ってるかもしれない。
ねえ村長さん。
そうだなあ。
ゆり婆なら知ってるかもしれねえな。
でもでも村長さん。
ゆり婆に会うためにはあの家の前にいる門番をあの門番を何とかしなきゃ駄目なんじゃないの?あのゆり婆の息子のカンムリワシの用助だ。
ちょっと行ってみよう。
行ってみよう。
そうだね。
でもねあのゆり婆は村一番の変わり者だからとりあえず私たち村の人間だけで行って話を聞きましょうよ。
ね。
よろしくお願いします。
あその前にですねこんな事言っていいかどうか分かりませんがもう1杯飲ませて。
何で!
(拍手)ゆり婆!何か用?用助私は小屋の中におるから誰も通さぬようにしっかり見張っておるのだぞ。
いいか。
ちょっちゅね〜。
頼んだぞ。
えっと…確かこの辺りよね。
おお!これだこれだ。
行ってみよう。
待て!ゆり婆の…ほら息子の90のカンムリワシの用助。
ちょっちゅね〜。
用助ゆり婆に会いに来た。
ここ通してくれ。
ちょっちゅね〜。
どうしても会いたいんだ。
お願いします。
ちょっちゅね〜。
ねお願い。
通して!ちょっちゅね〜。
用助ちゃ〜ん通して〜。
おねがい!いいよ。
何だ!何で私じゃ駄目なわけ?
(快次郎)行こうか行こう行こう。
ちょっとこら。
用助通しちゃ駄目とあれほど言ったのにどういうわけじゃ。
ちょっちゅね〜。
もう中に入ってなさい。
ちょっちゅね〜。
ゆり婆村長の快次郎だ。
今日は村を代表してゆり婆にど〜しても聞きたい事があってやってきたんだ。
ゆり婆は確か今年で120歳だったわね。
あ〜あまだまだ小娘じゃ。
どう見たって小娘じゃないでしょ。
ゆり婆でも何といってもこの村で一番の長寿だからね。
どうしてそんなに長生きできるんですか?長生きするために人とは違ったものを食べてるとか?長生きできる薬草を飲んでるとか。
体操をしてるとか。
長生きのおまじないがあるとか。
ねえねえゆり婆何でもいいから教えてくれないかい?うん…そうだねもしかしたらあれを見たからかもしれないな。
あれってあれって何だよ?キジムナーだよ。
(一同)キジムナー?キジムナー。
ガジュマルの木にすみついているという木の精霊。
キジムナー。
(快次郎)ああ!わしもおじいから聞いた事がある。
キジムナーを見た者は長生きすると。
ゆり婆ゆり婆も見たのか?キジムナーを。
見たともよ。
そういえば長寿ヶ浜にあるガジュマルの木は樹齢500年。
そこにすみついてるキジムナーも500歳という事になるわよね。
キジムナーか…。
(拍手)舞台は精霊がすむというガジュマルの木がある浜…なあコロ蔵さんたちに言われてよこの浜にやってきたけどホントにここでいいのかな。
あ向こうから村の人たちがちょっと来るから聞いてみようか。
あのちょっとお伺い致しますが長寿ヶ浜というのはここでいいんでございましょうか?
(幾三あや)はあ?ガジュマルの木っていうのは…。
(幾三あや)やびん?やびんっていうのは多分ケビン・コスナーの事じゃない?
