ダライ・ラマ14世、帰国を楽観視=中国共産党と協議との前向きか―米華字メディア

配信日時:2014年9月9日 9時44分
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6日、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世が近く中国共産党との話し合いに応じる可能性が出てきた。写真はラサ。
2014年9月6日、米華字ニュース・多維新聞によると、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世が近く中国共産党との話し合いに応じる可能性が出てきた。ダライ・ラマ14世はこのほどメディアに「生きているうちに帰国できると思うか」と問われ、楽観的な見通しを示したという。

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チベット自治区の呉英傑(ウー・インジエ)副書記は8月下旬、ダライ・ラマ14世に非公式で特使を送り、帰国についての協議開始を打診したという。これに対し、2日にメディアのインタビューを受けたダライ・ラマ14世は「事態は変化しているため(帰国の確率は)かなり高い」と楽観的な見通しを示した。

インタビューでダライ・ラマ14世は、チベットの今後について「チベット自治区政府の権力を握るのはごく一部の人々であることを幼いころから見てきた。もし帰国できたなら民主化を進めたい。それはチベットの歴史において重要な出来事となるだろう」と意欲を示した。(翻訳・編集/AA)

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