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【昭和天皇実録公表】自作の物語に「裕仁新イソップ」 解剖したカエルに「正一位蛙大明神」 幼少期の新逸話
2014.9.9 15:53
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ヒトラー批判「何ウシテアンナ仇討メイタコトヲ…」
ナチス・ドイツのヒトラーは、降伏したフランスとの休戦協定の調印を、第一次世界大戦に敗れたドイツの調印地と同じ仏コンピエーニュの森で行った。
敗戦国に屈辱を与える手法について、「何ウシテアンナ仇討メイタコトヲスルカ、勝ツトアヽ云フ気持ニナルノカ、ソレトモ国民カアヽセネハ承知セヌノカ、アヽ云フヤリ方ノ為メニ結局戦争ハ絶エヌノデハナイカ」と批判した。(昭和15年7月31日)
終戦の御前会議
ポツダム宣言受諾の「ご聖断」を下した昭和20年8月の最後の御前会議の正確な開始時刻が「10日午前0時3分」だったことが実録の記述で明らかになった。これまで「9日午後11時」「9日午後11時50分」「10日未明」の各説があったが、時刻が確定したといえる。(昭和20年8月10日)
特例の陪食
昭和天皇は昭和19年以降、外国人の陪食を中止していたが、知日派のロバート・アイケルバーガー米第8軍司令官が帰国する際には、特例として食卓を囲んでいた。アイケルバーガーは、外交官で終戦連絡横浜事務局長を務めた鈴木九萬(ただかつ)との往復書簡が明らかになったばかり。この日の陪食には、鈴木も同席していた。(昭和23年7月19日)
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