NHKニュース おはよう日本 2014.08.14

おはようございます。
7時になりました。
まず、今、入ってきたニュースです。
沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画を巡り、沖縄防衛局は、移設先とする名護市辺野古沿岸部の海上に、埋め立て工事の区域を示すブイを設置する作業を、先ほど午前7時前から始めました。
ご覧いただいているのは現在の様子です。
これに続き、近く、海底を掘削して地質を確認するボーリング調査が行われる予定です。
まず現場上空から中継でお伝えします。
名護市辺野古の上空です。
ブイを載せた作業船が、キャンプ・シュワブの北側に集まっています。
作業船の上では、黄色いブイを載せています。
沖では海上保安部のゴムボートなどが警戒に当たっています。
現場上空でした。
普天間基地の移設先とされる名護市辺野古沿岸部では、埋め立て予定地に隣接するアメリカ軍キャンプ・シュワブからブイやフロートが次々に運び出され、先ほど、海上への設置が始まりました。
これらのブイなどは、工事の区域を示すためのもので、政府は先月、この区域を関係者以外の立ち入りを禁止する、臨時の制限水域に設定しました。
海上では、海上保安庁のボートなどが周辺を警戒する中、黄色のブイを作業船に積み込みました。
現場の海域では、移設計画に反対する市民グループなどが、連日、カヌーやボートを海上に出して工事の中止を訴えていて、きょうもこのあと、抗議活動を行うことが予想されます。
沖縄防衛局は、ブイの設置に続き、近く海底を掘削して地質を確認するボーリング調査を始める予定です。
続いて、現場近くの漁港から中継です。
普天間基地の移設先とされる名護市辺野古沿岸部の対岸に位置する漁港です。
先ほど、海上に工事の区域を示すブイなどを設置する作業が始まりました。
埋め立て予定地に隣接するキャンプ・シュワブの海岸付近では、ブイなどを保管していた場所に10人ほどの作業員が集まり、午前6時50分ごろからブイが作業船に積み込まれる作業を始めました。
また、こちらの漁港では、午前5時半ごろ、民間の警備員を乗せた警戒船およそ20隻が次々に出港していきました。
海上には、これらの警戒船のほか、海上保安庁の巡視艇やゴムボートなど、数十隻の船が確認できます。
普天間基地の返還に日米が合意してから18年。
沖縄では県内への移設に根強い反対意見がある中で、埋め立て工事に向けた海上での作業が本格化することになります。
ブイの設置作業が始まったのは、普天間基地の移設先とされる、名護市の辺野古沿岸部の海上です。
移設計画では、辺野古の沖合およそ160ヘクタールを埋め立て、オーバーランを含めて、長さ1800メートルの滑走路をV字型に2本建設することになっています。
こうした整備に向けて、埋め立て予定地の海底を掘削して、岩盤の強度や地質を調べるボーリング調査は、不可欠な手続きです。
このボーリング調査は、10年前にも、当時の計画に基づいて行われましたが、激しい抗議活動で中止されています。
10年前の平成16年。
国は沖合を埋め立てて滑走路を建設するために、サンゴ礁を含む岩礁を掘削して、岩盤の強度などを調べようとしました。
未明や早朝に作業船を出すなどしてボーリング調査を進めようとした国に対し、移設に反対する住民や市民グループなどが、カヌーやボートで作業船を取り囲むなど、激しく抗議。
結局、よくとしの平成17年、国は台風の接近を理由に、足場を撤収し、そのまま調査は中止となりました。
その後、こう着状態が続く中、おととし発足した第2次安倍政権は、辺野古への移設を着実に進める考えを改めて示し、沖縄県に予定地の埋め立てを申請。
