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≫遅くなりました。
こんばんは。
≫今夜の「報道ステーション」はサッカー中継がありましたので25分遅れてここからのスタートとなります。
もうすでにお隣に入ってくれております松岡修造さんですよろしくお願いします。
グランドスラム初優勝はなりませんでしたが大変な、今日は朝早くから熱狂の渦でした。
後ほど錦織選手本人とニューヨークとつないでお話をするときもよろしくお願いします。
松岡さんの生解説も含めまして今日の熱狂ぶり各地の熱狂ぶりも含めてお伝えします。
≫栄冠が輝いたのは相手の頭上だった。
全米オープン男子シングルス。
マリン・チリッチ選手の母国クロアチアでは歓喜の声が響き渡った。
≫一方、日本中に響いたのは落胆の声。
≫日本時間、午前6時。
全米オープン決勝の大舞台に臨んだ錦織圭選手。
試合は序盤から相手ペースで進んだ。
≫第1セットは6−3でチリッチ選手。
第2セットも錦織らしからぬショットが続いた。
またもや6−3でチリッチ選手。
第3セットもチリッチ選手、得意のサーブが次々と決まる。
セットカウント3対0のストレート負け。
完敗を喫した。
頂点まで、あと一歩。
しかし、そのプレーの数々は観客を魅了した。
≫決勝をスタンドで観戦したヤンキースの田中将大投手が錦織選手に向けたコメント。
≫フィギュアスケートの浅田真央選手からも…。
≫錦織選手の地元・島根県でも。
≫今回の結果に、周囲からは次への期待が膨らむ。
錦織選手は決勝戦をどんな気持ちで戦っていたのか。
≫この決勝戦なんですが錦織選手、言ってます。
平常心でいられなかった。
僕が見てて相手も一緒でした。
第1セットの第1ゲーム。
実際に、緊張していたのは同じ。
焦っているんです。
ミスがある。
だからこそ、第1ゲームに大きなブレークポイント大きな大きなチャンスがここにやってくる。
攻める。
ナイスショット!とんでもないショットです。
これは。
スーパーショットです。
走りながら、しかもこの角度。
この試合の中で一番いいショットが一番いいところできたからこそチリッチ選手はここからどんどん自分のプレー。
完全に緊張がこのショットによってなくなってしまいます。
このポイントが2人の心理をよく表しているんです。
錦織選手、返すボールを見てください。
真ん中です。
真ん中にいきます。
走らされます。
真ん中です。
決められてしまう。
≫準決勝と逆のシーン。
≫全く同じ。
古舘さんまさにそのとおりなんです。
今までは、ここからしっかりとライン際コースを狙って相手を振り回して自分が主導権を得るという勝ち方をしてきました。
ただここから真ん中にいってしまいます。
しっかり相手に構えられて重いボールを打たれる。
今度は振り回されるのが錦織選手になってしまう。
だから、決められてしまうという状況が出てくる。
これはチリッチにとってはより気持ちが乗ってきます。
そして錦織選手にとってはどうしてだろうとより硬くなる。
硬くなればなるほど思うようにいかなかった。
ストレートでこの決勝、チリッチ選手に負けてしまうんですが一番印象的なシーンです。
こちらなんですが終わっていて悔しい顔を圭はするんです。
確かに、周りではチリッチ選手が最高のプレーをしたからしょうがないよって言う人もいます。
僕は、そう思わないんです。
相手がいくらいいプレーをしても最高のプレーをしても圭が自分自身のプレーをできたら勝てるって。
それは錦織選手自身もわかっているからこそあの悔しさになった。
だからこそ、この悔しさがどんな選手にあっても自分のプレーができたら勝てるって言っていたわけですから必ず、この悔しさが次のグランドスラムに僕はつながってくると思います。
≫そして、この松岡さんの今の話が耳に届いているんでしょうか。
ニューヨークの錦織選手とつながっているようです。
錦織さん古舘でございます。
準優勝おめでとうございます。
≫ありがとうございます。
