木曜時代劇 吉原裏同心(10)「姉の願い」 2014.09.10

神守幹次郎殿は理不尽な夫から私汀女を救い出し3年の逃亡の果てに江戸に流れ着きました。
そして吉原の女たちを守る事になったのです
女は切手だよ!女は切手だよ!ごめんよ。
(仙右衛門)お〜これは相庵先生往診ご苦労さまでございます。
いや〜吉原の往診は楽しみだ。
きれいな女子がたくさんおるでのう。
まだまだお若い証拠ですな。
(笑い声)お待たせ〜!
(仙右衛門)お〜いお茶だ!
(男衆)へい!先生お上がり下さい。
お父っつぁんが待ってますんで奥で一杯。
ではそうさせてもらうかな。
ああお芳!
(せきばらい)先に帰ってなさい。
はい。
ご苦労さまでございます。
おいみんな夜食!
(男衆たち)へい!あれから腰はどう?ああ別に。
ピンピンしてらあ。
気を付けないとまた泣く事になるわよ。
何だと?誰が泣いたってんだよ!悪いんだけどうちまで送ってくれる?しょうがねえなあ…。
おう。
冷やっこい水くんねえな。
お父っつぁん。
ん?何だい。
仙右衛門とお芳さんこのままでいいの?このままでいいって何?一緒にしてやったらどうなの?えっ何を急に言いだしやがんだ。
おめえが仙右衛門を…。
仙右衛門はお芳さんが好きなの。
私の事は何とも思ってないの。
そうなのかい…。
そうなの!…って事はつまりおめえ振られた?だから私の事はいいの!玉藻さんが仙右衛門さんを?存じませんでした。
玉藻がそのように申すもんでございますから私も放っておく訳にもまいりません。
なぜ私たちに?いえ私はこういう事ど…どうすればいいかよく分からないのでございますよ。
この事はお二人にお願い致します。
え?このとおりでございます!あ!えっお待ち下さい!押しつけられました。
しかし仙右衛門にお芳さんの事が好きかと尋ねても「そうです」と素直に答えるでしょうか?そうですね…。
では私がお芳さんにお気持ちを聞きます。
幹殿は仙右衛門さんに。
えっ某が仙右衛門に?男同士と女同士という事でいいでしょう。
よいしょ。
おうおうおうおう!今よすっげえいい女が大門出てったんだぜ。
三味線持ってたからありゃ新入りの芸者かもな。
真面目に働け。
何怒ってんだよ?別に…。
人の顔チロッチロチロッチロ見て。
何かついてるか?実はな…。
おう何だよ?その…こういう平穏な時こそえてして騒ぎが起こるものだ。
気を付けろ。
分かってらあんな事!神守様ちょいとお願いします!あんたの言うとおりになっちまったな。
(又一)こちらです。
(儀助)とんでもない事をしでかしてくれました。
どうした?心中です。
え!?こりゃ毒を飲んだようだな。
(仙右衛門)女は?
(又一)小春といいます。
(仙右衛門)客の方はなじみか?