仲井真知事は、法律の基準に適合しているとして承認します。
先月には、政府が辺野古沖に、工事関係者以外の船舶などの立ち入りを禁止する臨時の制限水域を設定。
ボーリング調査を確実に実施するための環境整備を進めてきました。
一方、計画に反対する住民などは、調査には徹底して抗議する構えを見せていました。
けさ始まったブイの設置作業。
これはボーリング調査を前に、この水域、つまり関係者以外の立ち入りを禁止する制限水域を明確に示すため行われているものです。
制限水域は、10年前の調査の際には設定されていませんでした。
政府が今回設定した制限水域。
無断で入った場合、日米地位協定に伴う刑事特別法で検挙の対象になります。
制限水域について、沖縄防衛局は、安全確保に万全を期すためとしていますが、市民グループなどからは抗議活動を抑圧するものだという批判が出ています。
沖縄防衛局はブイの設置に続いて、近く海底のボーリング調査を始め、ことし11月までに終わらせたいとしています。
計画では、移設が完了するまでに9年かかるとされていますが、沖縄県の仲井真知事は、普天間基地の5年以内の運用停止を政府に求めています。
このため防衛局は、できるだけ早く移設工事を進めたい考えで、海上での作業が本格化することになります。
では次です。
スイス東部の山岳地帯を走る列車が、大雨による土砂崩れで脱線しました。
この事故で、日本人5人を含む乗客11人がけがをしました。
事故現場の様子です。
脱線した車両の一つは、線路からおよそ10メートル転落して、急な斜面に生えた木の間で止まっています。
警察や消防などがヘリコプターを使って乗客などの救出活動を行っています。
乗客たちは、山間部に設けられた線路の上を歩いて移動しています。
13日午後、スイス東部のグラウビュンデン州の山岳地帯を走る鉄道で土砂崩れが起き、8両編成の列車が巻き込まれて、このうち3両が脱線しました。
地元の警察などによりますと、列車にはおよそ140人が乗っていましたが、このうち日本人5人を含む11人がけがをして、近くの病院で手当てを受けているということです。
スイスのベルンにある日本大使館によりますと、5人のうち横浜市在住の70代の男性が、腰に重傷を負ったほか、この男性の妻と、オランダ在住の3人家族が、打撲などのけがをしたということです。
現場周辺ではここ数日間、雨が多く、13日の午前中も強い雨が降ったため、警察は土砂崩れが起きやすい状態だったと説明しています。
事故が起きた鉄道は、スイス東部の山岳地帯を巡る私鉄で、雄大な景色を楽しむために、日本人も含めた観光客も、しばしば利用する路線だということです。
岸田外務大臣が、先日、訪問先のミャンマーで、北朝鮮のリ・スヨン外相と接触した際、核やミサイル開発で挑発的な行動を自制するよう求めたのに対し、リ外相は、日本を対象としているものではないなどと応じていたことが分かりました。
リ外相の発言は、北朝鮮は日本を直接けん制する意図はないことを強調するねらいがあるものと見られます。
ミャンマーで開かれた、ASEAN・東南アジア諸国連合の一連の外相会議に出席した岸田外務大臣は、日本時間の10日、同じ会議に出席していた北朝鮮のリ・スヨン外相と短時間、ことばを交わしました。
この中で岸田大臣は、拉致被害者らの調査を着実に行うよう指摘したほか、核やミサイル開発の問題を取り上げ、今後も弾道ミサイルの発射などを繰り返せば、日朝関係に影響を与えることになると述べ、挑発的な行動を自制するよう求めました。
これに対しリ外相は、核やミサイル開発は日本を対象としているものではないなどと応じていたことが分かりました。