≫今、聞こえてましたか?松岡さんの話は。
≫聞こえてましたけどちょっと聞いてなかったです。
≫なんとなく音声が届いてただけですか?≫はい。
聞こえてました。
≫内容は把握してないですか?≫はい、ちょこちょこ…。
≫微妙な感じですが…。
だけど今回いろんなことを聞かれると思うんですけども一夜明けての朝今はちょっと昨日の夜の気分からはすっと冷めていますかどうなんですか?今の心境は。
≫まだやっぱり苦しい気持ちがまだ、頭に残ってるので。
なかなか寝付けなかったりは少しはまだありました。
≫でも、今回世界6位、世界4位世界1位、準決勝。
ここまで完勝してきたこととそれから、この決勝ではストレート負けをしてしまったこの落差この辺りの両方の経験というのは今後整理していくと強みではないですか?≫やっぱり2週間戦って決勝までこれたことはすごい評価できることだと思いますしたくさんの経験にこれからつながっていくと思うので得るものは大きかったと思いますけどやっぱり決勝という大舞台で自分の思うようなテニスができなかったというのが今は一番悔やんでいます。
≫錦織さんは多くの元気を日本の人たちに送ったと思いますけど日本のファンの思いというエネルギーをまた逆に錦織さんが感じた瞬間はどこかでありましたか?今回の全米オープンの中で。
≫たくさんの声援だったりメッセージをもらって、大会期間中もやっていたのでたくさん励みになりましたしなるべくあまり、ニュースを見ないように自分で舞い上がってしまうのはいやだったのでなるべく大会期間中は集中してやるようにしてました。
≫昨日終わってからお父さん、お母さんとどんな話をされましたか。
≫とりあえずはおめでとうと言ってくれましたね。
もちろん、親も悔しかっただろうと思うし大変だったと思いますけど。
それよりも本当に何も期待していなかった今回の全米オープンでここまでこれたというのはみんなチームもビックリしていることだと思いますしたくさん評価できる部分はポジティブな部分はたくさんあると思います。
≫お父さんが圭という名前をつけたのは海外でもケイ、ケイと親しんで気軽に呼んでもらえるように圭という名前をつけたと。
お父さん、だとするとどんな気分でしょうかね。
今、本当に世界中で言われている感がありますけど。
≫昨日もたくさん圭コールだったりたくさんのお客さんの中で自分の名前を呼んでもらい試合に入ることができたのですごい楽しい雰囲気と試合自体はなかなか楽しめなかったですが。
それでも、あの大舞台で戦えたというのは自分自身もそうですしチームのみんなにとってもよかったかなと思います。
≫そして、私の隣に修造チャレンジということで思い出していただきたい方がいるので改めて、お願いします。
≫圭、画面がこっち見えてないと思いますけど本当におめでとうございます。
≫ありがとうございます。
≫実際に初めてチャレンジに来た11歳のとき圭、言いました。
グランドスラムで優勝したい。
その大舞台は圭はどんな雰囲気で感じました?≫やっぱり決勝は緊張しましたね。
昨日からなかなか気持ちを抑えられなくてそのままメンタル面では準備したつもりでしたがやっぱり、夢のような決勝の舞台だったので。
本当に修造チャレンジのおかげで世界を目指すことができてグランドスラムというのも小さいころから意識してやっていたので。
修造さんのおかげです。
≫11歳のときに修造チャレンジに来たんですよね。
≫圭、実は今その合宿をちょうど行ってて今日、ジュニアが言ってたんです。
錦織選手が活躍して僕らでもできるって日本人でもできるってそういう声がたくさん選手から聞けた。
それについてどう思いますか?≫うれしいですね。
1つの日本人としてアジア人としての壁を1つ破れたかなと思うので。
優勝というのはまだ遠くは感じますけどこれからまたもう1つ壁を破るためにも若い選手たちに何かが届いてくれたかなとは思うので。
それはすごいうれしいです。
≫その中で錦織選手もここは僕がうれしかったんですが一番、体力に不安があったわけですよ。