(又一)ええ。
よく来る客です。
名前は…確か功太。
困った事になった。
小春が売れっ子じゃなかったのがせめてもの救いですね。
心中に売れっ子かどうかが関わりがあるのか?心中はご法度ですよ。
店だってお上から不行き届きで大目玉を食らうしもし売れっ子に死なれたんじゃ店は大損だ。
ねえ?旦那。
(うめき声)
(長吉)おっまだ息がある!すぐ相庵先生を呼べ!しっかりしろ!文吉…。
もう遅いようだ…。
ねえねえねえねえ!山吹屋で心中だってよ!えっ誰が!?小春って女らしい。
えっ本当に?ねえちょっとあんた小春ねえさんと同じ山吹屋だったね?うん。
いやでも…小春ねえさん昔っから明るい人で。
どうして心中なんか…。
それにゆうべだって小春ねえさんに会った時は…。
いいお月さんねえ。
(若竹)ええ。
もうじきいい事があんのよ。
お待たせ〜!あんなに笑顔だったのに…。
もうそりゃうれしそうだったんだから!そうだったんだ…。
小春に弟が?ええ。
腕のいい飾り職人なんだそうです。
親方から後継ぎにと見込まれもうすぐ親方の娘さんと婚礼だそうです。
その弟の名前は?文吉とか…。
文吉…。
めでたい事があるのになぜ心中など…。
さあ…。
仲のいい姉弟でよく文のやり取りをしていたとか。
文に書いてあった事を小春さんはいつも自慢していたそうです。
小春ねえさんはいつも楽しそうですね。
泣いて暮らすより笑って暮らしたいのさ。
弟さんよかったですね。
ありがと。
その心中の相手はどのような人なのですか?名前は功太。
日本橋にある乾物屋の手代だそうです。
あなた様は?信濃屋の番頭で義左衛門といいます。
心中の相手はそちらのお店の?へえ。
うちの手代の功太です。
(村崎)この男の話によると功太が店の金を度々くすねていた事が発覚したそうだ。
店の金を…。
いくらです?う〜ん1両2両と…。
それが度重なって締めて50両にはなっていたようです。
(長吉)50両!それを功太に問いただしたのがおとといの事です。
功太は罪を認めました。
ところがちょっと目を離した隙に姿を消して…このありさまです。
なぜすぐお上に届けなかったのですか?手代に50両持ち逃げされたら店にとっても外聞が悪い。
それに功太が罪を悔いて戻ってくるかもしれないと主人とも話してまして届け出を出すのを少し待とうと。
…でその50両という金は?功太の部屋を捜しましたが金はありませんでした。
使っちまったって事か…。
よ〜し分かった!功太はその金を小春に貢いでいたんだ。
けど小春だってそんな金持っちゃいませんでしたよ。
部屋の隅から隅まで調べましたがね。
あの…姉は…みよは!?みよ?もしかしてあんた小春の弟か?はい。
弟の文吉でございます。
あの…姉はどこですか?姉が死んだなんて何かの間違いですよね?かわいそうだが…本当だ。
ウソだ〜!姉ちゃんが死んだなんてウソだ!ウソでしょ!?ウソでしょ?姉ちゃんウソでしょ!?あ〜!おからもありますけど食べますか?ありがとうございます。
もうすぐ親方のお嬢様と婚礼だそうですね。
え?はあ…。
きっとお姉様も喜ばれてる事と思います。
姉をご存じだったんですか?いえ私は。
小春は死ぬ前にお前の名前を呼んだ。
文吉と…。
情けねえ…。
俺が書いた事はみんなウソです。
え?みんなとは?何もかもです。
仕事はいつまでたっても上達しねえし親方にも怒られてばかりで…。
では…親方の娘との婚礼というのは?ウソに決まってるじゃないですか!どうしてそんなウソを?姉は一家を助けるために吉原に入ってくれたんです。
姉の文にはいつも俺の事を心配する事ばかり書いてあって…。
だからせめて俺がちゃんとやってるって安心させてやろうと思って…。
姉はとても喜んでくれました。
私の生きる支えはお前だけだって。
そんな事言われたらウソだなんて言えなくなって…。
それで婿入りの話をでっちあげたのか。
はあ…。
まあとにかく姉さんはお前のウソを信じたまま死んだ。
それでよかったと思うしかないだろう。
はあ…。