(あや)ああ。
何が言ってるか全く分からん。
どうもどうもありがとうございます。
(幾三あや)はあ?これがガジガジの木か。
(あや)ガジガジじゃなくてあなたガジュマルの木よ。
ガジュマル。
ガジュガジュ…。
(幾三)どっか悪いのか…。
どうも遅くなってすいませんね。
さっき頂いたこの傘ですけど高そうなんで返しますよ。
あんたもうちょっと向こうにいって…。
押さないでくれよ。
気持ち悪いんだよ。
これをそっちに広げときなさい。
宣伝になる。
それで長寿の秘密ですけども分かりましたか?はい分かりましたよ。
この村で長生きしているおじいやおばあたちはキジムナーという精霊を見ているんです。
(おけい)キジムナーはですねこの樹齢500年のガジュマルの木にすみついている精霊なんですよ。
キジムナーを見た者はみ〜んな長生きしてるという事なんです。
あの…そのキジムナーという精霊はどんな精霊なんでしょうか?それでしたらこの古文書に書いてあります。
おけいさん。
はい。
読んでおあげなさい。
「キジムナーガジュマルの木にすみ髪赤く肌白く空中を飛び七色の声を出す精霊なり」。
ですからどうぞこちらでキジムナーを見てお帰り下さいませ。
(おけい)それでは…。
(一同)失礼致します。
ありがとうございます。
ちょっとちょっと…ちょっと待って下さいよ。
そのキジムナーっていうのはいつ出るんでございましょうか。
(快次郎)それは今夜かもしれない。
半年後1年後かもしれないし…。
10年後か20年後…。
出てこないかもしれません。
待って下さい。
それじゃあ私たちキジムナーが出る前に私たち2人がここであんた飢え死にしてしまうかも分かりません。
やっぱり無理だったんだな…。
わざわざ来たのに。
いろいろとありがとうございました。
あや…帰ろうか江戸に。
あなた…。
泣くな。
泣くんじゃない。
泣くんじゃない…。
泣くんじゃない。
お気をつけて。
ちょっとちょっと!お気をつけてじゃないでしょ!ホントにこれでいいのかい!え?だって江戸からわざわざやってきた2人がっかりしてたじゃないの。
このまま帰すわけにはいかないでしょ。
どうだい。
見せてやろうよキジムナーを。
え?見せてやる?見せてやるって?そうよお前さん。
お前さんあんたはふだんからお酒ばっかり飲んでフラフラしてろくに働いてないでしょ。
こういう時に働きなさいよ。
あんたがやるのよキジムナーを!え〜!え〜!え!どういう事?いい?だからねあんたがキジムナーに成り済まして2人の前に出てあげんのよ!罰が当たるでしょう。
大丈夫よ!罰当たってもあんただけなんだから。
あんたちゃんとやるのよ。
そして村長さんにも手伝って頂きますよ。
わ…わしも?そうよ!あなただってふだんは昼間っからお酒飲んでフラフラしてろくに働いてないじゃないの。
こういう時こそちゃんと働きなさいよ。
分かった?でわしは何をやるの?村長さんにはねキジムナーを呼び出す祈とう師の役をやってもらいます。
だけどわしのこの顔江戸のお方に分かっちゃってるからな。
そうだ!ゆり婆にやってもらったらどうだい?それはいい考えだわ!ゆり婆なら祈とう師って感じがするもんね。
じゃあ村長さん訳を話してゆり婆を呼んできて下さいな。
よし!分かった。
ねえおゆきさんおゆきさんお江戸のお二人はねまだその辺にいるかもしれないからちょっと呼んできてちょうだい。
キジムナーを呼び出す方法が分かりましたってそう言って。
分かりました行ってきますね。
さあ!あとはお前さん準備をしっかりしてちょうだい。
キジムナーに変装するのよ。
♪「でっきるっかなでっきるっかな」できるかな…。
幸いこの村にキジムナーを呼び出す事ができる祈とう師がいたんですよ。
まもなく村長さんがその祈とう師を連れてきてくれるはずです。
ああ来ました来ました。
どうもどうも江戸のお方お待たせ致しました。
こちらが祈とう師のユリーバです。
(幾三)ユリーバはあ。
でこちらがユリーバの助手のアシスタント祈とう師のグシーケンです。
ちょっちゅね〜。
では今からキジムナーを呼び出して頂きます。
グールクーン。
グールクーン。
ハーイサイハーイサイ。
キジムナー現れよ。
キジムナーほい!ちょっちゅねちょっちゅね。
ちょっちゅね。
(用助ゆり婆)エイサー!エイサー!エイサー!エーイ!・わしがキジムナーじゃ。
キジムナー。
だだだ〜。
キジムナー様。
江戸からやって参りました幾三というもんでございます。
あやと申します。
よろしくちょっちゅね。
キジムナー様七色のお声を出されると聞きましたが武田鉄矢が聞きとうございます。
(武田鉄矢のものまねで)はい!私がキジムナーでございますわね。
はいはい!あはい。
命という字は屋根の下をたたくと書きま〜す。
はい!淡谷のり子さんの声をお願いします。
(淡谷のり子のものまねで)キジムナーなの。
私ねいろんなう…。
大丈夫ですか?
