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政治
橋下氏「もうどうでもいい」 維新・結いの新党名対立
2014.9.9 22:04
9月中の新党結成を目指す日本維新の会と結いの党の対立が9日、表面化した。維新がこの日、新党名案を「維新の会」「日本維新の党」に絞り込んだことに対し、結い側が「代わり映えがしない」(党幹部)と反発。維新の橋下徹代表は「しょうもなさすぎ。もうどうでもいい。付き合いきれない」とさじを投げ、空中分解の様相を呈した。
新党名は、両党が7日に「維新を含む新しい党名」とし、両党の実務者が案を絞り込んだ上で10日の両院議員懇談会で多数決により決める段取りだった。
ところが、維新の新党名案に対し、結いの江田憲司代表は9日の記者会見で「『維新の会』はダメだという前提の合意だ。2つの案は新しいのか」と不満を口にした。「10日に決めなくてもいい」とも語り、“破談”をにおわせた。
これには橋下氏も猛反発。大阪市役所で記者団に「産経新聞社の世論調査で維新の政党支持率は6%、結いは0%。どの名前が浸透しているのか考えてもらわなければいけない」と批判し、揚げ句の果てには、こう言い放った。
「『あ党』でも『い党』でも『う党』でも何でもいい。こんなことで安倍晋三政権に勝てるわけがない」
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