どこへ行く?俺…親方に娘さんを下さいって言ってきます!まあ待て!このまんまじゃ姉ちゃんに顔向けができない!お役人に近くにいろと言われたんでしょう?・ごめん。
はい。
お呼びだとか。
はい。
どうぞ。
お座り下さい。
何でしょう?何かないとお呼びしてはいけませんか?いえ。
小春さんの事なのです。
小春をご存じですか?はい。
それは?10日ほど前手習いに行った時…。
僅かでお恥ずかしいのですが…このお金を預かって頂きたいのです。
私に?いつか弟に渡そうと思ってるお金なんです。
弟に渡す金…。
3両2分…。
何か?いえ。
これでも小春さんにとっては精いっぱいなのです。
爪に火をともすようにしてためたものでしょう。
そうですか。
分かりました。
え?小春は50両など盗んでいません。
そんな事をする女がたった3両2分の金をあなたに預ける訳がありません。
そうですね。
では確かにお渡し致しました。
いえ。
この金はいま少しお持ち下さい。
この金は…小春にかかった嫌疑が晴れてから文吉に渡してやりたいと思います。
それまで預かって頂けませぬか?分かりました。
神守様はいつも吉原で働く女子の幸せを考えていらっしゃる。
そうでしょうか…。
私の幸せがどこにあるのか見つけて下さいませんか?聞くところによるとさる大店の主人から身請けの話があるとか。
それが私の幸せでしょうか?お分かりにならないのですか?それとも…わざとお分かりにならないふりを?これからもあなた様の事は命を懸けてお守りします。
では。
お水飲んで下さい。
持てますか?あっお帰りなさいまし。
ただいま戻りました。
ちょちょちょちょ…!あ!ああ…。
お侍さん!文吉どうした?お前。
お帰りなさい。
随分とお酒を飲んだようです。
お前昼間っから酒など飲んで…。
死んだ姉さんに顔向けできないぞ!ヘヘッ姉ちゃんが何だ!何!?俺は出来の悪い弟なんだ!頑張ったって駄目なもんは駄目なんだ!たった一つの自慢の弟だ?毎回毎回それを言われた俺のつらさがあんたに分かるか!?これで終わったと思ったらせいせいすらあ!ハハハハハハッハハハハハハッ!こいつ…どうしようもないやつだな。
(仙右衛門)ごめんよ!
(相庵)はいごめん。
先生!いや相庵先生があんたに話したい事があるとおっしゃってな。
吉原の帰り道仙右衛門から心中の話を聞いてるうちに思い出した事があってなあ…。
何でしょう?そうか。
こいつが小春の弟なのか。
はい。
先生は小春をご存じでしたか?ああいつだったか小春が風邪をひいて長〜く寝込んだ時に往診行った事があってなあ。
うれしそうに弟の事を自慢してた。
そうでしたか。
そう。
病でさぞ苦しいでしょうに楽しげに…。
弟は親方にえらく褒められたそうなんですよ。
新しく作ったかんざしの出来が大層いいとかで。
(せきこみ)今は静かにしておれ。
それはよかったですね。
今度大きな仕事を任されたそうなんです。
(お芳)大したもんですねえ!それが本当ならね…。
え?多分みんなウソなんです。
小春は弟がウソをついてると知ってたんですかい?ああ…。
あの子は昔からウソをつくのが下手なんですよ。
私には分かるんです。
み〜んなウソだって。
ウソと知っていてどうして?「嘘から出た実」なんて言うじゃありませんか。
あの子の文に書いてある事もいつか本当に…。
私にだって好いたお人はいるんですよ。
乾物屋に勤めてるんです。
でもお金には縁のない人なんです。
身請けされる望みは?俺に甲斐性がないせいですまないって…。
私はもう諦めてます。
でもそう言ってくれるだけで私は幸せです。
私はいいんです。
だから弟にもウソなどつかずに幸せになってもらいたいんです。
それだけが望みなんです。
小春は自分の思いがいつか弟に通じると信じて書きつづっていたのか…。
小春と功太は心中ではないと?はい。
小春は弟が書いてきた事は全てウソだと知っていました。
知っていましたがそれでもいつか弟が立派になってくれる事を願って弟のために少しずつ金子をためていたのです。
