ズンズン運動することを知らないうちは、
無意識に赤ちゃんの身体の癖を固定化させてしまう結果となりがちです。
写真1は、 2カ月赤ちゃんですが、向きやすい方向が決まってしまっている様子です。
右にも左にもどちらにも向けるように
首の可動範囲を大きく育ててあげたいと思います。
そのような意識を持たずにただなんとなく赤ちゃんの世話をしていると
大人の癖をうつし、日常の生活に無理な身体的ストレスがたまっても
気づけなくなってしまいます。
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写真2・3は、赤ちゃんの仙骨をズンズンしたあとの変化です。
仙骨ズンズン運動の直後写真で、
首を真っ直ぐもたげる反射が出たときをねらって写真をとったものですから、
このうつ伏せ姿勢を継続することをすすめているわけではありません。
仙骨を、ズンズンしていると、首が中心になり、首をまっすぐもたげようとする反射がでる、
という説明用の写真です。
首を一生懸命もたげようという反射が出てきたら
下半身は踏ん張ろうとする力を発揮するので、
両足の長さも揃ってきます。
首をもたげようとするときに、鼻をつぶさないように動くのは
赤ちゃん自身が、自分で自分を守るように動きます。
それは、仙骨をズンズンする刺激が、
首の付け根、脳の中心へと伝わるので
自律神経を司る部分への刺激となります。
脳に向かっての刺激がおこり、その反動のように今度は
首をもたげ、同時に身体の末端に反射として外に向かって放射する方向に力が発揮されるわけです。
ですから、仙骨からのズンズン運動の刺激を知らずにすごすと、
反射する神経回路をつかうチャンスが少ないまま育つということになります。
ですから、赤ちゃんの自発的な動作をうながすためにも
反射の力が発揮されるようになるためにも
仙骨への積極的な働きかけが必要と感じます。
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写真1とは違って、首がすっと伸びたように変化しています。
このようにズンズン刺激を与えながら、日常の癖が定着してしまわないように
気をつけて過ごしたいものです。
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