小山琢
2014年9月9日00時51分
世界遺産・平等院(京都府宇治市)で、鳳凰(ほうおう)堂の約60年ぶりの大規模修理が終わった。8日、覆いがすべて撤去され、2年ぶりにその全容が現れた。
2012年9月に始まった修理は柱の塗り替えや瓦のふきかえなどで、可能な限り創建当初の平安の色彩、仕様に復元するのがテーマだった。今年3月に中堂と両翼廊の修理が終了して翌月に内部拝観を再開。その後も作業が続いていた中堂後部の尾廊部分の覆いがこの日、撤去され、おおらかな姿を見せた。
10月1日に落成式がある。(小山琢)
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