ANNニュース 2014.08.14

当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫抗議の船も詰めかけ現地は緊迫しています。
沖縄県の辺野古でアメリカ軍基地移設に向けての本格的な作業が始まりました。
これは、普天間基地移設の日米合意にもとづくもので海上にブイを設置して関係者以外の立ち入りを禁止します。
このあと予定されるボーリング調査は10年前には激しい抗議活動で中止になっていて今後、地元の反発が予想されます。
中継です。
≫名護市辺野古崎の上空です。
海上保安庁や沖縄防衛局は数十隻の船やゴムボートを出して市民の抗議船やカヌーを排除して作業に当たっています。
また、湾の入り口には大型の巡視船も控えていて海上封鎖をするかのような異様な光景が今朝から広がっています。
作業は夜明けから始まって午前8時過ぎにオレンジ色の立ち入り禁止を示すフロートの設置が始まりました。
先ほど、その長い長いおよそ1kmのフロート1本目の設置がどうやら完了した模様です。
また、並行してブイの設置作業も行われ一つ一つ位置を確認しながらこれまでに4つが海に投入されたのが確認されています。
≫これを受け、近くの港からは新基地建設に反対する住民が抗議のための船を出しましたが待機していた海上保安庁の船に取り囲まれ現場に近づくことはできませんでした。
≫また、キャンプ・シュワブのゲート前にも多くの反対派の住民が集まり抗議の声を上げました。
政府は近く、この区域内で海底ボーリング調査に着手する見込みですが地元では、基地の県外移設を求める声は大きく政府側と反対派の間での衝突が懸念されます。
≫地元の反発は必至の中政府はなぜ、このタイミングでブイの設置に踏み切ったのでしょうか。
中継です。
≫政府が作業を始めた背景には5年後の2019年までに世界一危険といわれる普天間基地の運用を止めて日本側に返還させるためにはギリギリのタイミングだという事情があります。
政府は当初7月下旬にはボーリング調査を始める予定でしたが台風の影響などで1か月近く延期されました。
10年前の調査とは違いブイとブイの間に特殊な網を張って作業区域に入れないよう備えると同時に海上保安庁などには怪我人を出さないよう指示しています。
政権幹部は沖縄県の基地の負担を軽減するために、工事は粛々と進めるとしています。
11月の沖縄県知事選について自民党幹部は辺野古への移設は結論が出た話だ知事選は沖縄の振興をどうしていくかが争点だとして影響は少ないとの見方です。
政府は、移設と同時に9000名の海兵隊員を沖縄からグアムなどに移すとともにオスプレイの訓練を沖縄県外に移転するなど負担軽減を進めて理解を得たい考えです。
≫スイス東部の山岳地帯で列車が脱線し日本人観光客5人を含む11人が重軽傷を負いました。
≫13日、スイス東部のグラウビュンデン州の山岳地帯でリゾート地で知られるサンモリッツからクールに向かっていた8両編成の列車が土砂崩れに巻き込まれ少なくとも3両が脱線しました。
うち1両は、谷の斜面をおよそ10m滑り落ちました。
地元警察などによりますと乗客およそ140人のうち11人が重軽傷を負いそのうち5人が日本人観光客でした。
2人は、横浜市に住む夫婦で70代の夫は腰の骨を折り重傷です。
≫地元警察は、前の日から強い雨が降った影響で発生した土砂崩れが線路を塞ぎ事故が起きたとみています。
スイスでは4年前にも観光客に人気の氷河特急が脱線し日本人女性1人が死亡する事故がありました。
≫高速道路では早くもお盆のUターンラッシュが始まります。
Uターンのピークは高速道路ではあさっての土曜日。
そして、新幹線と空の便は日曜日になるとみられています。
≫日本道路交通情報センターによりますと高速道路の下りは午前11時現在東名高速で伊勢原バス停付近を先頭に27km中央道では相模湖インターチェンジ付近を先頭に20kmの渋滞となっています。
午後からは早くもUターンラッシュが始まり上りは、いずれも夕方に東名高速の大和トンネル付近で40km関越道の花園インターチェンジ付近で25kmなどと予想されています。
高速のUターンラッシュは16日の夕方がピークとなり東名高速の大和トンネル付近で50kmの予想です。
また、新幹線の上りは17日にピークを迎え日曜日の午後には各方面でほぼ満席となっています。
一方、空の便も17日が最も混雑し成田空港と羽田空港であわせて6万5000人あまりが入国する見通しです。