リ外相の発言は、北朝鮮は日本を直接けん制する意図はないことを強調し、拉致被害者らの調査を行っている中で、核やミサイル開発の問題では、日本とアメリカや韓国との足並みを乱そうというねらいもあるものと見られます。
一方、北朝鮮による拉致被害者らの調査結果について、政府は来月の第2週以降に、外務省の局長級による協議で説明を受ける方向で、引き続き調整することにしています。
パレスチナ暫定自治区のガザ地区を巡る、イスラエルとイスラム原理主義組織ハマスの72時間の一時的な停戦は、期限を迎えました。
パレスチナ側は、戦闘の停止を5日間、延長することで合意したと発表しましたが、ガザ地区からはロケット弾が発射され、これに対してイスラエル軍が空爆を行うなど、停戦が引き続き維持されるかは、予断を許さない情勢です。
イスラエルとハマスによる72時間の一時的な停戦は、日本時間の14日午前6時が期限となっていました。
この間、エジプト政府が間に入り、カイロでイスラエルと交渉していたハマスを含むパレスチナの代表団は、期限の直前にカイロで記者会見し、一時的な停戦を、5日間延長することで合意したと明らかにしました。
その上で、この停戦期間で協議を進め、本格的な停戦につなげたいと述べ、いったんパレスチナに戻って、協議内容について検討する考えを示しました。
これについてイスラエル側からは、これまでのところ、公式な発表はありません。
一方で、一時停戦の期限が切れるおよそ2時間前の日本時間の午前4時前以降、ガザ地区からは、複数のロケット弾が発射されました。
ガザ地区にいるNHKのスタッフによりますと、これに対しイスラエル軍が、報復と見られる空爆を行っているということで、停戦が引き続き維持されるかは、予断を許さない情勢です。
次は日ロ関係です。
ロシア軍が北方領土で軍事演習を始めたことを受けて、政府内では、今後の日ロ関係の悪化は避けられないという見方がある一方で、安倍総理大臣とプーチン大統領との個人的な信頼関係が構築される中で、ロシア側と関係改善につなげる余地を残しておくべきだという意見もあり、対応に苦慮しています。
ウクライナ情勢を巡って、日本がG7・先進7か国と歩調を合わせて、ロシアに対する追加制裁を科したことを受けて、ロシアは今月末に予定されていた、日ロの次官級協議の延期を発表しました。
こうした中、ロシア軍は、北方領土の択捉島と国後島で軍事演習を始め、政府はロシア側に対し、厳重に抗議しました。
今回の軍事演習を受けて、政府内では、秋に予定されているプーチン大統領の日本訪問は延期せざるをえないという認識が一段と強まっており、今後の日ロ関係の悪化は避けられないという見方が出ています。
一方で、安倍総理大臣とプーチン大統領との個人的な信頼関係が構築される中で、ロシア側と関係改善につなげる余地を残しておくべきだという意見もあり、ロシアとの関係をどのように維持するのか、対応に苦慮しています。
さて、きのう発表された、ことし4月から6月までのGDP・国内総生産は、年率換算でマイナス6.8%と、大幅に落ち込みました。
中でも個人消費は、消費税率の引き上げに伴う駆け込み需要の反動で大きく減少。
大手デパートでも、今月に入っても売り上げの低迷が続いています。
こうした中、お盆商戦が始まっていますが、小売り業界ではあの手この手で売り上げの回復を図ろうとしています。
埼玉県越谷市の大手スーパーです。
ここ最近、お盆を中心に売れ筋となっているのがこちら、ランドセルです。
帰省した孫へのプレゼントとして購入するお年寄りが年々増えているランドセル。
この夏は、これまでで最も多い200種類余りを用意しました。
いいね、ねえ、どうですか?
