FNNスピーク 2014.08.14

沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設先とされる辺野古地区の海上で、ブイの設置が始まりました。
こんにちは。
沖縄県のアメリカ軍普天間基地の移設計画を巡り、名護市辺野古の沖合で、埋め立て工事の施工区域を示す、ブイの設置作業がきょうから始まりました。
それでは中継でお伝えします。
政府が普天間基地の移設先とする名護市辺野古沿岸部を見渡す漁港に来ています。
移設計画に反対する市民らが、反発を強める中、海上での本格的な作業が始まったことで、現場の海域は緊迫した雰囲気に包まれています。
沖縄防衛局は、埋め立て工事の施工区域や、
お盆をふるさとや行楽地で過ごす人たちの帰省ラッシュがきのうピークを迎えましたが、高速道路では、早くもきょう午後からUターンラッシュが始まり、最も長い所で40キロの渋滞が予想されています。
こちらは、東名高速道路海老名サービスエリア付近の現在の様子です。
画面左、下りのほうが現在はまだ渋滞が激しくなっています。
午後には画面右、上りも渋滞が始まると予想されています。
道路交通情報センターによりますと、帰省ラッシュはきょうも続いて、午前11時現在、いずれも下りで、九州自動車道筑紫野インターチェンジ付近で28キロ、東名高速伊勢原バス停付近で27キロなどとなっています。
Uターンラッシュは、きょう午後から本格的に始まり、午後5時ごろには、東名高速上りの大和トンネル付近を先頭に40キロ、午後6時ごろには中央自動車道上りの小仏トンネル付近を先頭に25キロなどの渋滞が予想されています。
一方、国内線の空の便や、新幹線のUターンラッシュは、16日と17日にピークを迎える見通しです。
スイス東部で13日、列車が土砂崩れで脱線し、日本人5人を含む11人が重軽傷を負う事故があり、地元当局は今後、詳しい原因を調べることにしています。
スイス東部のグラウビュンデン州で13日昼過ぎ、リゾート地、サンモリッツからクールに向かっていた列車が、土砂崩れに巻き込まれ、車両3両が脱線しました。
地元警察などによりますと、乗員・乗客およそ140人は全員救助されましたが、11人が重軽傷を負いました。
このうち5人は日本人で、横浜市の70歳代の男性が腰に重傷を負ったほか、男性の妻と4歳の男児を含む親子3人が軽傷です。
列車の運行会社のホームページでは、現場が今も不通となっていることを示していて、地元当局が今後、詳しい事故原因を調べる方針です。
スイスでは4年前にも、観光列車、氷河特急が脱線し、日本人女性1人が死亡する事故がありました。
栃木県佐野市で、段ボールの中から16歳の少女の遺体が見つかった事件で、おととい逮捕された30歳の男が、共犯の男に報酬を見返りに遺体の遺棄を依頼していたことが分かりました。
栗林亨容疑者は今月3日、佐野市で白津佳奈さんの遺体を段ボールに入れて捨てた疑いで逮捕され、きょう身柄を宇都宮地検に送られました。
栗林容疑者は、共犯ですでに逮捕されている岩崎春敏容疑者に、ごみ処理の仕事をやらないかなどと、報酬を見返りに、遺体の遺棄を持ちかけていたことが新たに分かりました。
またこれまでの調べで、栗林容疑者が、白津さんと以前から知り合いだった。
埼玉県内の飲食店で知り合ったと供述しているほか、遺体を運んだ車は、栗林容疑者がふだん使っていたものだったことが分かっていて、警察は栗林容疑者が事件を主導したと見て、白津さんが死亡した経緯などを追及する方針です。
タイの首都バンコクで、代理出産で生まれた乳幼児が保護された問題で、現地保健当局はきょう、日本人男性が依頼した代理出産を無許可で行っていたクリニックを刑事告発する方針です。
刑事告発されるのは、バンコクの中心部にある不妊治療のクリニックで、このクリニックは、保健省への届け出を行わず、無許可で代理出産を行っていました。
今月8日、現地警察などは、このクリニックを家宅捜索しましたが、医師の姿はなく、関係書類も持ち去られていました。
タイではきのう、軍事政権が、商業目的の代理出産を禁止する法案を承認するなど、代理出産に歯止めをかける動きが広がっています。
東京・中野区のアンティークおもちゃの専門店、まんだらけから高額の人形が盗まれた事件で、犯人の男が、JR中野駅から電車で逃走していたことが分かりました。
この事件は、中野区のまんだらけ変やで、25万円で販売されていた鉄人28号の人形が男に盗まれたものです。
警視庁は、店側が公開を見送った店内の防犯カメラの画像などをもとに、犯人の特定を急いでいますが、その後の調べで、男がJR中野駅から電車で逃走する姿が、駅の防犯カメラに映っていたことが新たに分かりました。
一方、店にかかってきた犯人の母親を名乗る女性からの人形の返却をほのめかす電話は、捜査の結果、
アメリカメジャーリーグ・レンジャーズのダルビッシュ有投手が、右ひじの炎症のため、15日間の故障者リスト入りしました。
田中将大投手に続き、ダルビッシュ投手も故障者リスト入りとなりました。
ダルビッシュ投手は今月9日のアストロズ戦に先発した2日後、練習でキャッチボールをしていた際に、右ひじに最初の張りを感じ、その後、状態が改善されなかったため、15日間の故障者リスト入りとなりました。
あす、精密検査を受ける予定です。
ダルビッシュ投手が故障者リスト入りするのは、去年7月の肩と首の張り、ことし3月の首の張りに続き、今回が3回目。