(淡谷のり子のものまねで)あ…今ね戻ってったわよ。
志村けんさんとそれから美川憲一さんと田中邦衛3人いっぺんにお願いしたいんですが。
(志村けんのものまねで)あたすがキジムナーでねえ分かるか?あたすがキジムナーだよ。
ね分かる?分かる?アハハ。
ねそれからね…。
(美川憲一のものまねで)・「キジムナーキジムナーああん」
(田中邦衛のものまねで)おお…お蛍。
蛍じゃん!キジムナー…キジムナー知らねえか?七色ですからあと8人です。
いやあと2人だ〜。
全く…誰だって言ってんだ。
誰にしたら?じゃあ千昌夫さんと吉幾三さんでお願いします。
千昌夫と吉幾三で2人とも泣いてるのを。
(千昌夫のものまねで)うっ…プルルルうっ…。
吉幾三はどうやって…。
(吉幾三のものまねで)あべべべ…あ〜べべべ…。
ちょっと!ちょっとちょっといい加減にしてよ!もう疲れちゃったよ。
コロ蔵さんじゃないか。
あれ?あれ?ホントに失礼致しました。
ごめんなさい。
わざわざお江戸から来て下さったのにキジムナーに会えないのはかわいそうだと思って。
本当にすいませんでした。
いや私たちのために皆さんで一生懸命やって頂いてホントに心からお礼を申し上げます。
ありがとうございます。
ホントだ。
あやお前の言うとおりだ。
皆さんのおかげでね寿命が短くなりました。
冗談冗談冗談冗談冗談!ありがとうございます。
これで安心して江戸へ帰る事ができます。
ホントにありがとうございました。
(あや)ありがとうございました。
(風の音)あれ?あれ?何だ?
(あや)ああ!
(幾三)傘。
うわ〜!ああ!うわ〜!
(あや)ああ〜!
(快次郎)ああ!見えました。
見えましたの見えましたの。
私も見えました。
見えましたの?
(あや)キジムナー!みみみ…見えましたの見えましたの。
あれ!?古文書が光った。
おけいさんこんな事追加して書いてあります。
「人と人との心と心が通じ合う時キジムナーは現れる」。
多分大事なのは絆。
この村にはね古くからこんな言葉があるんです。
これはですね行き会えば誰でもみんなきょうだい同士って事でお互いがお互いを助け合って共に生きていこう。
それが本当の長生きの秘密かもしれませんね。
そうだ!そうそう。
誰でもどこでも出会えばすぐに酒盛りだ!じゃあ1杯いきますか。

(藤)ああ…待ってました。
イエーイ!そういう事なんだ。
具志堅さんね一生懸命やりますよね。
皆さんこちらです。
さあバスに乗り込んで早速出発。
これから名護市内を回ってその魅力をたくさんお届けします。
まずバスは先ほど待ち合わせをした古宇利大橋を離れ沖縄の原風景が広がる屋我地島を走ります。
お父さんが?具志堅さんも自ら…。
両側を見てください。
こっち畑。
紫イモも惜しいの?惜しいですね全部。
あと畑で取れるものって何だ。
私ですか?じゃあいきます。
正解は…ロケーションも最高なんですよ。
せっかく藤さんが言われてるので私たちが切って参りました。
(藤)いい匂い!いただきま〜す。
すぐ取れるもんなんですか?これを…。
こうやってもぎるんです。
おいしいパイナップルを食べたあとは畑がある屋我地島から名護の中心地へと向かいます。
どうしたの?ご存じ沖縄の守り神シーサー。
名護にもいろんなシーサーがあるんですよ。
口が閉じてるのと開いてるのがあるんですよ。
じゃあ口を閉じてる方がメスだと思う方手をあげて下さい。
は〜い!じゃあ口を閉じてる方がメスだと思う方手をあげて下さい。
おおすごい!3人ともです。
あやちゃん焼き物やるよね?いや大好きですけど。
ちょっとテンションまた上がってきましたけど。
作れるんですか。
一行が到着したこの施設ではシーサー作りを体験できるんです。
皆さんには素焼きのシーサー作りにチャレンジして頂きます。
粘りっけが強い琉球粘土を形作り焼き上げるだけで手軽にシーサーができるんです。
(藤)カエルみたいこれ。
カエル。
(吉)猫でもねえ豚でもねえ犬でもねえ。
駄目ですよ鼻つけないと。
こんな調子で大丈夫なんですかね。
皆さん真剣に作ったようですがその出来やいかに。
上手。
ありがとう。
楽しかったです。
(吉)似てる。
まだまだ続くごきげんコロコロツアー。
後半戦は沖縄絶品グルメが登場。
更にお土産を探しに市場を散策。
するとそこにはあの男が…。
なんだかなぁ〜!とその前に…。
日本各地のすてきなご夫婦に…
さすらいの歌姫瀬口侑希がアコーディオン男爵の演奏にのせて…
懐かしの名曲をプレゼントします
今回お邪魔しているのは沖縄県北部の名護市
町のシンボルは樹齢300年ともいわれるひんぷんガジュマル
民家の入り口にある魔よけの壁ひんぷんのように名護の町を見守っています
そんな名護市にお住まいのご夫婦にお会いしてきました
名護市で生まれ育ったお二人
秀徳さんの家と米子さんの職場が近かった事が2人を結び付けるきっかけとなります
その公民館で働いてらっしゃったんですか?