今月に入ってから10日間で、売り上げは前の年の3倍に上っています。
さらに子ども用のタオルの品ぞろえを増やしています。
久しぶりに会う孫に使ってもらおうというのです。
こちらの店では、孫たちを迎えるお年寄りを意識した、ある商品が販売を伸ばしています。
お年玉袋ならぬお盆玉袋。
お小遣いなどを入れる小さな袋です。
全国90の店舗で一斉に販売しました。
里帰りをした孫にお小遣いを渡すお年寄りに買ってもらおうというのです。
売れ行きは去年のおよそ4倍。
店では、おもちゃなどの販売にもつながるのではと期待しています。
この時期売れる商品の一つが肌着です。
旅行や帰省に合わせて買い替えたいという人のニーズも取り込もうと、肌着の売り場を広げました。
臭いを抑えてくれるという肌着など、品ぞろえを充実させたといいます。
こんな商品も販売しています。
運転中の居眠りを防ごうというこの商品。
耳につけていただきまして。
首の角度が大きく変わると、センサーなどで知らせてくれます。
お盆は車で帰省する人が多いと見て、販売に力を入れています。
消費の回復につなげようと、お盆商戦が熱を帯びています。
イスラム過激派組織と、政府軍などによる戦闘が続くイラクで、新たに首相候補が指名されたことについて、現職のマリキ首相は、退陣を拒否する考えを改めて強調しました。
国際社会が求める挙国一致の政権が出来るのか、不透明な情勢が続いています。
イラクでは、マリキ首相に代わる新たな首相候補として、国民議会の副議長でイスラム教シーア派のアバディ氏が指名され、組閣に向けた交渉が本格化しています。
これに対してマリキ首相は、13日、国営テレビを通じて、憲法違反で無意味だ。
連邦裁判所の決定がなければ政権は譲らないと述べ、裁判所が合憲だと認めないかぎり、退陣を拒否する考えを改めて強調しました。
アバディ氏の指名については、国内のシーア派以外の勢力のほか、マリキ首相の後ろ盾だったアメリカやイランも支持していることから、マリキ首相の続投は難しいと見られています。
しかし、マリキ首相は依然として軍や治安機関に強い影響力を持っており、退陣に応じない姿勢を強めていることから、国際社会が求める挙国一致の政権が出来るのか、不透明な情勢が続いています。
こうした中、首都バグダッドでは12日、アバディ氏の親族の家の近くで爆弾が爆発したのに続いて、13日も車に仕掛けられた爆弾が相次いで爆発する事件が起きており、政治の混乱が長引けば、さらなる治安の悪化につながりかねないという懸念も出ています。
中国で、日本の遊園地施設とよく似たお化け屋敷を運営していた責任者に、地元の当局が450万円の支払いを命じる行政処分を行ったことが分かりました。
中国東部の浙江省杭州で、ことし6月から期間限定で営業を行っていたお化け屋敷、慈急病院です。
山梨県の富士急ハイランドが運営するお化け屋敷の舞台は、慈急総合病院。
病院の暗がりを歩くという設定も似ています。
富士急ハイランドは、一切関係のない施設だとして、地元の監督部門に調査を申し入れていました。
関係者によりますと、調査により、この施設が営業許可を取っていないことが判明。
インターネットに、日本富士急とか、ギネス世界記録などと、虚偽の宣伝文句を掲載していました。
地元の行政当局は、施設の運営責任者に対して、27万5100人民元、日本円でおよそ450万円の支払いを命じる行政処分を行ったということです。
NHKの取材に対して、施設の運営責任者は、取材には答えられないと話しています。
一方、富士急ハイランド側は、厳しい処分が下され、当社の主張が認められたものと考えておりますとコメントしました。
中国では、海外のテーマパークをまねたり、アニメのキャラクターを無断で商品化したりするなど、国際社会から批判が相次いでいます。
白雪姫に似たキャラクターのいるテーマパーク。
熊本県のくまモンが白い姿になったキーホルダー。
お化け屋敷の処分には、中国当局が、知的財産権の保護に取り組む姿勢をアピールするねらいがあるものと見られます。
今、牛肉にある変化が起きています。
おいしい牛肉といえば、サシがたくさん入った霜降り肉という方も多いかもしれませんが。
今、脂身の少ない赤身肉を売りにしたレストランが、次々にオープン。
去年6月に出来たこのお店にも、多くの客が詰めかけています。
この肉売り場では、赤身の牛肉の売り上げが、去年に比べおよそ2倍に増えました。