その中で、海外ではマラソンマンとまで言われた。
この体力とメンタルという今まで弱さといわれているところが武器になったじゃないですか。
それは自信になったんじゃないかなと思うんです。
≫僕もびっくりはしてますね。
体力面が一番不安があったので。
本当に6回、7回試合をして特に5セットで。
全く今まで見えなかった部分だったのでそこを自分が戦えて戦い抜けて最後は、やっぱり5セットを2回やってジョコビッチとは4セットやって、なかなか100%という状態では最後、臨めなかったですけどそれでも最後まで体力が尽きずに戦えたというのは一番の収穫だと思います。
≫やっぱりいっぱい言われてますけど錦織さんマイケル・チャンコーチの徹底的な、メンタルもフィジカルも、肉体も含めたトレーニングというのは功を奏したと思うんですが中でも私が特に印象に残るのは反復練習。
基本に立ち返る、同じことを何回も繰り返しやるということを徹底した。
この辺りのことをお話いただけますか?≫今年、もう半年彼とやっていますけど練習量も以前より増えてトレーニングももちろん、たくさん以前よりやってきてるので特に、同じチャンスボールを打ち込む練習だったりそういう、本当に基本的なところをしっかりやって試合中に大事なポイントだったりそこで、気持ちを臆さずに自分から自信を持って打ち込むためにもそういう基本的な練習をたくさんやってそれが生きてきてるんだと思います。
≫駆け引きもうまくなりましたね。
見ているとビックリですが。
錦織さん今度の大きなポイントというと1月の今度は来年の全豪オープンということになりますね。
照準は。
≫そうですね。
まだ今年、マスターズも2個ありますし最後、マスターズロンドンのチャンピオンシップも8位以内に入れば出ることができるので今はとりあえずそれが目標ですね。
≫ここ2〜3日でもいいんですけど今後、ちょっとほっとした時間でまず何をやりたいですか?≫とりあえずぐっすり寝たいですね。
何も考えず。
この2週間、かなりのストレスと戦ってきていたのでまずはしっかり休んで。
試合もすぐクアラルンプールと楽天オープンもすぐあるのでしっかり体を整えてリフレッシュしてからまた試合に臨みます。
≫今度、また間を置いて日本に帰ってきたら日本中のテニスコートで普通に練習している人たちが頻繁にポロシャツを着替えてる姿を見るかもしれませんね。
ようやくすっかり笑ってくれました。
なんかずっと屋上に立たせちゃってるみたいで申し訳ありませんでしたありがとうございました。
ゆっくり休んでください。
お疲れさまでした。
松岡さんもありがとうございました。
≫激動の20世紀を生きた昭和天皇です。
戦前、戦中そして戦後日々どのように過ごしていたかを記録した「実録」が完成しました。
そこには戦争突入を止められなかった苦悩が克明に描かれています。
≫昭和天皇の生涯を記録した「実録」。
作成費2億円。
25年かけて作られた初の公式記録は1万2000ページに及ぶ。
≫「実録」は今日から宮内庁での閲覧が始まった。
更に今後5年かけて書籍として刊行される。
≫「実録」では外交的解決を望みつつも日米開戦を止められなかった天皇の苦悩が克明に描かれている。
真珠湾攻撃のおよそ1か月前開戦に傾く東條英機総理に対する天皇の発言。
≫戦争に突入した日本。
しかし、戦況は悪化の一途をたどる。
終戦4か月前の昭和20年4月には天皇が政府に対して早期終戦を希望する発言をしていたことが「実録」では明らかになった。
更に降伏直前まで連合国に対する仲介をソ連に期待していたことも記録されている。
≫親書は届けられたもののソ連は特使の受け入れを拒否。
結局、広島に原爆が投下された2日後ソ連は日本に宣戦布告した。
8月10日午前0時3分運命の御前会議が開かれた。
≫戦後、新憲法のもとで国民の象徴として生きた天皇。
昭和62年、体調を崩した際にはその病状が国民的関心事となったが当時、伏せられていた事実があった。
≫昭和64年1月7日早朝。
昭和天皇はその生涯を終えた。
87歳。
