この時間は午後6時15分まで字幕放送をお送りします。
日本時間のきのう、スイス南東部を走る山岳鉄道が、土砂崩れに巻き込まれて脱線し、乗っていた日本人5人を含む11人が重軽傷を負いました。
事故はリゾート地、サンモリッツから州都のクールに向かっている途中で起きました。
この路線は車窓から見えるアルプス山脈の景観などが評価され、世界遺産に登録されています。
線路から大きく脱線した車両。
木に引っ掛かり、断崖にかろうじてとどまっています。
列車が脱線したのは、日本時間のきのう午後7時半ごろ、現地は昼過ぎのことでした。
当時、列車にはおよそ140人が乗っていて、日本人5人を含む11人がけがをしました。
現場は、スイス南東部のグラウビュンデン州。
リゾートとして知られるサンモリッツから、州都のクールに向かっていた途中で、事故は起きました。
地元警察によりますと、線路脇の斜面で土砂崩れが発生。
土砂が直撃した列車の2両目は、およそ10メートル斜面を滑り落ち、続く3両目も、前方が脱線しました。
現場では前の日から雨が降り続いていたといいます。
乗客は線路を歩いて、最寄りの駅へ。
けがをした人々はヘリコプターなどで救助され、病院に搬送されました。
けがをした11人のうち、5人は日本人でした。
そのうち横浜市に住む70代の男性が重症。
男性の妻と、オランダから訪れていた日本人の一家3人が軽傷を負いました。
脱線したのは、スイス大手、レーティッシュ鉄道のアルブラ線。
車窓から見えるアルプス山脈の美しさなどから、路線そのものが世界遺産に登録され、日本からも毎年多くの観光客が訪れています。
事故を受けて、鉄道会社は、この路線を2日ほど運休すると発表。
大雨の影響で土砂災害の危険性が高まっていたとする一方で、事故は予見できなかったとしています。
スイスでは2010年にも、アルプスの山岳地帯を走る氷河特急が脱線する事故が発生しています。
このときはスピードの出し過ぎが原因で、当時64歳の日本人女性が亡くなったほか、多くのけが人が出ました。
スイス観光のベストシーズンともいわれる8月。
成田空港にはきょうもスイスに向かう観光客の姿がありました。
ずっと憧れてたし、日本は暑いので、涼しい所に脱出したいなと思いまして。
ちょっと怖いですよね。
不安な方は乗らなくてもいいですよ、代わりにバスで行ってくださいと。
前もなんかあったような気がして、大丈夫かな、でも今回、崖崩れなんですか?土砂崩れですか?ちょっと心配ですけど。
スイス専門の旅行代理店は。
山岳地帯をすり抜けるように走っていく路線なので、この路線を走ってる列車に乗るっていうことそのものが旅行目的の一つになるぐらいの所ですね。
スイス全体の鉄道というのはすごく発達して歴史もありますし、発達してるので、安全性だとか信頼性ということは、今の段階ではそれほど影響はしないかと思っています。
楽しいはずの観光旅行を突然襲った事故。
地元警察などは、事故が起きた詳しい状況を調べています。
日本最大級の品ぞろえをうたって、危険ドラッグを販売していた店が、警察の捜索を受け、店長の男が逮捕されました。
男は高校3年生の少年にも、危険ドラッグを販売していたということです。
午前10時35分です。
家宅捜索が終わり、店の責任者の男が、捜査員に連れていかれます。
捜査員に連れられ、カメラを避けるように車へと乗り込むマスク姿の男。
薬事法違反の疑いで逮捕された、大阪府高槻市のハーブ店、チル高槻の店長、松宮敬祐容疑者だ。
松宮容疑者は、いわゆる危険ドラッグを、まだ18歳の高校3年生の少年に販売していたと見られている。
品ぞろえは日本最大級とうたい、1年前から営業を続けていた。
麻薬と同様の作用があるにもかかわらず、取締りが難しいとされてきた危険ドラッグ。
全国でおよそ40万人が使用しているといわれ、その影響と見られる事件や事故が相次ぎ、ことし6月、東京・池袋で起きた暴走事故では、8人が死傷。
大阪でもことしに入って、危険ドラッグの影響と見られる交通事故が、すでに17件発生している。
読売テレビは今回、危険ドラッグの常習犯が通う販売店が、大阪府内にあるという情報を入手した。
ウェブサイトを開いてみますと、あっ、確かに危険ドラッグのようなものがありますね。
ホームページ上に並ぶ商品の数々。
品ぞろえは日本最大級とうたわれている。
取材班は、販売の実態をつかむべく、大阪府高槻市の店舗へと向かった。
見た目はただのたばこ屋さんのように見えます。
店の看板には、危険ドラッグやハーブといった文字は掲げられていない。
午後6時35分です。
店員と見られる男が、危険ドラッグを販売している疑いのある店に入っていきます。
取材班は、松宮容疑者が店に入ったことを確認し、店内へ潜入。
がらんとした店内には雑貨が並んでいるが、危険ドラッグらしきものは見当たらない。
今は何を売ってるんですか?