健康志向の高まりも人気を後押ししています。
確かに最近、周りでも赤身肉、おいしいよねという声、増えているような気がしますね。
人気が高まる中、その赤身肉の魅力をさらに高めようという取り組みも始まっています。
札幌市内のレストラン。
ここに霜降りにも負けない値段で売れる赤身肉があります。
2人分が1皿に入って7600円。
月におよそ550皿が出る人気メニューです。
おいしさの秘密は、ドライエイジングという技術です。
赤身肉に酵母菌を吹きつけて、温度と湿度を一定に保った熟成庫で、数週間寝かせます。
すると、酵素の働きで肉が柔らかくなり、グルタミン酸などのうまみ成分も増加します。
赤身肉人気が広がる中、味のよさから注目を集めている牛もいます。
これがおとつい入ったジャージーです。
主に乳牛として飼育されているジャージー牛です。
これまでオスの子牛は価値がないとして、生まれてすぐに処分されていました。
北海道で牧場を経営する関谷達司さん。
このままではかわいそうだと感じ、肉として活用できないか、試験的に飼育することにしました。
育てた牛の肉を専門機関で調べてもらったところ、驚きの結果が出ました。
味を評価する基準の一つとなるオレイン酸が、霜降りの黒毛和牛とほとんど変わらないことが分かったのです。
関谷さんはジャージー牛の肉を、インターネットを通じて3年前から販売。
評判となり、去年の売り上げはおととしの5倍に増えました。
関谷さんは、ジャージー牛のおいしさが広く知られれば、ほかの牧場でもさらに活用が増えると期待しています。
このジャージー牛を肉牛として育てる動きは、岡山県などでも行われているそうです。
赤身肉人気は、国内の畜産農家に、新たな可能性も広げています。
北海道の牧場にやって来る大型バス。
乗っていたのは、東京や関西の料理人や、肉の卸業者です。
目的は、全国的にも珍しい飼育方法の見学。
1年を通して牛舎を使わない完全放牧です。
牛は山の中を自由に駆け回ります。
疲れたら木陰で一休み。
この牛の肉は、ほとんど脂が入っていない赤身。
フランス料理で使われる鹿などの野生動物の肉、ジビエになぞらえて、ジビーフとも呼ばれています。
牧場主の西川奈緒子さんです。
東京ドーム42個分の敷地で、33頭を飼っています。
牛たちが食べるのは、牧場に自然に生えている野草だけ。
繁殖も牛任せ。
子牛は母牛が育て、人の手はかけません。
生産された肉は少しずつ販路を広げています。
牧場見学ツアーに参加した、シェフの鈴木信作さん。
自然の中で健康に育った牛に、価値を感じる人もいるはずだと、自分のお店で使うことにしました。
牧草だったりとか野草を食べて育っている牛さんなので、こういうイメージかなと思って作りました。
客の評判も上々です。
完全放牧は手間やコストがかからない一方で、肉の生産量をコントロールできないというデメリットもあります。
しかし、自然の姿にこだわることで、消費者のニーズをつかんでいきたいと考えています。
赤身肉を、餌や育てる期間に条件を付けるなどして、ブランド化する動きは、全国で広がっているということです。
人気が高まっている、脂身が少ない赤身肉についてお伝えしました。
さあ、続いてはスポーツ、西堀アナウンサーです。
おはようございます。
まずは夏の甲子園ですね。
こちら、群馬の高崎健康福祉大高崎高校。
チームが掲げるのは、機動破壊です。
機動破壊、ちょっと過激な。
そうですね、力がみなぎる感じの、このスローガンを掲げている健大高崎ですが、盗塁など、積極的に次の塁を狙う攻撃が持ち味で、地方大会では6試合で大会記録となる、35個の盗塁を決めました。
さあ、迎えた甲子園の初戦。
機動破壊を存分に発揮しました。
3点を追う健大高崎は3回、1番平山。
足に当たりました。
デッドボール。
痛いけど走らないと勝てないと、大きなリード。
盗塁のチャンスをうかがいます。
ランナー、スタートだ。
警戒される中、最初の盗塁を成功させます。
3塁1塁とチャンスを広げ、3番脇本。
犠牲フライでまず1点を返します。
さらに。
ランナー初球からいった。
チーム2つ目の盗塁を決めます。
ここで相手ピッチャーがワイルドピッチ。
ランナーは3塁に。
内野ゴロの間に1点追加。
機動力を絡めて追い上げます。
続く4回、先頭打者が出塁。
相手ピッチャーは、けん制球を投げても、かいくぐってくると、苦しんでいました。
おっと。
ランナーは3塁に向かう!
