こんにちは、正午のニュースです。
アメリカ軍普天間基地の移設先とされる、沖縄県名護市辺野古沿岸部で、沖縄防衛局が、けさから工事の区域を示すブイを設置し、移設に向けた海上での準備作業が始まりました。
これに続き、近く海底のボーリング調査が行われる予定ですが、現場では市民グループなどが海上に船を出すなどして、抗議しています。
普天間基地の移設先とされる、沖縄県名護市辺野古沿岸部では、けさ早くから動きがありました。
午前7時前、沖縄防衛局は、埋め立て予定地に隣接するアメリカ軍キャンプ・シュワブからブイを運び出し、海上に設置する作業を始めました。
ブイを海中に投入しました。
黄色のブイは、工事の区域を示すためのものです。
政府は先月、この区域を関係者以外の立ち入りを禁止する、臨時の制限水域に設定しました。
ブイの設置に続き、近く海底を掘削して地質を確認するボーリング調査が行われる予定で、調査ポイントの周りには、関係者以外が立ち入らないよう、フロートという数珠つなぎになった浮き具の設置も進められています。
名護市辺野古沖の海上です。
作業が行われている現場に反対派が近づこうとしていますが、海上保安庁のゴムボートがカヌーを取り囲んでいます。
計画に反対する市民グループなどは、工事の中止を訴えました。
埋め立て工事を許さんぞ!工事はやめろ!
ボーリング調査は、10年前の平成16年にも、当時の計画に基づいて行われましたが、激しい抗議活動などで中止された経緯があり、今後、反発が一層強まることが予想されます。
では海上の様子について、現場近くの漁港から中継です。
普天間基地の移設先とされる、名護市辺野古沿岸部の対岸に位置する漁港です。
湾内に風が吹き込み、ふだんより波が高い状態となっていますが、海上では、ブイなどの設置作業が進んでいます。
海上では、移設計画に反対する市民グループなどが、ボートやカヌーで海に出て、抗議の声を上げていますが、海上保安庁のゴムボートが進路を塞ぎ、警告する場面も見られました。
こうした中、午前中にはボーリング調査が予定される海岸付近の浅瀬一帯が、連結されたフロートと呼ばれる浮き具で囲まれました。
ブイなどの設置が始まったことで、辺野古沿岸部の埋め立てに向けた海上での作業が今後、本格化することになります。
名護市中心部では。
計画に反対する名護市の稲嶺市長は、出張先の南米から、ブイの設置を始めたことに、激しい憤りを禁じえない。
日本政府は移設に反対する民意を無視し続け、地元の頭ごしに計画を進めてきた。
地域の人権と、豊かな生物多様性を踏みにじるもので、今後もこのような政府の暴挙に対し強く抗議していくというコメントを出しました。
埋め立てを承認した沖縄県の仲井真知事は。
アメリカ軍は、イラク北部でイスラム過激派組織に包囲され、山岳地帯に避難している住民を救出するため、現地に兵士を派遣して情報収集を行った結果、取り残されている住民は少なく、アメリカ軍による救出作戦の必要性は低いという考えを示しました。
イラク北部でイスラム過激派組織の攻勢が続く中、アメリカ軍は海兵隊や特殊部隊の兵士およそ130人を新たに派遣しました。
ホワイトハウスのローズ大統領副補佐官は13日、過激派組織に包囲され、山岳地帯に避難している住民をどのように安全な場所に移すのか、こうした兵士を現地に派遣して、情報収集を行っていることを明らかにしました。
しかし、このあとアメリカ国防総省のカービー報道官は声明を発表し、13日におよそ20人の兵士が山岳地帯に入ったところ、取り残された住民の数は少なく、アメリカ軍などが配った支援物資も届いていると説明し、救出作戦を行う可能性は、限りなく低くなっているとしました。
その上でカービー報道官は、今後も人道支援の活動に力を入れる方針を強調しました。
一方、アメリカ軍は13日もイラク北部で6日連続となる空爆を行い、過激派組織の武装した車両を破壊し、イラクに滞在するアメリカ人を守るためなどとして、軍事作戦を続けています。
企業の設備投資の先行きを示す、ことし6月の主な機械メーカーの受注額は、変動が大きい船舶と電力を除いて、3か月ぶりに前の月を上回りましたが、4月から6月までの3か月間では、前の3か月間に比べて10.4%の大幅な減少となり、内閣府は基調判断を、一進一退で推移しているという表現に下方修正しました。
内閣府の機械受注統計によりますと、ことし6月に主な機械メーカーが、国内企業から受注した額は、変動が大きい船舶と電力を除いて、7458億円と前の月を8.8%上回って、3か月ぶりに増加しました。
しかし、4月から6月までの3か月間では、あわせて2兆2824億円と、前の3か月に比べ10.4%の大幅な減少となり、四半期としては5期ぶりのマイナスになりました。
これは製造業で、半導体製造装置などの受注が減ったことや、非製造業から航空機などの受注が減ったことが主な要因です。
このため内閣府は基調判断を、増加傾向に足踏みが見られるから、一進一退で推移しているという表現に下方修正しました。