激動の昭和の幕は閉じた。
≫本当におっしゃるとおりだと思いますね。
恵村さん。
昭和というものをとらえ続けなきゃいけないと。
≫今回の「実録」ですけど宮内庁ならではの成果もありましたし宮内庁だからこその限界もあったと思うんですね。
まず、成果ですが天皇側近の方なんかが書き残したものを含めておよそ40種類の新資料が入ってるわけですよね。
年代順の包括的な公式記録がようやくできたということは大きい成果だと思います。
それから限界ですが天皇自身の戦争責任の話とかそれから大義をめぐる話とか微妙な話についてはあいまいな記述があったり記述がなかったりなんです。
この昭和の時代に日本はなぜ無謀な戦争に突入していったのかなぜもっと早く戦争をやめなかったのか。
そういう今から私たちが昭和の歴史から学べることはたくさんあると思います。
今回の「実録」には歴史を塗り替えるような大発見はないといわれていますけどこれから専門の方々が研究を重ねていけば私たちが学べることつまり、新しい角度からの視点みたいなものが私たちが学べることが多いと思うんです。
今回の「実録」にはその意味でも今回「実録」で引用された資料というのは国民の共有の財産だと思いますので宮内庁はぜひ、いろいろな制約はあると思うんですが公開に努めていっていただきたいと思います。
≫「実録」が公開されましたが「実録」の中で引用されている出典は何かそういう参考資料も含めて公開したときにもっと間口が広がるというご意見ですね。
≫先週アメリカの雇用統計が出たときに市場予想より悪かったということで一旦、円高に触れたんですけどまた、じわじわと。
結果的には円安は今日106円台をつけました。
心配材料も出てきます。
≫円安の勢いが増している。
今日の東京外国為替市場円相場は1ドル=106円台をつけ昨日に比べ1円以上も円安となった。
世界のマーケットで円安圧力が高まっているからだ。
まずは、イギリス。
スコットランドでは18日にイギリスからの独立の賛否を問う住民投票が実施される。
先週末、イギリスの有力紙の世論調査で独立賛成派が反対派を上回り分裂が現実味を帯びてきている。
これが、イギリスの経済や金融政策にマイナスの影響を与える可能性があるとしてポンドが売られドルが買われた。
そして、アメリカ。
景気回復に伴い金融緩和を縮小し金利引き上げの時期が早まるという観測から更にドル高の流れが加速している。
一方、強いドル買い圧力に対して日本では消費増税後の景気回復の遅れから円は売り込まれ急速な円安が進んでいる。
そして、更に円安を加速させたのが安倍政権のブレーン2人による海外メディアでの発言だ。
≫しかし、実際には円安が進んでも企業が生産拠点を海外に移しているため輸出は思うように伸びていない。
今日、円は1円以上安くなったが株価は小幅な値上がりにとどまった。
そもそも、消費増税後の個人消費の落ち込みも不安材料だ。
本田参与は足元の円安をどう見ているのか。
≫世界経済で円安の地合いが強まる中我々の生活にも影響が出てきている。
昨日、内閣府は街角の景気実感について発表した。
≫一部輸出企業が円安でいいとかいうのはやっぱり生産拠点を移していることもありますけど海外に。
でも暮らしですよね。
これだけ物価が上がってくるのは苦しいどころか…。
≫円安というのが日本経済にとってプラスなんだという固定観念のようなものがありますがこれは見直す考え直す時期にきていると思うんです。
かつて円安で恩恵を受ける企業というと自動車とか電気でしたがけれど今、とりわけ電気ですね。
医療のように海外で競争力のある分野においても拠点を海外に移すとか海外で部品を輸入して組み立てが定着しているので円安によるコスト増のあおりを受けちゃうわけです。
更にリスクが大きいのは家計です。
輸入食品、ガソリンこれからだと灯油ですね。
そうした輸入品の値段が上がるところに消費増税が重なるので賃金の上昇が追いつかないわけで賃金が実質的に目減りするということになるわけです。