2つ目のワイルドピッチを誘い、一気に3塁を陥れました。
内野ゴロの間にホームに生還。
同点に追いつきます。
機動破壊、効いてますね。
さらに持ち味が発揮されたのは、5回。
1塁ランナーの脇本が、ここでも。
もうキャッチャーは投げません。
チーム3つ目の盗塁で、勝ち越しのチャンス。
脇本が2塁に進むのを待っていたと、4番の長島。
いい当たり!
勝ち越しのタイムリーヒット。
機動破壊で相手を揺さぶった健大高崎が2回戦進出です。
いやぁ、次の塁に進んでいるから、次の犠牲フライであっても、内野ゴロであっても、ホームにかえってくる。
まさに機動破壊でしたね。
ことばどおりでしたね。
この試合、健大高崎の盗塁は4つでしたが、そのすべてが得点につながったんですね。
青柳監督は、盗塁の数よりも、勝利に貢献する盗塁をよくしてくれたと、手応えをつかんでいました。
では、きのうのそのほかの結果です。
きょうも甲子園の熱戦お楽しみに。
ここまでスポーツをお伝えしました。
続いて世界が注目!ネット動画のコーナー、今週は桑子アナウンサーです。
おはようございます。
けさはかわいい子どもたちの動画です。
こんなことに困ってしまいました。
公園で遊んでいた2歳のはるくんです。
手を洗おうとして蛇口を見つけました。
回してみても、水は出ない。
それ、回すんじゃないよ。
押してみましたよ。
押せた?
あらら。
水がすぐに途切れて、手を洗うことができません。
うーん、もうちょっと押してほしいんですけどね。
惜しいんだけどな。
頑張れ!
こん身の力で押してみましたが。
出たよ、出たよ。
やっぱり間に合いませんでした。
いらいらしてるかな、大丈夫?
最後はお父さんに手伝ってもらって、手を洗うことができたそうです。
かわいい。
続いては2歳のジェッサちゃん。
お母さんのように口笛を吹きたいと練習中です。
でも。
口元に集中するあまり、こんな表情になってしまいました。
それでも音を出すことができません。
ところでジェッサちゃん、その後、口笛は吹けるようになったのかな?
頑張ってね、練習。
続いては音楽学校の発表会から。
この日に向けて練習を重ねてきた4人組の出番です。
歌うのはキーボード担当の男の子。
まさかのタイミングでキーボードが落ちてしまいました。
ああ、これは…。
困った4人を応援してくれたのは観客からの温かい拍手。
気を取り直して、もう一度。
最後まで演奏をやり遂げました。
あの落ちた瞬間に、周りがみんな固まるんですね。
もうぼう然と立ちすくんで。
何が起きたの?って感じ。
まさかのタイミングでした。
そうなんです。
この動画、全世界で100万回、およそ100万回も見られていまして、バンドのみんなも、逆にいい思い出になったと話していたといいます。
絶対忘れられないですよね。
そうですよね。
でも、この状況からよく立て直して、もう一度演奏して歌いきったなと。
やっぱり観客の拍手もあったんでしょうね。
そうそうそう。
これでまた、チームワーク、グループの中が一段と固まったかもしれないですね。
かもしれませんよね。
では続いて、気象情報です。
東京・渋谷、けさはどんな様子でしょうか。
渡辺さん。
こちらけさ、晴れ間が広がっていまして、日ざしが届いているのですが、このあと、実は東京でも雨の予報なんですよね。
といいますのも、けさ、ちょっとむしむし感がまた復活してまして、きのうの朝は涼しかったんですが、もうそんな感じはありません。
このたっぷりの湿った空気というのが、実は雨雲のもととなるんです。
特にこの雨、西日本ではこれまでかなり量が多くなっているんです。
こちらをご覧ください。
台風などの影響で、西日本では先月の終わりごろから雨の量が多く、特に高知や高松では平年の10倍くらいの量になっているんです。
8月上旬の雨の量は統計開始以来、最も西日本では多くなっていまして、このあとも10日間ぐらいは、西日本、晴れの日が少ない状態が続く見込みです。
