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江渡防衛相 「安保環境適応できる防衛力を」
9月4日 15時04分

今回の内閣改造で初入閣した江渡防衛大臣は着任式で訓示し、中国の海洋進出の活発化など厳しさを増す安全保障環境に適応できるよう防衛力の強化を着実に進める考えを示しました。

江渡防衛大臣は3日、防衛省で自衛隊による栄誉礼を受けたあと着任式に臨み、防衛省・自衛隊の幹部およそ600人を前に訓示しました。
このなかで、江渡大臣は「中国の力を背景とした一方的な現状変更の試みや北朝鮮の核・ミサイルによる挑発など、一層厳しさを増す安全保障環境のなかで、陸海空の自衛隊の統合運用を重視した『統合機動防衛力』の構築に努めなければならない」と述べ、防衛力の強化を着実に進める考えを示しました。
そのうえで、江渡大臣は「日米同盟は日本の安全保障の基軸だ。ことしの末までに見直す予定の日米防衛協力の指針、いわゆるガイドラインは、時代にふさわしいものを取りまとめたい」と述べました。
これに先だって行われた前大臣の離任式で、小野寺前大臣は在任中に150余りの自衛隊の駐屯地などを視察したことに触れ、絶海の孤島やしゃく熱の洋上などでひたむきに任務に励む隊員の姿に接したとして涙ぐむ場面もありました。

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