(最終回)あすなろ三三七拍子 #09 2014.09.09

(部員たちの掛け声)
(村田)おす!お疲れさまです!
(部員たち)お疲れさまです!
(大介)おす!ケイガク戦頑張れよ。
(村田)ありがとうございます!
(部員たち)ありがとうございます!
(村田)いくぞ!
(部員たち)おう!
(翔)気合入ってんな〜村田っち。
もうすぐだからな。
(沙耶)あとはチアと…。
(健太)吹奏楽部ですか。
ちょっといってくる。
どこへ?ゼンちゃんの説得だ。
(健太)大丈夫ですか?一緒に行きましょうか?いい。
こういうのはな1対1の方がうまくいくんだ。
いってくる。
(翔)あ〜…ホントにいいの?沙耶っちゼミ辞めて。
だってさ単位取れなくなったらヤバいっしょ。
(健太)沙耶さんだったら両立できそうですけど。
いいの。
もう決めたことだから。
中途半端は嫌いだし。
団とゼミどっち付かずは主義じゃないから。
じゃいってくる。
お〜す。
(健太)おす。
何なんだ?あの竹を割ったような性格は。
俺もキャラ変してみようかな。
どっち付かずは主義じゃないから。
どうかな?健太君。
がん無視頂きやした〜!あざ〜っす!君たちが音楽に対して真面目に取り組んでることも応援に参加したくない気持ちも分かってるつもりだ。
1日だけでいいんだ。
チアも指導部も野球部もみんな吹奏楽の演奏を待ってる。
(善彦)1つだけ聞いていいですか?なぜそんなに野球部のために必死になれるんですか?
(善彦)しょせんは人ごとですよ。
ああそうだな…。
う〜ん…何でだろうな。
たぶんうれしいんだよただ単純に。
うれしい?毎試合毎試合さ村田君や関口君や荒木君や選手みんながどんどん成長してどんどん輝いていって。
そんな彼らを応援できる自分が俺はホントにうれしいし…。
逆に彼らからエネルギーをもらってる気がするんだよねえ。
おこがましいけど自分が誰かの役に立ててるっていう気がするんだよね。
あなたが純粋に彼らを応援したい気持ちは分かりました。
最初は会社から派遣されてきた変な親父だと思っていましたが。
ああ…ハハ。
あなたが懸命に応援している姿に正直打たれたこともあります。
1日くらいなら野球部のために協力したい気持ちもあります。
ホント?ですが残念ながらその日は物理的に無理です。
コンテストの日なんです。
(沙耶)あの…先生ちょっとお話ししたいことがあるのですがお時間よろしいでしょうか?
(原)ちょうどよかったわ。
私もあなたにお話があるの。
(沙耶)えっ?今すぐ藤巻さんを私のゼミ室に呼んでちょうだい。
確かにこれは自分です。
あの…6月の定期戦の夜に帰宅途中近くの商店街歩いてたら彼らに絡まれまして。
《カッコイイっすね。
ちょっと俺に貸してくんない?》それで自分もカッとなって頭に血が上った…。
殴ったんですか?このしょうもなさそうなチンピラどもを。
いや殴ったというか…。
でもケンカしてるじゃないのこの写真を見るかぎりでは。
ああ…はい。
《学ランは貸せない》《学ランの襟が何でこんだけ高いかお前ら知ってるか?》《うつむかないようにするためだ!》
(原)そう。
事実なら仕方ないわね。
言い訳のしようもない。
(原)覚悟しておいた方がいいかもしれないわね。
覚悟?勘の悪い男ね。
大学側は指導部をつぶしにかかってるってことよ。
せっかく私たちの改革が少しずつ進んでいたというのに。
私はね藤巻さんあなたのやり方にほんの少しですが期待を寄せてたんですよ。
でもこれで全て台無し。
一巻の終わりね。