農作物の管理など注意が必要です。
さあそして、きょうもその西日本、そして東日本でも広い範囲、雨が降りそうです。
局地的には雷を伴って、激しく降りそうです。
では早速、その雨の降り方から見ていきましょう。
このあと九州北部、昼前から早くも激しく降る見込みです。
そして午後には、東日本でも雨となって、関東周辺でも、ざっと激しい雷雨になる可能性があります。
そして今夜にかけても西日本を中心に、断続的に活発な雨雲が流れ込みそうです。
雨の量が多くなっていますから、土砂災害などにも気をつけてください。
では、きょうの予報です。
きょうは九州から関東地方にかけて雨、北海道や沖縄では晴れ間がありますが、こちらもにわか雨の所があるでしょう。
予想最高気温です。
気象情報でした。
沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画を巡り、沖縄防衛局はけさ、移設先とする名護市辺野古沿岸部の海上に、埋め立て工事の区域を示すブイの設置を始めました。
これに続き、近く、海底を掘削して地質を確認するボーリング調査が行われる予定で、現場では市民グループなどが抗議しています。
普天間基地の移設先とされる名護市辺野古沿岸部では、けさ、埋め立て予定地に隣接するアメリカ軍キャンプ・シュワブから、ブイやフロートが次々と運び出され、午前7時35分ごろから海上への設置が始まりました。
これらのブイなどは工事の区域を示すためのもので、政府は、先月、この区域を関係者以外の立ち入りを禁止にする臨時の制限水域に設定しました。
海上では、海上保安庁のボートなどが警戒する中、作業船から黄色いブイが海上に投げ込まれました。
これに対し現場の海域では、移設計画に反対する市民グループなどが、ボートやカヌーを出して工事の中止を訴え、抗議活動を行っています。
沖縄防衛局は、ブイの設置に続き、近く、海底を掘削して地質を確認するボーリング調査を始める予定です。
ボーリング調査は、10年前の平成16年にも当時の計画に基づいて行われましたが、激しい抗議活動などで中止された経緯があり、今後、反発が一層強まることが予想されます。
お伝えしていますように、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画を巡り、沖縄防衛局はけさ、移設先とする名護市辺野古沿岸部の海上に、埋め立て工事の区域を示すブイの設置を始めました。
これに続き、近く海底を掘削して地質を確認するボーリング調査が行われる予定で、現場では市民グループなどが抗議しています。
2014/08/14(木) 07:00〜07:45
NHK総合1・神戸
NHKニュース おはよう日本[字]

72時間の停戦期限切れへイスラエルとイスラム原理主義組織ハマスは?▼お盆の帰省を狙った新商戦とは?▼人気を呼ぶ赤身の牛肉、食の新たなトレンドを紹介

詳細情報
番組内容
一時的に停戦したイスラエルとイスラム原理主義組織ハマス。72時間の停戦期限が切れるのを前に続く交渉の最新情報をお伝えします▼“お盆”に売れる人気のグッズとは?帰省客に財布のひもをゆるめさせようと繰り広げられる、あの手この手の商戦を紹介します▼人気を呼ぶ赤身の牛肉、背景にはとある調理方法が。赤身を売りにするレストランや生産農家が出てくるなど、食の新たなトレンドを紹介します。
出演者
【キャスター】池田達郎,鈴木奈穂子,【スポーツキャスター】西堀裕美,【気象キャスター】渡辺蘭

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ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
スポーツ – スポーツニュース

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