オンライン支払いサービス・ペイパルを成功させ、テスラ・モーターズを率いるイーロン・マスク氏が、ラーメン二郎の門をくぐったようです。
Noodles in Shinjuku pic.twitter.com/MWztTqByuA
— Elon Musk (@elonmusk) 2014, 9月 7
ビジョンとして、火星への人類の移住を掲げ、破竹の勢いでビジネスを牽引する氏が、二郎と遭遇することで、どういった事態が考えられるか、クズコンバレーのシンクタンク、KUZ総研のデータサイエンティストが緊急分析しました。
・火星の主食が二郎、または二郎インスパイヤになる
人類が火星に移住を開始した際、当然、クリアすべき問題は、空気・水・食糧であります。
空気と水については、よりクリーンなものを必要量確保する、ということに他なりませんが、食糧については、舌の肥えた種であるホモ・サピエンスは、より好みをします。
たかが、お湯に色と香りをつける紅茶やコーヒーのために産業を形成し、国家間の経済格差が生まれることも厭わない強欲な種族です。
火星人類の開祖となるイーロン・マスク氏の意向が大きく働くことは想像に難くなく、もしここでジロリアンになってしまうと、火星での主食が二郎系のものになる可能性が非常に高くなります。
それによって、寿命が縮まり人類が滅ぶのか、あるいは何らかの地球とは異なった反応によって新たな生命体としての進化を遂げるのかはわかりません。
・中毒になることで、ビジネスが崩壊する
二郎を前にして冷静でいられる者はおりません。
初心者はもちろん、熟練者もまた、毎度毎度の丼との対峙に、初めての衝動を再び味わうことになります。
それが二郎の恐ろしさでもあり、逆に魅力でもあると言えます。
氏が、悪い形で二郎という底なし沼に嵌ってしまった場合、せっかくの稀代のビジネスマンを、ビジネスのメインストリームから引きずり下ろすことになりかねません。大いに危惧するところです。
・にんにくとアブラ、野菜ビジネスへと転向する
南アフリカに生まれ、これまで、ペイパル、テスラ・モーターズと既存のビジネスモデルの常識を破壊し、イノベーションを築いてきた氏でありますが、地球の裏側にて、あらゆる常識を超越した存在と出会うことで、どのような思考への影響があるかは計り知れません。
日本初の宇宙飛行士となった秋山氏が、帰球後、農業に目覚め、SODを創った高橋がなり氏が農業へと回帰したように、にんにく・アブラ・野菜という、産業の原点である農業に目覚めないとも限りません。
そうなれば、氏の卓越したビジネスセンスとカリスマ性に依存したビジネスが、存続の危機に見舞われることは間違いないでしょう。
・修行を始め、支店の店主に落ち着く
あるいは、大きく人類を導くという規模のダイナミズムから、深さのダイナミズムへと変質してしまうことも考えられます。
火星に人類を移住させ、後の世に存続させることよりも、究極の二郎を作り、一瞬の燦きを求めることが、生命を賭するに値するという考えに至ってしまった場合、二郎で修行を始め、独立するという方向に行かないとも限りません。
比類なきスケーラビリティとセンスを併せ持ったイーロン・マスク氏が、人類を末永き方向に導かれることを期待いたします。
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