VTRにありましたけど消費税10%に向けた環境整備の一環として日銀に追加の金融緩和の声が上がってますがそうなれば更に円安が進みやすくなり物価が上がりやすくなることになると思うんです。
そうなれば消費増税と併せて家計がますます苦しくなるということが心配になります。
≫これはどのくらいの所得の方が年間でどれだけ負担増となるかということはもう物価高だけじゃなくて保険料の上がり方も含めて全部ひっくるめて負担がかかってくるのでちゃんと計算しないといけないのと同時に恵村さん、今日朝日新聞にも載っていましたが、ある方がおっしゃっていてなるほどと思ったんですがグローバル経済圏とローカル経済圏は2つに分かれていると。
こっちはどんどん海外に行って地産地消に向かってる。
こっちでの政策とローカルの国内で地方を見やりながらそこで需要があるのは介護だったりする。
そうすると介護士の人にどれだけ賃金アップを図って需要に対して労働の供給性にきちっと応えるかそういうことで活性化させていくって全くグローバル経済と違う処方箋を出さなければいけないのに高度経済成長時代のように大企業が儲かっていると中小零細まで果実が滴り落ちるようなやり方を考えているようだったらだめだという意見が相当響いたんですけど。
≫非常に示唆に富んだご意見だと思います。
今の政権というのは片一方しか見ていないのでやはりローカル経済のほうもきちんと目配りするようなものもいいんですが。
ばら撒きになるとか各省庁の調整になるとかではだめだと思うので担当大臣の石破さんにも出していただきたいとかさまざま期待する部分がありますね。
次です。
≫デング熱のニュースです。
千葉市稲毛区の生活困窮者向けの社会福祉施設に住む60代の男性がデング熱に感染していることが確認されました。
その男性は代々木公園周辺を含む東京都を訪れていませんでした。
≫新たに感染が確認されたのは千葉市稲毛区に住む60代の男性。
男性は、海外への渡航歴がなく東京都内も訪れていないという。
一体どこで感染したのか。
≫男性は生活困窮者向けの社会福祉施設に住んでいる。
施設にはおよそ50人が入所しているが症状が出ている人はほかには確認されていない。
今回のケースで千葉県内にもウイルスを持つ蚊が存在する可能性が出てきた。
≫男性が感染したウイルスはどこから来たのか。
そのルートはまだわかっていない。
男性のウイルスが代々木公園周辺で確認されている一連のものと異なる場合にはこれまでとは全く違う別ルートでの感染が疑われることになる。
≫現在、男性のウイルスの遺伝子解析が行われている。
明日にも結果が判明する予定だ。
≫ここからスポーツまいりましょう。
青山さんよろしくお願いします。
≫サッカー、お伝えします。
アギーレジャパンの第2戦ベネズエラ戦が今日行われて新戦力が活躍しました。
早速、試合が行われた横浜国際総合競技場にいるこちらの2人呼んでみましょう。
澤登さん、中山さんお願いします。
≫今日はサポーターがたくさん入りましたね。
≫6万4000人です。
新生日本代表に対する期待の現れですね。
≫そしてゴールも生まれましたね、今日。
≫よかったですね今日の試合は。
その中でフォーメーションなんですが前回よりは5人、入れ替えてきました。
≫攻撃陣、かなり顔ぶれが変わりました。
この柴崎選手がどういうプレーをしてくれるのかというのが前回の試合を見ている選手から代わったところで変化を見たかった。
≫あと、柿谷であったり大迫も出てます。
かなり前に対する意識が高くなってたというのを感じましたね。
≫では早速振り返ってみましょう。
アギーレジャパンの2試合目ですね。
ランキングが29位のベネズエラです。
試合開始直後ですがいきなりチャンスを迎えます。
ここで柿谷がボールを奪ってそこから本田へ。
本田がここからミドルシュートを打ちます。
立ち上がりですからこういう形でシュートを打ってリズムを作るのはいいです。
≫柿谷のプレスもよかったですね。
≫そして前半38分いい形で日本はパスをつないでゴールまで結び付けます。