(秀徳)いや米子がですね。
え!早いですね。
早いですね。
奥様米子さんはどうだったんですか。
真面目なんですか?一生懸命。
ひかれ合った2人はすぐに交際をスタート
2年の月日を経て結婚します
3人のお子さんに恵まれますます仕事に夢中となった秀徳さん
その働きぶりは評判を呼びます
やがて農協から声がかかり秀徳さんは農業に携わるようになります
全部尻拭いは奥さんが?
そんな中でも米子さんのやりくりのかいあって3人のお子さんは大学に進学
やがて長女の留美子さんが思いもよらない話を切り出したのです
結構長い間反対されてたんですか?
その後家族や親戚の説得で米子さんは心の底から娘の結婚を祝福する事になるのです
そして再び今出会ったころのように2人の時間を楽しんでいます
この番組はですね最後にお二人の思い出の歌をプレゼントさせて頂くんですけども。
あれなんですよ。
三種の神器といわれたテレビ洗濯機冷蔵庫が急速に普及し始めた昭和30年。
菅原都々子さんが発表した「月がとっても青いから」は当時の流行語になるほど大ヒットしました。
それではささやかではございますがすてきな歌い手さんとオーケストラを呼んでおります。
どうぞ。
こんにちは。
瀬口侑希です。
それでは崎濱さんご夫婦のために歌います。
聴いて下さい。
結婚56年。
大きなけんかもなく笑顔を絶やさず過ごしてきたお二人の心の中にはずっと出会ったころのこの曲が流れています。
「月がとっても青いから」。
どうもありがとうございました。
(瀬口)ありがとうございました。
いつまでもお幸せに。
実は撮影終了後に崎濱さんから思わぬプレゼントを頂きました
すばらしい!いやいいですね〜。
せっかくみえてますのでこれ沖縄のお土産に。
ありがとうございます。
名護でのすてきな出会いに感激です
バスで名護をぐるっと一周…。
これまで一行は新鮮で甘〜いパイナップルを食べオリジナルのシーサーを作りました。
ツアーも折り返し地点でちょうどお昼どき。
(藤)そば?すごいですねこれは。
うん!おいしい!どうですか?味付いてないやつ。
(藤)勉強になった。
お母さんいくつ?おいくつですか?
(藤)え〜!
(吉)全然見えない。
吉さんマジ食べしてません?うまい!おなかが満たされお肌もつるっつるになったところで一行は名護の市街地へやってきました。
お土産なら名護市営市場。
ここには沖縄ならではの食材がずらりと並んでいます。
どれもこれもなかなか見る事ができない珍しいものだらけ。
皆さんたくさんお土産を買って下さいね。
(藤)ちょっとちょっと何これこれ。
これこれ青いやつ?これ耳だ鼻?
(吉)いやおいしそう。
見た事ない物ばっかりなんです。
初めて見る。
(吉)市場いろんな所見ましょうよ。
(藤)あ!島豆腐すごい。
にんじん何であんな色なの?
(瀬口)あれニンジンですか…。
あホントだ。
(藤)これがもともとの?
(具志堅)もともとはこういう色…。
(藤)これなんかすぐ調理できますよ。
具志堅さんここに同じ「具志堅やさい」。
みんな見て頂けますか?結婚式の…。
(藤)これ具志堅さんの?
(具志堅)はい。
・お姉さんたちはきょうだいなんですね?ちょっと待って。
何か聞いた事ある声が…。
何やってんですか!飛行機の時間ありますから。
行きましょう。
(阿藤)こんにちは。
お邪魔します。
どうもどうも。
これお母さん何?これ。
中のやつこれ…これは何?これ。
・これは三枚肉ですね。
(吉)お肉入ってんだ。
これはこれでまたおいしい。
・かまぼこのすり身ですね。
もずくと。
(瀬口)これ種類もたくさんありますね。
(藤)これ何ですか?これ。
(具志堅)これちゃんとほら縁結び。
(瀬口)結んである。
縁が結ばれる。
(具志堅)縁が結ばれる。
早く…。
スイーツがいろいろありますよ。
(藤)何か色がね…濃厚。
(瀬口)南国の色してる。
うまい。
うまいな〜。
・ありがとうございます。
今誰?え?今阿藤さん。
いないんで代わりにやりました。
なんだかなぁ〜!びっくりした。
びっくりしたもう。
カメラの前に頭が…。
こっちこっち!