今はちょっと、この雑貨とかを売り切りたかったりしているんで、そっちの店舗にしようとしてます。
以前は売ってらっしゃったんですか?きょう、ネットを見て来たんですけど。
今はもう売ってへん。
今はもう売ってないですね。
なんぼで売ってたんですか?
1パックが4500円とか5000円とか。
ハーブ以外にもあったんですか?液体とか。
パウダーとかリキッドはありましたね。
物自体はもうないんで。
以前は販売していたものの、今は危険ドラッグを売っていないと話す松宮容疑者。
もう、やっぱり警察とかにも言われたんで、23ぐらいに一斉捜査があって、それを僕らは、ここの店舗は23休みやったんで、それが頭ぐらいにあって。
で、そのときに閉めるって言うたんで。
別のところでやるの?
店自体はやらないですね。
その後も、松宮容疑者は、もう危険ドラッグを販売することはないと繰り返したが、以前は確かに販売しており、営業時間外には宅配も行っていたという。
そしてきょう。
午前8時45分です。
今、大阪府警の捜査員が店に来ました。
これからハーブ店の家宅捜索を行います。
高校生の少年にまで、危険なドラッグを販売した点を重く見た警察は、ついに強制捜査に踏み切った。
この店で商品を買った少年は、奇声を上げるなどの異常行動を起こしており、母親が、息子の部屋から葉っぱが見つかったと、警察に相談したことで事件は発覚した。
売ってるらしいでっていうのは、知ってました。
高校生から大学生みたいな、若い人たちもちょくちょく見ていました。
通学路っていうか、学校も、小学校も中学校もすぐそばにあるので、いや、ちょっと怖いねって言って。
車の事故とか見てると、あっ、なんや、いつここでも起こってもおかしくないのかなと、どきどきしました。
大阪の郊外にある住宅街の近くで、堂々と販売されていた危険ドラッグ。
松宮容疑者は調べに対し、少年が買った危険ドラッグを販売していたことについては認めているという。
危険ドラッグを吸ったあとにひったくりをしたとして、少年3人が逮捕され、ハーブを買うために借りた金を返すためにやったと、供述しているということです。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、日本人とフィリピン人の少年3人です。
警視庁によりますと、3人は先月、危険ドラッグを吸ったあと、東京・台東区で47歳の女性から、1万円ほどの現金などが入ったかばんをひったくった疑いが持たれています。
3人は危険ドラッグを常習していたと見られ、ハーブを買うために借りた金を返すためにやったと、供述しているということです。
あすの終戦の日を前に、中国共産党の若手エリート組織の機関紙が、中国で大量に制作されている反日ドラマについて、批判する異例の記事を掲載しました。
14日付けの中国共産主義青年団の機関紙、中国青年報には、紙面全体に、中国各地で制作されている反日ドラマの撮影シーンなどが掲載されました。
中には日本兵役の男性に、子どもが刀を向ける写真もありました。
中国青年報は、反日ドラマについて、歴史を忘れた娯楽に成り下がっていて、若い世代が本当にあの歴史を認識しているのか心配させると論評しています。
さらに、われわれが日本側に、歴史を忘れるなと批判するなら、みずからの文化・歴史を遊び事にしてはならないと、事実を逸脱してまで反日感情をあおる現状を戒めました。
中国青年報は、共産党の若手エリートを養成する組織の機関紙で、中国国内に浸透している反日ドラマの状況を批判するのは異例のことです。
夏休みも後半戦に入りますが、先日発表されたレジャー白書によると、このところ減少を続けていたレジャー市場が、去年、11年ぶりに増加したことが分かりました。
特に国内旅行が大きく伸びているんですが、行楽地で、どんな変化が起きているのか取材しました。
いらっしゃいまし、ようこそいらっしゃいまし。
私たちが訪ねたのは、栃木県日光市の日光江戸村。
およそ50万平方メートルの敷地に、江戸の街並みを再現した開園から30年近いテーマパークです。
きょう、あいにくの雨なんですけれども、威勢のいい声が聞こえています。
わっしょい、わっしょい。
夏休み限定のイベント、水かけみこしに、子どもたちも大はしゃぎ。
5年ぐらい前から取り組み始めたのが、お客様に参加をしていただく形の催しですとか、あとは体験をしていただく施設ですとか、そういうものを増やしてまして。
かかってこーい!