そんな小春が心中などするはずがありません。
うむ…。
恐らく誰かが50両を盗んだ罪を2人に着せようとしたのです。
ただこの一件は心中だと村崎様ははなっから決めておられますから。
お向かいさんに知られないようこっそりやりますか。
お願いします。
お芳さん。
はい。
少しお話が…。
何でしょう?あの…お芳さんはこれからの事どうお考えですか?これからの事?ここをもっと立派にしたいと思っています。
いえそういう事ではなくて…。
はあ?もう単刀直入にお聞きします!お芳さん。
仙右衛門さんの事好いてるのですか?え?そうなのでしょ?好いているのでしょ?はい。
じゃあ…!好きです。
そう!よかった…。
じゃあ一緒になればよいではありませんか。
いいえ。
だってあの人が…。
いいえ!あとは幹殿がなんとかします!幹殿言いました!え?お芳さん。
仙右衛門さんを好いてると言いました!本当ですか!仙右衛門さんにはいつ?ああ。
まあそのうち…。
私は役目を果たしました。
次は幹殿の番です。
はあ…。
あっ。
おう!ちょうどいいじゃないですか!え?大事な事です。
しっかりお願いしますよ。
私はもう一度お芳さんの所に。
何をしに来たんだ?俺が来ちゃ迷惑かよ。
別に…。
いやちょっと思い出した事があってな。
何だ?ほら小春と功太が死んだ日…。
あっおうおうおう…気を付けろよ!すみません。
義左衛門が?ああ。
どうもどっかで顔を見た気がしてずっと考えてたんだよ。
それは確かか?あの顔は見間違えようがねえ。
小春と功太が死んだあとすぐ義左衛門が大門を出ていった。
しかも妙に慌ててたぜ。
何か関わるがあるとしか思えないな。
どうだ?義左衛門の事を聞いて回ったんですがね至って真面目な男で律儀者で通ってます。
そうか…。
どっちみち義左衛門が毒を入れる事は難しいでしょう。
誰か手伝った人間が…。
そうだな。
もう少し調べてみましょう。
頼む。
すまないな。
えっな…何がですか?本来の仕事でもないのにこんな事ばかり頼んで…。
いえほんの恩返しでさあ。
ん?すね者のあっしも人様のお役に立てるって事を神守様は教えて下さった。
大事な事忘れてた!何だ?もう一人義左衛門の事を探ってる男がいますぜ。
え?あっしが乾物屋に行ったら近くで通りがかりの者に義左衛門の事を聞いてる男がいたんです。
え?あとは頼んだよ。
へえ。
分かりやした。
あ!何をしている!?すみません!どうしても姉の仇が討ちたかったんです!仇討ち?侍のマネなどするな。
お願いします!お願いします!どうかお願いします!どうかお願いします!いらっしゃいませ。
どうぞこちらへ。
いらっしゃいませ。
どの部屋にいるんでしょうか…。
分からん。
いずれにしてもここで誰かと会うつもりだろう。
あの男は山吹屋の…。
小春が売れっ子じゃなかったのがせめてもの救いですね。
そこで待ちな。
(2人)へい。
・じゃあこれは約束の10両です。
・ありがとうございます。
へい確かに。
私は残りの40両で借金が返せる。
もう相場などに手を出さない事ですな。
肝に銘じるよ。
それにしてもあの物騒な2人は何です?約束どおり金をもらえるかちょっと心配でね。
心外ですな。
私は堅い男で通ってるんですよ。
ご勘弁を。
奉行所もこたびの事は心中という見立てで済ませるようです。
これで安心ですな。

(義左衛門)吉原の女はこういう時に便利だな。
役人もそう真剣に調べる訳でもなし。
死んだところでどうせみんなすぐに忘れる。
くそ…。

(義左衛門)誰だ!?お前ら確か…。
会所に雇われてる浪人者です。
おい!自分が空けた50両の穴を小春と功太に押しつけたのか。
ああそうだ。
お前はこの男に頼まれて酒に毒を入れた。
それで10両ならボロいと思ってな。
小春はどうせ安い金で売られてきた身だ。
10両で殺されたんなら満足だろうぜ。
うわ〜!ぐあっ!やれ!あ!おい…。
ぐあ〜!うわ〜!この野郎!姉ちゃんがどんな気持ちで吉原で暮らしてたかお前らに分かるか!?姉ちゃんはな…姉ちゃんは俺のために!