どうですか、中山さん。
≫選手一人ひとりの意図がはっきりしていましたよね。
≫こういうのを連動性っていうんですよね。
≫出したあとにすぐ動く。
そしてフォローに寄るそのあとに動いている。
これがあるからパスワークがつながるんです。
≫いい形のワンタッチプレー。
そして1分後です。
日本、またチャンスを迎えます。
柿谷がシュートを打ちます。
≫いい攻撃が続きました。
≫こういう形で打つことが大事ですね。
そして後半、武藤と岡崎が入ります。
後半6分のシーンですがここから武藤がボールを拾いそして、更にドリブルで向かっていくんですよね。
そしていい状態からのシュート。
どうですか、中山さん。
≫シュートもすごいですが岡崎の競ったあとこぼれ球への予測とその寄せの速さですよね。
そのあとディフェンスにつかれても倒れない強さ。
≫スピードがあるからいいんでしょうね。
≫この勝負の思い切りのよさ。
すばらしいシーンがここに凝縮されてますね。
≫そして後半13分。
ここで、ドリブルで攻め込まれて、最後ペナルティーエリア内で水本が倒してしまったんですね。
≫いい対応をしていたんですがミスしたあと追っていきましたがここ、相手が誘ってるふうなところもあったんですよね。
≫できるだけスライディングしないほうがいいんですよね。
≫はい。
≫ここでベネズエラがゴールを決めます。
≫ちょっともったいなかったですね。
そして、後半21分のシーン。
岡崎がドリブルで仕掛けます。
そして、中央にクロスを上げます。
そこに柴崎のゴールですね。
≫すばらしいシュートですけど。
この柴崎選手のすばらしいゴールなんですが。
≫このゴールにアギーレジャパンが目指す速い攻撃が見えました。
今日はここを巻き戻してみましょう。
これ、まず自陣深くで相手のボールを奪うんですね。
奪ってから、武藤と柴崎の2人でパス交換するんです。
2人でパス交換することで局面を打開できるんですね。
更に、2人でパス交換をしている間に岡崎がいい状態でボールをもらえる時間を作ってくれているんです。
≫そしてここから岡崎がドリブルで仕掛けていくわけなんですね。
ただ、岡崎中央にいたのでそこから抜けたことであいたスペース、ここを武藤と本田が前を向いて詰めていくんですね。
そしてゴール前に入っていくことでディフェンスがつられる。
そこで空いたスペースへ先ほどの柴崎がぐっと走ってくる。
現れました。
ここでのシュートです。
このボールも難しいですが。
≫相手のボールを奪ってすばやいカウンター。
これが、アギーレジャパンの攻撃の形なんですね。
≫武藤というスピードのある選手が加わったことで更にアギーレジャパン武器を持ったのかなと思います。
走るスピードだけでなくやはり判断のスピードですね。
そして、プレーのスピードがこのゴールを生んだといえます。
≫そして、後半26分ですね。
失点シーン。
どうした、川島!っていう感じですが。
≫川島のミスなんですがディフェンスももう一歩寄せたかったですね。
コースを。
≫そして試合終了です。
≫表情、硬いですね。
勝ってませんからね。
≫先週と違って2人が機嫌がいいのがほっとするところなんですが。
だけど、お二方。
どうですかね。
武藤、柴崎すばらしいなと思うんですけど勝てなかったのは気になっちゃいますが。
≫今日の結果、2−2。
この結果から内容を見て、よかったかよくなかったかといわれればそんなにはよくなかったです。
≫ただ、アギーレ監督がやろうとしている守備のボールの奪いどころ。
それはこのゲームの中で表れてたんじゃないかと思うんですね。
特にボールを失ったあとすばやくその時点でできるだけ早くボールを奪うという形ができていましたし一人ひとりの反応も早かったですよね。
≫攻撃にいってそこから奪われた。
攻守の切り替えですね。
その距離感がよかったんですぐにプレスにいけたんですよね今のシーンも。
≫更にこのシーンもボールを持っている選手にできるだけアプローチしている。
更に、取りどころ。