(翔)つうことは…えっ?俺たちケイガク戦応援に行けないってことっすか?
(原)見れば分かるでしょ。
無期限の活動停止なんですから。
それどころか来年も再来年も応援なんかできないかもしれません。
(玲奈)原先生何とかなりませんか?
(翔)先生の力で何とかなんないっすかね?ごり押しとか得意でしょ?
(沙耶)ケイガク戦だけでも応援させてもらうわけには…。
(原)無理でしょうね。
これは大学側が決めたことですから。
(玲奈)せっかくあんなに頑張ってきたのに。
チアだって何もできなくたってスタンドには行こうって。
すまん。
ホントに何て言っていいのか。
まさかこんなことになるとは。

(沙耶)健太君。
(・『青春』)・
(ノック)・
(広子)パパ。
(広子)どうしたの?何かあったの?んっ?だってず〜っと出てこないから。
活動停止?応援団が?うん。
全部俺のせいなんだ。
(美紀)嘘…お父さんが原因なんだ?
(翔)あ〜まあ…そういうことなんだけどさ。
でも美紀ちゃん団長責めないでね。
(美紀)うん。
(美紀)ねえ翔君は大丈夫なの?他のみんなは?まあ何とかなるっしょ!ってならないか。
ハハハ…。
今団室でクールダウン中。

(広子)でもパパどうしてケンカなんか?結婚してから…ううんその前だってパパが外でケンカなんて。
うん。
自分でも分かんないんだよね。
健太の親父さんが亡くなって定期戦の応援はぼろぼろで…。
気持ちが高ぶってたかもしれないな。
きっかけは学ランなんだ。
学ラン?うん。
お前は笑うかもしんないけどな出向以来着用を義務付けられたこの学ラン。
最初は「何でこんなものを」って思ったよ。
でもだんだん愛着湧いてきてそのうち自分の体の一部みたいに思えて。
その学ランをバカにされて。
何だか団をバカにされたような気になってね。
それで…。
(広子)信じられない。
パパがそんなに熱くなるなんて。
んっ?ケンカまでして…。
それでも守りたかったの?学ランを。
う〜ん…。
学ランもそうなんだけど…。
誇りかな。
誇り?応援団員としての…。
あっ。
何で俺こんなにしゃべってんだろうなお前に。
ううん。
いいよ話しなよパパ。
パパはもっとどんどん話していいんだよ。
思ってること色々。
夫婦なんだからさ。
あした会社に行ってくる。
えっ?報告してくる社長にこのこと。
もし万が一…。
万が一何かあったらそのときは許してくれ。
うん。

