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国際
【本紙ソウル支局長聴取】国境なき記者団の不起訴要請声明・全文訳 「大統領の行動ただすのは正常」「行動の制限解くよう求める」
2014.9.8 23:21
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東京に本社を置く産経新聞社のソウル特派員(支局長)で、日本人記者の加藤達也氏は、4月16日に旅客船「セウォル号」の沈没事故が発生した際、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が何をしていたかについて執筆した記事をめぐり、名誉毀損(きそん)の容疑で刑事告発された。
同紙は加藤記者の記事が8月3日にネット上に掲載された際、大統領の支持者から、このような高圧的な反応を引き起こすとは予想していなかった。
韓国検察は、韓国の市民団体の告発を受け、加藤氏を8月18日以降、複数回にわたり事情聴取した。彼は出国禁止を命じられ、事実上の監視下に置かれている。もし有罪となれば、最長で7年の懲役刑を受ける。
彼が執筆した記事は、7月18日付の韓国紙、朝鮮日報に掲載された記事の情報に明らかに基づいているが、朝鮮日報は告発の対象とはなっていない。朝鮮日報の記事は、青瓦台と呼ばれる韓国大統領府高官への取材に基づき、事故発生時の大統領の行動に関する臆測を呼んだ“噂”について言及している。
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