ひじの故障による離脱は初めてです。
続いては、防災FNNいのちを守る。
今週はシリーズで、東日本大震災で被害を大きかった3つの県からの企画をお伝えしています。
2回目のきょうはこちら。
宮城県警察本部の取り組みです。
震災発生と同時に、地域のために活動してきた警察官。
彼らの手記には、大震災の現実と苦悩がありました。
倒壊した警察施設。
がれきを捜索する警察官。
これらの写真が収められているのは、宮城県警が発行した、東日本大震災から3年、警察活動の記録ですこの雑誌には、4人の警察官の体験談も載せられています。
その1人、宍戸沙織巡査長。
遺体安置所で被災者の対応に当たっていました。
小学生の息子を連れた夫婦が、遺体安置所を訪れたのです。
4月から小学校に入る娘の行方を探しています。
息子と一緒に津波に巻き込まれ、息子だけは助かったのですが。
何日かしてから、その行方不明の届け出と同じ特徴のお子さんが収容されたということで、こちらから連絡をして。
娘の名前を呼ぶ、悲鳴にも近い声が、体育館に響き渡りました。
助けてあげられなくてごめんね。
男の子は静かに眠る妹の前で、目からあふれ出る涙をこらえながら、そうつぶやきました。
誰かのことを助けてあげたいというような思いを、また奮い立たせてくれたのが、この子どもだったのかなと思います。
この宮城県を自分自身で守っていきたいっていう、そういう覚悟ができたなと思っています。
山本恭也巡査。
震災直後、石巻市の旧青果市場に出動しました。
いつもどおり、ご遺体を清浄場へと運び、泥などを落としていると、見たことがある顔だと気付き、よくよく見ていると、高校時代の友人でした。
その場から動けなくなったくらい、頭が真っ白になりまして。
できれば、自分じゃないって、違う人に代わってほしいというふうに、その当時はありました。
友人の検視はできない、したくない。
そんな山本巡査に応援部隊の警察官は。
だったらなおさら、きれいにして、遺族に返してあげないといけないね。
君がやるべき仕事だよ。
友人の佐々木正太さんです。
佐々木さんの母、孝子さんは、手記を読んで、山本巡査の思いを初めて知りました。
息子は、友達にこういうふうにきれいにしていただいたんだなって、ありがたいです、本当に。
本当にありがたい、ありがたかったんですね。
どんなに泥だらけだったか、顔も分からないし、そういう状況だったのに、ここまできれいにしてくれたんだな、遺体をきれいにしてくださったのが、山本さんでよかったと思います、私は。
手記は、宮城県警のホームページでも読むことができます。
大震災の実態や、その脅威をですね、後世に伝えることによって、県民の防災意識を高めることができないかなと。
常に被災者と向き合ってきた警察官の活動記録の公開。
それは、震災の記憶を風化させないことで、災害への備えを確かなものにする取り組みでもあるのです。
では続いてワールドトピックス。
アメリカで中学校にワニが迷い込み、騒動を起こしました。
テキサス州の中学校の校舎脇で涼んでいるのは、体長1.5メートルほどのワニです。
通報を受けて駆けつけた警察官が、敷地の隅に追い込んで、ロープで捕獲を試みるも、ワニも全身を大きく回転させ、激しく抵抗します。
「日本最大級の品揃え」と豪語して違法な成分を含んだ危険ドラッグを販売していた疑いで、警察は大阪府高槻市のハーブ販売店の経営者を逮捕しました。
薬事法違反の疑いで逮捕されたのは高槻市西真上にあるハーブ販売店経営者松宮敬祐容疑者
(27)です。
警察によりますと松宮容疑者は薬事法に違反する指定薬物を含んだ危険ドラッグの植物片を18歳の少年に販売した疑いが持たれています。
この店は「日本最大級の品揃え」などとインターネットに宣伝広告を出しながら店舗と通信販売でハーブなどを販売していました。
警察は店で扱っているハーブ類を押収していて、販売の実態を調べることにしています。
「LINE」で中学生に恫喝するようなメッセージを送った大阪維新の会の府議会議員が、テレビ番組で「きもい」と言われたことについて、BPOに人権侵害を申し立てました。
橋下代表は「稚拙だ」と批判しています。
維新の会の山本景議員
(34)は、交野市の祭りで知り合った中学生に無料通信アプリ「LINE」で「絶対許さない」などとメールを送りました。
山本議員は、この問題を取り上げた日本テレビの情報番組で、コメンテーターに「きもい」と連呼されたことに対し、人権侵害にあたるとして、放送倫理・番組向上機構に申し立てました。
橋下代表はこの対応を批判しています。
維新の会の府議団は除団とする方針を示していますが、山本議員はきょう午後会見を開き反論するとみられます。
おととし、京都府南部を襲った豪雨災害からきょうで2年となり、大きな被害を受けた宇治市で追悼の集いが営まれました。
犠牲者が出た志津川地区では、地元の住民たちが亡くなった西山栄三さん
(当時69)と妻の初美さん
(当時83)に花を手向け、静かに祈りを捧げました。
おととし8月、京都府南部を襲った豪雨で、宇治市では濁流が押し寄せ住宅が流され、2人が犠牲になったほか、2000を超える世帯が浸水被害を受けました。
宇治市内はいまも所々に災害の爪痕を残していて、復旧工事は早くても今年度いっぱいかかる見通しです。
2014/08/14(木) 11:30〜11:55
関西テレビ1
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