一方、7月から9月までの見通しは、前の3か月を2.9%上回って、2期ぶりの増加となるとしています。
ローマ法王のフランシスコ法王は、きょう韓国を訪問し、空港ではパク・クネ大統領が出迎えるなど、カトリック信者の多い韓国で、国を挙げて歓迎ムードが高まっています。
きょう午前、ソウル近郊の空港に到着したフランシスコ法王。
パク・クネ大統領や、カトリック信者らが出迎えました。
パク大統領は、法王の訪問をきっかけに、分断された朝鮮半島に、平和と和解の新しい時代が来ることを望みますと述べました。
ローマ法王が韓国を訪れるのは、1989年のヨハネ・パウロ2世の訪問以来、25年ぶりのことで、去年就任したフランシスコ法王にとっては初めてのアジア訪問となります。
フランシスコ法王は、5日間の訪問中に、ソウル中心部で、平和を願う大規模なミサを開き、南北の和解などを呼びかけるほか、ことし4月に韓国南部で起きた、旅客船沈没事故の遺族や救出された高校生らとも面会する予定です。
また韓国のカトリック団体は、ソウルで行うミサに、いわゆる元従軍慰安婦の女性を招待しているとしています。
韓国ではカトリックの信者がおよそ540万人と、人口のおよそ1割を占めており、フランシスコ法王が空港に到着した様子は、公共放送、KBSをはじめ、ほとんどのテレビ局が中継で伝えるなど、国を挙げて歓迎ムードが高まっています。
イスラエルとイスラム原理主義組織ハマスは、パレスチナ暫定自治区のガザ地区での一時的な停戦を、さらに5日間延長することで合意しました。
しかし、これに前後してガザ地区からロケット弾が発射され、イスラエル軍が反撃するなどしていて、長期的な停戦に向けた協議が継続できるかどうかは、予断を許さない情勢です。
イスラエルとハマスの72時間の停戦は、日本時間の14日午前6時に期限を迎えました。
協議の仲介役を務めるエジプトの外務省は、長期的な停戦に向けた協議を続ける必要があるとして、さらに5日間戦闘を停止することで双方が合意したことを明らかにしました。
ハマスを含むパレスチナの代表団はカイロで記者会見し、ガザ地区の経済封鎖の緩和などで、協議に一定の前進があったという認識を示しましたが、イスラエル側からは今のところ、公式な発表はありません。
ただこの停戦の合意に反して、日本時間の14日早朝、ガザ地区からはロケット弾が相次いで発射され、これに反撃する形で、イスラエル軍もガザ地区への空爆を行いました。
ハマスはロケット弾攻撃への関与を否定していますが、攻撃の応酬が再燃すれば、停戦延長の合意が守られない可能性もあり、エジプトでの協議が継続できるか予断を許さない情勢です。
栃木県佐野市で、段ボール箱に入れられた16歳の女性の遺体が見つかった事件で、おととい、遺体を遺棄した疑いで逮捕された男が使っていたアパートや、犯行に使われたと見られる車から、女性のものと見られる携帯電話や衣類が見つかったことが、警察への取材で分かりました。
栃木県佐野市では、今月4日、道路下の斜面に置いてあった段ボール箱の中から、16歳の女性の遺体が見つかりました。
警察は、おととい逮捕した住所不定無職の栗林亨容疑者をきょう午前、遺体を遺棄した疑いで、宇都宮地方検察庁足利支部に送りました。
この事件で7日に逮捕された、住所不定無職の岩崎春敏容疑者は、女性と面識はない。
インターネットの掲示板で知り合った栗林容疑者から、急な仕事だと、報酬を約束されて、埼玉県内のアパートに呼び出されたなどと供述しているということです。
これまでの調べで、栗林容疑者が使っていた埼玉県内のアパートや、犯行に使われたと見られる車から、亡くなった女性のものと見られる、携帯電話や衣類などが見つかったということです。
警察は、栗林容疑者が事件を主導していたと見て、女性が死亡した経緯などについて、調べを進めることにしています。
夏の全国高校野球第1試合の東海大甲府高校と佐久長聖高校の試合は接戦となりました。
4回、佐久長聖は5番の竹内。
ここで自分が打つと振り抜きました。
地方大会打率5割の竹内が、大会第10号のホームラン。
佐久長聖が先制します。
東海大甲府は直後の5回、五十嵐。
1アウト2塁の場面。
絶対にランナーをかえしたかったとタイムリーヒット。
すぐに同点に追いつきます。
6回、佐久長聖は2アウト3塁で再び竹内。
相手ピッチャーが力んで変化球が甘くなったところを決勝のタイムリー。
佐久長聖が少ないチャンスを生かし、2回戦進出です。
為替と株の値動きです。
このあと放送人形劇2014/08/14(木) 12:00〜12:20
NHK総合1・神戸
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ニュース/報道 – 定時・総合
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