みんなで囲んで取るところは意思の疎通が合ってないとできないんですよね。
≫プレスをかけることによって相手が来るところのコースを限定しているので次の選手がいけるわけなんです。
よい守備がよい攻撃へのパワーを持ちますよね。
≫いい守備がないといい攻撃ができませんから。
≫そういう意味ではいい守備がこれから日本代表のいい攻撃につながっていくことを期待したいですね。
≫あとはあれですね。
簡単なミスをなくすことですね。
最終ラインとか。
≫致命的なミスであったりそれがゴールにつながったりということがありますから、そういうことをなくしていきたいです。
≫展望も課題も見えたというふうにとらえていいわけですね。
≫はい。
≫ありがとうございました。
お二方。
≫では、続いてプロ野球まいりましょう。
いよいよ残り20試合ほどとなってきました。
そんな中、セ・リーグは今日から9連戦です。
まず甲子園で行われた阪神対巨人の試合からどうぞ。
≫巨人が優勝へ向けて攻略すべきは阪神先発メッセンジャー。
今シーズン4連敗の天敵に対し1回3番、坂本。
初球をとらえスタンドイン。
ツーランホームランで巨人が先制します。
4回にはノーアウト満塁のチャンスに6番、村田。
続く、ロペス。
連続タイムリーなどで苦手とするメッセンジャーを早々とノックアウト。
この回、一挙6点を奪います。
先制ホームランを放った坂本は守備でも貢献。
敵地・甲子園で強さを見せ付けた首位、巨人思わず笑顔がこぼれる勝利です。
≫広島は1対1で迎えた延長10回ワンアウト満塁で菊池。
右中間へのサヨナラタイムリー。
2位、広島まだまだ巨人に食らいつきます。
≫DeNAは1回。
梶谷の初球先頭打者ホームランで先制すると先発の久保は持ち味の緻密なコントロールで許したヒットはたった4本。
試合時間わずか2時間15分の完封劇でリーグ単独トップの12勝目を挙げました。
≫日本ハムは6回同点に追いつくとランナー3塁で3番ヨウ・ダイカン。
勝ち越しの21号ツーランホームラン。
その後も追加点を奪い2桁得点で快勝です。
≫楽天は同点で迎えた9回一打サヨナラのチャンスに、嶋。
2試合連続でオリックスのストッパー平野佳寿を攻略した楽天4連勝です。
≫西武は1点を追いかける土壇場9回代打ルーキーの森その初球。
4号逆転ツーラン。
19歳がひと振りで試合をひっくり返します。
その裏ロッテは同点に追いつくと延長11回。
代打、福浦がサヨナラタイムリー。
38歳の一打でロッテ、4位に浮上です。
≫順位表です。
≫これはうれしいニュースなんですが京都大学の森和俊教授なんですがこの方は分子生物学ですね。
ご専門は。
細胞に関する発見。
とても難しいんですが細胞に関する発見によりまして賞をとった。
朗報です、これは。
≫アメリカで最も権威がある医学賞ラスカー賞を日本の研究者が受賞した。
日本では2009年の山中伸弥教授に続き7人目だ。
≫森教授の授賞理由は細胞内で起きる仕組みを解明したこと。
細胞の中は、核の周りを小胞体と呼ばれる器官が取り囲んでいる。
小胞体はいわば品質管理工場のようなもので遺伝子が作り出したたんぱく質の形を整えて、送り出している。
ところが栄養不足や酸素不足などに陥ったりすると形がうまく整えられず不良品のたんぱく質が作られることがある。
こうした不良品が蓄積され糖尿病やパーキンソン病などが引き起こされるという。
森教授は細胞の中でその不良品のたんぱく質を見つけるセンサーがあることを発見。
更に、こうした不良品を遺伝子の情報を元に修復させ正常なたんぱく質の形に戻す仕組みなども解明した。
≫WHO・世界保健機関は西アフリカのリベリアでエボラ出血熱の感染者が今後、数週間で数千人出る恐れがあると警告しました。
このニュースからお伝えします。
≫国境なき医師団の旗が掲げられているその施設の前。
地面の上に直接、数人が寝ている。
エボラ出血熱の感染が疑われる患者だ。
西アフリカ・リベリアでは患者が搬送されてきても病床数が圧倒的に不足し施設に受け入れることができない状態が続いている。