(齊藤)ええか?藤巻。
説明は俺がする。
お前は余計なこと言うな。
「おす」で通せ。
あっいやしかしこれは自分の不始末で…。
(齊藤)通せ。
おす。
荒川先輩はな団のことになったら世間の常識は通じん人じゃ。
くそ…何でこんな大事なときに山下おらんのじゃ。
使えねえ連れじゃホントに。
(荒川)翌檜大学応援団OBOB会幹事!荒川剛〜!OB現団指導係!あっ齊藤〜あっ裕一〜!ならびに!現役応援団団長!藤巻大介〜!両名をわが社に迎え!歓迎する〜!
(大介・齊藤)おす!まあ座れ。
(齊藤)おす。
(荒川のせき)
(荒川)ヘッ。
久しぶりにやったら喉痛えわ。
ハハハハ…ヘヘヘヘ。
聞いたぞ。
ハハハハ…翌檜大学野球部がんがん勝ち上がってるそうじゃねえか。
ハハハハ…今度あれか?ケイガクと準決勝か?おす。
(荒川)ハハハハ。
野球部はすこぶる順調であります。
おす。
(荒川)お〜いいな。
やったあ。
さあ食おう。
なっ?
(齊藤・大介)おす。
いただきます。
(荒川)おう。
ハハ。
あっそうだ。
あっ…今度はなエール物産の社長として社員だった藤巻大介にちょっと話があるんだ。
何でございますか?うん。
まあ社長命令で消滅しかけた応援団を復活してもらおうとまあ1年ないし2年かかるだろうと思っとったが半年で見事にそれを成し遂げた。
その努力に敬意を表してエール物産社員として再び職場復帰してもらいたい。
えっ?どうした?おす。
実はその…朗報より大事なお話を荒川先輩にお伝えすべく。
活動停止?これは全て自分の責任で…。
いえ!荒川先輩この件は自分の責任であります!後輩の不始末は管理者であった私の責任!ですから私が何とかします!いえそれは自分が!いえ私が何とかします!齊藤君。
藤巻君。
お帰りください。
自分のことは気になさらないでください。
もともとリストラ候補でしたから。
ただ…。
団のこと…あいつらのこと思うと。
齊藤先輩このたびは本当に申し訳ありませんでした。
藤巻。
おす。
お前が町の不良とケンカしたんはあの夜じゃったそうだな。
定期戦でケイガクにぼろ負けしてわしが怒り狂った日じゃ。
お前を追い詰めた責任はわしにある。
だからこれはわしのせいなんじゃ。
山下がこの場にいたらきっとあいつもそう言うに違いない。
翌檜大学応援団第五十八代団長!藤巻大介!お〜す!無念だが!お前が!おそらく…。
翌檜最後の団長じゃ!58年の長い歴史に…。
歴史に…。
おす。
ご足労いただきすいません。
(齊藤)おす。
(齊藤)今日集まってもらったのはほかでもない。
指導部の活動停止処分に関して藤巻団長からあらためてお前らにおわびを入れたいとの申し出があったからだ。
おす。
藤巻だけではない。
OBとして…いやお前たちの指導者としてわしもお前たちに謝罪をしたいと思うとる。
(手をたたく音)
(翔)はい。
そういうのやめましょうよ〜。
齊藤先輩も団長も。
何つうんすかね?そういうのマジださいっすよ。
(沙耶)そうです。
そんなことに何の意味があるんですか?それよりもっと建設的なことを考えましょう。
私は…いえ私たちは団がつぶれるのが嫌なんです。
そんなこと許せないんです。
(翔)団長はしつこくヤンキーに絡まれて。
しかも先に手出してきたのはそいつらだって話じゃないっすか。
何でお前…。
美紀ちゃん言ってました。
「お父さんのことが心配だからよろしく頼む」って。
てことは正当防衛じゃないっすか。
団長が悪くないっていうことを証明できれば学校側だって考え直してくれるんじゃないっすか?ここは踏ん張りましょうよ。
ねっ?団長。
ここで粘んないでどうすんすか!
(沙耶)そうです。
身内で謝っている場合じゃありません。
謝罪すべきはそのヤンキーたちです。
(健太)僕らは団に誇りを持ってるんですから。
その誇りを捨ててはいけません!
(3人)おす!おす。
(翔)ちょっと楽しいなって思っちゃうんだよね〜。
(玲奈)フフフフ…。
楽しんでないでやってやって。
(翔)えっでもすげえ良くない?何か俺絵とか全然ない…。
その学ランの人ならここで絡まれてさあそこの路地に連れてかれちゃったよ。
あそこの路地ですか?
(真由美)あっこの人たちなら川沿いの自動車整備工場の所でよく見掛けるけど。
(健太)自動車整備工場?藤巻さん大丈夫?
(健太)おす。
大丈夫です。
これでよしと。
(紫乃)うん。