≫東日本大震災で津波の被害を受けた宮城県女川町ではお盆の帰省に合わせてがれきの中から見つかった思い出の品が公開されています。
会場の体育館では写真や位牌などおよそ6万点が並べられています。
≫女川町では震災の追悼式に合わせて津波で流出し回収された拾得物の展示返却会が行われてきました。
しかし、来年3月に保管してきた施設が閉館することになりそれに伴い、拾得物の処分が決定しました。
今回、お盆休みに合わせて展示返却会が行われます。
女川町で回収された拾得物はおよそ10万点に及びますが返却されたのは4割にとどまっています。
≫エボラ出血熱の感染が拡大しています。
これまで西アフリカを中心に1000人を超える死者が出ていて、感染後にスペインに帰国した1人も死亡するなど世界的な広がりも懸念されています。
こうした中、日本でも水際対策が始まっています。
≫日本には現時点で感染が広がり続ける西アフリカのギニアなど4つの国からの直行便はありません。
しかし、飛行機を乗り継いで帰国する可能性があるとして成田空港では注意を促すパネルを設置したりサーモグラフィーを使って入国者が発熱していないかチェックを強化しています。
エボラ熱は発症までの潜伏期間が2日から21日とばらつきがあるため空港では8日から自覚症状の有無に関わらず流行国に滞在していた人に自己申告するよう呼びかけています。
厚生労働省によりますと1日に数件の自己申告はあるもののこれまでに感染が疑われるケースは確認されていません。
さらに、厚労省は各都道府県に対し感染の疑いがある患者を確認した場合、速やかに指定医療機関へ搬送するよう指示しています。
≫バンコクのマンションで日本人男性が代理出産させたとされる9人の乳幼児が保護された問題でこの男性と男性の母親とみられる女性が問題が発覚する前後に行動をともにしていた可能性が高いことがわかりました。
≫この女性は今月に入り2回、タイに入国しています。
いずれも渦中の日本人男性と同じフライトでした。
≫タイ当局によりますとこの51歳の日本人女性は1日に日本からタイに入国しその日のうちにカンボジアのプノンペンに出国しました。
また、問題が発覚した直後の5日夕方にプノンペンからタイに入国しています。
いずれも乳幼児が保護されたマンションを所有する日本人男性と同じフライトで出入国したということです。
この女性は男性の母親とみられ問題が発覚した翌日の6日に日本に帰国しています。
タイ警察はこの女性も事情を知る人物とみていて聴取を呼びかける方針です。
一方、日本人男性はプノンペンに登記をした会社の近くで複数の人物から何度も目撃されていました。
目撃した人は男性と一緒にいたのは男の子で見た目は日本人だったと話しています。
また、2人の子どもを連れていたこともあるということです。
男性は日本のパスポート以外にもカンボジアのパスポートも所持していることが明らかになっています。
栃木県佐野市で少女の遺体を段ボールに入れて捨てたとして逮捕された男が捨てた場所には何度か行ったことがあると供述していることが新たにわかりました。
≫栗林亨容疑者は3日夜佐野市の県道脇に白津佳奈さんの遺体を段ボールに入れ遺棄した疑いがもたれています。
その後の警察への取材で栗林容疑者が埼玉県のアパートから遺体を運んだ捨てた場所は仕事で何度か行ったことがあり土地勘があったと供述していることがわかりました。
栗林容疑者の知人宅からは白津さんの携帯電話など複数の所持品が見つかっています。
一方、先に逮捕された岩崎春敏容疑者は栗林容疑者から頼まれたと話しています。
警察は、栗林容疑者が白津さんが死亡した経緯を知っているとみて調べています。
≫東京・台東区の路上で現金が入ったバッグをひったくったとして少年3人が逮捕されました。
少年らは奪った金で危険ドラッグを買っていました。
≫少年らは自転車に乗り前を歩いていた女性に近づいてバッグを奪ったということです。
≫フィリピン人の少年ら3人は先月台東区浅草橋の路上で47歳の女性から現金1万円などが入ったバッグをひったくった疑いがもたれています。
警視庁によりますと少年らは、危険ドラッグを吸った3時間後にひったくりを行い奪った金で再び危険ドラッグを買って吸っていたということです。
少年らは、フィリピン人らの不良グループのメンバーで警視庁が余罪を調べています。
(黒柳)皆様本当に可愛い女の子だけどしっかりとした2014/08/14(木) 11:45〜12:00
ABCテレビ1
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