(泣き声)お前が真面目に生きて幸せになれ。
それが姉を喜ばせるたった一つの道だ。
これは?お前の姉さんが必死にためた金子だ。
え?いつか弟に渡そうと思ってるお金なんです。
あの村崎様がな上に掛け合って下すってこたびの事心中ではないと決まった。
そりゃあよかった。
早く一人前になって親方に認められるこったな。
はい。
親方がお嬢さんと一緒になるのを許してくれるよう頑張れ。
はい。
でもその前にお嬢さんに一緒になってくれって言わないと。
そうだ。
思い切りぶつかれ。
はい。
ごめんなさ〜い!お芳さんどうされました?あっ相庵先生のお使いで薬を届けに来た帰りです。
あっそうだ。
忘れてた。
おい。
何でえ?この男はお嬢さんに好きだと伝えるそうだ。
お前はどうだ?お…俺が何だよ?お芳さんに何か言う事はないのか?言う事って別によ…。
おい連れてけ連れてけ!ねえちょっと!ちょっと!何でえ!お…俺はよあの…何だあ…。
いやその…まああの…あれだ。
あの…。
だからよあ…あの…あの…お芳一緒になってくれ!いいの?何言ってんだよ。
いいから言ってんだろ。
こいつの姉さんはいまわの際で一番大切に思ってたこいつの名前を呼んでたよ。
生きてる俺がよおめえの事を大切に思ってるって言えないんじゃあんまり情けねえってもんだろう。
仙右衛門おめえいいタンカ切りやがるなあ。
いや〜おめでとうございます!おめでとうございます!おめでとうございます!うるせえよ。
お役目ご苦労さまにございます。
いえ。
欲しくばあげましょ熨斗付けて。
さあ仕事仕事!花屋でござ〜い!花!花屋でござ〜い!どういう事かな。
怖いお顔。
この間は木曽屋さん。
今度は近江屋さんの身請け話まで断ったそうじゃないか。
はい。
何が気に入らないんですか?これ以上の話はありませんよ。
近江屋さんに身請けされれば大金が三浦屋に入ります。
会所にも分け前が…。
それが惜しゅうございますか?太夫それは違う。
私はねお前さんに幸せになってもらいたい。
それだけなんだ。
ありがとう存じます。
それならなぜ?私の本当の望みは…四郎兵衛様だけに申し上げましょう。
聞きましょう。
(せきばらい)会所が婚礼の一切の世話すると言ってるのに何で断ったんだ?そんな大層な事てれくさくていけませんや。
お墓参りをして日光で少しゆっくりしてきます。
気を付けて行ってらっしゃい。
幹殿。
いや別に…。
ありがとよ。
礼など要らん。
ハハハハッおかしな2人だな。
では行ってまいります。
(相庵)気を付けてな。
お似合いだねえ。
これからのお二人は仙右衛門とお芳に仲の良い夫婦の手本見せてやって下さい。
さあ務まりますかどうか…。
(笑い声)
「仲の良い夫婦」。
その言葉が私には何ともうれしくこの暮らしがいつまでも続く事を願わずにはおられませんでした
仇討ち騒ぎがあったんだってね。
父の敵。
覚悟致せ!どこかで終わりにせねばならぬ事。
どうして命を懸けなければならないのです!?武士の妻ですから。
待たれよ!義によって中林与五郎殿の助太刀を致す!・「君のそばにいる」・「君を守って行く」・「悲しみを消してあげることは出来ないけど」・「ここからはふたり同じ道を行く」・「せめてひととき」・「風よやさしく」・「二人包んで」2014/09/10(水) 01:46〜02:31
NHK総合1・神戸
木曜時代劇 吉原裏同心(10)「姉の願い」[解][字][再]

遊女・小春(馬渕英俚可)の心中事件に駆けつけた幹次郎(小出恵介)。小春はまだ息があり「文吉…」と言って息絶えた。そこへ、小春の弟・文吉(内野謙太)が現れるが。

詳細情報
番組内容
遊女・小春(馬渕英俚可)の心中事件に駆けつけた幹次郎(小出恵介)。小春はまだ息があり「文吉…」と言い息絶える。小春は「もうじきいいことがある」と周囲に話していた。それは弟の婚礼だった。さらに小春は「弟に渡すお金を預かってほしい」と薄墨太夫(野々すみ花)に渡していた。幹次郎は、弟思いの小春が心中した事に疑念を抱く。一方、会所で小春の弟・文吉(内野謙太)が「婚礼は姉を安心させる為のうそだ」と告白する。
出演者
【出演】小出恵介,貫地谷しほり,野々すみ花,山内圭哉,三宅弘城,京野ことみ,石井愃一,沼田爆,若葉竜也,平田薫,尾上紫,菜葉菜,近野成美,内野謙太,馬渕英俚可,定松直子,松之井綾,児玉陽子ほか
原作・脚本
【原作】佐伯泰英,【脚本】尾崎将也
音楽
【音楽】小田和正,林ゆうき

ジャンル :
ドラマ – 時代劇

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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日本語(解説)
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