一時、入場者数が減少し、経営が悪化していましたが、ここ数年、入場者数は右肩上がり。
去年は9年ぶりに、年間30万人台に戻しました。
一方、もくもくと噴き上がる噴煙。
こちらは、温泉地、箱根の大涌谷です。
台風一過とはならなかったこの日。
それでも多くの観光客であふれていました。
その箱根にある、こちらのホテル。
ことしで創業136年を誇る富士屋ホテルです。
こちらが花御殿のスイートルームでございます。
案内してもらったのは、1936年に作られたスイートルーム、菊。
なんと、あのジョン・レノンや三島由紀夫も宿泊したお部屋なんだそうです。
こちらのホテル、震災の影響で、一時、売り上げが落ち込んだといいますが。
大きくではないですけれども、微増ではございますけれども、着実に増えているというような状況でございます。
箱根町全体でも、3年ぶりに年間2000万人台に回復し、震災前年の水準を上回ったといいます。
実はここ数年、震災の影響などもあり、こうしたレジャー市場は減少傾向を続けてきました。
しかし、先週発表されたレジャー白書によると、2013年のレジャー市場は、65兆2160億円となり、11年ぶりに前の年を上回りました。
最も多くの人が体験したレジャーは、国内観光旅行で、3年連続で首位をキープしています。
実は、国内の旅行市場が好調な背景には、外国人旅行者の激増が、大きく影響しています。
去年は、これまでで初めて来日した外国人の数が1000万人を超えました。
オープンルーフの2階建てバスに乗るのは、さまざまな国からの旅行者たち。
スカイツリーや浅草を巡る都内周遊コースです。
おー!
7割ぐらいは、外国からのお客様がご乗車されておりまして、国籍もさまざまいらっしゃいます。
外国人観光客の増加について、専門家は。
私たち日本人国民が、外国の方が日本に来られて、日本を楽しんでおられるという姿を見て、気付かされた、啓もうされたと。
日本のこのすばらしい資源を、訪日外国人に教えられたという部分もあるのではないかなと。
来日する外国人の数を、2020年までに、2000万人にする目標を掲げる日本政府。
どれだけ魅力的な観光資源を提供できるのか、日本の底力が試されているのかもしれません。
鎌田さん。
日本人が日本を知るために旅行するのもいいですよね。
外国の人にぜひぜひ来てもらって。
僕、信州にいるんですけれども、そばだとか、温泉だとかに外国人が来てるのを見るんですよ。
僕、スキーが好きで、ニセコ行ったときは、もうすごい外国人がたくさん来てて、だから、奈良や京都だけではなくて、もういろんな日本的なものに興味を外国人が持ち出したということで、これは観光資源になるような気がしますね。
北朝鮮が、ロケット砲と見られる発射体を発射しました。
北朝鮮は、日本海に面したウォンサン付近から北東方向に向け、午前に3発、午後に2発の発射体を発射しました。
韓国軍によりますと、発射されたのは新型のロケット砲と見られ、200キロ以上飛行し、日本海に落下しました。
韓国軍は、アメリカ軍との合同演習を来週から行う予定で、軍関係者は、これに対抗する意図があると分析しています。
スカイマークはきょう、10月26日から成田と新千歳、那覇、米子を結ぶ路線を取りやめ、成田空港から完全撤退することを正式に発表しました。
また茨城と中部を結ぶ路線、それに羽田と米子の直行便も取り2014/08/14(木) 17:53〜18:15
読売テレビ1
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藤井貴彦、陣内貴美子が伝えます。わかりやすいニュースをいち早く…スポーツ芸能そしてお得な生活情報も▽番組テーマはミンナが生きやすく。
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