≫こうした状況の中感染者が病院を探して公共交通機関で移動したり自宅に戻ってしまったりすることからWHO・世界保健機関は8日今後数週間で新たに数千人の感染者が確認されるだろうとの見方を示した。
エボラ出血熱の患者数は5日時点で疑いも含めて5か国で3967人。
うち死者は2105人に上る。
≫経団連の榊原会長が自民党本部を訪れ5年ぶりに政治献金への関与を再開する方針を伝えた。
≫経団連は、加盟するおよそ1400の団体・企業に政治献金をするよう呼びかけを行う考えで安倍政権への支援姿勢を明確にした形だ。
経団連が主導した自民党への献金額は90年代初めは100億円規模だった。
しかし、癒着などの批判を受け各企業などに献金額を割り当てるあっせん方式を廃止してからは半減。
民主党政権時には経済界から自民党への献金は13億円ほどにまで減っていた。
≫広島市では今日も家々を襲った土砂の片づけが続けられている。
午前10時半過ぎ新たに1人の遺体が安佐南区で見つかった。
場所はJR可部線の線路下にある用水路で作業員と警察による土砂の撤去作業中だった。
遺体は男性とみられレインコートを身に着けていたという。
まだ行方がわかっていないのは当日の朝新聞配達に出かけた西田末男さんと篠笛が趣味の大屋弘子さんの2人。
見つかった遺体が西田さんかどうかDNA鑑定が行われる。
犠牲者は今日の発見で73人になった。
明日、土砂災害の発生から3週間を迎える。
≫仮に西田さんだとしますと先月の末に奥様を取材させていただいたことがありまして現場で。
そのとき、はっきりともし出てくるならきれいな顔で出てきてほしいんだと淡々とおっしゃってました。
それを思い出すんですよね。
≫台風14号は未明に伊豆諸島を通過しました。
周辺では雨風ともに強まりましたが朝には雨はあがりました。
そして日中は北海道のあちらこちらで雨雲が発生して1時間に110ミリの猛烈な雨が降ったところもあります。
この北海道の不安定な天気の原因は上空の寒気なんです。
明日はこの寒気が一気に南下しますので不安定なエリアが西日本にまで拡大します。
そして、台風14号は日本列島から遠ざかりますが波の高い状態は明日も続きます。
お休みになる前に今日は少し窓の外をのぞいてみてください。
満月が空に浮かんでいます。
いつもより地球に近い大きな月スーパームーン。
今年は今夜で見納めです。
≫防衛省はアメリカ軍の普天間基地に配備されている24機のオスプレイの整備拠点を千葉県の陸上自衛隊木更津駐屯地に誘致する方針を固めました。
住宅街の上空を飛ばずに離着陸ができるとしています。
≫整備拠点ということですけどね。
2014/09/09(火) 22:19〜23:35
ABCテレビ1
報道ステーション[デ][字]
錦織圭が全米オープン準優勝!日本人初の快挙に感動!ニューヨークから中継で生出演…松岡修造が見た決勝戦▽昭和天皇の実録公開…戦争の苦悩うき彫りに▽サッカー
詳細情報
◇番組内容
緊迫感や速報性を重視したニュースと元気で明るいスポーツ、硬軟取り混ぜた時代を映し出す特集に季節感あふれる天気予報と情報満載です。
◇出演者
【メインキャスター】
古舘伊知郎
【サブキャスター】
武内絵美
【スポーツアナウンサー】
青山愛
【天気予報】
林美沙希
【コメンテーター】
恵村順一郎(朝日新聞論説委員)
【特別リポーター】
長野智子
【スポーツ】
松岡修造、工藤公康、澤登正朗、中山雅史
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/hst/
放送内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ニュース/報道 – 経済・市況
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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