国公立大:推薦・AO入試が過去最多 2015年度入試
毎日新聞 2014年09月08日 09時18分(最終更新 09月08日 10時35分)
文部科学省は、国公立大の来春2015年度入試の概要を発表した。
募集人員は、国立が82大学385学部で計9万6136人、公立は84大学178学部で計2万8889人。国公立とも大学入試センター試験では、5教科を課す大学・学部が最多で、国立は80大学355学部、公立は53大学106学部。2次の個別試験は、2教科を課す国立大の学部が182と最多で、1教科が163学部。公立大は1教科が35大学60学部で最多だった。
推薦入試を実施するのは計157大学433学部で前年度から2大学1学部増。書類や面接で選考するアドミッション・オフィス(AO)入試の実施も前年度から2大学1学部増えて71大学172学部で、ともに過去最多となった。
AO入試は、群馬大理工学部や高知大地域協働学部、山形県立保健医療大、今春から公立となった長岡造形大(新潟県長岡市)などが新たに実施する。
15年度の入試は、大学入試センター試験が来年1月17、18の両日。前期日程は2月25日から、公立大の中期日程は3月8日以降に、後期日程は3月12日以降に実施される。【澤圭一郎】