(翔)翌檜大学応援団存続の嘆願書にご協力お願いします!あざ〜っす!
(渡辺)あ〜!どうしたの?沙耶ちゃん!おす。
(渡辺)あのね準決勝に翌檜の応援団出られないんだって。
(江本)えっ?
(渡辺)困るよね江本君。
だって応援は双方でやるものだし団旗礼もエール交換も翌檜の人たちがいなかったら困るよね。
(江本)すなわち応援とは互いに呼応し合い高め合うものである!ケイガク翌檜戦に翌檜大応援団が参加しないということはわれわれにとっても大きな痛手である。
今日どこの大学でも応援団の部員は減り応援団自体が衰退の一途をたどっている。
また一つ団が消滅するのを黙って見ているわけにはいかない。
団同士はライバルではあるが敵ではない!
(一同)お〜す!
(笑い声)
(男性)すげえ!ヤベえ!あっ?
(渡辺のうなり声)さっ…先に手出したのは俺たちです。
すいま…すいませんでした!
(男性)勘弁してください!
(男性)すいませんでした!団長が悪くないことを証言してください。
何だ?これは。
このたびの藤巻団長の不祥事について私たちは独自に調査を行いました。
その結果団長は先に手を出していないことが判明しました。
しかも発端は学ランをバカにされたことです。
団の魂を汚されたのです。
そのことにカッとならない団員がいますか?もしも荒川幹事長に同じことが起きたら幹事長はどうされますか?それでも「黙って耐えろ」とおっしゃいますか?相手はケガもしていません。
殴られたのは団長ばかりです。
それを今頃になって誰かがネットに載せたのです。
それに大学側が過剰反応し団を活動停止処分としたのです。
私たちは明日翌檜大にてデモンストレーションを行う予定です。
デモンストレーション?この事実をきちんと伝え翌檜大に応援団が必要だということを知ってもらいます。
そしてさらにそこで応援団存続の嘆願署名を集めます。
荒川幹事長団は絶対につぶしません。
ですから藤巻団長をこの会社に戻してあげてください。
お願いします。
(荒川)頭を上げろ。
(荒川)サヤオ。
ハハ…ハハハハ。
サヤオ。
日本の未来は明るいな。
ハハ。
松下沙耶さん。
(沙耶)おす。
あなたは食べ物で何が一番好きですか?えっ?もんじゃ焼きです。
(荒川)ヘヘ…そうか。
うん…フフ。
もんじゃ焼き食べに行こう。
おす!
(荒川)おす!いいですか?これは無許可のゲリラ作戦です。
大学当局からの横やりが入っても最後まで決行しますのでそのつもりでお願いします。
それでは…。
本日のデモンストレーション成功を期して〜!ファイト〜!
(一同)お〜!
(部員たち)イェ〜イ!123456…。
おう。
おす。
(3人)おす。
(部員たち)32345678。
あ!す!な!ろ!やっぱり翌檜ナンバーワン!レッツゴー!レッツゴー!翌檜!ゴー!ファイト!ウィン!レッツゴー!翌檜!ゴー!ファイト!ウィン!
(紫乃)ご協力よろしくお願いします!ご協力よろしくお願いします!
(部員)署名のご協力お願いいたします!皆さん!応援団チアリーダー部あすなろエンジェルスです!私たちは応援団指導部の活動停止処分にまったく納得していません!それどころかこのままでは日曜日の野球部の準決勝に応援しに行くことすらままなりません!皆さんぜひ署名へのご協力よろしくお願いいたします!
(玲奈)それでは続いて応援団指導部のデモンストレーションです!署名運動?彼らがですか?
(事務局長)学内ではすでにこのようなチラシが配られておりましてインターネットでは嘆願署名が集められているようです。
勝手にこのようなことをされたら困ります。
だいたいあのわれわれは…。
大変です!お〜す!
(3人)お〜す!学生注目〜!翌檜大学応援団指導部団長藤巻大介!皆さんに聞いていただきたいことがある!
(3人)何だ〜!この大学に入学して半年!今どきの学生諸君は信じられないかもしれないが!わがエール物産社長!おす!おす。
荒川剛氏は!翌檜大の前身!世田谷商科大応援団第十五代団長であり!命より応援団を大切にしようと思う男である〜!
(3人)そうだ〜!自分はその社長直々の辞令を承り!応援団を立て直すべくこの大学に社会人入学をした!
(3人)そうだ〜!あなたたちもこの変な親父を!キャンパスで見掛けたことと思う〜!
(3人)あるぞ〜!初めはどこへ行ってもけったいな目で見られ続け!50になってこんな恥をかくとは思いもしなかった〜!
