歴史にドキリ「織田信長」 2014.09.10

ここは中村獅童歴史研究所。
むねがドキリとするような歴史を研究するためかれは歴史上のいじんに変身している。
あ〜あ…天下統一したいな〜。
なあホトちゃん。
おい鳴かないのか?鳴かぬなら…。
あっ!なにじょう談だよ。
どうも織田信長です。
戦国大名をやっています。
わたしの夢はライバルたちをたおし天下統一をすることです。
だれだ!いつやられてもおかしくないのが戦国時代。
でもこんなもの…。
弓矢なんて古い古い!ヘイカモン!そうそうこれよ…鉄砲。
これからはやっぱり…鉄砲だよな。
鉄砲は火薬の力を使って100mぐらいたまを飛ばすのではなれた敵をたおすのにはもってこい。
パ〜ン!この鉄砲を本格的に戦いで使ったのがこのわたしなのだよ。
では今日はわたしがどのようにして天下統一を目指したのかをしょうかいしよう。
今から450年ほど前織田信長は天下統一を目指しました。
信長は今の愛知県尾張の小さな戦国大名の家に生まれました。
父の死によりわかくして家をついだ信長はやがて尾張一国をまとめます。
しかし信長の生きた戦国時代は各地で大名たちが争っていました。
身分に関係なく力ある者がのし上がる下克上の時代でした。
信長が天下統一のために欠かせないと考えた武器があります。
それは当時ポルトガル人によって伝えられた鉄砲です。
鉄砲にはうつのに時間がかかるという弱点がありました。
まずじゅうの先からたまと火薬を入れ…火を付け構えます。
(じゅう声)一発うったら次のたまをうつまでに30秒もかかってしまうのです。
しかし信長はその弱点をみごとに克服しいくさで本格的に使いました。
それが…これはその様子がえがかれた…日本最強といわれた武田騎馬隊との戦いです。
信長軍目がけ騎馬隊がせめこみます。
待ち受ける織田鉄砲隊。
信長の合図で…。
放て〜!
(じゅう声)信長はこの戦いに備え3,000丁ともいわれる鉄砲を用意しました。
次のたまがうてるまで30秒。
最初のたまをかわした騎馬隊が近づきます。
そのときです。
次の列が前に出てたまを放ったのです。
たまをこめている間に次の列がかわるがわるうつという戦法で鉄砲の弱点を克服したのです。
信長軍の大勝利でした。
いくさの形を変えたのです。
これは信長が手紙などにおしていた印です。
天下に武力を行きわたらせるという意味。
信長の天下統一に向けての意志の表れです。
琵琶湖のほとりにある…長篠の戦のよく年信長はここに安土城を築いて天下統一を目指します。
その城下町で信長は新しい商売の方法を取り入れました。
そこでは商人や職人はだれでも自由に商売をすることができました。
これを…そこには安土が楽市楽座であると記されています。
信長はだれもが自由に商売できる仕組みを取り入れ経済を発達させました。
また新しいものが好きだった信長は西洋の文化に大いに興味を持ち外国と貿易を行いました。
キリスト教のせん教師たちもかんげいしました。
あるせん教師が信長のことを書き残しています。
「信長は体つきは細くよく通る声をしていて戦いを好みみんなからおそれられていた」と。
そんな信長が天下統一を目指していたとちゅうのことです。
家臣の明智光秀にそむかれ命を落としてしまいます。
火を放て!信長の夢はかないませんでした。
ドキリ★ポイントをおさらいしましょう。
ドキリとしたかな?1575年は信長が鉄砲を使った長篠の戦の年。
こう覚えましょう。
それではまた会おう!トビラを開けると社会が見える。
2014/09/10(水) 09:20〜09:30
NHKEテレ1大阪
歴史にドキリ「織田信長」[解][字]

武士たちが勢力争いを繰り広げた戦国時代、先見性や行動力に長けた織田信長は、新しい戦術や政策で勢力を伸ばしていった。天下統一を目指した信長の波乱の生涯をたどる。

詳細情報
番組内容
今回、歴史研究家の中村獅童がなりきるのは織田信長。新しいものを好んだ信長が、戦いの中に取り入れたのが鉄砲である。一発ずつしか弾が打てず、戦いに不向きだった鉄砲を信長は画期的な武器へと変えた。その新戦法とは?また信長は天下統一の足がかりとして安土城を築き、その城下町で誰もが自由に商売できる楽市楽座を認め、経済も発展させた。【出演】中村獅童、振付稼業air:man(エアーマン)【音楽】前山田健一
出演者
【出演】中村獅童,air:man,【語り】江崎史恵,垂木勉

ジャンル :
趣味/教育 – 幼児・小学生
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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日本語(解説)
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