2004年出版の 姫川裕里著「子育ての免疫学」の中で、ついめん抱っこをするようになった事情を次のように述べています。
「1983年は私自身の初めての子ども(長男)を産んだ年ですが、
出産して間もなくのころ、NHK特集「赤ちゃん」という番組で登場しておられた
小児精神科医ブラゼルトン博士が 赤ちゃんと対面した抱っこをしておられました。
博士と赤ちゃんが真正面に向き合っていて、博士は赤ちゃんの首と腰の二点を支えて抱っこしておられました。
番組の中でその抱っこの仕方を取り上げていたわけではなかったのですが、
博士が赤ちゃんと視線を合わせている様子がとても印象的で、
博士は赤ちゃんの首と腰の二点を支えてとても安定していました。
その映像を見て、私は、赤ちゃんと視線を合わせていることが赤ちゃんを非常に喜ばすことなんだな、
ということを知ったように思います。
その時は、「対面抱っこ」が非常に有効だとか、大事だとか言うのではなくて、
赤ちゃんのよい抱き方なんだな、くらいの受け止め方をしていました。
そして後に私が、脳性麻痺やダウン症などの先天的な病気の子供とも直接触れ合うことになった時
、積極的に彼らの内側からの力を引き出すようにしようと勤め始めて、「ついめん抱っこ」に
行き着いたのです。
正面から向き合って首と腰だけの二点で支えるようにすると、背すじがまっすぐになるし、
赤ちゃん自身が自分でバランスを取ろうという無意識の力が働くようになるので、
それが赤ちゃんに有効な働きかけになると気づかされ、
20年も前にブラゼルトン博士のしていた抱き方はとても素晴らしい方法なのだと
改めて再認識したわけです。」
ところで、その後の2007年に生物育児学者ともいうべき斎藤公子先生が
「生物の進化に学ぶ乳幼児期の子育て」という著書をあらわせられ、その中で
先生も1983年のNHK特集「赤ちゃん」をご覧になっており、
姫川と同じような赤ちゃんの抱き方を推奨、紹介されている下りがありました。
なんという偶然でしょう。
興味のある方は是非ご覧になってください。
≪参考≫
*ゆりっこヒストリー1⇒ http://plaza.rakuten.co.jp/kidsstudion2/diary/201201240000/
*ゆりっこヒストリー2⇒ http://plaza.rakuten.co.jp/kidsstudion2/diary/201201250000/
*ついめん抱っこと背骨⇒ http://tadnakada.blogspot.jp/2014/02/blog-post_25.html
*ついめん抱っこの仕方→ http://plaza.rakuten.co.jp/kidsstudion2/diary/201208030000/
(文責 仲田)
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おかげさまで、第3版発行の運びとなりました
ありがとうございます
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