(3人)そのと〜り!だが最近では見慣れたようで!時々声を掛けてくれる学生などもいて!自分は!非常〜に!うれしかった〜!ありがと〜!
(3人)ありがと〜!つぶれかけていた応援団指導部も!ここにいる松下沙耶!保阪翔!野口健太の入団によって!少人数でありながらも精いっぱい頑張ってきた〜!
(3人)頑張ってきた〜!がしかし!私の不祥事によって!今応援団指導部は存続の危機に立たされている!全て私の不徳の致すところ!私の責任である!よってここに私藤巻大介は!翌檜大学を退学!および!応援団団長を辞任することを表明する!どうか私の辞任に免じて!応援団指導部存続嘆願書署名!および野球部応援許可の署名を頂きたく!ここに!切に!お願い申し上げる所存であります!健太!それ〜!
(一同)・「多摩川の水面に光るわれらが汗と」・「涙こぼれる」
(健太)《先ほどの応援に感動し応援団に入団したくやってまいりました!》
(沙耶)《私も入団を希望します》
(翔)《あっいいっすよ面白そうだし》《応援団入りま〜す》
(一同)《フレーフレー齊藤!フレーフレー山下〜!》《団の責任は全て団長の私にあります》翌檜大学応援団の〜!存続を期して〜!それ〜!はい!
(一同)フレーフレー翌檜!フレーフレー翌檜!フレーフレー翌檜!フレーフレー翌檜〜!頑張れお父さん!そ〜りゃ!
(一同)フレーフレー翌檜!フレーフレー翌檜!何じゃあいつら。
ハハ…なっとりませんな。
団が笑ってどうすんじゃ!
(荒川)フフフフ…。
齊藤。
おす。
翌檜大学応援団よくぞここまで育ててくれたな。
おす。
俺はな…。
団の歴史に幕が下りようとももうこれで一切後悔はない。
齊藤そして山下。
ありがとう。
おす。
(部員たち)ありがとうございます。
よろしくお願いします。
ありがとうございます。
よろしくお願いします。
ありがとうございます。
はい!
(4人)フレーフレー翌檜!フレーフレー翌檜!フレーフレー翌檜!フレーフレー翌檜〜!
(沙耶)こちらが嘆願書の署名です。
総数733名です。
(原)よくこんなに。
(沙耶)山下先輩です。
一番に大阪から送ってきてくれました。
山下?あいつが?
(翔)団の絆っす。
おす!
(ノック)
(江本)おす!失礼いたします。
(江本)こちらがわれわれの署名です。
江本さん。
渡辺団長。
翌檜さんにつぶれてもらっては来春多摩川けんか橋での顔合わせもできませんので。
それに私も嫌みを言う相手がいなくなると気持ちが下がりますので。
お〜す!先生これで学校側に掛け合っていただけませんでしょうか?お願いします。
(原)分かりました。
顧問としての筋通しましょう。
私の名誉に懸けて指導部はつぶしません。
ただし…。
次のケイガク戦までは藤巻団長の辞任は許しませんよ。
おす!
(4人)おす!
(山下)どういうこっちゃこらあ。
すごい球場やのう!いや球場いうよりスタジアムや。
(齊藤)山下。
(大介・健太)山下先輩。
(山下)おう。
ごっつ久しぶりやのう。
(齊藤)何でお前が来てるんじゃ?
(山下)あ〜来んわけにはいかんやろアホ。
新幹線でたったの2時間半や。
東京本社にはしょっちゅう出張で来とるんじゃボケ!じゃああの東京駅での別れは何じゃったんだ?あれか。
あれは連れとの青春の決別や。
ハハハハ…。
(齊藤)フン。
(山下)しかし夢みたいやのう。
こんな立派なとこで応援ができるなんて。
あの多摩川のたった3人の練習からようここまで。
のう?藤巻。
おす!・
(玲奈)団長!ゼンちゃん1曲だけやるそうです。
1曲だけならコンテストに間に合うからって。
おす。
藤巻!応援は気合と根性じゃ!せや!とにかくひたすら懸命に!
(山下・齊藤)懸命に戦ってこい!
(一同)お〜す!
(一同)かっ飛ばせ〜村田!ファイト!ファイト!村田!
(一同)翌檜!翌檜!ケイガク倒せ〜!おう!
(一同)・「眉上げよ若人」・「精鋭闘志我が母校」・「望む栄光高らかに翌檜」
(審判員)セーフ!しゃあ!やった〜!よ〜し。
いってらっしゃい。
いってきます。
パパ頑張ってね。
おす!『「あすなろ三三七拍子」ミュージックボックス』を抽選で50名の方にプレゼントいたします。
(一同)お〜す!2014/09/09(火) 21:00〜21:54
関西テレビ1
[終]あすなろ三三七拍子 #09[字]