(瀬口)ごちそうさまです。
マンゴープリンおいしかった。
マンゴープリン最高!沖縄に来たらここに行かなきゃ駄目なんですよ。
あいにく小雨が降ってきましたが一行は最後の目的地へ。
旅の締めくくりはフクギ並木に囲まれた琉球情緒漂う古民家…縁側での夕涼みをお楽しみ下さい。
ここの家は確かにねこの柱の根っこのあれとかすごいですけどね。
何か他にあるんじゃないんですかこれ。
何にもないっすよもう。
具志堅さんがとんでもない事をやってくれます。
それではお願いします。
どうぞ!
(吉)え?とんでもない事?
(藤)いつの間に!びっくり!
(吉)これでいなかったんだ。
(藤)きれい!ああ冷たい。
(吉)それだけでいいんすか?
(具志堅)どうもどうもありがとうございます。
(藤瀬口)おいしい。
名護市を巡る旅ごきげんコロコロツアー。
美しい景色おいしい食べ物優しい人。
名護の魅力に触れて皆さんご満悦でしたね。
寂しい時やつらい時心にしみる歌がある。
心を癒やす歌がある。
「コロッケ歌に乾杯」。
「あなたと永久に結ばれたい。
女性の情熱的な恋心を歌い上げます。
瀬口侑希さん『夢灯籠』」。
瀬口侑希さんで「夢灯籠」。
ありがとうございました。
続いては原田悠里さんです。
別れても会いたくて未練が残るつらい女心を歌います。
原田悠里さんで「涙しぐれ」。
原田悠里さんで「涙しぐれ」。
ありがとうございました。
続いては藤あや子さんです。
切ない思いを抱きながら前を向いて生きていく。
そんな女性の強さを歌い上げます。
藤あや子さんで「海峡しぐれ」。
藤あや子さんで「海峡しぐれ」。
ありがとうございました。
続いては吉幾三さんです。
よろしくお願いします。
どうもよろしくお願いします。
吉さんに歌って頂きますのは「男っちゅうもんは」。
どういう曲ですか?私あのうちの子供それから孫にもねとにかく「ありがとう」と「ごめんなさい」は言いなさいという事だけは教えてるんですよ。
だから学問も大事ですけどもそういう一つの人間としてですね何か当たり前の事。
それからけんかしてもほら今若い人たちももう何か非常に日本も暴力的になってきて限度を知らないでしょ。
だから何でもやっぱり限度だと思うんだよね。
だからうちの女房にも限度を持って俺に接してもらいたいなと。
はいそれでは歌を歌って頂きたいと思います。
吉幾三さんで「男っちゅうもんは」。
吉幾三さんで「男っちゅうもんは」。
ありがとうございました。
楽しい時間はあっという間に過ぎるものでそろそろお別れのお時間でございます。
会場の皆様最後までご覧頂きましてホントにありがとうございました。
ゲストの皆さんもありがとうございました。
瀬口さんまたすてきなご夫婦を探しにいきましょうね。
よろしくお願いします。
はいよろしくお願いします。
「ごきげん歌謡笑劇団」。
次回は9月25日木曜夜8時からの放送です。
それではまた皆さんお会いしましょう。
さようなら〜!2014/08/14(木) 19:30〜20:45
NHK総合1・神戸
ごきげん歌謡笑劇団「夏休み!沖縄・名護スペシャル」[字]

コロッケ大活躍▽吉幾三・藤あや子・原田悠里・阿藤快・具志堅用高・戸田恵子が共演!爆笑人情芝居▽具志堅が案内?沖縄珍道中▽瀬口侑希が懐かしの名曲をプレゼント▽新曲

詳細情報
番組内容
コロッケ大活躍!沖縄からの夏休み特集!▽笑って泣ける人情芝居!吉幾三・藤あや子が琉球長寿村で長生きの秘密を発見!?▽戸田恵子・阿藤快・原田悠里が豪華共演▽具志堅用高がガイドする沖縄県名護市の旅!グルメに舌鼓▽瀬口侑希が懐かしの名曲をプレゼント▽話題の新曲【出演】阿藤快、具志堅用高、戸田恵子、原田悠里、藤あや子、吉幾三、瀬口侑希、山岡秀明 ほか 【司会】コロッケ【収録】名護市民会館(沖縄県名護市)
出演者
【司会】コロッケ,原田悠里,藤あや子,吉幾三,【出演】阿藤快,具志堅用高,戸田恵子,瀬口侑希,山岡秀明,井上理恵,佐藤満美,【語り】瑞姫,横尾まり,高野直子

ジャンル :
バラエティ – 音楽バラエティ
音楽 – 歌謡曲・演歌
音楽 – その他

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