人を応援できる人は人からも応援してもらえる…「活動停止」になったあすなろ応援団。存続のために団員がしたことは?▽柳葉敏郎 剛力彩芽 風間俊介 反町隆史

詳細情報
番組内容
 首都圏大学野球連盟杯で翌檜(あすなろ)大学と京浜学院大学の対決が決まり、藤巻大介(柳葉敏郎)たち応援団の練習にもますます力が入る。大介は再び吹奏楽部の園田善彦(山本涼介)に、試合の日だけでも協力して欲しいと頼むが、その日はコンテストと重なっているため無理だと言われる。
 松下沙耶(剛力彩芽)は原智子(森口瑤子)のゼミを辞める決意をする。退ゼミ届の提出に向かった沙耶は、事務局から出てきた原から、
番組内容2
大介と一緒にゼミ室に来るよう指示される。原は、ネット上にあがった、大介が不良に絡まれた時の写真を見せて事情を聞く。
 大介が、不良との乱闘は事実だと認めた数日後、応援団に無期限の活動停止処分が下る。ケイガク戦が応援できないどころか、事実上廃部に等しい処分に沙耶、保阪翔(風間俊介)、野口健太(大内田悠平)は激しく落ち込んだ。
 別の日、大介と齊藤裕一(反町隆史)は、荒川剛(西田敏行)に処分を
番組内容3
報告するためエール物産に向かう。野球部が勝ち進んでいることに上機嫌な荒川は、ふたりを満面の笑顔で迎える。さらに、ここまでの大介の努力を認め、ケイガク戦が終わったら会社に戻すとまで言い出した。ますます言い出しづらくなる中、齊藤は恐る恐る活動停止処分について荒川に切り出し…。
出演者
藤巻大介: 柳葉敏郎 
松下沙耶: 剛力彩芽 
保阪翔: 風間俊介 
葉月玲奈: 高畑充希 
野口健太: 大内田悠平 

藤巻美紀: 飯豊まりえ 
藤巻広子: 菊池桃子 

荒川剛: 西田敏行(特別出演) 

原智子: 森口瑤子 
山下正人: ほんこん 
齊藤裕一: 反町隆史
スタッフ
【原作】
重松清「あすなろ三三七拍子」(講談社文庫刊)(C)重松清/講談社 

【脚本】
吉田紀子 
ふじきみつ彦 

【編成企画】
水野綾子 

【プロデュース】
小林宙 

【演出】
土方政人 
植田泰史 

【音楽】
大友良英 

【劇中歌】
Sachiko M 

【制作】
フジテレビ 

【制作著作】
共同テレビ

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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